2023年4月3日放送スタートの第108作となるNHK連続テレビ小説「らんまん」
主人公の植物学者・槙野万太郎(まきのまんたろう)は「神木隆之介」さん、ヒロイン・寿恵子(すえこ)は「浜辺美波」さんが演じます。あらすじは、以下の通りです。
江戸時代末期の高知県、酒造業を営む商家に待望の男の子・槙野万太郎が誕生。虚弱な子どもだが、植物のことが大好き。両親を早くに亡くした万太郎は祖母・タキの手で育てられる。幕末から昭和にかけ、愛する植物のため「日本独自の植物図鑑を編纂する」夢へと邁進する。
詳細はこちら>>各週のあらすじ・見所
万太郎が生まれたのは、幕末の1862年(文久2年)です。江戸時代から、明治、大正、昭和とドラマ内で描かれていくと思います。
万太郎の年齢を、シーンごと、時代別に紹介していきます。
万太郎の誕生日・生年月日は1862年(文久2年)
ついに。始まりました。これから半年間…皆様の日常にお邪魔いたします。
隆之介#らんまん pic.twitter.com/ginAugA4tH
— 神木隆之介 (@kamiki_official) April 2, 2023
「らんまん」第1話の冒頭は、槙野万太郎(神木隆之介)が植物採集するシーンから始まります。
その後、1867年(慶応3年)幼少期の5歳の万太郎(森優理斗)が、実家「峰屋」の中庭で植物を眺めるシーンに変わります。
「らんまん」が満年齢の設定としたら、主人公・槙野万太郎は1862年生まれとなります。
実在モデルの「牧野富太郎」さんの生年月日は1862年5月22日です。万太郎は実在モデルと同じ1862年生まれだと思います。また万太郎の、細かな誕生日・月日などは不明です。
モデルの植物学者「牧野富太郎」さんについては、以下でまとめています。

万太郎の年齢表記は「数え年」ではなく「満年齢」?

日本では昔から生まれた時を「1歳」とし、元日を迎える度に年齢を加算する「数え年」が一般的でした。現在では生まれた日を「0歳」とする「満年齢」で数えるのが普通です。
1873年(明治6年)からは満年齢を原則とする布告がされていますが、庶民の間に「満年齢」で年を数えるのが普及したのは、もっと後の時代です。
「らんまん」の時代であれば、ドラマ内でも「数え年」で表現するのが普通です。
ただし、万太郎が実在モデル「牧野富太郎」さんと同じ生まれ年と設定していると推測できるので、ドラマ内では分かりやすくするため「満年齢」を使用していると思います。
わざわざ実在モデルと、生まれ年を1年違いにする必要性はないと考えます。
※公式な発表はなく、あくまで推測なのでご了承下さい。
【シーン別】万太郎の年表・年齢・時代設定
ここからは高知佐田で生まれ、後に上京して東京根津に住む、万太郎の年表をシーンごとに紹介していきます。
※万太郎の生まれ年はわかりますが、月日の詳細までは発表されていません。西暦が1年変わった時点で1歳プラスしています。
万太郎の年齢 | 西暦(和暦) | 時代 | |
生まれ年 | 0歳 | 1862年(文久2年) | 江戸 |
【第1週】幼少期 | 5歳 | 1867年(慶応3年) | 江戸 |
【第2週】名教館に通う | 9歳 | 1871年(明治4年) | 明治 |
【第3週】成長した万太郎 | 18歳 | 1880年(明治13年) | 明治 |
【第3週】万太郎が上京 | 19歳 | 1881年(明治14年) | 明治 |
【第6週】万太郎が再上京 | 20歳 | 1882年(明治15年) | 明治 |
※年齢は「満年齢」と推測
【第1週】幼少期の5歳、1867年(慶応3年)江戸時代
「らんまん」【第1週】は、1867年(慶応3年)江戸末期から物語が始まります。
高知佐田の造り酒屋「峰屋」に生まれた万太郎(森優理斗)は5歳になります。幕末ということもあり坂本龍馬(ディーン・フジオカ)に出会うシーンもあります。

【第2週】9歳になり名教館に通う、1871年(明治4年)明治時代
【第2週】1871年(明治4年)、明治時代に変わり9歳になった万太郎(小林優仁)は、学問所「名教館」で、学頭・池田蘭光(寺脇康文)と出会い勉強する楽しさを知ります。

【第3週】18歳の万太郎(神木隆之介)が登場、1880年(明治13年)明治時代
【第3週】1880年(明治13年)から、18歳に成長した万太郎が登場します。
この週より、主人公は子役から「神木隆之介」さんにバトンタッチします。(正確には第1話の冒頭シーン、第2週の第10話の最後にも登場)

【第3週】19歳の万太郎が上京、1881年(明治14年)明治時代
1881年(明治14年)の春、東京で開催される「内国勧業博覧会」に、峰屋のお酒「峰乃月」を出品するため万太郎が上京。
「内国勧業博覧会」は東京に行く口実で、植物学に夢中の万太郎は、憧れの植物学者、野田基善(田辺誠一)と里中芳生(いとうせいこう)に会いに行きます。
「内国勧業博覧会」の会場で、ヒロイン西村寿恵子(浜辺美波)と運命的な出会いを果たします。

【第6週】20歳の万太郎は植物学研究のため再び上京、1882年(明治15年)明治時代
【第6週】1882年(明治15年)の春、20歳になった万太郎は再び上京。植物学の研究のため、東京で竹雄(志尊淳)と生活を始めます。
紆余曲折あり、下宿先は根津にあるドクダミで覆われた「十徳長屋(クサ長屋)」に決まります。個性的な「十徳長屋」の住人を演じる役者は以下をチェックしてください。

※ストーリーが進むごとに、順次更新中です!
まとめ
NHK朝ドラ「らんまん」主人公・万太郎が生まれた1862年(文久2年)の江戸時代から、明治、大正、昭和まで時代と設定をまとめました。
万太郎の年齢 | 西暦(和暦) | 時代 | |
生まれ年 | 0歳 | 1862年(文久2年) | 江戸 |
【第1週】幼少期 | 5歳 | 1867年(慶応3年) | 江戸 |
【第2週】名教館に通う | 9歳 | 1871年(明治4年) | 明治 |
【第3週】成長した万太郎 | 18歳 | 1880年(明治13年) | 明治 |
【第3週】万太郎が上京 | 19歳 | 1881年(明治14年) | 明治 |
【第6週】万太郎が再上京 | 20歳 | 1882年(明治15年) | 明治 |
※年齢は「満年齢」と推測
他にも「らんまん」のキャスト・子役一覧は、以下をチェックしてください。


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