2023年10月2日放送スタートの、第109作となるNHK連続テレビ小説「ブギウギ」
ヒロイン・福来スズ子(花田鈴子)は、「趣里(しゅり)」さんが演じます。「ブギウギ」のあらすじは、以下の通りです。
大正の終わり、大阪・下町の小さな銭湯の看板娘・花田鈴子は、歌って踊るのが大好きな天真爛漫な女の子。鈴子は「歌と踊りでみんなを笑顔にしたい」と、道頓堀に新しくできた歌劇団に入団。生まれ故郷・香川への思い、大阪の華やかなステージ、そして夢を追いかけ東京へ・・・“ブギの女王”と呼ばれる戦後の大スター歌手となっていくヒロインの物語。
鈴子が生まれたのは、1914年(大正3年)です。「ブギウギ」では大正、昭和初期から、戦争を経て、戦後の大スターとなる「福来スズ子」の物語が描かれます。
スズ子の年齢を、シーンごと、時代別に紹介していきます。
- スズ子は何歳?誕生日、生年月日は1914年(大正3年)
- 【シーン別】福来スズ子の年表・年齢・時代設定
- 【第1話】オープニング、スズ子が「東京ブギウギ」を歌う、1947年(昭和22年)?
- 【第1話】小学6年生の鈴子12歳、1926年(大正15年)
- 【第3話】小学校卒業間際、6年生の鈴子12歳、1927年(昭和2年)
- 【第6話】USK入団、小学生卒業後の鈴子12歳、1927年(昭和2年)4月
- 【第11話】19歳の福来スズ子(趣里)が登場、1933年(昭和8年)
- 【第19話】「桃色争議」後の新生USK、20歳のスズ子、1934年(昭和9年)
- 【第23話】出生の秘密を知り香川から戻った23歳のスズ子、1937年(昭和12年)
- 【第26話】UGDにスカウトされ上京、23歳のスズ子、1938年(昭和13年)4月
- 【第31話】UGDの人気者、24歳のスズ子、1939年(昭和14年)4月
- 【第36話】弟・六郎に赤紙、25歳のスズ子、1939年(昭和14年)9月
- 【第41話】スズ子は適性歌手として睨まれる、26歳のスズ子、1940年(昭和15年)夏
- まとめ
スズ子は何歳?誕生日、生年月日は1914年(大正3年)

「ブギウギ」【第1話】のオープニングは、”ブギの女王”として、戦後のスターとなった福来スズ子(趣里)が「東京ブギウギ」を歌唱するシーンから始まります。
その後、小学6年生の鈴子(澤井梨丘)が登場、テロップで「大正15年(1926)大阪市 福島」と表示され、物語が始まります。
ヒロイン・鈴子は1914年(大正3年)生まれです。鈴子の実在モデルの「笠置シヅ子」さんの生年月日は「1914年8月25日」です。
昭和の戦後まで年齢表現は「数え年」が一般的で、「ブギウギ」ドラマ内でも「数え年」で表現するのが歴史的には普通です。
ドラマ内でスズ子が「何歳」なのか答えるシーンでは、「数え年」で表現されていると推測しています。そのため、以下からの年表では1歳ずれることがあります。
「数え年」は生まれた時点で1歳とし、1月1日のたびに1歳ずつ加えていく年齢の数え方です。
ドラマ内やNHK公式からは、ヒロイン・鈴子の誕生日・月日の詳細は発表されていませんが、「笠置シヅ子」さんと同じ「1914年8月25日」で計算します。
モデルの「笠置シヅ子」さんのプロフィール、略歴については、以下でまとめています。

※朝ドラ「ブギウギ」はモデルの実話をエピソードにしている場合もありますが、フィクションとして制作されたオリジナル作品です。
【シーン別】福来スズ子の年表・年齢・時代設定
ここからは福来スズ子(花田鈴子)の年齢と年表を、シーンごとに紹介しています。「数え年」ではなく、現在の年齢の数え方の「満年齢」で表記します。
※モデル・笠置シヅ子さんの誕生日、1914年8月25日と仮定して年齢を加算します。
出来事 | スズ子の年齢 | 西暦(和暦) |
生まれ年 | 0歳 | 1914年(大正3年) |
【第1週】物語の始まり | 12歳 | 1926年(大正15年) |
【第1週】小学校卒業 | 12歳 | 1927年(昭和2年) |
【第2週】USK入団 | 12歳 | 1927年(昭和元年)4月 |
【第3週】成長したスズ子 | 19歳 | 1933年(昭和8年) |
【第4週】桃色争議の1年後 | 20歳 | 1934年(昭和9年) |
【第5週】香川から戻る | 23歳 | 1937年(昭和12年) |
【第6週】スズ子が上京 | 23歳 | 1938年(昭和13年)4月 |
【第7週】日宝移籍問題 | 24歳 | 1939年(昭和14年)4月 |
【第8週】六郎に赤紙 | 25歳 | 1939年(昭和14年)9月 |
【第9週】敵性歌手のスズ子 | 26歳 | 1940年(昭和15年)夏 |
※年齢は「満年齢」で計算
【第1話】オープニング、スズ子が「東京ブギウギ」を歌う、1947年(昭和22年)?
「ブギウギ」【第1話】(2023/10/02)で子供をあやしながら、出番で「東京ブギウギ」を歌うヒロイン・福来スズ子(趣里)のシーンから始まります。
ヒロインのモデル「笠置シヅ子」さんが子供を生んだのは、1947年(昭和22年)6月です。その年に「東京ブギウギ」を日劇の舞台で歌っています。
史実に基づくと、福来スズ子の年齢は33歳になります。(※OPに関しては推測です)
【第1話】小学6年生の鈴子12歳、1926年(大正15年)
オープニングが終わり「ブギウギ」【第1話】(2023/10/02)、小学6年生の鈴子が登場、1926年(大正15年)大正末期から物語が始まります。鈴子の年齢は12歳です。
ヒロイン鈴子の子役は、「澤井梨丘」さんが演じます。

【第3話】小学校卒業間際、6年生の鈴子12歳、1927年(昭和2年)
「ブギウギ」【第3話】(2023/10/04)「その年の暮、大正天皇のが崩御され、元号は昭和に代わり、一週間ほどで年が明けました。」とナレーションが入ります。
1927年(昭和元年)、小学校卒業後の進路に迷う鈴子の年齢は、12歳です。
【第6話】USK入団、小学生卒業後の鈴子12歳、1927年(昭和2年)4月
「ブギウギ」の【第6話】(2023/10/09)「昭和2年(1927)4月」とテロップが入ります。
1927年(昭和2年)4月、小学校を卒業して「梅丸少女歌劇団(USK)」に入団した鈴子の年齢は、12歳です。
ドラマに登場する「歌劇団」のモデルは、以下でまとめています。

【第11話】19歳の福来スズ子(趣里)が登場、1933年(昭和8年)
第3週の【第11話】(2023/10/16)より、成長した19歳の福来スズ子(趣里)が登場します。(正確には前週の最後のシーンより子役からバトンタッチ)

スズ子の年齢は、誕生日(8月25日と仮定)を迎えていなければ、19歳です。
【第19話】「桃色争議」後の新生USK、20歳のスズ子、1934年(昭和9年)
【第19話】(2023/10/26)、「桃色争議が終わって1年程経ちました」というナレーションと、「昭和9年(1934年)」のテロップが入ります。
「桃色争議(ストライキ)」によって、団員の給料や待遇改善は果たされますが、責任をとって大和礼子(蒼井優)と、橘アオイ(翼和希)がUSKを退団します。

トップスター2人が抜けた1年後、新生USKとして活動するスズ子の年齢は、誕生日(8月25日と仮定)を迎えていなければ、20歳です。
【第23話】出生の秘密を知り香川から戻った23歳のスズ子、1937年(昭和12年)
香川で自分の「出生の秘密」を知り、【第23話】(2023/11/01)「スズ子が香川から戻ってきて3年が経ちました」とナレーションがあります。
時代は1937年(昭和12年)です。USKは男役トップスター・秋山(伊原六花)のタップダンスと、スズ子(趣里)の歌を二本柱に、ますます人気の歌劇団となります。
【第23話】で、銭湯「はな湯」で柚子風呂のシーンも出てくるので冬至の時期(12月末)かと思います。スズ子の年齢は23歳です。
【第26話】UGDにスカウトされ上京、23歳のスズ子、1938年(昭和13年)4月
男女混成の「梅丸楽劇団(UGD)」が東京で結成され、スズ子と秋山はスカウトされ上京します。
「国家総動員法が公布」の見出しの新聞を読む客から、「昭和13年(1938)4月」とテロップが流れ、スズ子たちが東京に向かう電車に乗っているシーンになります。
上京したスズ子の年齢は23歳です。誕生日と仮定している8月25日を迎えると「24歳」になります。
※下宿屋の大家・小村チズ(ふせえり)に年齢を聞かれたスズ子は「24歳」と答えますが、これは数え年で表現しているかと思います。(あくまで推測です)
【第31話】UGDの人気者、24歳のスズ子、1939年(昭和14年)4月
【第31話】(2023/11/13)、「旗揚げから1年、梅丸楽劇団の客足は好調で、スズ子と秋山も、すっかり人気者です」のナレーションが入り、「昭和14年(1939)4月」のテロップが入ります。
「梅丸楽劇団(UGD)」が旗揚げから1年後、スズ子(趣里)と秋山(伊原六花)は劇団の人気者となります。この時のスズ子の年齢は24歳です。
【第7週】では、人気者となったスズ子が「松竹」から、ライバル会社「日宝」への移籍問題が起こります。スズ子の「日宝移籍問題」については、以下でまとめています。

【第36話】弟・六郎に赤紙、25歳のスズ子、1939年(昭和14年)9月
【第36話】(2023/11/20)、「昭和14年(1939)9月」のテロップが入り「ナチスドイツがポーランドに進行したことをきっかけに、第二次世界大戦が始まろうとしていました」のナレーションが入ります。
ちょうどその頃、大阪のスズ子の弟・六郎に赤紙(召集令状)が届きます。この時のスズ子の年齢は25歳です。
スズ子のモデル「笠置シヅ子」さんの弟・亀井八郎さんの出征の史実、そして弟のために服部良一さんが作詞・作曲した軍歌「大空の弟」については、以下でまとめています。

【第41話】スズ子は適性歌手として睨まれる、26歳のスズ子、1940年(昭和15年)夏
【第41話】(2023/11/27)、「昭和15年(1940)夏」とテロップが入り「スズ子が梅吉と暮らし始めて、1年が経ちました」のナレーションが入ります。
母・ツヤが亡くなり梅吉(柳葉敏郎)と東京に一緒に暮らし始めたスズ子の年齢は、誕生日と仮定している8月25日を迎えていると「26歳」になります。
また戦時中、スズ子は「敵性歌手」として、当局(警察など)に睨まれる存在になります。

※物語が進みしだい、順次更新中です!
まとめ

NHK朝ドラ「ブギウギ」ヒロイン・福来スズ子(花田鈴子)が生まれた1914年(大正3年)から昭和までの年表、スズ子の年齢とシーン別のエピソードをまとめました。
出来事 | スズ子の年齢 | 西暦(和暦) |
生まれ年 | 0歳 | 1914年(大正3年) |
【第1週】物語の始まり | 12歳 | 1926年(大正15年) |
【第1週】小学校卒業 | 12歳 | 1927年(昭和2年) |
【第2週】USK入団 | 12歳 | 1927年(昭和元年)4月 |
【第3週】成長したスズ子 | 19歳 | 1933年(昭和8年) |
【第4週】桃色争議の1年後 | 20歳 | 1934年(昭和9年) |
【第5週】香川から戻る | 23歳 | 1937年(昭和12年) |
【第6週】スズ子が上京 | 23歳 | 1938年(昭和13年)4月 |
【第7週】日宝移籍問題 | 24歳 | 1939年(昭和14年)4月 |
【第8週】六郎に赤紙 | 25歳 | 1939年(昭和14年)9月 |
【第9週】敵性歌手のスズ子 | 26歳 | 1940年(昭和15年)夏 |
※年齢は「満年齢」で計算
もし、スズ子のモデル「笠置シヅ子」さんが、「ブギウギ」放送開始の2023年10月までご存命としたら「109歳」になります。(笠置シヅ子さんは70歳で亡くなっています)
他にも「ブギウギ」の登場人物・キャスト一覧は、以下をチェックしてください。


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