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「ブギウギ」スズ子が歌う曲・劇中歌、レビュー演目・歌唱シーンまとめ

「ブギウギ」スズ子が歌う曲・劇中歌、レビュー演目・歌唱シーンまとめ

2023年10月2日放送スタートの、第109作となるNHK連続テレビ小説「ブギウギ」

ヒロイン・福来スズ子(花田鈴子)は、「趣里(しゅり)」さんが演じます。「ブギウギ」のあらすじは、以下の通りです。

大正の終わり、大阪・下町の小さな銭湯の看板娘・花田鈴子は、歌って踊るのが大好きな天真爛漫な女の子。鈴子は「歌と踊りでみんなを笑顔にしたい」と、道頓堀に新しくできた歌劇団に入団。生まれ故郷・香川への思い、大阪の華やかなステージ、そして夢を追いかけ東京へ・・・“ブギの女王”と呼ばれる戦後の大スター歌手となっていくヒロインの物語。

 

「ブギウギ」は、スズ子の歌唱シーンやレビューショーも多いです。ドラマ内で登場した曲・歌謡曲・童謡などをまとめました。

他にも、梅丸少女歌劇団(USK)や茨田りつ子(菊地凛子)などの歌唱シーンも紹介します。

 

目次
  1. 福来スズ子の劇中歌を収録したアルバムが発売!
  2. ヒロイン・福来スズ子(趣里)が歌唱した曲一覧
  3. 「梅丸少女歌劇団」レビューショーの曲、演目一覧
  4. その他の歌謡曲、ヒット曲の歌唱シーン
  5. まとめ

福来スズ子の劇中歌を収録したアルバムが発売!

福来スズ子(趣里)がドラマで歌った、劇中歌を収録したアルバム「福来スズ子 傑作集」が2023年12月13日(水)に発売されました。

福来スズ子のレコードデビュー曲「恋のステップ」、戦前のジャズの名曲「ラッパと娘」から、幻の軍歌「大空の弟」、そして「東京ブギウギ」など全12曲を収録しています。

「福来スズ子 傑作集」の収録曲は以下の通りです。

  1. 東京ブギウギ
  2. 恋のステップ
  3. ラッパと娘
  4. センチメンタル・ダイナ
  5. 大空の弟 (ブギウギ ver.)
  6. アイレ可愛や
  7. 東京ブギウギ (オリジナル・カラオケ)
  8. 恋のステップ (オリジナル・カラオケ)
  9. ラッパと娘 (オリジナル・カラオケ)
  10. センチメンタル・ダイナ (オリジナル・カラオケ)
  11. 大空の弟 (ブギウギ ver.) (オリジナル・カラオケ)
  12. アイレ可愛や (オリジナル・カラオケ)

 

そして、福来スズ子だけでなく、茨田りつ子(菊地凛子)の劇中歌、主題歌「ハッピー☆ブギ」などを収録した集大成アルバムが2024年3月30日(土)発売!

ボーナス・トラックとして、最終回の「東京ブギウギ(さよならコンサート Ver.)」も収録されています。

 

ヒロイン・福来スズ子(趣里)が歌唱した曲一覧

「ブギウギ」ヒロイン・福来スズ子(趣里)が歌唱した曲一覧

ヒロイン・福来スズ子(趣里)幼少期の鈴子(澤井梨丘)が歌唱した曲は、以下の通りです。

「東京ブギウギ」第1話オープニング

【第1話】(2023/10/02)オープニングは、”ブギの女王”として、戦後のスターとなった「福来スズ子」が「東京ブギウギ」を歌唱するシーンから始まります。

「東京ブギウギ」は、作詞・鈴木勝の作詞、作曲・服部良一、笠置シヅ子の歌唱により1947年に大ヒットした歌謡曲。

ドラマ内では、草彅剛さん演じる「羽鳥善一(モデルは服部良一)」が指揮をしています。

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スズ子のモデル「笠置シヅ子」さんが歌って大ヒットした「東京ブギウギ」の誕生秘話と史実の詳細は、以下でまとめています。

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【第91話】(2024/02/06)、第1話でスズ子が「東京ブギウギ」を歌った場面と同じシーンが描かれます。スズ子が「東京ブギウギ」をステージで歌い、”ブギの女王”が誕生します。

【第112話】(2024/03/11)、「羽鳥善一作曲二千曲記念ビッグパーティー」が開催され、スズ子は「東京ブギウギ」を歌唱します。

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最終回【第126話】(2024/03/29)、歌手引退宣言をしたスズ子は最後のステージ「さよならコンサート」を開催します。羽鳥善一のピアノの伴奏で、スズ子は「東京ブギウギ」を熱唱します。

スズ子の「笠置シヅ子」さんが、「歌って踊った」最後のステージについては、以下でまとめています。

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「恋はやさし野辺の花よ」第1週・第39話など、鈴子が銭湯・オーディションで歌う

歌って踊るのが大好きな少女・鈴子(澤井梨丘)の実家は、銭湯「はな湯」を経営しています。

【第1話】(2023/10/02)、鈴子が銭湯「はな湯」の客前で歌ったのが「恋はやさし野辺の花よ」です。この曲を鈴子が歌うシーンは、【第1週】で複数回登場します。

【第5話】(2023/10/06)、鈴子は「梅丸少女歌劇団(USK)」の入団試験を1日間違えますが、事務所で「恋はやさし野辺の花よ」を披露、見事USKに合格しています。

「恋はやさし野辺の花よ」は、オーストリアの作曲家フランツ・フォン・スッペが1879年に作曲したオペラの劇中歌。

1915年(大正4年)、浅草オペラでこの作品が上演された時、小林愛雄によって日本語に訳され、オペラ歌手・田谷力三の歌唱で知られる曲。

 

鈴子の実在モデル「笠置シヅ子」さんも、幼少期に「銭湯」の脱衣所で歌や踊りを披露して近所の評判となりました。「はな湯」のモデルについては、以下でまとめています。

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そして人気歌手となったスズ子は【第39話】(2023/11/23)、母・ツヤ(水川あさみ)が「危篤」となり、東京の舞台を終えてから大阪に駆けつけます。

東京「梅丸楽劇団(UGD)」で”スウィングの女王”と呼ばれるスズ子は、ツヤのために「恋はやさし野辺の花よ」を歌います。

 

【第99話】(2024/02/21)、スズ子はタナケン(生瀬勝久)主演の映画「タナケン福来のドタバタ夫婦喧嘩」に出演します。

映画撮影の中で、スズ子とタナケンは二人で「恋はやさし野辺の花よ」を歌います。※歌詞は映画用の替え歌です。

 

唱歌「故郷(ふるさと)」第1話・鈴子の小学校、第52話・スズ子が電車の中で歌う

【第1話】(2023/10/02)、鈴子が通う小学校で、童謡「故郷(ふるさと)」をクラスメイトのみんなと一緒に歌うシーンがあります。

童謡「故郷」は、1914年(大正3年)の小学校の教科書に収録された、作詞:高野辰之作詞、作曲:岡野貞一作曲の文部省唱歌。

 

【第52話】(2023/12/12)、巡業先へ向かうスズ子たちが汽車に乗り込むと、村山愛助(水上恒司)も同じ車両に偶然乗り合わせます。汽車の中で、女の子ためにスズ子が歌ったのが「故郷」です。

 

わらべ歌「れんげ摘もか」第2話、鈴子の母・ツヤと番台で歌う

【第2話】(2023/10/03)、親友・タイ子(清水胡桃)を傷つけたと落ち込む鈴子。

「はな湯」の番台から、母・ツヤが鈴子を元気づけるためみ歌ったのが、わらべ歌「れんげ摘もか」です。

「れんげ摘もか」は蓮華草を題材にした、古くから日本に伝わる「わらべ歌」です。

「れんげ摘もか タンポポ摘もか 今年のれんげ よう咲いた 耳にはちまき すっちょちょのちょん も一つまわして すっちょちょのちょん」など、歌詞は地域によってバリエーションがある。

 

「れんげ摘もか」を歌っていると12年前の「回想シーン」になり、西野キヌ(中越典子)が一瞬登場、鈴子の出生の秘密が、暗示されています。

そして【第21話】(2023/10/30)、香川の訳アリ女性「西野キヌ(中越典子)」に会いに行ったスズ子(趣里)は、キヌからも「れんげ摘もか」の子守唄を聞くことになります。

鈴子の出生の秘密は、以下でまとめています。

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【第88話】(2024/02/06)、スズ子は村山愛助(水上恒司)との子供、愛子を出産します。スズ子は愛子をあやすため、「れんげ摘もか」を歌います。花田家で受け継がれた子守唄です。

「ブギウギ」スズ子の子供・愛子は子役「小野美音」が演じる、モデルは亀井ヱイ子
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童謡「証城寺の狸囃子」第3話、松岡に告白したタイ子と一緒に歌う

【第3話】(2023/10/03)、タイ子(清水胡桃)が、初恋の人・松岡(湯田大夢)に告白するもフラレます。

鈴子とタイ子が一緒に帰っている時に歌ったのが「証城寺の狸囃子(しょうじょうじのたぬきばやし)」です。

「証城寺の狸囃子」は、作詞:野口雨情、作曲:中山晋平で、1925年(大正14年)に発表された童謡です。

「しょ♪しょ♪しょうじょうじ♪~」のフレーズは誰もが聞いたことがあると思います。

ちなみに、朝ドラ「カムカムエヴリバディ」では、ラジオ講座のオープニングで流れる「カム♪カム♪エヴリバディ♪~」でもお馴染みです。

関連記事:「カムカムエヴリバディ」カムカム英語のオープニング挿入歌

 

その後、タイ子と初詣の帰り、自宅の「はな湯」で「証城寺の狸囃子」を歌う鈴子でした。

 

「早春賦」第4話、花咲少女歌劇団の試験で鈴子が披露

【第4話】(2023/10/05)、小学校卒業後の進路に迷っていた鈴子は、歌って踊ることを仕事にしたいと「花咲少女歌劇団」を受験します。

鈴子が入団試験で披露したのが、「早春賦(そうしゅんふ)」です。

1913年(大正2年)に発表された、作詞:吉丸一昌、作曲:中田章の日本の唱歌。

「花咲少女歌劇団」の実在モデルは「宝塚少女歌劇団(現・宝塚歌劇団)」です。「ブギウギ」に登場する歌劇団と、モデルについては以下でまとめています。

「ブギウギ」歌劇団のモデルは?花咲少女、梅丸少女、梅丸楽劇団
「ブギウギ」歌劇団のモデルは?花咲少女、梅丸少女、梅丸楽劇団NHK朝ドラ「ブギウギ」ヒロイン・鈴子は少女時代に、梅丸少女歌劇団(USK)に入団します。花咲少女、梅丸少女、梅丸楽劇団など、ドラマ内に登場する歌劇団と、実在モデルを紹介します。 ...

 

「大阪音頭」第12話、個性に悩むスズ子がUSK練習場で歌う

【第3週】より、幼少期の鈴子を演じる子役「澤井梨丘」さんから、大人に成長した福来スズ子を演じる「趣里」さんにバトンタッチ。

【第12話】(2023/10/17)、USKでは脇役に甘んじるスズ子は、「自分の売り」「自分の個性」が見つからず、練習場で一人悩みます。

スズ子が「ムシャクシャする!」と、歌い出したの「大阪音頭(おおさかおんど)」です。

「ハァー 花の大阪 よい港」の歌い出しで始まります。盆踊りでも、よく歌われる曲のようです。

【第13話】(2023/10/18)、USKの更衣室で憂さ晴らしでスズ子が歌い、歌を聞いていた大和礼子(蒼井優)から「あなたの歌って面白いわよ。いつかあなたの武器になるかも」と言われます。

 

「四季の宴~とこしえに~」第18話、大和退団に落ち込むスズ子が銭湯で歌う

【第18話】(2023/10/25)、「桃色争議(ストライキ)」の責任をとってUSKのトップスター大和礼子と橘アオイが退団することに。

落ち込んだスズ子が、実家の銭湯「はな湯」でアカペラで歌ったのが「四季の宴~とこしえに~」です。USKのレビューで使われている曲です。

 

香川民謡「金毘羅船々」第20話、スズ子が地主・治郎丸和一の家で歌う

【第20話】(2023/10/27)、スズ子は両親の故郷・香川県に弟・六郎(黒崎煌代)と帰ります。

白壁の大地主・治郎丸和一(石倉三郎)の息子の法事に呼ばれたスズ子は、治郎丸和一から歌ってくれと頼まれます。

スズ子が披露したのが香川民謡「金毘羅船々(こんぴらふねふね)」です。

香川の「金毘羅参り」の中で唄われた道中唄と伝えられる。全国の遊郭に座敷遊びの唄として、幕末頃から明治にかけて全国的に広まった。

 

和製ジャズ「アラビアの歌」第22話、一週間の休みスズ子がUSK練習場で歌う

【第22話】(2023/10/31)、一週間の休みをもらったスズ子は、両親の故郷・香川県に里帰りし、自分の出生の秘密を知ります。

香川から戻り、USKの練習場にいち早く来たスズ子が「砂漠に日が落ちて~」と歌っていた曲は「アラビアの唄」です。

「アラビヤの唄」(アラビアの歌)は、昭和初期にヒットした和製ジャズの流行歌。音楽評論家・堀内敬三が、「アラビヤの唄」の楽譜に訳詞をつけて出版。和製ジャズシンガーの浅草オペラ・二村定一が歌いヒット。

朝ドラ「わろてんか」でも、同曲を女芸人・秦野リリコ(広瀬アリス)が歌唱するシーンがありました。

 

スズ子の歌を聞いていた林部長(橋本じゅん)からは、「スズ子は歌かもしれへんなぁ」「大和も言ってたんやぁ、スズ子の歌はいつか化けるかもしれん」と伝えるのでした。

 

手遊び歌「せっせっせ」第26話、スズ子と秋山が上京、寝られずに遊ぶ

男女混成の「梅丸楽劇団(UGD)」が東京で結成、スズ子と秋山(伊原六花)はスカウトされて上京します

【第26話】(2023/11/06)、東京の下宿で初めて寝る2人が、眠られずに始めた手遊び歌が「せっせっせ」です。

大阪出身の2人は「せっせっせのよいよいよい」の後、「ひとつひよこは米の虫」と始めます。

朝ドラ受けの「あさイチ」でも、初めて聞く歌詞の「せっせっせ」で、華丸・大吉さんも驚きの表情でした。

地域によって「せっせっせのよいよいよい」に続く歌詞は、いろいろあります。ちなみに私の場合は「アルプス一万尺」に続くのが普通です。

 

【第35話】(2023/11/17)、秋山(伊原六花)が男役を続けると決断、大阪に帰ることになります。秋山が大阪へ帰る前夜、2人が眠られずに始めたのは上京した日と同じ「せっせっせ」でした。

 

「ラッパと娘」第30話、梅丸楽劇団の旗揚げ公演「スウィング・タイム」

スズ子が「羽鳥善一(草彅剛)」と出会い、最初に渡された曲が「ラッパと娘」です。スズ子は羽鳥善一が作詞・作曲した「ラッパと娘」の歌い方や、歌詞の「バドジズ」に悩みます。

【第30話】(2023/11/10)、レッスンを重ねたスズ子が「梅丸楽劇団(UGD)」の旗揚げ公演「スウィング・タイム」で披露したのが、「ラッパと娘」です。

聞き馴染みの「バドジズ」について、歌声とトランペットの掛け合いが見事な「ラッパと娘」の詳細は、以下でまとめています。

「ブギウギ」バドジズとは?「ラッパと娘」の歌詞のスキャット
「ブギウギ」バドジズとは?「ラッパと娘」の歌詞のスキャットNHK朝ドラ「ブギウギ」第6週のサブタイトル「バドジズってなんや?」の「バドジズ」は、「ラッパと娘」の歌詞に出てくるスキャットです。...

 

「笠置シヅ子」さんが歌う、「ラッパと娘」は以下のアルバムに収録されています。

 

また、【第41話】(2023/11/27)、戦時中の「梅丸楽劇団(UGD)」に警察の指導が入ります。

「三尺四方(約90cm×90cm)」の中で歌うようにスズ子は指示されましたが、「ラッパと娘」で派手なパフォーマンスをして警察に連行されます。

スズ子のモデル「笠置シヅ子」さんは戦時中、当局から「敵性歌手」として睨まれる存在となります。「笠置シヅ子」さんの史実を基に、制限されたパフォーマンスなどは以下でまとめています。

「ブギウギ」敵性歌手・音楽とは?戦時中はジャズ、付けまつ毛、パフォーマンス禁止
「ブギウギ」敵性歌手・音楽とは?戦時中はジャズ、付けまつ毛、パフォーマンス禁止NHK朝ドラ「ブギウギ」スズ子のモデル「笠置シヅ子」さんは戦時中、当局から「敵性歌手」として睨まれる存在となります。「ブギウギ」でもスズ子は、戦時中にパフォーマンスが制限されていくエピソードが描かれます。...

 

【第42話】(2023/11/28)、警察に連行されたスズ子は次の日から、「ラッパと娘」を「三尺四方」の中で大人しく歌います。

そのパフォーマンスを見ていた茨田りつ子(菊地凛子)は、「カカシが歌っているみたいだったわ」とスズ子を酷評します。

 

【第46話】(2023/12/04)、スズ子はUGD解散後、歌うために自ら「福来スズ子とその楽団」を結成します。ところが、スズ子は敵性歌手としてマークされていて、なかなか公演ができません。

楽団のマネージャー・五木ひろき(村上新悟)の陰口を聞いてしまったスズ子は、「ラッパと娘」を誰もいない外で歌います。

(その後、弟・六郎が戦死して、外で「ラッパと娘」がうまく歌えないシーンも何話かあります)

「福来スズ子とその楽団」のメンバーと演じる役者、スズ子のモデル「笠置シヅ子」さんが結成した「笠置シヅ子とその楽団」の史実は以下でまとめています。

ブギウギ「福来スズ子とその楽団」とは?メンバーと史実を紹介
ブギウギ「福来スズ子とその楽団」とは?メンバーと史実を紹介NHK朝ドラ「ブギウギ」梅丸楽劇団の解散後、スズ子は自分の楽団「福来スズ子とその楽団」を結成します。楽団のメンバーと演じる役者、スズ子のモデル「笠置シヅ子」さんが実際に結成した「笠置シヅ子とその楽団」の史実を紹介します。...

 

【第49話】(2023/12/07)、茨田りつ子(菊地凛子)との合同コンサートで、スズ子は戦死した弟を思い「大空の弟」を披露した後、「ラッパと娘」を見事に歌い上げます。

【第62話】(2023/12/26)、村山愛助(水上恒司)の結核が再発、献身的に看病するスズ子は洗濯物を干しながら「ラッパと娘」を口ずさみます。【第63話】では2人で一緒に歌うシーンもあります。

【第70話】(2024/01/11)、戦後1回目の舞台「ハイ・ライト!」で披露したのが「ラッパと娘」です。戦時中は適性歌手として規制され苦しんだスズ子ですが、舞台を駆け回り、感情を爆発させ歌います。

【第78話】(2024/01/23)、スズ子は愛助と結婚するために「歌手をやめる」と言い出します。夕飯の準備をしながらスズ子は「ラッパと娘」を口ずさみ、「本当に自分が歌手をやめられるのか?」・・・と、疑問に思うスズ子でした。

【第86話】(2024/02/02)、スズ子は愛助との子供・愛子を出産します。ところが、愛助が亡くなったことを聞いたスズ子は悲しみのどん底に・・・愛助の最後の手紙を読んだスズ子は、やがて「あんたと一緒に生きるで!」と決意、子守唄のような「ラッパと娘」が流れます。

「ブギウギ」スズ子の子供・愛子は子役「小野美音」が演じる、モデルは亀井ヱイ子
「ブギウギ」スズ子の娘・愛子は子役「小野美音/このか」が演じる、モデルは亀井ヱイ子NHK朝ドラ「ブギウギ」スズ子は最愛の人「村山愛助」の子供を授かり、一人娘・愛子を出産します。スズ子の一人娘・花田愛子の実在モデル、演じる役者を紹介します。...

 

「センチメンタル・ダイナ」第35・38話、移籍騒動後のスズ子が歌う

スズ子は、「梅丸」からライバル会社「日宝」へ引き抜かれる「日宝移籍騒動」が起きます。

移籍騒動の真っ只中、羽鳥善一(草彅剛)がスズ子を移籍させないために作った曲が「センチメンタル・ダイナ」です。

スズ子は羽鳥善一が作った曲を歌いたいと思い、「日宝」への移籍を断り、最終的に「梅丸」に残ります。

 

【第35話】(2023/11/17)、一緒に上京した秋山(伊原六花)が大阪へ帰り、一人となったスズ子がUGDの舞台で披露したのが「センチメンタル・ダイナ」です。

「センチメンタル・ダイナ」は羽鳥善一が作曲し、善一が作詞を依頼したのが「藤村薫(宮本亞門)」です。

「ブギウギ」に登場する作詞家「藤村薫」の実在モデルは、「野川香文(のがわ・こうぶん)」さんと推測されます。

「ブギウギ」宮本亞門は作詞家「藤村薫」を演じる、モデルは「野川香文」
「ブギウギ」宮本亞門は作詞家「藤村薫」を演じる、モデルは「野川香文」NHK朝ドラ「ブギウギ」スズ子が東京で出会う作詞家・藤村薫を演じるのは「宮本亞門(みやもと・あもん)」さんです。藤村薫の役どころ、実在モデル「野川香文」さん、演じる「宮本亞門」さんのプロフィールを紹介します。...

 

そして【第38話】(2023/11/22)、スズ子は弟・六郎(黒崎煌代)の出征を見送った後、母・ツヤ(水川あさみ)が危篤となった旨の電報が届きます。

スズ子は大阪に帰らず、「お母ちゃん、ワテは歌手として、もっと大きなりたいんや」という決意を胸に、舞台「スイート・ソング」で「センチメンタル・ダイナ」を熱唱します。

【第43話】(2023/11/29)では、戦時中に「三尺四方」の中で派手なパフォーマンスをせず「センチメンタル・ダイナ」を歌うスズ子。UGDの客席に空席が目立ち、日に日に客が減っていくのを感じるのでした。

 

「蘇州夜曲」第44話、羽鳥に歌いたいと伝えるがNGとなる

【第44話】(2023/11/29)、戦時中に派手なパフォーマンスができないスズ子は、動かずに歌唱できる「蘇州夜曲(そしゅうやきょく)」を歌いたいと、羽鳥善一(草彅剛)に伝えます。

「蘇州夜曲」は、作詞・西條八十作詞、作曲・服部良一(羽鳥善一のモデル)の歌謡曲。1940年、李香蘭(山口淑子)主演の映画「支那の夜」の劇中歌。

 

ところが、羽鳥善一からは、「駄目だね」「君は心から蘇州夜曲を歌いわけじゃないだろ」とNGを出されます。

※スズ子が「蘇州夜曲」を歌うシーンはありません。

その後、今後の「梅丸楽劇団(UGD)」を心配するスズ子は、UGDの練習室で「歌うんだよ」と、羽鳥善一のピアノの伴奏で「ラッパと娘」を一緒に歌うのでした。

 

「大空の弟」第49話、戦死した弟を思い歌う

出征した弟・六郎が戦死したことを知ったスズ子は、自分の曲をうまく歌えなくなります。

落ち込むスズ子を見た「羽鳥善一(草彅剛)」が、弟・六郎のために作詞・作曲した軍歌が「大空の弟」です。

【第49話】(2023/12/07)、茨田りつ子(菊地凛子)との合同コンサートで、スズ子は弟を思いながら「大空の弟」を熱唱します。

「大空の弟」は最近まで楽譜や歌詞、レコードが残っておらず、幻の軍歌と呼ばれた曲です。軍歌「大空の弟」の史実や詳細は、以下でまとめています。

「ブギウギ」弟・六郎の赤紙(出征)と「大空の弟」、幻の軍歌を劇中で披露
「ブギウギ」弟・六郎の赤紙(出征)と「大空の弟」、幻の軍歌を劇中で披露NHK朝ドラ「ブギウギ」スズ子の弟・六郎に赤紙(召集令状)が届きます。笠置シヅ子さんの弟・亀井八郎さんの出征を史実から解説、弟のために服部良一さんが作詞・作曲した軍歌「大空の弟」を紹介します。...

 

【第66話】(2024/01/05)、スズ子は富山の慰問公演で、戦争で夫を亡くした静枝(曽我廼家いろは)のために「大空の弟」を歌います。

 

「アイレ可愛や」第51話、愛知の地方巡業で披露

「梅丸楽劇団(UGD)」解散後、スズ子は自らの楽団「福来スズ子とその楽団」を結成して、「敵性歌手」として当局(警察など)に睨まれながらも歌い続けます。

戦時中、ジャズが歌えないスズ子のために、羽鳥善一(草彅剛)が戦時中でも歌える南方歌謡「アイレ可愛や」を作曲します

【第51話】(2023/12/05)、東京では適性歌手としなかなか歌えない「福来スズ子とその楽団」は、愛知の地方巡業のステージで「アイレ可愛や」を披露します。

南方歌謡「アイレ可愛や」の史実や詳細は、以下でまとめています。

ブギウギ「アイレ可愛や」とは?南方歌謡を服部良一が作曲
ブギウギ「アイレ可愛や」とは?南方歌謡を服部良一が作曲NHK朝ドラ「ブギウギ」ジャズが歌えないスズ子のために、羽鳥善一(草彅剛)が戦時中でも歌える南方歌謡「アイレ可愛や」を作曲します。スズ子のモデル「笠置シヅ子」さんが戦時中、実際に歌った南方歌謡「アイレ可愛や」の史実などを紹介します。...

 

【第55話】(2023/12/15)、マネージャーの五木(村上新悟)から「村山興業を敵に回したくない本気になるべきじゃない」と言われたスズ子。外で「アイレ可愛や」の練習をしますが、なかなかうまく歌えません。

【第58話】(2023/12/20)、村山愛助(水上恒司)と付き合うことになったスズ子は、茨城の地方巡業で「アイレ可愛や」を披露し、客からは喝采を浴びます。

【第63話】(2023/12/27)、「福来スズ子とその楽団」に新マネージャーに「山下達夫(近藤芳正)」を迎えます。慰問活動として静岡、京都で「アイレ可愛や」を披露します。

【第64話】(2023/12/28)、夜中に空襲警報のサイレンが鳴り、防空壕に避難するスズ子と愛助。防空壕の中でスズ子は「アイレ可愛や」を歌い、避難した人たちの心を和ませます。

 

また、福来スズ子(趣里)がドラマで歌った、劇中歌を収録したアルバム「福来スズ子 傑作集」が発売中です。

 

「コペカチータ」第76話、タナケンと初共演の舞台で披露

【第76話】(2024/01/19)、タナケン(生瀬勝久)と初共演した喜劇「舞台よ!踊れ!」で、スズ子は「コペカチータ」を披露します。

不思議なリズムの曲「コペカチータ」の史実や詳細は、以下でまとめています。

ブギウギ「コペカチータ」とは?エノケンと笠置シヅ子、初共演舞台の新曲
ブギウギ「コペカチータ」とは?エノケンと笠置シヅ子、初共演舞台の新曲NHK朝ドラ「ブギウギ」タナケンとスズ子が初共演する舞台で、音楽を担当する羽鳥善一(草彅剛)は新曲「コペカチータ」を作詞・作曲します。「コペカチータ」とはどんな曲なのか?スズ子のモデル「笠置シヅ子」さん、戦後、実際に歌った「コペカチータ」の史実などを紹介します。...

 

「ハバネラ」第82話、羽鳥善一が企画した舞台「ジャズカルメン」で披露

【第82話】(2024/01/29)、羽鳥善一が企画した舞台「ジャズカルメン」で、スズ子は魔性の女・カルメンを演じ、劇中歌「ハバネラ」を歌唱します。

スズ子のモデル・笠置シヅ子さんが妊娠6ヶ月で出演した舞台「ジャズカルメン」の史実や詳細については、以下でまとめています。

ブギウギ「ジャズカルメン」とは?妊娠した笠置シヅ子が主役の舞台
ブギウギ「ジャズカルメン」とは?妊娠した笠置シヅ子が主役の舞台NHK朝ドラ「ブギウギ」歌手をやめると言い出したスズ子に、羽鳥善一は舞台「ジャズカルメン」に誘います。スズ子のモデル「笠置シヅ子」さんが身重で主役を務めた舞台「ジャズカルメン」の史実などを紹介します。...

 

「ジャングル・ブギー」第96話、おミネの話を聞いた羽鳥善一が作曲

【第96話】(2024/02/16)、羽鳥善一はスズ子から、夜の女「おミネ(田中麗奈)」の話を聞いて、新曲「ジャングル・ブギー」を作曲します。

黒澤明監督が作詞、スズ子のモデル「笠置シヅ子」さんが実際に歌った「ジャングル・ブギー」の史実は、以下でまとめています。

ブギウギ「ジャングル・ブギー」とは?黒澤明が作詞、「ジャングル・スタイル」がベース
ブギウギ「ジャングル・ブギー」とは?黒澤明が作詞、「ジャングル・スタイル」がベースNHK朝ドラ「ブギウギ」羽鳥善一(草彅剛)はスズ子(趣里)から、夜の女「おミネ(田中麗奈)」の話を聞いて、新曲「ジャングル・ブギー」を作曲します。黒澤明監督が作詞、スズ子のモデル「笠置シヅ子」さん歌った「ジャングル・ブギー」の史実などを紹介します。...

 

「青い山脈」第97話、羽鳥善一の家で子どもたちと歌う

【第97話】(2024/02/19)、羽鳥善一の家でスズ子は子供たちと一緒に、「青い山脈」を歌います。

1949年に発表された「青い山脈」は羽鳥善一のモデル・服部良一さんが作曲、西條八十さんが作詞した戦後のヒット曲です。

 

「ヘイヘイブギー」第100話「愛子へ子守唄」、第121話「オールスター男女歌合戦」で披露

【第100話】(2024/02/23)、羽鳥善一はスズ子から依頼され、ブギの新曲「ヘイヘイブギー」を作曲します。

ドラマ内では、スズ子が舞台で歌うシーンはなく、一人娘・愛子に子守唄として「ヘイヘイブギー」を歌います。

【第121話】(2024/03/22)、1956年の大晦日「オールスター男女歌合戦」で、水城アユミ(吉柳咲良)は「ラッパと娘」、大トリのスズ子は「ヘイヘイブギー」を披露します。

「笠置シヅ子」さんが実際に歌った「ヘイヘイブギー」の史実は、以下でまとめています。

ブギウギ「ヘイヘイブギー」とは?ポジティブな楽曲、「ラッキーカムカム」の歌詞
ブギウギ「ヘイヘイブギー」とは?ポジティブな楽曲、「ラッキーカムカム」の歌詞NHK朝ドラ「ブギウギ」羽鳥善一はスズ子から依頼されハッピーな新曲「ヘイヘイブギー」を作曲します。作詞は「藤浦洸」、スズ子のモデル「笠置シヅ子」さん歌った「ヘイヘイブギー」の史実などを紹介します。...

 

「買物ブギー」第106話、新人マネージャーに歌手としての生き様を見せる

羽鳥善一は「ヘイヘイブギー」の次は、ブギの新曲「買物ブギー」を作詞・作曲します。

【第100話】(2024/03/01)山下達夫(近藤芳正)が連れて来た、新人マネージャー・柴本タケシ(三浦獠太)はミスをしたり、居眠りをしたり・・・

ワンマンショー当日、遅刻をしたタケシに、スズ子は「舞台をよく見るよう」と言い、新曲「買物ブギー」歌い、会場を席巻します。歌手・福来スズ子の生き様を、柴本タケシに見せつけるのでした。

「笠置シヅ子」さんが実際に歌った「買物ブギー」の誕生秘話などは、以下でまとめています。

ブギウギ「買物ブギー」とは?落語から想起、現代のラップミュージック
ブギウギ「買物ブギー」とは?落語から想起、現代のラップミュージックNHK朝ドラ「ブギウギ」羽鳥善一は「買物ブギー」を作詞・作曲します。スズ子のモデル「笠置シヅ子」さん歌った「買物ブギー」の誕生秘話、史実などを紹介します。...

 

「父ちゃんブギ」第110話、危篤の梅吉とスズ子は替歌を一緒に歌う

【第23週】父・梅吉(柳葉敏郎)が危篤の電報を受け取ったスズ子は、一人娘・愛子を連れて香川に帰ります。

【第110話】(2024/03/07)「今夜が山」と医者に聞かされたスズ子は、梅吉が歌って欲しいと言い出した「東京ブギウギ」の替え歌「父ちゃんブギ」を一緒に歌います。

「父ちゃんブギウギ、父ちゃんウキウキ、父ちゃんズキズキワクワク~」笑いながら、泣きながら歌う二人でした。

 

「梅丸少女歌劇団」レビューショーの曲、演目一覧

ブギウギ「梅丸少女歌劇団」レビューショーの曲、演目一覧

ヒロイン・鈴子は少女時代に大阪「梅丸少女歌劇団(USK)」に入団、芸名「福来スズ子」として大人に成長します。

ドラマ内に登場するUSKレビューショーの演目、曲を紹介していきます。「ブギウギ」に登場する歌劇団と、実在モデルについては以下でまとめています。

「ブギウギ」歌劇団のモデルは?花咲少女、梅丸少女、梅丸楽劇団
「ブギウギ」歌劇団のモデルは?花咲少女、梅丸少女、梅丸楽劇団NHK朝ドラ「ブギウギ」ヒロイン・鈴子は少女時代に、梅丸少女歌劇団(USK)に入団します。花咲少女、梅丸少女、梅丸楽劇団など、ドラマ内に登場する歌劇団と、実在モデルを紹介します。 ...

 

また、「ブギウギ」のレビューショーは舞台演出は「荻田浩一」さん、歌劇音楽は「甲斐正人」さんが担当しています。

「ブギウギ」レビューショーとは?舞台演出「荻田浩一」歌劇音楽「甲斐正人」
「ブギウギ」レビューショーとは?舞台演出「荻田浩一」歌劇音楽「甲斐正人」NHK朝ドラ「ブギウギ」ドラマ内で披露される「梅丸少女歌劇団(USK)」の「レビューショー」は一つの見どころです。「ブギウギ」でのレビューショーやステージシーンは、舞台演出「荻田浩一」さん、歌劇音楽「甲斐正人」さんが担当しています。...

 

「胡蝶の舞」第5話、梅丸少女歌劇団(USK)鈴子が初めて観劇

【第5話】(2023/10/06)、「花咲少女歌劇団」の入団試験が不合格となり、落ち込む鈴子。

父・音吉(柳葉敏郎)に連れられ、道頓堀にある「梅丸少女歌劇団(USK)」のレビューショーを見に行きます。その時、映画の幕間にUSKが披露したレビュー「胡蝶の舞(こちょうのまい)」です。

USK第1期生の「大和礼子(蒼井優)」と「橘アオイ(翼和希)」が2匹の蝶を演じ、美しさを競うように舞い踊るレビューです。

レビュー「胡蝶の舞」は、「ブギウギ」オリジナルの演目です。

レビューショーを見た鈴子は、歌って踊る団員に魅了され、USKに入団することにあります。

【第6話】(2023/10/09)USKに入団した鈴子が、舞台袖から先輩のレビューを見学する演目、【第7話】(2023/10/10)鈴子たち研究性が、橘アオイ(翼和希)の羽を忘れた演目も「胡蝶の舞」です。

 

「四季の宴〜めぐりめぐる〜」第10話、鈴子がUSKで舞台デビュー

【第10話】(2023/10/13)、鈴子は芸名「福来スズ子」として、USKで舞台デビューを果たします。

少女時代の鈴子がデビューしたのは、USK単独レビューの「四季の宴〜めぐりめぐる〜」です。ブギウギのオリジナル演目です。

四季の王たちの物語。妖精たちが、美しい季節の到来を喜び舞い踊ります。王たちはお互いに恋をしますが、隣り合わない季節は決して会うことは出来ません。鈴子は同期の仲間3人で「水の滴」役を演じています。

 

「四季の宴~とこしえに~」第11話、大人のスズ子が登場

【第11話】(2023/10/16)、「趣里」さん演じる大人に成長した福来スズ子が登場した、昭和8年のレビューは「四季の宴~とこしえに~」です。

大きな虹の橋によって巡り合えた四季の王たちは、季節の花を従え、歌い踊り、喜びを分かち合います。娘役のスズ子(趣里)は脇役の一人として出演しています。

 

【第16話】(2023/10/23)、大和礼子(蒼井優)を筆頭にスズ子たちは「桃色争議(ストライキ)」を起こします。

スズ子たちが立てこもった山寺に、団員の親がやって来ます。山寺で親を前に団員が披露した歌も「四季の宴~とこしえに~」です。

 

「四季の宴・ラインダンス」第18話、大和・橘退団後の新生USK

大和礼子(蒼井優)が、USKのレビューを初めて演出した時、取り入れたのが「ラインダンス」です。

ところが、「桃色争議(ストライキ)」の責任をとって、大和礼子と橘アオイは退団します。

【第18話】(2023/10/25)、トップスター退団後の新生USKとして披露したのが「四季の宴・ラインダンス」です。

 

「恋のステップ」第23話、レビューの演目は「ホワッツ・パリ」

【第23話】(2023/11/03)、レビューの演目「ホワッツ・パリ」の中で披露されたのが、「恋のステップ」です。

「恋のステップ 夢心地 チェリオ」とスズ子が歌い、USKは男役トップスター・秋山(伊原六花)がタップダンスを踊ります。

ちなみに「チェリオ(cheerio)」とは、 英語で「ごきげんよう」「バイバイ」の意味です。(※現在では古い言い方のようです)

スズ子のモデル「笠置シヅ子」さんが実際に歌っていた曲が「恋のステップ」です。1934年(昭和9年)「恋のステップ」で、笠置シヅ子さんはレコードデビューしています。

「笠置シヅ子」さんが歌う、デビュー曲「恋のステップ」は以下のアルバムに収録されています。

 

「桜咲く国」第25話、秋山美月・福来スズ子退団公演「櫻乙女」

【第25話】(2023/11/03)、東京で結成される「梅丸楽劇団(UGD)」にスカウトされた秋山美月(伊原六花)と、福来スズ子(趣里)の退団公演が「櫻乙女」です。

そのレビューの中で披露されたのが「桜咲く国」です。

「梅丸少女歌劇団(USK)」の実在モデル「OSK日本歌劇団」で、実際に歌い継がれているテーマソングです。傘(桜パラソル)を回すパフォーマンス、「傘回し」が有名です。「ブギウギ」ではUSKの演目としてアレンジされています。

また、「桜咲く国」はUSKの林部長(橋本じゅん)のモデル、「松本四郎」さんが作曲しています。詳細は以下をチェックしてください。

「ブギウギ」林部長は「橋本じゅん」が演じる、モデルは松竹「松本四郎」
「ブギウギ」林部長は「橋本じゅん」が演じる、モデルは松竹「松本四郎」NHK朝ドラ「ブギウギ」梅丸少女歌劇団(USK)の林部長を演じるのは、「橋本じゅん(はしもと・じゅん)」さんです。林嶽男の役どころ、実在モデル・松本四郎、演じる「橋本じゅん」さんのプロフィールを紹介します。...

 

その他の歌謡曲、ヒット曲の歌唱シーン

「ブギウギ」その他の歌謡曲、ヒット曲の歌唱シーン

スズ子以外が歌う歌謡曲、ヒット曲を紹介します。

「別れのブルース」第23話、ブルースの女王・茨田りつ子

ブルースの女王・茨田りつ子が歌う曲が「別れのブルース」です。

【第23話】(2023/11/01)、自分の「出生の秘密」を知り香川から帰ってきて3年、スズ子はUSKの中心人物となります。

ただし、何かしら物足りなさも感じていて、ラジオから流れてきた「別れのブルース」を聞き、スズ子は感銘を受けます。

作曲・服部良一、作詞・藤浦洸により、1937年(昭和12年)に発表された日本の歌謡曲が「別れのブルース」です。淡谷のり子の歌唱により、日本コロムビアからレコード化され大流行した。

「茨田りつ子」のモデルは「淡谷のり子」さん、演じるのは「菊地凛子」さんです。

「ブギウギ」菊地凛子は「茨田りつ子」を演じる、モデルは「淡谷のり子」
「ブギウギ」菊地凛子は「茨田りつ子」を演じる、モデルは「淡谷のり子」NHK朝ドラ「ブギウギ」ブルースの女王「茨田りつ子(いばらだ・りつこ)」を演じるのは、「菊地凛子(きくち・りんこ)」さんです。茨田りつ子の役どころ、実在モデル「淡谷のり子」さん、そして演じる「菊地凛子」さんのプロフィールを紹介します。...

 

茨田りつ子(菊地凛子)がドラマで歌った劇中歌「別れのブルース」が収録されたCDは、2024年1月24日発売です。

実在モデル「淡谷のり子」さんが歌う、「別れのブルース」は以下のアルバムに収録されています。

 

【第33話】(2023/11/15)、スズ子が所属する「梅丸」から、ライバル会社「日宝」へ移籍を誘われる「日宝引き抜き騒動」が起きます。

「日宝」へ誘った松永大星(新納慎也)に告白するも振られたスズ子は、泣きながら夜道を歩きます。この時にも「別れのブルース」が流れます。

 

そして【第45話】(2023/12/01)、戦時体制が逼迫してくると「梅丸楽劇団(UGD)」の客足は遠のき解散、スズ子は歌う場所を無くします。

羽鳥善一(草彅剛)から「茨田りつ子」のコンサートチケットを渡されたスズ子は、「別れのブルース」を聞き、自らの楽団「福来スズ子とその楽団」を結成して歌い続ける決意をするのでした。

 

【第50話】(2023/12/08)のオープニング、スズ子の合同コンサートで茨田りつ子が「別れのブルース」を歌唱するシーンから始まります。

【第66話】(2024/01/05)、茨田りつ子は鹿児島の海軍基地の慰問公演で、特攻隊員を前にして「別れのブルース」を歌います。

【第69話】(2024/01/10)、戦後最初の公演で茨田りつ子は、死んでいった特攻隊員を思いながら「別れのブルース」を披露します。

【第112話】(2024/03/11)、「羽鳥善一作曲二千曲記念ビッグパーティー」が開催され、茨田りつ子は「別れのブルース」を歌います。その後、スズ子とサプライズ余興を披露することに。

 

「雨のブルース」第49話、スズ子の合同コンサートで茨田りつ子が歌う

ブルースの女王・茨田りつ子が歌う曲が「雨のブルース」です。

作曲・服部良一、作詞・野川香文により、1939年(昭和13年)に発表された日本の歌謡曲が「雨のブルース」です。

【第49話】(2023/12/07)、福来スズ子との合同コンサートで、スズ子が歌う前に茨田りつ子が「雨のブルース」を歌唱します。

 

茨田りつ子(菊地凛子)がドラマで歌った劇中歌「雨のブルース」が収録されたCDは、2024年1月24日発売です。「別れのブルース」も収録されています。

 

実在モデル「淡谷のり子」さんが歌う、「雨のブルース」は以下のアルバムに収録されています。

 

「夜来香(イェライシャン)」第65話、上海で李香蘭が歌う

作曲家・羽鳥善一(草彅剛)は、軍の陸軍報道班員として上海を訪れます。上海で会う人気歌手が「李香蘭(り・こうらん)」です。

【第65話】(2024/01/04)羽鳥善一に請われ李香蘭は、「夜来香(イェライシャン)」を歌います。

「李香蘭」は、「昆夏美(こん・なつみ)」さんが演じます。李香蘭は実在の人物で、「役名=史実の人物」になります。詳細は以下でまとめています。

「ブギウギ」李香蘭は「昆夏美」が演じる、モデルは日本名「山口淑子」
「ブギウギ」李香蘭は「昆夏美」が演じる、モデルは日本名「山口淑子」NHK朝ドラ「ブギウギ」羽鳥善一(草彅剛)が上海で会う人気歌手・李香蘭を演じるのは「昆夏美(こん・なつみ)」さんです。李香蘭の役どころ、実在モデルの日本名「山口淑子」さんの史実、演じる「昆夏美」さんのプロフィールを紹介します。...

 

「ラッパと娘」第121話、水城アユミがカバー

【第121話】(2024/03/22)、「第7回オールスター男女歌合戦」でスズ子のトリ前に、水城アユミが「ラッパと娘」をパワフルに歌います。

若手スター歌手・水城アユミは「吉柳咲良(きりゅう・さくら)」さんが演じます。実在モデルはいるのか?など詳細は、以下でまとめています。

「ブギウギ」美空ひばりがモデル?水城アユミは「吉柳咲良」が演じる
「ブギウギ」美空ひばりがモデル?水城アユミは「吉柳咲良」が演じるNHK朝ドラ「ブギウギ」若手スター歌手・水城アユミを演じるのは「吉柳咲良(きりゅう・さくら)」さんです。水城アユミ(みずき・あゆみ)の役どころ、実在モデルと噂される「美空ひばり」さんと「笠置シヅ子」さんの関係、演じる「吉柳咲良」さんのプロフィールを紹介します。...

 

まとめ

NHK朝ドラ「ブギウギ」は、ヒロイン福来スズ子の歌唱シーン・レビューショーも多いです。ドラマ内で登場した曲・歌謡曲・童謡などをまとめました。

そして、福来スズ子(趣里)がドラマで歌った、劇中歌を収録したアルバム「福来スズ子 傑作集」が発売中です。

 

そして、福来スズ子だけでなく、茨田りつ子(菊地凛子)の劇中歌、主題歌「ハッピー☆ブギ」などを収録した集大成アルバムも発売中!

ボーナス・トラックとして、最終回の「東京ブギウギ(さよならコンサート Ver.)」も収録されています。

 

また、スズ子のモデル「笠置シヅ子」さんの歌う曲が収録されたアルバムは、以下をチェックしてください。

 

他にも「ブギウギ」の登場人物・キャスト一覧は、以下をチェックしてください。

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