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「虎に翼」年表、寅子の年齢は何歳?【昭和時代】設定まとめ

「虎に翼」年表、寅子は何歳?【昭和時代】設定まとめ

2024年4月1日(月)放送スタートの、第110作となるNHK連続テレビ小説「虎に翼」

ヒロイン・猪爪寅子は、「伊藤沙莉(いとう・さいり)」さんが演じます。「虎に翼」のあらすじは、以下の通りです。

日本初の女性弁護士で、後に裁判官となったヒロイン・猪爪寅子(いのつめ・ともこ)の物語。

寅子は戦前に日本初の女性弁護士となり、日本中から注目され憧れの的に。ところが、戦争へと突き進んでいく日本では法学を使える場は急速に消えてしまう。

戦後、寅子は裁判官になることを決意。寅子は困難な時代に道なき道を切り開き、弱者を救っていくリーガルエンターテインメント。

 

寅子が生まれたのは、1914年(大正3年)です。「虎に翼」は寅子が昭和初期に初の女性弁護士になり、戦後、裁判官になる物語です。

寅子の年齢とドラマ内の出来事を、【年表】にまとめて紹介します。

 

目次
  1. 「虎に翼」寅子の生年月日は「1914年11月13日」か?
  2. 【シーン別】猪爪寅子の年表・年齢・時代設定(満年齢で紹介)
  3. 【まとめ】三淵嘉子さんが朝ドラ放送時にご存命なら「109歳」

「虎に翼」寅子の生年月日は「1914年11月13日」か?

「虎に翼」寅子の生年月日は「1914年11月13日」か?

「虎に翼」【第1話】オープニングが終わった後、1931年(昭和6年)初夏の寅子のお見合いシーンから始まります。

寅子は高等女学校に通っていて、最終学年(高等女学校5年)です。(当時の高等女学校は5年生)

このことから逆算しても、ヒロイン寅子は1914年(大正3年)生まれとなります。

そして、寅子の実在モデルは、女性法律家の先駆者「三淵嘉子」さんです。「三淵嘉子」さんの生年月日は「1914年(大正3年)11月13日」です。

「三淵嘉子」さんは「五黄の寅年(1914年)」生まれで、「トラママ」と呼ばれました。

「虎に翼」のヒロイン寅子も強運の星「五黄の寅年」生まれで、「寅子(ともこ)」と名付けられます。「五黄の寅年」については、以下でまとめています。

関連記事:最強運気「五黄の寅年」とは?寅子の名前の由来

 

ドラマ内やNHK公式からは、ヒロイン寅子の誕生日・月日の詳細は発表されていません。

ただし、実在モデルと同様に、ヒロイン寅子の生年月日の設定は「1914年11月13日」だと考えています。(※あくまで推測なのでご了承ください)

余談ですが、前作「ブギウギ」のヒロイン・福来スズ子(趣里)も、1914年生まれで、寅子と同い年になります。

 

また、実在モデルの「三淵嘉子」さんのプロフィール、略歴については、以下をチェックしてください。

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【シーン別】猪爪寅子の年表・年齢・時代設定(満年齢で紹介)

虎に翼【シーン別】猪爪寅子の年表・年齢・時代設定(満年齢で紹介)

ここからは猪爪寅子の年齢と年表を、シーンごとに紹介しています。現在の年齢の数え方の「満年齢」で表記します。

※ドラマの中で、寅子の年齢がセリフなどで出てくるときは、「数え年」での表現だと思います。

昭和の戦後まで、年齢表現は「数え年」が一般的です。「数え年」とは生まれた時点で1歳とし、1月1日のたびに1歳ずつ加えていく年齢の数え方です。

「満年齢」は生まれた時点は0歳で、誕生日を迎えるたびに1歳ずつ加えていく数え方です。

 

※寅子の生年月日は、実在モデル「三淵嘉子」さんと同じ「1914年11月13日」と仮定して計算します。

出来事 寅子の年齢 西暦(和暦)
生まれ年 0歳 1914年(大正3年)
【第1週】物語の始まり 16歳 1931年(昭和6年)初夏
【第2週】明律大学女子部入学 17歳 1932年(昭和7年)春
【第3週】明律大学女子部2年生 18歳 1933年(昭和8年)
【第4週】明律大学法学部入学 20歳 1935年(昭和10年)春
【第4週】共亜事件で直言が逮捕 20歳 1935年(昭和10年)10月
【第24話】共亜事件の判決 22歳 1936年(昭和11年)12月
【第26話】高等試験に不合格 22歳 1937年(昭和12年)6月
【第27話】法律事務所に就職 23歳 1938年(昭和13年)4月
【第29話】高等試験に合格 24歳 1938年(昭和13年)11月
【第7週】弁護士修習、結婚 24~26歳 1939~41年(昭和14~16年)
【第8週】出産、戦争末期 27~29歳 1942~44年(昭和17~19年)
【第9週】終戦、寅子を悲劇が襲う 30~32歳 1945~47年(昭和20~22年)
【第10週】裁判官を目指す 32歳 1947年(昭和22年)
【第11週】家庭裁判所設立準備室 33~34歳 1948~49年(昭和23~24年)
【第12週】判事補(裁判官)就任 34歳 1949年(昭和24年)
【第13週】梅子と再会、愛のコンサート 34歳 1949年(昭和24年)
【第14週】星航一と出会う 35歳 1950年(昭和25年)
【第15週】アメリカから帰国 36歳 1951年(昭和26年)
【第16週】新潟に異動 37歳 1952年(昭和27年)
【第17週】涼子様と再会 37歳 1952年(昭和27年)

※年齢は「満年齢」で計算

 

【第1話】オープニング「日本国憲法」公布、1946年(昭和21年頃)

「虎に翼」【第1話】オープニング、川原に座る寅子が「日本国憲法」と書かれた新聞を読んでいるシーンから始まり、以下のナレーションがあります。

「昭和21年、公布された日本国憲法の第14条にこうあります。すべて国民は法の下に平等であって…」

その後、司法省・人事課長を務める桂場等一郎(松山ケンイチ)を訪れるシーンになります。

「日本国憲法」が公布されたのは「1946年11月3日」、施行されたのは「1947年5月3日」です。

後の【第44話】で分かりますが、寅子は佐田優三(仲野太賀)の死と向き合うため、河原で焼き鳥を食べます。焼き鳥に包まれた新聞紙に書かれていたのが、新しい「日本国憲法」公布の記事です。

(第1話で見たときは古い新聞かと思いましが、焼鳥のタレで汚れた新聞でした)

オープニングは「日本国憲法」公布直後の1946年11月3日頃と推測されます。この頃の寅子の年齢は31歳になります。

(寅子の生年月日の設定は「1914年11月13日」と仮定、誕生日を過ぎていた場合は32歳)

 

【第1話】お見合いする寅子は女学校の最終学年「16歳」1931年(昭和6年)初夏

【第1話】OPが終わると、1931年(昭和6年)初夏、お見合いをしている寅子のシーンに時代が遡ります。

「昭和6年(1931)東京」のテロップが入り、「昭和6年、日本国憲法公布の15年前」というナレーションが入ります。

高等女学校の最終学年で学んでいる、寅子の年齢は16歳です。

 

【第6話】寅子は「明律大学女子部」入学「17歳」1932年(昭和7年)春

【第6話】「昭和7年(1932)春」のテロップが入り、「昭和7年春、寅子は今日、明律大学女子部に入学します」というナレーションが入ります。

「明律大学女子部」入学した、寅子の年齢は17歳です。

また、「明律大学」のモデルは「明治大学」です。

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【第11話】寅子は「明律大学女子部」2年生に「18歳」1933年(昭和8年)

【第11話】「昭和8年(1933)」のテロップが入り、「昭和8年、寅子が明律大学女子部の2年生になって半年が経ちました」というナレーションが入ります。

「明律大学女子部」2年生になった、寅子の年齢は18歳です。

 

【第15話】寅子は「明律大学法学部」入学「20歳」1935年(昭和10年)春

【第15話】「昭和10年(1935)春」のテロップが入り、「寅子たちは、女子部を卒業しました」というナレーションが入ります。

「明律大学女子部」を卒業、「明律大学法学部」に入学した、寅子の年齢は20歳です。

 

【第4週】「共亜事件」で寅子の父・直言が逮捕「20~22歳」1935年(昭和10年)10月

【第21話】「昭和10年(1935)十月」のテロップが入り、「直言が逮捕されてから4ヶ月、手紙も電報も一通も送られて来ていません」というナレーションが入ります。

寅子の父・直言(岡部たかし)は、汚職事件「共亜事件」で逮捕されます。

予審が終わり、直言が家に帰って来たのは1935年10月、この時の寅子の年齢は20歳です。

【第24話】「昭和11年(1936)十二月」のテロップが入り、「共亜事件」の判決が言い渡されます。この時の寅子の年齢は22歳です。

寅子の父・直言が逮捕される「共亜事件」は、戦前、実際にあった汚職事件「帝人事件」がモデルとされます。詳細は以下をチェックしてください。

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【第26話】初受験の「高等試験」に寅子が不合格「22歳」1937年(昭和12年)6月

【第26話】「昭和12年(1937)六月」のテロップ、「共亜事件の終わりから半年」というナレーションが入り、寅子が初めて受験した「高等試験」が始まります。

寅子は「高等試験(現在の司法試験)」に不合格、この時の寅子の年齢は22歳です。

 

【第27話】寅子は雲野法律事務所に就職「23歳」1938年(昭和13年)4月

【第27話】「昭和十三年(1938)四月」のテロップが入り、「明律大学を卒業した寅子は、働きながら次の試験に向けて、勉強を続けていくことになりました」というナレーションが入ります。

寅子は「雲野法律事務所」で働きながら、「高等試験」の合格を目指します。この時、寅子の年齢は23歳です。「雲野法律事務所」の代表・雲野六郎は、芸人「塚地武雅」さんが演じます。

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【第29話】寅子は高等試験を再受験し合格「24歳」1938年(昭和13年)11月

【第29話】「昭和十三年(1938)十一月」のテロップが入り、「(口述試験から)そして1ヶ月後」のナレーションが入ります。

寅子は高等試験に合格、日本初の女性弁護士が誕生します。この時、寅子の年齢は24歳です。(寅子の生年月日の設定は「1914年11月13日」と仮定、誕生日を過ぎた場合)

 

【第31話】寅子は弁護士修習生として「雲野法律事務所」に就職「24歳」1939年(昭和14年)春

【第31話】「昭和十四年(1939)」のテロップが入り、「昭和十四年・春、優三は、直言の工場に住み込みで働くことになりました」のナレーションが入ります。

この時、寅子の年齢は24歳です。11月を迎えると25歳になります。

 

【第32話】寅子は弁護士となる「25歳」1940年(昭和15年)10月

【第32話】「昭和十五年(1940)十月」のテロップが入ります。「雲野法律事務所」で弁護士修習を終えて、寅子は弁護士になります。

この時、寅子の年齢は25歳です。11月を迎えると26歳になります。

 

【第33話】寅子は依頼を断られ続ける「26歳」1941年(昭和16年)9月

【第33話】弁護士になった寅子ですが、「来る日も来る日も、依頼人に断られつづけ、そんな日々が翌年の秋まで続きました」というナレーションの後、「昭和十六年(1941)九月」のテロップが入ります。

この時、寅子の年齢は26歳です。

そして寅子は、良い関係にあった花岡悟(岩田剛典)が連れていた婚約者・小高奈津子(古畑奈和)とバッタリ出会います。

この件と、弁護士として未婚の女性では信頼がないこともあり、【第34話】で寅子は書生だった佐田優三(仲野太賀)にプロポーズされ結婚します。

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【第36話】優三と新婚生活「27歳」1942年(昭和17年)1月

【第36話】「昭和十七年(1942)一月」のテロップが入り、母・はるの手帳(日記)には、「一月二十四日(土)」の日付が書き込まれています。

優三と新婚生活が始まり、弁護士とし依頼が受けられるようになった、この時の寅子の年齢は27歳です。

 

【第37話】寅子が妊娠「28歳」1943年(昭和18年)5月

【第37話】「昭和十八年(1943)五月」のテロップが入り、寅子の妊娠が判明します。この時の寅子の年齢は28歳です。

 

【第39話】寅子が出産、戦争で家族は「登戸」に引越「29歳」1944年(昭和19年)春

【第39話】「昭和十九年(1944)春」のテロップが入り、「寅子たちは戦争の影響で、家の地所を軍に引き渡すことになりました」のナレーションがあります。

ナレーションベースで、すでに寅子の娘「優未(ゆみ)」が未年(1943年12月生まれ)に誕生したことが分かります。この時の寅子の年齢は29歳です。

寅子たち家族は、父・直言(岡部たかし)が経営する会社「登戸火工」で暮らすことに。「登戸火工」がある場所、詳細については以下でまとめています。

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【第41話】寅子は疎開先で終戦を迎える「30歳」1945年(昭和20年)8月

【第41話】東京大空襲があった後「昭和二十年(1945)七月」のテロップが入り「直言とはるは登戸に残り、寅子と花江だけ、子どもたちを連れて疎開していました」のナレーションがあります。

その後、終戦を迎え、寅子たちは両親がいる神奈川県「登戸」に戻ります。この時の寅子の年齢は30歳です。

寅子のモデル「三淵嘉子」さんが、実際に疎開していたのは「福島県坂下町」です。

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【第42話】寅子は両親が暮らす「登戸」に戻り生活「31歳」1946年(昭和21年)

終戦後、寅子は両親が暮らす「登戸」に戻り、一緒に生活を始めます。

【第42話】「昭和二十一年(1946)」のテロップが入り「そして、年が明けました」のナレーションがあります。

そして1946年5月、優三の消息は分からないまま、数ヶ月が経ちます。寅子は再び、弁護士としての仕事を探しますが、1946年10月になっても働き口は見つかりません。

この時の寅子の年齢は31歳です。戦後、ここから寅子にとっての悲劇が続きます。

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【第45話】【第46話】寅子は裁判官を目指す「32歳」1947年(昭和22年)

【第45話】「昭和二十二年(1947)三月」のテロップが入り、「そしてまた、時が流れて、昭和22年の春が来ました」のナレーションがあります。

夫・優三(仲野太賀)の戦死と向き合った寅子は、新しい「日本国憲法」が公布されると、寅子は法律家の道を再び志し、法曹会館・人事課で働く桂場等一郎(松山ケンイチ)を訪ねます。

【第46話】でも再び「昭和二十二年(1947)三月」のテロップが入ります。ここから「裁判官編」が始まります。

寅子は男女平等となった法律の下で、戦前は女性がなることができなかった「裁判官」としての採用を願い出ます。

この時の寅子の年齢は32歳です。

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「虎に翼」寅子は戦後「裁判官」を目指す、「判事」との違いは?NHK朝ドラ「虎に翼」寅子は新しい「日本国憲法」が公布された戦後、再び法律家の道を進み「裁判官」になります。ドラマにも出てくる「判事」と「裁判官」の違いについても紹介します。...

 

【第48話】民法改正の民政局で働く「32歳」1947年(昭和22年)5月

【第48話】「昭和二十二年(1947)五月」のテロップが入り、「その後、民法の改正案に対する意見を、さまざまな政治団体、市民団体、労働組合などから集めることになりました」のナレーションがあります。

寅子は司法省・人事課長を務める桂場等一郎(松山ケンイチ)を訪ねますが、桂場等一郎は難色を示します。

熱弁する寅子に興味を持った久藤頼安が、「人手不足の上に、GHQも彼女を見たら喜ぶ」と後押し、寅子は司法省で民法改正を担当する「民事局民法調査室」で働くことになります。

この時の寅子の年齢は32歳です。

「虎に翼」ライアン・久藤頼安は「沢村一樹」が演じる、モデルは「殿様判事」内藤頼博
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【第52話】寅子は「家庭裁判所設立準備室」に異動「33歳」1948年(昭和23年)10月

【第52話】「昭和二十三年(1948)十月」のテロップが入り、「花岡さんが亡くなって1年・・・」のナレーションがあります。

寅子は「家庭裁判所設立準備室」に異動、チョビ髭の多岐川幸四郎(滝藤賢一)と出会い、部下として働きます。この時の寅子の年齢は33歳です。

「虎に翼」寅子の上司・多岐川は「滝藤賢一」が演じる、モデルは宇田川潤四郎
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【第55話】家庭裁判所が設立、寅子は裁判官に任命「34歳」1949年(昭和24年)年始

【第55話】「昭和24年1月1日、家庭裁判所生まれた初めての朝です」のナレーションがあります。

寅子たちの努力により、1949年(昭和24年)1月1日、家庭裁判所が設立にこぎつけます。

そして、【第56話】寅子は「最高裁判所家庭局事務官」兼「東京家庭裁判所判事補(裁判官)」に任命されます。この時の寅子の年齢は34歳です。

 

【第61話】梅子と再会、愛のコンサート「34歳」1949年(昭和24年)四月

【第61話】「1949年(昭和24年)四月」のテロップが入り、「はるが亡くなり、二ヶ月以上が経とうとしています」のナレーションがあります。

寅子は家庭裁判所の「裁判官」として、さらに「家庭局」の仕事も兼任します。この時の寅子の年齢は34歳です。

裁判官としては、明律大学女子部の同級生・大庭梅子(平岩紙)に再会します。そして、寅子は上司・多岐川(滝藤賢一)が企画した「愛のコンサート」の出演歌手の交渉を行います。

虎に翼「愛のコンサート」とは?出演歌手は誰?史実は「中村メイコ」など
虎に翼「愛のコンサート」とは?出演歌手は誰?史実は「中村メイコ」などNHK朝ドラ「虎に翼」寅子の上司の多岐川(滝藤賢一)は、「家庭裁判所」の存在を広く知ってもらうために「愛のコンサート」を企画します。寅子が交渉した出演者は誰なのか?「愛のコンサート」のモチーフとなった史実を解説します。...

 

【第66話】星航一と出会う「35歳」1950年(昭和25年)

「愛のコンサート」後、「茨田りつ子」がラジオで「佐田寅子」の名前を出し、褒めたことで寅子は有名人となります。

【第66話】雑誌の取材を受ける寅子に合わせて、「1950年(昭和25年)」のテロップが入ります。この時の寅子の年齢は35歳です。

寅子は星朋彦(平田満)の本の改稿作業の手伝いを依頼され、長官室を訪ねた時に息子の星航一と出会います。星航一は「岡田将生」さんが演じています。

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虎に翼「岡田将生」は星航一を演じる、モデルは寅子の再婚相手NHK朝ドラ「虎に翼」寅子の再婚相手・星航一は「岡田将生(おかだ・まさき)」さんが演じます。星航一(ほし・こういち)の役どころ、実在モデル「三淵乾太郎(みぶち・けんたろう)」さんについて紹介します。...

 

【第71話】アメリカ視察から帰国「36歳」1951年(昭和26年)

【第71話】「1951年(昭和26年)」のテロップが入り、「昭和26年、終戦から6年目」のナレーションがあります。

寅子は視察のためアメリカに渡り、日本へ帰国します。この時の寅子の年齢は36歳です。

寅子のモデル「三淵嘉子」さんも実際に、3ヶ月ほど渡米、アメリカの「家庭裁判所」などを見学しています。「三淵嘉子」さんのアメリカ視察の史実については、以下でまとめています。

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「虎に翼」寅子のアメリカへ視察、「三淵嘉子」渡米の史実を紹介NHK朝ドラ「虎に翼」寅子は視察のためアメリカに渡ります。寅子のモデル「三淵嘉子」さんも実際に、3ヶ月ほど渡米、アメリカの「家庭裁判所」などを見学しています。三淵嘉子さんの渡米の史実を紹介します。...

 

【第75話】新潟に異動、優未と二人暮らし「37歳」1952年(昭和27年)

【第75話】のラスト「1952年(昭和27年)春」のテロップが入り、「寅子たちは、新潟での新生活を始めることとなるのです」のナレーションがあります。

判事に昇格した寅子は新潟県・三條市(三条市)で、優未と二人暮らしを始めます。この時の寅子の年齢は37歳です。

寅子のモデル「三淵嘉子」さんは、1952年に「名古屋地方裁判所」へ異動していて、史実とは異なる展開となっています。詳細は以下をチェックしてください。

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「虎に翼」寅子は新潟へ異動、「三淵嘉子」史実では名古屋地方裁判所の判事NHK朝ドラ「虎に翼」寅子は戦後「女性裁判官」となり、その後、判事補から判事に昇格し「新潟地家裁・三条市支部」に異動を命じられます。史実では、モデル「三淵嘉子」さんが判事に昇格し、ドラマと同じ時期、昭和27年(1952年)に赴任したのは「名古屋地方裁判所」です。...

 

【第81話】桜川涼子と玉に再会、寅子「37歳」1952年(昭和27年)

【第81話】「1952年(昭和27年)」のテロップが入り、「昭和27年、寅子と涼子、14年ぶりの再会です」のナレーションがあります。

寅子は新潟地方裁判所の近くにある喫茶店「ライトハウス」で、桜川涼子(桜井ユキ)玉(羽瀬川なぎ)に再会します。桜川涼子は新潟で喫茶店を経営しているのでした。

この時の寅子の年齢は37歳です。

 

※物語が進み次第、順次更新中です!

 

【まとめ】三淵嘉子さんが朝ドラ放送時にご存命なら「109歳」

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NHK朝ドラ「虎に翼」ヒロイン・猪爪寅子が生まれたのは1914年(大正3年)です。寅子の年齢とドラマ内の出来事を、【年表】にまとめて紹介しました。

もし、寅子のモデル「三淵嘉子」さんが、「虎に翼」放送開始の2024年4月までご存命としたら満年齢で「109歳」になります。(三淵嘉子さんは69歳で亡くなっています)

他にも「虎に翼」の登場人物・キャスト・スタッフ一覧は、以下でまとめています。

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また、「U-NEXT」をオススメしている理由、注意点などは以下で解説しています。

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