2023年4月3日放送スタートの第108作となるNHK連続テレビ小説「らんまん」
主人公の植物学者・槙野万太郎(まきのまんたろう)は「神木隆之介」さん、ヒロイン・寿恵子(すえこ)は「浜辺美波」さんが演じます。あらすじは、以下の通りです。
江戸時代末期の高知県、酒造業を営む商家に待望の男の子・槙野万太郎が誕生。虚弱な子どもだが、植物のことが大好き。両親を早くに亡くした万太郎は祖母・タキの手で育てられる。幕末から昭和にかけ、愛する植物のため「日本独自の植物図鑑を編纂する」夢へと邁進する。
詳細はこちら>>各週のあらすじ・見所
高知の遍路宿「角屋」の息子・山元虎鉄(やまもとこてつ)を演じるのは、子役「寺田心(てらだこころ)」さんです。
後に虎鉄は、上京して万太郎の助手となります。成長した「山元虎鉄」を演じるのは、「濱田龍臣」さんにバトンタッチしています。
山元虎鉄(やまもとこてつ)とは?
【朝ドラ初出演】寺田心、「祖母と見ていた朝ドラ」出演に感慨 「らんまん」新キャスト発表https://t.co/MLSHtOihCd
寺田は高知の遍路宿「角屋」の息子、山元虎鉄役。撮影当日が、寺田の15歳の誕生日だったことも明かし「思い出に残る日となりました」とも振り返った。 pic.twitter.com/FrS7espRaW
— ライブドアニュース (@livedoornews) June 20, 2023
高知で万太郎(神木隆之介)と出会い、植物学に興味を持つ少年が「山元虎鉄(やまもとこてつ)」です。
高知の遍路宿「角屋(かどや)」の息子。高等小学生の時に万太郎と出会い、植物学に興味を持つ。
「遍路宿」とは、四国八十八箇所を巡るときに利用する宿のことです。
山元虎鉄は、自分が見つけた変わった植物「ヤッコソウ」を万太郎に教えます。万太郎は新種として「ヤッコソウ」を発表、学名に「山元虎鉄」の名前を献名します。
他にも愛媛県石鎚山で「キレンゲショウマ」を発見して、万太郎に標本を送るなど交流を深めます。
万太郎との出会いをキッカケに、植物学に興味を持った山元虎鉄は上京して、万太郎の弟子(助手)となります。
NHK制作統括の「松川博敬」さんのインタビュー記事で「万太郎とは高知で出会いますが、10年後に上京して、万太郎の助手になります。」・・・と答えています。
今後の「らんまん」の重要な役になるのが寺田心さん演じる「山元虎鉄」です。ただし、10年後の成長した「山元虎鉄」は、別の役者さんが演じるようです。
(※追記2023/08/28※)
万太郎の助手となる成長した「山元虎鉄」を演じるのは、「濱田龍臣」さんです。
実在モデルは「山本一」「吉永虎馬」「小山鉄夫」さん?
寺田心さん演じる「山元虎鉄」には、実在モデルがいるのでしょうか?
関連する人物には以下の3人がいて、3人の実話を混ぜて創作されたキャラクターと推測しています。
- 山本一(やまもとはじめ)
- 吉永虎馬(よしながとらま)
- 小山鉄夫(こやまてつお)
山本一(やまもとはじめ)
万太郎のモデル・牧野富太郎さんは新種の植物「ヤッコソウ」を命名しています。
「ヤッコソウ」の発見者とされ、学名に献名を受けた人物「山本一(やまもとはじめ)」さんがいらっしゃいます。
ヤッコソウの学名「Mitrastemon yamamotoi Makino」です。「ヤッコソウ」発見の詳細については、以下でまとめています。
吉永虎馬(よしながとらま)
もう一人は、牧野富太郎さんと交流があった「吉永虎馬(よしながとらま)」さんです。吉永虎馬さんは、高知高等学校教授などを務めた、高知の植物学者です。
「キレンゲショウマ」は、田邊教授(要潤)のモデル・矢田部良吉さんが、1890年(明治23年)に新種として学名を発表しています。「吉永虎馬」さんは、それよりも先に「キレンゲショウマ」を発見したとされる人物です。
ドラマ内でも寺田心さん演じる「山元虎鉄」も、「キレンゲショウマ」を愛媛県石鎚山で発見して、万太郎に標本を送っています。
小山鉄夫(こやまてつお)
最後は牧野富太郎さんの弟子に「小山鉄夫(こやまてつお)」さんという人物がいらっしゃいます。小山鉄夫さんのプロフィールは以下の通りです。
1933年、東京生まれ。 11歳で牧野富太郎の弟子となる。 東京大学理学部卒の植物学者。専門は資源植物学、種子植物分類学、植物園学。高知県立牧野植物園園長などを勤める。
小山鉄夫さんは東京出身であり、ドラマ内で「山元虎鉄」と「万太郎」と出会う年代も、出身も違います。
ただ、「小山鉄夫」さんと役名「山元虎鉄」の名前が似ていること、11歳で牧野富太郎さんの弟子にもなっていて、モデルとなっている可能性があります。
あくまで推測ですが、「ヤッコソウ」発見者・山本一さん、「キレンゲショウマ」発見者・吉永虎馬さん、牧野富太郎さんの弟子・小山鉄夫さんの3人の人物がモデルになっているのかもしれません。
※朝ドラ「らんまん」はモデルの実話をエピソードにしている場合もありますが、フィクションとして制作されたオリジナル作品です。
天才子役・寺田心(てらだこころ)プロフィール
【祝】6月10日は「寺田心の誕生日」
2008年生まれ、今年15歳に。幼い頃から演技力が評価されており、数々のドラマや映画などに出演。2019年に放送されたブックオフCMでの台詞「ブックオフなのに本ねーじゃん!」なども話題となった。 pic.twitter.com/fCJWJt7Vda
— ライブドアニュース (@livedoornews) June 9, 2023
山元虎鉄を演じるを演じるのは、子役「寺田心(てらだこころ)」さんです。プロフィールは以下の通りです。
生年月日 | 2008年6月10日 |
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3歳から子役として芸能活動を開始。ドラマ「とんび」、映画「トワイライト ささらさや」などに出演、天才子役として注目を集める。
寺田心さんはNHKでは大河ドラマ「おんな城主 直虎」で、虎松(菅田将暉)の幼少期を演じています。朝ドラは「らんまん」が初出演になります。
まとめ
NHK朝ドラ「らんまん」高知の遍路宿「角屋」の息子・山元虎鉄を演じるのは、「寺田心」さんです。後に万太郎の助手となる重要な人物です。
他にも「らんまん」の登場人物・キャスト一覧は、以下をチェックしてください。
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