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「らんまん」万太郎の年齢は?時代別・年表まとめ【江戸/明治/大正/昭和】

「らんまん」万太郎の年齢は?時代別・年表まとめ【江戸/明治/大正/昭和】

2023年4月3日放送スタートの第108作となるNHK連続テレビ小説「らんまん」

主人公の植物学者・槙野万太郎(まきのまんたろう)は「神木隆之介」さん、ヒロイン・寿恵子(すえこ)は「浜辺美波」さんが演じます。あらすじは、以下の通りです。

江戸時代末期の高知県、酒造業を営む商家に待望の男の子・槙野万太郎が誕生。虚弱な子どもだが、植物のことが大好き。両親を早くに亡くした万太郎は祖母・タキの手で育てられる。幕末から昭和にかけ、愛する植物のため「日本独自の植物図鑑を編纂する」夢へと邁進する。

詳細はこちら>>各週のあらすじ・見所

 

万太郎が生まれたのは、幕末の1862年(文久2年)です。江戸時代から、明治、大正、昭和とドラマ内で描かれていくと思います。

万太郎の年齢を、シーンごと、時代別に紹介していきます。

 

目次
  1. 万太郎の誕生日・生年月日は1862年(文久2年)
  2. 万太郎の年齢表記は「数え年」ではなく「満年齢」?
  3. ヒロイン寿恵子と万太郎の年齢差は3歳
  4. 【シーン別】万太郎の年表・年齢・時代設定
  5. まとめ

万太郎の誕生日・生年月日は1862年(文久2年)

「らんまん」第1話の冒頭は、槙野万太郎(神木隆之介)が植物採集するシーンから始まります。

その後、1867年(慶応3年)幼少期の5歳の万太郎(森優理斗)が、実家「峰屋」の中庭で植物を眺めるシーンに変わります。

「らんまん」が満年齢の設定としたら、主人公・槙野万太郎は1862年生まれとなります。

実在モデルの「牧野富太郎」さんの生年月日は1862年5月22日です。万太郎も実在モデルと同じ1862年生まれだと思います。また万太郎の、細かな誕生日・月日などは不明です。

モデルの植物学者「牧野富太郎」さんについては、以下でまとめています。

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万太郎の年齢表記は「数え年」ではなく「満年齢」?

「らんまん」万太郎の年齢表記は「数え年」ではなく「満年齢」?

日本では昔から生まれた時を「1歳」とし、元日を迎える度に年齢を加算する「数え年」が一般的でした。現在では生まれた日を「0歳」とする「満年齢」で数えるのが普通です。

1873年(明治6年)からは満年齢を原則とする布告がされていますが、庶民の間に「満年齢」で年を数えるのが普及したのは、もっと後の時代です。

 

「らんまん」の時代であれば、ドラマ内でも「数え年」で表現するのが普通です。

ただし、万太郎が実在モデル「牧野富太郎」さんと同じ生まれ年と設定していると推測できるので、ドラマ内では分かりやすくするため「満年齢」を使用していると思います。

わざわざ実在モデルと、生まれ年を1年違いにする必要性はないと考えます。

※公式な発表はなく、あくまで推測なのでご了承下さい。

 

ヒロイン寿恵子と万太郎の年齢差は3歳

ヒロイン寿恵子(浜辺美波)のモデル・小澤壽衛さんと、万太郎のモデル・牧野富太郎さんは、実際には11歳の年齢差がありました。

1888年(明治21年)、牧野富太郎さん26歳、小澤壽衛さん15歳の時に結婚してます。

「らんまん」のドラマ内では、万太郎と寿恵子の年齢差は「3歳」程度の設定のようです。※あくまで推測です。

 

【シーン別】万太郎の年表・年齢・時代設定

ここからは高知佐田で生まれ、上京して東京根津に住む、万太郎の年表をシーンごとに紹介していきます。

※万太郎の生まれ年はわかりますが、月日の詳細まで発表されていません。モデル・牧野富太郎さんの1862年5月22日と仮定して年を加算します。

出来事 万太郎の年齢 西暦(和暦)
生まれ年 0歳 1862年(文久2年)江戸時代
【第1週】幼少期 5歳 1867年(慶応3年)江戸時代
【第2週】名教館に通う 9歳 1871年(明治4年)
【第3週】成長した万太郎 18歳 1880年(明治13年)
【第3週】万太郎が上京 19歳 1881年(明治14年)春
【第6週】万太郎が再上京 20歳 1882年(明治15年)春
【第10週】万太郎が結婚 21歳 1882年(明治15年)
【第11週】佐川へ里帰り 21歳 1883年(明治16年)3月
【第14週】新婚生活 22歳 1883年(明治16年)9月
【第15週】新種発表 22歳 1884年(明治17年)1月
【第16週】図譜、第2集 23歳 1884年(明治17年)7月
【第16週】園子が生まれる 23歳 1884年(明治17年)9月
【第17週】植物学教室・出禁 24歳 1885年(明治18年)12月
【第18週】園子が亡くなる 24歳 1886年(明治19年)春
【第19週】千歳が生まれる 25歳 1886年(明治19年)6月
【第20週】長屋で研究続ける 28歳 1890年(明治23年)夏
【第21週】田邊教授が亡くなる 31歳 1893年(明治26年)8月
【第22週】万太郎、助手になる 31歳 1893年(明治26年)9月?
【第22週】万太郎、台湾へ 34歳 1896年(明治29年)7月?
【第23週】寿恵子、渋谷へ 35歳 1897年(明治30年)9月
【第24週】南方熊楠と交流 41歳 1903年(明治36年)7月
【第25週】虎鉄と千歳が結婚 49歳 1912年(明治45年)冬
【第25週】関東大震災 61歳 1923年(大正12年)9月1日
【第26週】大泉村に移住 65歳 1927年(昭和2年)夏
【第26週】最終話 65歳 1928年(昭和3年)4月?
【第26週】遺品・標本の整理 すでに他界 1958年(昭和33年)夏

※年齢は「満年齢」「新暦」で計算

「らんまん」ドラマ内では季節の描写はありますが、明治何年なのかはハッキリ紹介されてない部分もあります。

年齢も万太郎のモデル・牧野富太郎さんの史実通りに進んでいない部分もあるため、季節や年代描写などを元にした推測もあります。

 

【第1週】幼少期の5歳、1867年(慶応3年)江戸時代

「らんまん」【第1週】は、1867年(慶応3年)江戸末期から物語が始まります。

高知佐田の造り酒屋「峰屋」に生まれた万太郎(森優理斗)は5歳になります。幕末ということもあり坂本龍馬(ディーン・フジオカ)に出会うシーンもあります。

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【第2週】9歳になり名教館に通う、1871年(明治4年)

【第2週】1871年(明治4年)、明治時代に変わり9歳になった万太郎(小林優仁)は、学問所「名教館」で、学頭・池田蘭光(寺脇康文)と出会い勉強する楽しさを知ります。

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【第3週】18歳の万太郎(神木隆之介)が登場、1880年(明治13年)

【第3週】1880年(明治13年)から、18歳に成長した万太郎が登場します。

この週より、主人公は子役から「神木隆之介」さんにバトンタッチします。(正確には第1話の冒頭シーン、第2週の第10話の最後にも登場)

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【第3週】19歳の万太郎が上京、1881年(明治14年)

1881年(明治14年)の春、東京で開催される「内国勧業博覧会」に、峰屋のお酒「峰乃月」を出品するため万太郎が上京。

「内国勧業博覧会」は東京に行く口実で、植物学に夢中の万太郎は、憧れの植物学者、野田基善(田辺誠一)里中芳生(いとうせいこう)に会いに行きます。

「内国勧業博覧会」の会場で、ヒロイン西村寿恵子(浜辺美波)と運命的な出会いを果たします。

「らんまん」万太郎の妻・ヒロイン西村寿恵子は「浜辺美波」が演じる、モデルは小澤寿衛子
「らんまん」万太郎の妻・ヒロイン西村寿恵子は「浜辺美波」が演じる、モデルは小澤寿衛子NHK朝ドラ「らんまん」主人公・槙野万太郎の妻「西村寿恵子(にしむらすえこ)」を演じるのは「浜辺美波(はまべみなみ)」さんです。西村寿恵子の役どころ、実在モデル、演じる「浜辺美波」さんのプロフィールを紹介します。...

 

【第6週】20歳の万太郎は植物学研究のため再び上京、1882年(明治15年)

【第6週】1882年(明治15年)の春、20歳になった万太郎は再び上京。植物学の研究のため、東京で竹雄(志尊淳)と生活を始めます。

紆余曲折あり、下宿先は根津にあるドクダミで覆われた「十徳長屋(クサ長屋)」に決まります。個性的な「十徳長屋」の住人を演じる役者は以下をチェックしてください。

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「らんまん」十徳長屋(クサ長屋)の住民を演じる役者・子役一覧NHK朝ドラ「らんまん」万太郎が上京して住む根津「十徳長屋」には個性あふれる住人がいます。「十徳長屋」の住人・学生・大家などを演じる役者をまとめました。...

 

【第10週】21歳の万太郎が寿恵子と結婚、1882年(明治15年)

【第6週】以降、ドラマ内で明確は年号などの発表はありません。

【第10週】万太郎が「植物学雑誌」創刊のため大畑印刷所の見習いとなり、「石板印刷の試し刷りをして2週間が経った8月」というナレーションがあります。

仮に万太郎が、実在モデルの牧野富太郎さんと同じ誕生月が5月と仮定すると、8月頃は21歳となります。

そして「植物学雑誌」を完成させた万太郎は、「大畑印刷所」の主人・大畑義平(奥田瑛二)と、妻・イチ(鶴田真由)に仲人を頼み、寿恵子に結婚を申し込みます。

「大畑印刷所」の家族や印刷工を演じる役者は以下でまとめています。

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万太郎の実在モデル・牧野富太郎さんが、「植物学雑誌」を創刊したのは25歳(1887年)の年です。

「らんまん」はフィクションとして制作されたオリジナル作品のため、史実とは少し異なる進み方をしています。

 

【第11週】万太郎21歳の春、寿恵子を連れて佐川へ里帰り、1883年(明治16年)

万太郎が寿恵子が結婚を決め、半年後の「甑倒し(こしきだおし)」の日に、高知県佐川へ一緒に里帰りします。

万太郎の実家「峰屋」の酒造りが最後となり、暇になるのが「甑倒し」の時期です。「峰屋」では3月に行われます。「甑倒し」についての詳細は、以下をチェックしてください。

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「らんまん」甑倒し(こしきだおし)とは?季節はいつ?何月に行われる?NHK朝ドラ「らんまん」ドラマ内でたびたび言葉を聞く「甑倒し(こしきだおし)」とは、酒造りの最後に、もろみの仕込みを終えることを意味します。その年の酒の仕込みを無事に終了したことを祝い「甑倒しの祝宴」を催すため、これも含めて「甑倒し」と呼びます。...

 

高知佐川へ初めて帰った頃の年齢は、万太郎は21歳、寿恵子は18歳になります。

 

【第14週】万太郎22歳の秋(9月)寿恵子と新婚生活、1883年(明治16年)

槙野タキ(松坂慶子)の法要(春頃)が終わると、東京・根津の「十徳長屋」で万太郎は寿恵子と新婚生活を始めます。

東京大学「植物学教室」に再び通い出すのが9月です。万太郎の誕生月が5月仮定すると、9月頃は22歳となります。

 

【第15週】万太郎22歳の正月(1月)大窪と共同研究、1884年(明治17年)

万太郎は、高知県で発見した植物(ヤマトグサ)の研究を、大窪昭三郎(今野浩喜)と始めます。

東京大学「植物学教室」で二人で研究している時に、除夜の鐘が聞こえてくる描写があります。万太郎22歳、1884年(明治17年)の正月頃になります。

万太郎が初めて植物に学名を付ける「ヤマトグサ」については、以下でまとめています。

「らんまん」ヤマトグサは、万太郎が学名を付け新種発表した初の植物
「らんまん」ヤマトグサは、万太郎が学名を付け新種発表した初の植物NHK朝ドラ「らんまん」のエピソードに登場するのが、牧野富太郎さんが初めて学名を付けた「ヤマトグサ(大和草)」です。...

 

【第16週】万太郎23歳の7月「日本植物誌図譜」第ニ集、1884年(明治17年)

新種植物の名付けの競い合いに苦しんでいた藤丸次郎(前原瑞樹)は東京大学を休学、万太郎の研究を手伝いを始めます。そして、万太郎は「日本植物誌図譜」第二集を出版します。

「寿恵子が妊娠7ヶ月」というナレーションもあるため万太郎の誕生月が5月仮定すると23歳、1884年(明治17年)の夏頃(7月)になります。

また、藤丸と同級生の波多野泰久(前原滉)が、「もうすぐ卒業」という会話もあるため、夏(7月)の時期だということも分かります。(※昔の日本は9月入学)

その後、「万太郎が旅立って(植物採集)3週間、歴は8月になりました」とナレーションが入るので、7月であることは間違いありません。

 

【第16週】寿恵子が「園子」を出産、万太郎23歳の9月、1884年(明治17年)

出産を控える寿恵子が「ススキ」を見て、「もうすぐお月見」と発言するシーンがあります。その後、産気づいた寿恵子は長女「園子」を出産します。

寿恵子が長女「園子」を出産したのは、万太郎23歳の9月頃になります。(※新暦だと仮定)

その後、万太郎は発見し「ムジナモ」の研究をしながら、「日本植物誌図譜」第三集も出版します。「ムジナモ」については、以下で詳細をまとめています。

「らんまん」ムジナモとは?植物学教室・出禁事件!牧野富太郎の名前が世界に知られる
「らんまん」ムジナモとは?植物学教室・出禁事件!牧野富太郎の名前が世界に知られるNHK朝ドラ「らんまん」のエピソードに登場する植物が、牧野富太郎さんの名前を世界に知らしめた水草「ムジナモ(貉藻)」です。...

 

【第17週】24歳の万太郎は東大・植物学教室を出禁、1885年(明治18年)12月

「伊藤博文が初代内閣総理大臣となり、森有礼が初代文部大臣に就任」というナレーションがあり、久しぶりに年代がハッキリわかりました。

伊藤博文が内閣総理大臣になったのは1885年(明治18年)12月です。万太郎は24歳になります。

この頃、万太郎は「植物学雑誌」で「ムジナモ」の論文を発表します。ところが、共著としなかったことに田邊教授(要潤)が激怒!万太郎に東京大学・植物学教室への出入り禁止を言い渡します。

万太郎が発見した「ムジナモ」は当初、どんな植物か分かりませんでした。万太郎に学名「Aldrovanda vesiculosa」だと教えたのは田邊教授でした。

この週から田邊教授の恩人・森有礼が登場します。実在人物の森有礼は「橋本さとし」さんが演じています。

「らんまん」森有礼は「橋本さとし」が演じる、初代文部大臣
「らんまん」森有礼は「橋本さとし」が演じる、初代文部大臣NHK朝ドラ「らんまん」第1次伊藤博文内閣の初代文部大臣・森有礼を演じるのは、「橋本さとし」さんです。森有礼の役どころ、演じる「橋本さとし」さんのプロフィールを紹介します。...

 

【第18週】24歳の万太郎、長女・園子が麻疹で亡くす、「峰屋」廃業、1886年(明治19年)春

万太郎と寿恵子の長女・園子が2歳になる前に、麻疹(はしか)で亡くなります。ヒメスミレが咲く頃というナレーションがあるため、1886年(明治19年)春頃、万太郎は24歳です。

また同じ時期、万太郎の土佐の実家「峰屋」では腐造を出してしまい、多額の借金をかかえ廃業することになります。

「峰屋」の実在モデル「岸屋」については以下でまとめています。

「らんまん」造り酒屋「峰屋」は「岸屋」がモデル、日本酒「峰乃月」は?
「らんまん」造り酒屋「峰屋」は「岸屋」がモデル、日本酒「峰乃月」は?NHK朝ドラ「らんまん」主人公・槙野万太郎の実家の造り酒屋「峰屋」のモデルは牧野富太郎さんの商家「岸屋」です。スタジオセットのデザインは、江戸時代から続く老舗酒造「司牡丹酒造」などを参考にしています。...

 

【第19週】万太郎が25歳の時、次女・千歳が生まれる、1886年(明治19年)6月

1886年(明治19年)6月、万太郎と寿恵子の次女・千歳(ちとせ)が生まれます。万太郎は25歳になります。

その1ヶ月後にロシアに留学しようとしていた万太郎の元に、マキシモヴィッチ博士が亡くなった手紙が届きます。実在人物・マキシモヴィッチ博士については、以下でまとめています。

「らんまん」マキシモヴィッチ博士とは?「マルバマンネングサ」を新種と認定
「らんまん」マキシモヴィッチ博士とは?「マルバマンネングサ」を新種と認定NHK朝ドラ「らんまん」万太郎が植物標本を送ったりと、ドラマ内で何度も名前があがるのが「マキシモヴィッチ博士」です。実在するロシアの植物分類学者「マキシモヴィッチ博士」について紹介します。 ...

 

これから半年後、波多野(前原滉)と藤丸(前原瑞樹)と一緒に新種「ヤッコソウ」を発見、さらに新科「ヤッコソウ科」を創出します。1887年(明治20年)冬頃かと推測しています。

また、「ヤッコソウ」の詳細については以下でまとめています。

「らんまん」ヤッコソウとは?牧野富太郎が新科「ヤッコソウ科」を作る
「らんまん」ヤッコソウとは?牧野富太郎が新科「ヤッコソウ科」を作るNHK朝ドラ「らんまん」のエピソードに登場するのが、新科「ヤッコソウ科」を創出した寄生植物「ヤッコソウ(奴草)」です。「ヤッコソウ」は牧野富太郎さんが学名を付けた代表的植物の一つです。...

 

【第20週】十徳長屋で植物学研究を続ける万太郎28歳、1890年(明治23年)夏頃

万太郎と寿恵子の間には長男・百喜(ももき)が生まれます。さらに「十徳長屋」から倉木(大東駿介)の家族や、堀井(山脇辰哉)、及川(池田鉄洋)と宇佐見ゆう(山谷花純)が結婚して、引っ越していきます。

この後、「こうして3年が過ぎました」というナレーションが入り、そして波多野(前原滉)と藤丸(前原瑞樹)がスイカを持って十徳長屋にやって来ます。

【第20週】は推測になりますが、1890年(明治23年)夏頃かと思います。万太郎は28歳になります。

また、質屋の店主・中尾(小倉久寛)の新聞の投書(モノローグ)で、「明治の世になり23年生」といったセリフや、日本で初めての総選挙が行われたことが分かるため1890年(明治23年)とうことは確定しています。

 

【第21週】万太郎が31歳の時、田邊教授が亡くなる、1893年(明治26年)8月

【第21週】のはじめに、「明治26年8月」とナレーションがあります。万太郎は31歳です。

寿恵子(浜辺美波)が中尾質屋で、たまたま見かけた新聞により、田邊教授(要潤)が海で溺れて亡くなったことを知ります。

 

【第22週】31歳の万太郎は植物学教室の助手となる、1893年(明治26年)9月?

植物学教室の教授となった徳永政市(田中哲司)から、万太郎は助手として雇われます。【第22週】万太郎は、7年ぶりに植物学教室に戻ってくることに。

「明治26年」とナレーションがあり、1893年(明治26年)9月頃かと推測できます。万太郎は31歳になります。

【第22週】のサブタイトルは「オーギョーチ」です。万太郎が台湾で見つける新種の植物です。「オーギョーチ」に関しては、以下でまとめています。

「らんまん」台湾のオーギョーチとは?牧野富太郎が発見、人気デザート
「らんまん」台湾のオーギョーチとは?牧野富太郎が発見、人気デザートNHK朝ドラ「らんまん」のエピソードに登場する植物「「オーギョーチ」です。万太郎のモデル・牧野富太郎さんが台湾で発見、新種として命名しています。...

 

【第22週】34歳の万太郎は学術調査で台湾へ、1896年(明治29年)7月?

【第22週】万太郎は、学術調査で台湾に出張に行きます。「明治29年」とナレーションがあるため、1896年(明治29年)7月頃かと推測できます。万太郎は34歳になります。

万太郎は台湾で、新種の植物「オーギョーチ」を発見します。「愛玉子(オーギョーチ)」の詳細は、以下でまとめています。

「らんまん」台湾のオーギョーチとは?牧野富太郎が発見、人気デザート
「らんまん」台湾のオーギョーチとは?牧野富太郎が発見、人気デザートNHK朝ドラ「らんまん」のエピソードに登場する植物「「オーギョーチ」です。万太郎のモデル・牧野富太郎さんが台湾で発見、新種として命名しています。...

 

【第23週】寿恵子が渋谷へ、万太郎が35歳の時、末娘・千鶴が生まれる、1897年(明治30年)9月

【第23週】寿恵子は、家計を支えるため、万太郎の夢を叶えるため、そして新しい商売をするために渋谷に出かけます。

寿恵子が渋谷に初めて降り立つ時、「明治30年9月」とナレーションがありました。寿恵子は、ちょうどその前に三女・千鶴を産んでいます。万太郎は1897年(明治30年)9月だと35歳になります。

その後、万太郎(神木隆之介)と虎鉄(濱田龍臣)が、東北の植物採集旅行から「明治30年11月」に帰ってきます。

「明治31年春」に寿恵子が渋谷で「待合茶屋」を開店します。「待合茶屋」については、以下でまとめています。

「らんまん」待合茶屋とは?寿恵子は渋谷に「山桃」を開店
「らんまん」待合茶屋とは?寿恵子は渋谷に「山桃」を開店NHK朝ドラ「らんまん」寿恵子(浜辺美波)が始めた商売「待合茶屋」とは何なのか?紹介します。また、寿恵子の実在モデル・小澤寿衛子さんも実際に「待合」を商売として始めています。 ...

 

 

【第24週】41歳の万太郎は南方熊楠と交流、1903年(明治36年)7月

【第24週】第117話(2023/09/12)、ナレーションで「竹雄と綾が屋台を始めて5年が経ちました」とあります。この回より、少し白髪交じりの万太郎となります。

また、和歌山県出身の博物学者「南方熊楠(みなかたくまぐす)」から、万太郎のもとに「開花したハチク」の標本が送られてきます。

ハチクの標本が包まれた紙に「36年7月3日」の日付が書かれており、1903年(明治36年)7月ということが分かります。万太郎は41歳になります。

南方熊楠と万太郎のモデル・牧野富太郎の交流、開花したハチクの詳細は、以下をチェックしてください。

「らんまん」南方熊楠(みなかたくまぐす)、牧野富太郎と手紙や標本で交流
「らんまん」南方熊楠(みなかたくまぐす)、牧野富太郎と手紙や標本で交流NHK朝ドラ「らんまん」万太郎が手紙や植物標本でやり取りをする人物が「南方熊楠(みなかたくまぐす)」です。博物学者「南方熊楠」は実在人物です。...

 

【第25週】虎鉄と千歳が結婚、万太郎は49歳、1912年(明治45年)冬

【第25週】第122話(2023/09/19)、ナレーションで「明治という時代の終わり」とあり、虎鉄(濱田龍臣)と千歳(遠藤さくら)が結婚します。万太郎は49歳になります。

万太郎が東大・植物学教室に辞表を出したのは前年の1911年(明治44年)になるかと思います。

 

【第25週】関東大震災が起こる、万太郎は61歳、1923年(大正12年)9月1日

【第25週】第123話(2023/09/20)、関東大震災が起こる日、ナレーションで「大正12年9月1日空は厚い雲に覆われ、朝から蒸し暑い一日でした」とあります。

虎鉄と千歳の子供・虎太郎も誕生、万太郎は61歳になります。

 

【第26週】「大泉村」に移住、万太郎は65歳、1927年(昭和2年)夏

寿恵子は、渋谷の待合茶屋「山桃」を売却、万太郎の植物学研究と標本の保管ができるように、大泉村(現在の練馬区北西部)に移住します。

「昭和2年(1927年)夏」というテロップがあり、万太郎は65歳になります。

 

【最終話】「日本植物図鑑」完成、寿恵子との最後のシーン、万太郎は65歳、1928年(昭和3年)4月?

【最終話】万太郎がスエコザサを発見した後、「翌年4月、竹雄と綾が、沼津から上京してきました」とナレーションがあります。

万太郎が、スエコザサを発見したのは「昭和2年(1927年)」と推測できます。そのため「日本植物図鑑」完成させた、万太郎と寿恵子の最後のシーンは、1928年(昭和3年)4月頃かと思います。

万太郎の誕生日は、モデル・牧野富太郎さんと同じ5月と考えられるので、万太郎は65歳になります。

「日本植物図鑑」の最後のページ載せたのが、妻・寿恵子に感謝して献名した新種「スエコザサ(寿衛子笹)」です。「スエコザサ」については、以下でまとめています。

「らんまん」スエコザサとは?寿恵子との別れ、新種に妻の名前を献名
「らんまん」スエコザサとは?寿恵子との別れ、新種に妻の名前を献名NHK朝ドラ「らんまん」のエピソードに登場する植物が「スエコザサ(寿衛子笹)」です。万太郎のモデル・牧野富太郎さんが仙台で発見、新種として命名、妻の名前を献名しています。...

 

【第26週】藤平紀子が牧野家の遺品整理を手伝う、1958年(昭和33年)夏

【第26週】、最終週の序盤に、語りを担当していた「宮崎あおい」さんがサプライズ登場します。

「昭和33年(1958年)夏」のテロップがあり、大泉村にある【槙野家】に藤平紀子がアルバイトの募集でやってきます。

藤平紀子は、語りを担当していた「宮崎あおい」さんです。

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すでに万太郎は他界しており、「藤平紀子」は晩年の千鶴(松坂慶子)からお願いされ、槙野万太郎が残した遺品や標本の整理することになります。

 

まとめ

NHK朝ドラ「らんまん」主人公・万太郎が生まれた1862年(文久2年)の江戸時代から、明治、大正、昭和まで時代と設定をまとめました。

出来事 万太郎の年齢 西暦(和暦)
生まれ年 0歳 1862年(文久2年)江戸時代
【第1週】幼少期 5歳 1867年(慶応3年)江戸時代
【第2週】名教館に通う 9歳 1871年(明治4年)
【第3週】成長した万太郎 18歳 1880年(明治13年)
【第3週】万太郎が上京 19歳 1881年(明治14年)春
【第6週】万太郎が再上京 20歳 1882年(明治15年)春
【第10週】万太郎が結婚 21歳 1882年(明治15年)
【第11週】佐川へ里帰り 21歳 1883年(明治16年)3月
【第14週】新婚生活 22歳 1883年(明治16年)9月
【第15週】新種発表 22歳 1884年(明治17年)1月
【第16週】図譜、第2集 23歳 1884年(明治17年)7月
【第16週】園子が生まれる 23歳 1884年(明治17年)9月
【第17週】植物学教室・出禁 24歳 1885年(明治18年)12月
【第18週】園子が亡くなる 24歳 1886年(明治19年)春
【第19週】千歳が生まれる 25歳 1886年(明治19年)6月
【第20週】長屋で研究続ける 28歳 1890年(明治23年)夏
【第21週】田邊教授が亡くなる 31歳 1893年(明治26年)8月
【第22週】万太郎、助手になる 31歳 1893年(明治26年)9月?
【第22週】万太郎、台湾へ 34歳 1896年(明治29年)7月?
【第23週】寿恵子、渋谷へ 35歳 1897年(明治30年)9月
【第24週】南方熊楠と交流 41歳 1903年(明治36年)7月
【第25週】虎鉄と千歳が結婚 49歳 1912年(明治45年)冬
【第25週】関東大震災 61歳 1923年(大正12年)9月1日
【第26週】大泉村に移住 65歳 1927年(昭和2年)夏
【第26週】最終話 65歳 1928年(昭和3年)4月?
【第26週】遺品・標本の整理 すでに他界 1958年(昭和33年)夏

※年齢は「満年齢」「新暦」で計算

「らんまん」ドラマ内では季節の描写はありますが、明治何年なのかはハッキリ紹介されてない部分もあります。

年齢も万太郎のモデル・牧野富太郎さんの史実通りに進んでいるわけではないため、季節や年代描写などを元にした推測になります。ご了承ください。

他にも「らんまん」のキャスト・子役一覧は、以下をチェックしてください。

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