2023年4月3日放送スタートの第108作となるNHK連続テレビ小説「らんまん」
主人公の植物学者・槙野万太郎(まきのまんたろう)は「神木隆之介」さん、ヒロイン・寿恵子(すえこ)は「浜辺美波」さんが演じます。
「らんまん」のあらすじ、私の感想を含めた各週の見どころを紹介します。
※以下より、ネタバレが含まれますのでご了承下さい。
朝ドラ「らんまん」は、有料の動画配信サービス「NHKオンデマンド」で見放題です。
「U-NEXT」経由で「NHKオンデマンド」を契約すれば31日間無料トライアル、会員登録するだけで1,000ポイントもらえて「NHKオンデマンド」がお試し視聴可能です。
\ 今すぐ「らんまん」を見る /
※U-NEXTは2023/05/22時点の情報です。会員登録後に「らんまん」と検索してください。
「らんまん」どんな物語?植物学者を目指す
「らんまん」の主な舞台は、以下になります。
- 主人公/槙野万太郎(神木隆之介)が生まれた高知の酒造「峰屋」
- ヒロイン/西浦寿恵子(浜辺美波)の実家、東京根津の菓子屋「白梅堂」
- 万太郎が東京で暮らす「十徳長屋」
- 東京大学の研究所
・・・などなど
上記の舞台を中心に、ストーリーは進みます。物語の大筋は以下の通りです。
江戸時代末期の高知県、酒造業を営む商家に待望の男の子・槙野万太郎が誕生。虚弱な子どもだが、植物のことが大好き。両親を早くに亡くした万太郎は祖母・タキの手で育てられる。幕末から昭和にかけ、愛する植物のため「日本独自の植物図鑑を編纂する」夢へと邁進する。
植物採集の幻想的な自然や、実家の造り酒屋「峰屋」のロケ場所については以下でまとめています。

「らんまん」各週のあらすじ・見所・ポイント
「らんまん」各週のあらすじ・見所・ポイントを紹介していきます。登場人物、キャスト一覧に関しては以下をチェックしてください。

「らんまん」に登場する花・草・植物、サブタイトル(副題)の植物一覧は、以下でまとめています。

第1週(2023/04/03~)バイカオウレン
春らんまんの明治の世を天真らんまんに駆け抜けた植物学者・槙野万太郎(神木隆之介)の物語がはじまる―。土佐の酒蔵・峰屋の跡取りとして生まれた万太郎(森優理斗)は草花が大好きな男の子。生まれつき病弱ですぐに熱を出して倒れてしまう。「万太郎はいっそ生まれてこなければよかった」という親戚の心ない言葉に深く傷ついた万太郎は、病床の母ヒサ(広末涼子)の制止を振りきって家を飛び出してしまう。そして、行き着いた裏山の神社で自らを「天狗」と名乗る謎の武者との不思議な出会いを果たす。
出典:NHK公式サイト
慶応3年(1867)土佐・佐川村、裕福な造り酒屋「峰屋」の跡取り息子として生まれた槙野万太郎(森優理斗)は草花の観察に熱中する5歳の男の子。
万太郎の父は早くに亡くなり、「峰屋」の当主として期待される万太郎は祖母・槙野タキ(松坂慶子)に厳しく育てられます。

ところが、万太郎はすぐに熱を出す体が弱い男の子。母親・槙野ヒサ(広末涼子)も万太郎を生んでからは床にふせっています。
ある時、「峰屋」の分家の3人組(豊治/伸治/紀平)に「万太郎はいっそ生まれて来なければよかった」と陰口を叩かれ、ショックの万太郎は裏山の神社に逃げだします。
そこで出会ったのは天狗こと坂本龍馬(ディーン・フジオカ)。坂本龍馬に何をしたいのかと聞かれ、「わしはこの花の名前が知りたい!」と植物への情熱を燃やすのでした。
母親・ヒサの死を乗り越え、万太郎は植物学の一歩を踏み出す、物語のプロローグとなる【第1週】でした。
第2週(2023/04/10~)キンセイラン
9歳になった万太郎(小林優仁)は武家の子息だけが通学を許される学問所に通うこととなった。あまり乗り気ではない万太郎は、初日から雰囲気になじめず、武家の子息たちにもいじめられ登校拒否に・・・。しかし学頭である池田蘭光(寺脇康文)から植物の不思議な生態について教えを受け、学ぶ楽しさを知る。それ以来、積極的に学問所に通い始め、興味のある植物の研究に没頭するようになる。それから3年の月日が流れ、新政府による小学校の開校にともない学問所は廃止。蘭光も佐川を離れることになる。蘭光はタキ(松坂慶子)の了解を得て、万太郎を最後の課外授業にいざなう。
出典:NHK公式サイト
9歳になった万太郎(小林優仁)は、武家の子供しか通えない学問所「名教館」で習い始めます。
武家の同級生・広瀬佑一郎(岩田琉生)からは、万太郎は商家の裕福な子供として最初は疎まれます。

そんな中、万太郎は人生の師となる名教館の学頭・池田蘭光(寺脇康文)と出会います。万太郎は蘭光からは、植物学の基礎、学び続ける大切さを教えられます。
名教館が廃止となる時、蘭光は万太郎と学友・広瀬佑一郎を連れ仁淀川へ、高知の植物観察を兼ねた1泊旅行(野宿)に出かけます。
万太郎はそこで希少な植物「キンセイラン」と出会います。
「キンセイラン」は金色にも見える花の色で、万太郎は蘭光から「心が震える先に金色の道がある。その先を歩いていったらええ」と教えられるのでした。
万太郎が人生の師と出会う【第2週】でした。
第3週(2023/04/17~)ジョウロウホトトギス
18歳になった万太郎(神木隆之介)だが、相変わらず植物の研究に没頭する日々を送っていた。一方、姉の綾(佐久間由衣)も禁じられた酒造りへの夢を諦められずにいた。そんな折、東京で開催される博覧会に峰屋の酒を出品することが決まり、万太郎は竹雄(志尊淳)を伴って初めて上京することに。訪れた上野の博覧会場で菓子屋の娘・寿恵子(浜辺美波)との運命の出会いを果たす。また憧れの植物学者、野田(田辺誠一)や里中(いとうせいこう)との出会いから大きな刺激を受ける。万太郎がますます植物学に引かれていく一方、竹雄は万太郎の心が峰屋から離れることに不安を感じる。
出典:NHK公式サイト
第3週より、18歳に成長した万太郎(神木隆之介)が登場します。峰屋の当主として、上野で開催される内国勧業博覧会に銘酒「峰乃月」を出品、東京に竹雄(志尊淳)と上京した万太郎。
博覧会では、下戸なの全国の酒蔵の当主からお酒を勧められ万太郎は酔っ払って、「榎の巨木」に登ると・・・
そこで出会ったのは菓子屋「白梅堂」の娘・西村寿恵子(浜辺美波)だったのでした。

一目惚れした万太郎は高知(土佐)に帰る最終日、もう一度「寿恵子」に会いに行きますが、「東京にはもう来ることはない」とあきらめる万太郎でした。
また、上京中には万太郎が憧れる植物学者、”心の友”野田基善(田辺誠一)や、里中芳生(いとうせいこう)に会いに行き、植物分類学の大切さを学びます。
”初恋”、そして”植物への情熱”、東京での出会いは、今後の万太郎の人生に、どんな影響をあたるえるのか!?
第4週(2023/04/24~)ササユリ
佐川に帰ってきた万太郎(神木隆之介)は、植物学の道をきっぱり諦め、峰屋の当主として生きることを約束する。万太郎が本心を隠していると察したタキ(松坂慶子)は、万太郎を峰屋に縛り付けるため、綾(佐久間由衣)と夫婦になるよう言い渡す。姉弟として生きてきた二人はタキの命令に反発し、綾は家を飛び出してしまう。向かった先は蔵人・幸吉(笠松将)の村だった。万太郎も綾を探して高知へ向かうが、自由民権運動の集会で偶然出会った政治結社のリーダー・早川逸馬と意気投合。逸馬は万太郎を「ジョン万次郎」こと中濱万次郎と引き合わせる。
出典:NHK公式サイト
祖母・タキ(松坂慶子)から、万太郎(神木隆之介)と綾(佐久間由衣)は本当の兄弟ではなく「いとこ同士」であり、夫婦になるように言います。
綾は家を突然飛び出し、恋する蔵人・幸吉(笠松将)の村に行きますが・・・
すでに、幸吉は結婚していて奥さんと一緒にいるところを綾は目撃。ショックを受けた綾は逃げ出すように走り出し、峠で転び、そこで見つけたのがピンク色の「ササユリ」でした。
綾を探しに万太郎と竹雄(志尊淳)が高知に行くと、自由民権運動の集会で政治結社のリーダー・早川逸馬(宮野真守)と万太郎は出会い、意気投合します。

逸馬は万太郎を気に入り、日本人として初めてアメリカに渡った「ジョン万次郎(宇崎竜童)」に引き合わせ・・・

ジョン万次郎の話を聞いた万太郎は、自分が一生かけてするべきことは「植物学」だということを決意するのでした。
第5週(2023/05/01~)キツネノカミソリ
自分の行きたい道を進むと心に誓った万太郎(神木隆之介)と綾(佐久間由衣)は、佐川に帰る前に早川逸馬(宮野真守)の演説会に参加する。思いがけず登壇することになった万太郎は、突如乱入した警官隊に逮捕されてしまう。高知の警察署で厳しい取り調べを受ける万太郎と逸馬。竹雄(志尊淳)から顛末を聞いたタキ(松坂慶子)は自ら高知へ出向き万太郎を救出し、無事に佐川へと連れ戻す。峰屋に帰った万太郎は、植物学の道を進むため東京へ行かせてほしいと、タキにその熱い思いをぶつける。それから時は流れ、春。万太郎は峰屋の面々に見送られ東京へと旅立つのだった…。
出典:NHK公式サイト
万太郎(神木隆之介)と綾(佐久間由衣)が、高知から佐川に帰る前に、早川逸馬(宮野真守)の演説会に参加すると・・・
乱入してきた警察官に、早川逸馬と万太郎は逮捕されてしまいます。身柄を拘束されて逸馬は「万太郎は仲間ではない」と言い放ち・・・壮絶な名シーンとなりました。
祖母・タキ(松坂慶子)に助けられた万太郎は、「自分は植物学の道に進む」と断言。東京へと旅立つ準備をするのでした・・・
第6週(2023/05/08~)ドクダミ
東京に着いた万太郎(神木隆之介)と竹雄(志尊淳)は、野田基善(田辺誠一)らがいる博物館へ足を運び、植物談義に花を咲かせる。野田から東京大学への紹介状をもらった万太郎は、次に名教館時代の学友・広瀬佑一郎(中村蒼)を訪ねる。佑一郎の叔父の家を下宿先として紹介してもらったのだ。しかし植物標本などの荷物が多すぎるから捨ててほしいと言われてしまい、結局、自分たちで下宿先を探すことに。大八車を引いて東京の町をさまよう二人だったが、貴重な標本が入ったトランクを盗まれてしまう・・・。そしてたどり着いたのは、ドクダミが咲く薄暗い根津の長屋。そこに住む愉快な仲間たちと共に、東京での新たな暮らしがスタートする。
出典:NHK公式サイト
植物学の研究のため、上京した万太郎と竹雄。名教館時代の学友・広瀬佑一郎(中村蒼)に下宿を紹介してもらっていましたが・・・
植物標本などの荷物が多くて、住むことを拒否されることに!!
途方にくれた万太郎と竹雄は東京の町をさまよっていると、命よりも大事な標本が入ったトランクが盗まれます。
盗まれたトランクを追って万太郎と竹雄は、クサ長屋と呼ばれるドクダミに覆われた「十徳長屋」にたどり着き、トランクを盗んだ倉木隼人(大東駿介)と対峙します。
万太郎は命よりも大事な植物標本だということを語り、倉木にお金を渡すことに・・・
これがキッカケとなり、万太郎は東京で住む場所を根津の「十徳長屋」に決めることができたのでした。
「十徳長屋」の登場人物と演じる役者は、以下をチェックしてください。

第7週(2023/05/15~)ボタン
長屋の住人らに見送られ、万太郎(神木隆之介)はいよいよ憧れの東京大学植物学教室へと向かう。青長屋とよばれる校舎に足を踏み入れた万太郎は、植物研究の最先端の場を目の当たりにして興奮する。教授の田邊(要潤)に「土佐植物目録」を見せ、大学へ出入りをさせてもらえないかと懇願するが、助教授の徳永(田中哲司)は猛反対。教室内に不穏な空気が流れるなか、田邊教授は意外にも万太郎と意気投合し、植物学教室への出入りを許可する。翌朝、万太郎は教室への差し入れを買おうと、白梅堂へと立ち寄った。寿恵子(浜辺美波)の好きな植物が「ボタン」だと知った万太郎は、彼女のために絵を描きプレゼントする。
出典:NHK公式サイト
東京大学「植物学教室」に突然現れた万太郎に対して、警戒感をあわらにする学生や徳永助教授(田中哲司)。
ところが、植物学教室の初代教授・田邊彰久(要潤)と面会すると、万太郎の植物学の知識と熱量に圧倒され「君が欲しい」と出入りを許可することに。
万太郎が通う「東京大学植物学教室」の登場人物と演じる役者は、以下をチェックしてください。

第8週(2023/05/22~)シロツメクサ
東京大学に通い始めた万太郎(神木隆之介)は、標本の整理などを楽しくこなす一方で、学生たちから部外者扱いを受け落ち込んでいた。竹雄(志尊淳)から喝を入れられ、元気を取り戻した万太郎は、東京の草花をもっと知ろうと、倉木(大東駿介)の案内で植物採集をすることを思いつく。泥だらけでイキイキとした表情で大学にやってくる万太郎。その姿を見た学生の波多野(前原滉)と藤丸(前原瑞樹)の気持ちは少しずつ動き始めるのだった。そんなある日、白梅堂へ立ち寄った万太郎は寿恵子(浜辺美波)と会話をする中で、いつか日本中の植物の名を明かし植物図鑑を作りたい、という新たな目標を見つける。
出典:NHK公式サイト
田邊彰久(要潤)に東大・植物教室への出入りを許可された万太郎でしたが、助教授・徳永(田中哲司)や学生たちには「よそ者扱いされ」、珍しく落ち込みます。
植物学教室に溶け込む努力を続ける万太郎は、学生・藤丸次郎(前原瑞樹)が大切にしているウサギのために「シロツメクサ」を植物採集してきます。
徐々に学生・藤丸次郎(前原瑞樹)、波多野泰久(前原滉)と仲良くなる万太郎は、それぞれの植物学に対する情熱を語るほどに打ち解けていきます。
そして、菓子店「白梅堂」に定期的に通う万太郎は、ヒロイン寿恵子(浜辺美波)と話しているうちに、「植物学雑誌」を創刊することを思いつくことに・・・
第9週(2023/05/29~)ヒルムシロ
いつか日本中の植物の名を明かし植物図鑑を作りたい、という夢を掲げた万太郎(神木隆之介)は、その第一歩として、植物学雑誌の出版を目指していた。一方、寿恵子(浜辺美波)は元薩摩藩士の富豪・高藤(伊礼彼方)から誘いを受け、舞踏練習会に参加することとなった。そして、万太郎も田邊教授(要潤)の誘いで高藤家のサロンへ行ったところ、ばったりと寿恵子と出会う。田邊から植物学雑誌を作ることの許しを得られたものの、どうも頭の中から寿恵子のことが離れず、仕事に身が入らなくなってしまった万太郎。長屋の住人である、りん(安藤玉恵)、えい(成海璃子)、ゆう(山谷花純)の3人の女性に励まされ、万太郎は自分の気持ちを伝えようと白梅堂へ向かうが・・・
出典:NHK公式サイト
植物学教室の学生・藤丸次郎(前原瑞樹)、波多野泰久(前原滉)と、「植物学雑誌」を作ることになった万太郎は、なかなか、田邊教授(要潤)の許可を得るタイミングがありません。
ひょんなことから万太郎は田邊教授に誘われ、高藤雅修(伊礼彼方)で開かれた音楽会に参加、「植物学雑誌」創刊の許しを得ることに。
そして、万太郎は高藤家で、ドレス姿の寿恵子(浜辺美波)に出会います。寿恵子は高藤に見初められていることを知った万太郎は、植物学研究に身が入りません。
万太郎が住む長屋の女性たちに励まされた万太郎は、「白梅堂」で「植物学雑誌を作ることができたら寿恵子さんに申し入れたい儀がある」と寿恵子の母・まつ(牧瀬里穂)に伝えるのでした。
万太郎の恋のライバルになる実業家・高藤雅修は、「伊礼彼方」さんが演じています。

第10週(2023/06/05~)ノアザミ
植物学雑誌を作りたい万太郎(神木隆之介)は、大畑(奥田瑛二)が営む印刷所に向かい、見習いとして働かせてほしいと懇願する。自分が描いた絵をそのまま印刷できる石版印刷の技術を習得するためだ。大畑から許しを得た万太郎は、竹雄(志尊淳)の心配をよそに、昼間は大学で標本の分類作業、夜は印刷所で修業という生活を始める。一方の寿恵子(浜辺美波)は、万太郎が店に来なくなったことにヤキモキする毎日。そんな中、高藤(伊礼彼方)に思いもよらぬことを告げられる。
出典:NHK公式サイト
まとめ
「らんまん」各週のあらすじ・見どころをまとめました。「らんまん」の放送日時・再放送の日程については、以下でまとめています。

また、「らんまん」を見逃した場合、動画配信サービス「NHKプラス」を利用すれば、過去1週間分の放送を視聴することが可能です。
「NHKプラス」は、NHK契約者なら無料でスマホ・PCから見られます。
ただし、1週間以上前の「らんまん」の放送回を見るなら、有料サービス「NHKオンデマンド」の契約が必要です。
「NHKオンデマンド」の契約は「U-NEXT」経由がお得です。「U-NEXT」なら31日間無料トライアル、会員登録するだけで1,000ポイントをもらえます。このポイントで「NHKオンデマンド」がお試し視聴可能です。
\ 「らんまん」を一気見 /
※U-NEXTは2023/05/22時点の情報です。会員登録後に「らんまん」と検索してください。
「U-NEXT」で「NHKオンデマンド」の契約をオススメする理由の詳細は、以下をチェックしてください。
