2024年1月7日スタートの第63作となるNHK大河ドラマ「光る君へ」
「光る君へ」の主人公・紫式部を演じるのは「吉高由里子」さんです。そして、大石静さんが脚本を担当、あらすじは以下の通りです。
平安時代(10世紀後半)に、千年の時を超える恋愛長編小説「源氏物語」を書き上げた女性・紫式部/まひろ(吉高由里子)の物語。
紫式部/まひろは藤原道長(柄本佑)への思い、そして秘めた情熱とたぐいまれな想像力で、光源氏(光る君)のストーリーを紡いでゆく。きらびやかな平安貴族の世界と、懸命に生きて書いて愛した女性の一生を描く大河ドラマ。
主人公・まひろ(吉高由里子)を中心にした年表と、歴史的な出来事を【まとめ】ました。
ドラマで展開される、その時代のまひろと、藤原道長(柄本佑)の年齢も紹介していきます。
紫式部(まひろ)と道長の年齢差は「4歳」
「光る君へ」【第1話】のオープニングは「貞元二(977)年」のテロップが入り、物語が始まります。
藤原道長(柄本佑)は966年生まれですが、紫式部の正確な生没年は不明です。
「NHKドラマ・ガイド 光る君へ 前編」の【略年譜】によると、紫式部(まひろ)は、970年「この頃、誕生(※諸説あり)」と記載があります。
そのため【第1話】オープニングは「数え年」では、まひろは8歳、道長は12歳、「年齢差は4歳」となります。
平安時代は「数え年」で表現するのが普通です。「数え年」は生まれた時点で1歳とし、1月1日のたびに1歳ずつ加えていく年齢の数え方です。
二人が初めて出会うの「正月明けの春」なので、まひろは9歳、道長は13歳の時になります。
紫式部の年表・史実とドラマの話数
紫式部(まひろ)を中心に、年表と出来事、年齢を紹介しています。表記は「数え年」です。
※歴史的な事実は史実に基づきますが、「光る君へ」での出来事も紹介します。
西暦 | 出来事 | 話数 | 紫式部の年齢 |
970年 | 紫式部(まひろ)が生まれる※諸説あり | 1歳 | |
978年 | 紫式部と道長が出会う | 1話 | 9歳 |
984年 | 紫式部が成人 | 2、3話 | 15歳 |
984年11月 | 花山天皇即位、父・為時が式部省に任官 | 4、5話 | 15歳 |
985年 | 漢詩の会で、清少納言(ききょう)と出会う | 6~8話 | 16歳 |
986年 | 花山天皇退位、父・為時が散位、一条天皇即位 | 9~12話 | 17歳 |
990年 | 一条天皇が元服、藤原定子が入内 | 13~15話 | 21歳 |
994年 | 平安京で疫病が流行 | 16、17話 | 25歳 |
995年 | 藤和道隆が死去 | 17話 | 26歳 |
996年 | 「越前守」の父・為時と共に越前へ | 27歳 | |
997年 | 単身で帰京 | 28歳 | |
998年 | 藤原宣孝と結婚 | 29歳 | |
999年 | 娘・賢子を生む | 30歳 | |
1001年 | 宣孝死去、「源氏物語」執筆開始 | 32歳 | |
1006年 | 道長の娘・中宮彰子に出仕 | 37歳 | |
1008年 | 「源氏物語」が途中まで完成し流布 | 39歳 | |
1010年 | 「紫式部日記」を執筆 | 41歳 | |
1013年 | 歌集「紫式部集」を編集 | 44歳 | |
1027年 | 道長が死去(享年62歳) | 58歳 | |
1031年 | 紫式部が亡くなる(※諸説あり) | 62歳 |
※年齢は「数え年」で表記
【第1話】まひろ9歳、道長13歳
「光る君へ」【第1話】978年、幼少期のまひろと三郎(道長)が、京の都で初めて出会います。まひろは9歳、道長は13歳の時です。
幼少期を演じる子役については、以下をチェックしてください。
【第2話~第5話】まひろ15歳、道長19歳
「光る君へ」【第2話】984年、母の死から6年、まひろ(吉高由里子)は15歳となり、成人の儀式を迎えます。そして19歳の藤原道長(柄本佑)と再会を果たします。
【第3話】【第4話】【第5話】も、同じ歳で進みます。
【第3話】では、まひろは左大臣・源雅信(益岡徹)の娘・源倫子(黒木華)が開く、貴族の姫たちが集う「和歌の勉強会」に参加することに。
【第4話】円融天皇(坂東巳之助)が退位し、984年11月に花山天皇(本郷奏多)が即位します。花山天皇の教育係だった、まひろの父・藤原為時(岸谷五朗)は、式部丞・六位蔵人の官職に任じらます。
【第6話~第8話】まひろ16歳、道長20歳
【第6話】985年4月、藤原道隆(井浦新)邸で開かれた「漢詩の会」で、まひろは清原元輔(大森博史)の娘・ききょう(ファーストサマーウイカ)と出会います。
この時、まひろ16歳、道長20歳です。【第7話】【第8話】も、同じ歳で進みます。
【第9話~第12話】まひろ17歳、道長21歳
【第9話】986年、東三条殿に入った盗賊の正体は直秀(毎熊克哉)を含む散楽一座で、藤原道長(柄本佑)の命令で検非違使に引き渡されます。
この時、まひろ17歳、道長21歳です。
【第10話】も、同じ歳で進みます。【第10話】では、藤原兼家(段田安則)によるクーデター「寛和の変」が起こります。「寛和の変」の詳細は、以下でまとめています。
【第11話】【第12話】も、同じ歳で進みます。【第11話】花山天皇(本郷奏多)の退位により、986年8月1日、わずか7歳で一条天皇が即位します。
【第12話】では、道長(柄本佑)と、源雅信の娘である倫子(黒木華)の婚姻が描かれます。
【第13~15話】まひろ21歳、道長25歳
【第13話】990年、一条天皇が元服、藤原道隆(井浦新)の娘・定子(高畑充希)が入内します。
この時、まひろ21歳、道長25歳になります。【第14話】【第15話】も、同じ歳で進みます。
【第16話】【第17話】まひろ25歳、道長29歳
【第16話】994年、藤原道隆(井浦新)が嫡男・伊周(三浦翔平)を内大臣に任命、道長など上席3人抜いた強引な人事を行います。
さらに、994年から翌年にかけては平安京では疫病が流行します。この時、まひろ25歳、道長29歳になります。
【第17話】まひろ26歳、道長30歳
【第17話】994年、道長の看病により、まひろは病から回復いします。その翌年995年、父・兼家(段田安則)の後を継き権力をを握っていた藤原道隆(井浦新)が亡くなります。
この時、まひろ26歳、道長30歳になります。
※物語が進みしだい、順次更新中です!
まとめ
NHK大河ドラマ「光る君へ」主人公・紫式部と(まひろ)を中心にした年表と、歴史的な出来事を【まとめ】ました。
他にも「光る君へ」のキャスト・登場人物・スタッフ一覧は、以下をチェックしてください。
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