2023年10月2日放送スタートの、第109作となるNHK連続テレビ小説「ブギウギ」
ヒロイン・福来スズ子(花田鈴子)は、「趣里(しゅり)」さんが演じます。「ブギウギ」のあらすじは、以下の通りです。
大正の終わり、大阪・下町の小さな銭湯の看板娘・花田鈴子は、歌って踊るのが大好きな天真爛漫な女の子。鈴子は「歌と踊りでみんなを笑顔にしたい」と、道頓堀に新しくできた歌劇団に入団。生まれ故郷・香川への思い、大阪の華やかなステージ、そして夢を追いかけ東京へ・・・“ブギの女王”と呼ばれる戦後の大スター歌手となっていくヒロインの物語。
鈴子が生まれたのは、1914年(大正3年)です。「ブギウギ」では大正、昭和初期から、戦争を経て、戦後の大スターとなる「福来スズ子」の物語が描かれます。
スズ子の年齢を、シーンごと、時代別に紹介していきます。
また、スズ子の最愛の人となる村山愛助(水上恒司)との年齢差は、「9歳」になります。詳細は以下でまとめています。
- スズ子は何歳?誕生日、生年月日は1914年(大正3年)
- 【シーン別】福来スズ子の年表・年齢・時代設定
- 【第1話】オープニング、スズ子が「東京ブギウギ」を歌う、1947年(昭和22年)
- 【第1話】小学6年生の鈴子12歳、1926年(大正15年)
- 【第3話】小学校卒業間際、6年生の鈴子12歳、1927年(昭和2年)
- 【第6話】USK入団、小学生卒業後の鈴子12歳、1927年(昭和2年)4月
- 【第11話】19歳の福来スズ子(趣里)が登場、1933年(昭和8年)
- 【第19話】「桃色争議」後の新生USK、20歳のスズ子、1934年(昭和9年)
- 【第23話】出生の秘密を知り香川から戻った23歳のスズ子、1937年(昭和12年)
- 【第26話】UGDにスカウトされ上京、23歳のスズ子、1938年(昭和13年)4月
- 【第31話】UGDの人気者、24歳のスズ子、1939年(昭和14年)4月
- 【第36話】弟・六郎に赤紙、25歳のスズ子、1939年(昭和14年)9月
- 【第41話】スズ子は適性歌手として睨まれる、26歳のスズ子、1940年(昭和15年)夏
- 【第46話】「福来スズ子とその楽団」を結成、27歳のスズ子、1941年(昭和16年)12月
- 【第51話】地方巡業、28歳のスズ子、1943年(昭和18年)6月5日
- 【第58話】愛助と交際、29歳のスズ子、1944年(昭和19年)3月
- 【第65話】戦争末期、30歳のスズ子、1945年(昭和20年)8月
- 【第68話】終戦後の公演再開、31歳のスズ子、1945年(昭和20年)11月
- 【第72話】女優として舞台へ、31歳のスズ子、1946年(昭和21年)4月
- 【第82話】スズ子妊娠、愛助は大阪の病院へ、32歳のスズ子、1947年(昭和22年)元旦
- 【第84話】スズ子は臨月、32歳のスズ子、1947年(昭和22年)5月
- 【第90話】「東京ブギウギ」レコーディング、愛子3ヶ月、33歳のスズ子、1947年(昭和22年)9月
- 【第92話】ブギウギ女王、33歳のスズ子、1948年(昭和23年)4月
- 【第97話】タナケンの映画に出演、35歳のスズ子、1949年(昭和24年)夏
- 【第102話】家政婦・大野が来て半年、34歳のスズ子、1950年(昭和25年)春
- 【第107話】アメリカツアー、35歳のスズ子、1950年(昭和25年)6月
- 【第108話】スズ子の新しい家が完成、36歳のスズ子、1950年(昭和25年)9月
- 【第109話】新居に住んで1年、父・梅吉が危篤、37歳のスズ子、1951年(昭和26年)秋
- 【第112話】羽鳥善一作曲二千曲記念ビッグパーティー、37歳のスズ子、1951年(昭和26年)11月
- 【第113話】愛子の脅迫・未遂事件、40歳のスズ子、1955年(昭和30年)6月
- 【第117話】オールスター男女歌合戦でトリ、42歳のスズ子、1956年(昭和31年)秋
- 【第122話】歌手引退を決意、42歳のスズ子、1957年(昭和32年)年明け
- まとめ
スズ子は何歳?誕生日、生年月日は1914年(大正3年)
「ブギウギ」【第1話】のオープニングは、”ブギの女王”として、戦後のスターとなった福来スズ子(趣里)が「東京ブギウギ」を歌唱するシーンから始まります。
その後、小学6年生の鈴子(澤井梨丘)が登場、テロップで「大正15年(1926)大阪市 福島」と表示され、物語が始まります。
ヒロイン・鈴子は1914年(大正3年)生まれです。鈴子の実在モデルの「笠置シヅ子」さんの生年月日は「1914年8月25日」です。
昭和の戦後まで年齢表現は「数え年」が一般的で、「ブギウギ」ドラマ内でも「数え年」で表現するのが歴史的には普通です。
ドラマ内でスズ子が「何歳」なのか答えるシーンでは、「数え年」で表現されていると推測しています。そのため、以下からの年表では1歳ずれることがあります。
「数え年」は生まれた時点で1歳とし、1月1日のたびに1歳ずつ加えていく年齢の数え方です。
ドラマ内やNHK公式からは、ヒロイン・鈴子の誕生日・月日の詳細は発表されていませんが、「笠置シヅ子」さんと同じ「1914年8月25日」で計算します。
モデルの「笠置シヅ子」さんのプロフィール、略歴については、以下でまとめています。
※朝ドラ「ブギウギ」はモデルの実話をエピソードにしている場合もありますが、フィクションとして制作されたオリジナル作品です。
【シーン別】福来スズ子の年表・年齢・時代設定
ここからは福来スズ子(花田鈴子)の年齢と年表を、シーンごとに紹介しています。「数え年」ではなく、現在の年齢の数え方の「満年齢」で表記します。
※モデル・笠置シヅ子さんの誕生日、1914年8月25日と仮定して年齢を加算します。
出来事 | スズ子の年齢 | 西暦(和暦) |
生まれ年 | 0歳 | 1914年(大正3年) |
【第1週】物語の始まり | 12歳 | 1926年(大正15年) |
【第1週】小学校卒業 | 12歳 | 1927年(昭和2年) |
【第2週】USK入団 | 12歳 | 1927年(昭和元年)4月 |
【第3週】成長したスズ子 | 19歳 | 1933年(昭和8年) |
【第4週】桃色争議の1年後 | 20歳 | 1934年(昭和9年) |
【第5週】香川から戻る | 23歳 | 1937年(昭和12年) |
【第6週】スズ子が上京 | 23歳 | 1938年(昭和13年)4月 |
【第7週】日宝移籍問題 | 24歳 | 1939年(昭和14年)4月 |
【第8週】六郎に赤紙 | 25歳 | 1939年(昭和14年)9月 |
【第9週】敵性歌手のスズ子 | 26歳 | 1940年(昭和15年)夏 |
【第10週】自ら楽団を結成 | 27歳 | 1941年(昭和16年)12月 |
【第11週】地方巡業 | 28歳 | 1943年(昭和18年)6月 |
【第12週】愛助と交際 | 29歳 | 1944年(昭和19年)3月 |
【第14/15週】終戦 | 30歳 | 1945年(昭和20年)8月 |
【第15週】公演再開 | 31歳 | 1945年(昭和20年)11月 |
【第16週】女優として舞台 | 31歳 | 1946年(昭和21年)4月 |
【第18週】愛助が大阪へ | 32歳 | 1947年(昭和22年)元旦 |
【第18週】スズ子が臨月 | 32歳 | 1947年(昭和22年)5月 |
【第19週】東京ブギウギ誕生 | 33歳 | 1947年(昭和22年)9月 |
【第20週】ブギの女王 | 33歳 | 1948年(昭和23年)4月 |
【第21週】タナケンの映画出演 | 35歳 | 1949年(昭和24年)夏 |
【第22週】買物ブギー | 35歳 | 1950年(昭和25年)春 |
【第23週】アメリカ公演 | 35歳 | 1950年(昭和25年)6月 |
【第23週】新築完成 | 36歳 | 1950年(昭和25年)9月 |
【第23週】新居に住んで1年 | 37歳 | 1951年(昭和26年)秋 |
【第24週】二千曲記念 | 37歳 | 1951年(昭和26年)11月 |
【第24週】誘拐・脅迫事件 | 40歳 | 1955年(昭和30年)6月 |
【第25週】歌合戦でトリ | 42歳 | 1956年(昭和31年)秋 |
【第26週】歌手引退宣言 | 42歳 | 1957年(昭和32年)年始 |
※年齢は「満年齢」で計算
【第1話】オープニング、スズ子が「東京ブギウギ」を歌う、1947年(昭和22年)
「ブギウギ」【第1話】(2023/10/02)、楽屋で子供をあやしながら、出番がくると「東京ブギウギ」を歌うヒロイン・福来スズ子(趣里)のシーンから始まります。
ヒロインのモデル「笠置シヅ子」さんが子供を生んだのは、1947年(昭和22年)6月です。その年に「東京ブギウギ」を日劇の舞台で歌っています。
史実に基づくと、「東京ブギウギ」がレコーディングされたのは1947年(昭和22年)9月頃、福来スズ子の年齢は33歳になります。
オープニングと同様のシーンが、【第19週】に描かれます。
【第1話】小学6年生の鈴子12歳、1926年(大正15年)
オープニングが終わり「ブギウギ」【第1話】(2023/10/02)、小学6年生の鈴子が登場、1926年(大正15年)大正末期から物語が始まります。鈴子の年齢は12歳です。
ヒロイン鈴子の子役は、「澤井梨丘」さんが演じます。
【第3話】小学校卒業間際、6年生の鈴子12歳、1927年(昭和2年)
「ブギウギ」【第3話】(2023/10/04)「その年の暮、大正天皇のが崩御され、元号は昭和に代わり、一週間ほどで年が明けました。」とナレーションが入ります。
1927年(昭和元年)、小学校卒業後の進路に迷う鈴子の年齢は、12歳です。
【第6話】USK入団、小学生卒業後の鈴子12歳、1927年(昭和2年)4月
「ブギウギ」の【第6話】(2023/10/09)「昭和2年(1927)4月」とテロップが入ります。
1927年(昭和2年)4月、小学校を卒業して「梅丸少女歌劇団(USK)」に入団した鈴子の年齢は、12歳です。
ドラマに登場する「歌劇団」のモデルは、以下でまとめています。
【第11話】19歳の福来スズ子(趣里)が登場、1933年(昭和8年)
第3週の【第11話】(2023/10/16)より、成長した19歳の福来スズ子(趣里)が登場します。(正確には前週の最後のシーンより子役からバトンタッチ)
スズ子の年齢は、誕生日(8月25日と仮定)を迎えていなければ、19歳です。
【第19話】「桃色争議」後の新生USK、20歳のスズ子、1934年(昭和9年)
【第19話】(2023/10/26)、「桃色争議が終わって1年程経ちました」というナレーションと、「昭和9年(1934年)」のテロップが入ります。
「桃色争議(ストライキ)」によって、団員の給料や待遇改善は果たされますが、責任をとって大和礼子(蒼井優)と、橘アオイ(翼和希)がUSKを退団します。
トップスター2人が抜けた1年後、新生USKとして活動するスズ子の年齢は、誕生日(8月25日と仮定)を迎えていなければ、20歳です。
【第23話】出生の秘密を知り香川から戻った23歳のスズ子、1937年(昭和12年)
香川で自分の「出生の秘密」を知り、【第23話】(2023/11/01)「スズ子が香川から戻ってきて3年が経ちました」とナレーションがあります。
時代は1937年(昭和12年)です。USKは男役トップスター・秋山(伊原六花)のタップダンスと、スズ子(趣里)の歌を二本柱に、ますます人気の歌劇団となります。
【第23話】で、銭湯「はな湯」で柚子風呂のシーンも出てくるので冬至の時期(12月末)かと思います。スズ子の年齢は23歳です。
【第26話】UGDにスカウトされ上京、23歳のスズ子、1938年(昭和13年)4月
男女混成の「梅丸楽劇団(UGD)」が東京で結成され、スズ子と秋山はスカウトされ上京します。
「国家総動員法が公布」の見出しの新聞を読む客から、「昭和13年(1938)4月」とテロップが流れ、スズ子たちが東京に向かう電車に乗っているシーンになります。
上京したスズ子の年齢は23歳です。誕生日と仮定している8月25日を迎えると「24歳」になります。
※下宿屋の大家・小村チズ(ふせえり)に年齢を聞かれたスズ子は「24歳」と答えますが、これは数え年で表現しているかと思います。(あくまで推測です)
【第31話】UGDの人気者、24歳のスズ子、1939年(昭和14年)4月
【第31話】(2023/11/13)、「旗揚げから1年、梅丸楽劇団の客足は好調で、スズ子と秋山も、すっかり人気者です」のナレーションがあり、「昭和14年(1939)4月」のテロップが入ります。
「梅丸楽劇団(UGD)」が旗揚げから1年後、スズ子(趣里)と秋山(伊原六花)は劇団の人気者となります。この時のスズ子の年齢は24歳です。
【第7週】では、人気者となったスズ子が「松竹」から、ライバル会社「日宝」への移籍問題が起こります。スズ子の「日宝移籍問題」については、以下でまとめています。
【第36話】弟・六郎に赤紙、25歳のスズ子、1939年(昭和14年)9月
【第36話】(2023/11/20)、「昭和14年(1939)9月」のテロップがあり、「ナチスドイツがポーランドに進行したことをきっかけに、第二次世界大戦が始まろうとしていました」のナレーションが入ります。
ちょうどその頃、大阪のスズ子の弟・六郎に赤紙(召集令状)が届きます。この時のスズ子の年齢は25歳です。
スズ子のモデル「笠置シヅ子」さんの弟・亀井八郎さんの出征の史実、そして弟のために服部良一さんが作詞・作曲した軍歌「大空の弟」については、以下でまとめています。
【第41話】スズ子は適性歌手として睨まれる、26歳のスズ子、1940年(昭和15年)夏
【第41話】(2023/11/27)、「昭和15年(1940)夏」とテロップがあり、「スズ子が梅吉と暮らし始めて、1年が経ちました」のナレーションが入ります。
母・ツヤが亡くなり梅吉(柳葉敏郎)と東京に一緒に暮らし始めたスズ子の年齢は、誕生日と仮定している8月25日を迎えていると26歳になります。
また戦時中、スズ子は「敵性歌手」として、当局(警察など)に睨まれる存在になります。
【第46話】「福来スズ子とその楽団」を結成、27歳のスズ子、1941年(昭和16年)12月
【第46話】(2023/12/04)、「しばらくたっても、公演の機会は訪れませんでした」とナレーションがあり、「昭和16年(1941)12月」のテロップが入ります。
スズ子はUGD解散後、歌うために自ら「福来スズ子とその楽団」を結成します。ところが、スズ子は敵性歌手としてマークされていて、なかなか公演ができません。この時のスズ子の年齢は27歳です。
「福来スズ子とその楽団」のメンバーと演じる役者、スズ子のモデル「笠置シヅ子」さんが結成した「笠置シヅ子とその楽団」の史実は以下でまとめています。
昭和16年の年の瀬、梅吉(柳葉敏郎)が生まれ故郷の香川に帰ります。
そして昭和17年(1942)2月、「太平洋戦争」の影響で、敵性音楽のジャズは締め付けが厳しく、「笠置シヅ子とその楽団」は東京で公演ができません。スズ子は、地方公演での活動を模索します。
【第51話】地方巡業、28歳のスズ子、1943年(昭和18年)6月5日
【第51話】(2023/12/11)、「昭和18年(1943)6月5日」のテロップが入り、「山本五十六海軍元帥の国葬が行われました」のナレーションがあります。
その時、スズ子は「福来スズ子とその楽団」のメンバーと一緒に、愛知の地方巡業に行く汽車に乗っています。
スズ子の年齢は28歳です。誕生日と仮定している8月25日を迎えると「29歳」になります。
そして【第51話】から、スズ子の最愛の人となる学生・村山愛助が登場します。二人の年齢差は「9歳差」です。
村山愛助の実在モデルは吉本興業の御曹司「吉本頴右」さんです。村山愛助を演じるのは「水上恒司」さん、そして実在モデル「吉本頴右」の詳細は、以下をチェックしてください。
【第58話】愛助と交際、29歳のスズ子、1944年(昭和19年)3月
【第58話】(2023/12/20)、スズ子と愛助がお互いの気持ちを確かめ、ついに交際することに!
その後、「昭和19年(1944)3月」のテロップが入り、「非常措置例のため、東京や大阪の大劇場が、次々に閉鎖されました」のナレーションがあります。
戦況が悪化する中でも「福来スズ子とその楽団」は地方巡業を続け、スズ子は歌い続けます。この時のスズ子の年齢は29歳です。
【第65話】戦争末期、30歳のスズ子、1945年(昭和20年)8月
【第65話】(2024/01/04)、「昭和20年(1945)8月」のテロップが入り、「慰問公演を再開したスズ子は、この日、富山県高岡市に来ていました」のナレーションがあります。
また【第67話】(2024/01/08)、昭和20年8月15日にスズ子は富山で玉音放送を聞くことになります。
終戦を迎えるスズ子の年齢は30歳です。誕生日と仮定している8月25日を迎えると「31歳」になります。
【第68話】終戦後の公演再開、31歳のスズ子、1945年(昭和20年)11月
【第68話】(2024/01/09)、「昭和20年(1945)11月」のテロップが入り、「戦争が終わって3ヶ月、世の中の混乱は続き、スズ子たちは今だ公演ができずにいました」のナレーションがあります。
その後、愛助とスズ子の家に、マネージャー山下達夫(近藤芳正)が訪れ、日帝劇場での公演再開とスズ子へ出演のオファーを伝えます。
戦後に公演再開の知らせを聞いたスズ子の年齢は31歳です。
【第71話】(2024/01/12)、「昭和21年(1946)1月」のテロップが入り、「福来スズ子とその楽団」は公演の依頼が殺到し、毎日忙しくしている様子が描かれます。
【第72話】女優として舞台へ、31歳のスズ子、1946年(昭和21年)4月
【第72話】(2024/01/15)、「昭和21年(1946)4月」のテロップが入り、「大学を卒業した愛助は、この春、村山興業に入社」のナレーションがあります。
スズ子の年齢は31歳です。この頃、喜劇王・タナケンが、自身が演出・主演する舞台の共演女優を探していて、スズ子と会うことになります。
タナケンこと「棚橋健二」を演じるのは、「成瀬勝久」さんです。
【第82話】スズ子妊娠、愛助は大阪の病院へ、32歳のスズ子、1947年(昭和22年)元旦
【第82話】(2024/01/29)、「昭和22年(1947)元旦」のテロップが入り、「愛助が大阪の病院に移ってから、1ヶ月がたちました」のナレーションがあります。
愛助は結核が再発して大阪の病院へ、スズ子は妊娠していることが分かります。この時のスズ子の年齢は32歳です。
スズ子は身重の体で、羽鳥善一(草彅剛)が企画した舞台「ジャズカルメン」に出演します。実際にスズ子のモデル・笠置シヅ子さんが、妊娠6ヶ月で出演した舞台の史実は、以下でまとめています。
【第84話】スズ子は臨月、32歳のスズ子、1947年(昭和22年)5月
【第84話】(2024/01/31)、「昭和22年(1947)5月」のテロップが入り、「ジャズカルメンが終わって3ヶ月、今だ、愛助は東京に戻ってきません」のナレーションがあります。
臨月となったスズ子の年齢は32歳です。
【第90話】「東京ブギウギ」レコーディング、愛子3ヶ月、33歳のスズ子、1947年(昭和22年)9月
【第90話】(2024/02/08)、「昭和22年(1947)9月」のテロップが入り、「東京ブギウギ」のレコーディングが始まります。
一人娘の愛子は3ヶ月、スズ子の年齢は33歳です。
史実では、「東京ブギウギ」は昭和22年9月10日に、東京・内幸町のコロンビアのスタジオでレコーディングされました。
「東京ブギウギ」の詳細、誕生秘話は以下でまとめています。
【第92話】ブギウギ女王、33歳のスズ子、1948年(昭和23年)4月
【第92話】(2024/02/12)、「昭和23年(1948)4月」のテロップが入り、「昭和23年、善一がスズ子に贈った東京ブギウギは・・・空前の大ヒット」のナレーションがあります。
「東京ブギウギ」が大ヒット、”ブギの女王”として、戦後の日本に元気を与えたスズ子の年齢は33歳です。
【第97話】タナケンの映画に出演、35歳のスズ子、1949年(昭和24年)夏
【第97話】(2024/02/19)、「昭和24年(1949)夏」のテロップが入り、「東京ブギウギに続き、ジャングル・ブギーもヒットさせたスズ子は、仕事に家事に育児に、大忙しの日々を送っていました」のナレーションがあります。
スズ子はこの頃、タナケン(生瀬勝久)の映画に出演します。スズ子の誕生日と仮定している8月25日を迎えたとすると、スズ子は35歳です。
また、スズ子の一人娘・愛子は、2歳です。愛子を演じる子役は、以下でまとめています。
【第102話】家政婦・大野が来て半年、34歳のスズ子、1950年(昭和25年)春
【第102話】(2024/02/26)、「昭和25年(1949)春」のテロップが入り、「大野が家政婦としてスズ子の家に来て、およそ半年が経ちました」のナレーションがあります。
この時のスズ子は35歳です。
スズ子の家にやってきた家政婦・家政婦・大野晶子は「木野花」さんが演じます。
【第107話】アメリカツアー、35歳のスズ子、1950年(昭和25年)6月
【第107話】(2024/03/04)、「昭和25年(1950)6月」のテロップが入り、「柴本タケシがマネージャーになって、2ヶ月が経ちました」のナレーションがあります。
この時のスズ子は35歳です。
山下達夫(近藤芳正)の代わりにスズ子のマネージャーとなった、柴本タケシは「三浦獠太」さんが演じます。
スズ子は羽鳥善一から、アメリカ公演の話を聞きます。
スズ子のモデル・笠置シヅ子さんと、羽鳥のモデル・服部良一さんも、実際に4ヶ月渡るアメリカツアーを行っています。笠置シヅ子さんの渡米の史実は、以下でまとめています。
【第108話】スズ子の新しい家が完成、36歳のスズ子、1950年(昭和25年)9月
【第108話】(2024/03/05)、「昭和25年(1950)9月」のテロップが入り、「スズ子がアメリカに行って3ヶ月、日本では新しい家が完成しました」のナレーションがあります。
この時のスズ子は36歳です。愛子は3歳です
【第109話】新居に住んで1年、父・梅吉が危篤、37歳のスズ子、1951年(昭和26年)秋
【第109話】(2024/03/06)、「昭和26年(1951)秋」のテロップが入り、「スズ子が新居に越してから、1年が経ちました」のナレーションがあります。
この時のスズ子は37歳です。「梅吉が危篤」の電報が届き、スズ子は娘・愛子と一緒に香川に帰ります。
【第112話】羽鳥善一作曲二千曲記念ビッグパーティー、37歳のスズ子、1951年(昭和26年)11月
【第112話】(2024/03/11)、「昭和26年(1951)11月」のテロップが入り、「羽鳥善一作曲二千曲記念ビッグパーティーの日が、近づいていました」のナレーションがあります。
この時のスズ子は37歳です。
羽鳥善一(草彅剛)の実在モデル・服部良一さんが実際に開催した「作曲二千曲記念ショー」の史実は、以下でまとめています。
【第113話】愛子の脅迫・未遂事件、40歳のスズ子、1955年(昭和30年)6月
【第113話】(2024/03/12)、「昭和30年(1955)6月」のテロップが入り、「新しい家に越してから、5年が経ちました」のナレーションがあります。
スズ子は40歳、スズ子の一人娘・愛子(子役/このか)は8歳です。この時、スズ子と愛子は、「脅迫・誘拐未遂事件」に巻き込まれます。
この事件はスズ子のモデル・笠置シヅ子さんと、その娘・ヱイ子さんに起こった史実をモチーフにしています。実際に起きた「脅迫・誘拐未遂事件」については以下でまとめています。
【第117話】オールスター男女歌合戦でトリ、42歳のスズ子、1956年(昭和31年)秋
【第117話】(2024/03/18)、「昭和31年(1956)秋」のテロップが入り、「愛子の誘拐未遂事件から、1年が経ちました」のナレーションがあります。
この時のスズ子は42歳です。スズ子は、年末放送の「オールスター男女歌合戦」のトリを依頼されます。
「オールスター男女歌合戦」は1956年の年末・大晦日に放送された「第7回NHK紅白歌合戦」をモチーフにしているかと思います。
スズ子のモデル「笠置シヅ子」さんが大トリを飾った「第7回NHK紅白歌合戦」の史実については、以下でまとめています。
【第122話】歌手引退を決意、42歳のスズ子、1957年(昭和32年)年明け
【第122話】(2024/03/25)、「オールスター男女歌合戦」で大トリを飾ったスズ子は、1957年(昭和32年)年明けに「歌手引退」を決意します。
この時のスズ子は42歳です。
スズ子のモデル「笠置シヅ子」さんが「歌手廃業宣言」をした理由、その史実は以下でまとめています。
【最終回】スズ子のラストステージ「さよならコンサート」は、1957年(昭和32年)に開催されているかと思います。
まとめ
NHK朝ドラ「ブギウギ」ヒロイン・福来スズ子(花田鈴子)が生まれた1914年(大正3年)から昭和までの年表、スズ子の年齢とシーン別のエピソードをまとめました。
もし、スズ子のモデル「笠置シヅ子」さんが、「ブギウギ」放送開始の2023年10月までご存命としたら「109歳」になります。(笠置シヅ子さんは70歳で亡くなっています)
他にも「ブギウギ」の登場人物・キャスト一覧は、以下をチェックしてください。
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