2024年1月7日スタートの第63作となるNHK大河ドラマ「光る君へ」
「光る君へ」の主人公・紫式部を演じるのは「吉高由里子」さんです。そして、大石静さんが脚本を担当、あらすじは以下の通りです。
平安時代(10世紀後半)に、千年の時を超える恋愛長編小説「源氏物語」を書き上げた女性・紫式部/まひろ(吉高由里子)の物語。
紫式部/まひろは藤原道長(柄本佑)への思い、そして秘めた情熱とたぐいまれな想像力で、光源氏(光る君)のストーリーを紡いでゆく。きらびやかな平安貴族の世界と、懸命に生きて書いて愛した女性の一生を描く大河ドラマ。
主人公・まひろ(吉高由里子)を中心にした年表と、歴史的な出来事を【まとめ】ました。
ドラマで展開される、その時代のまひろと、藤原道長(柄本佑)の年齢も紹介していきます。
- 紫式部(まひろ)と道長の年齢差は「4歳」
- 紫式部の年表・史実とドラマの話数
- 【第1話】少女時代に出会う、まひろ9歳、道長13歳
- 【第2話~第5話】成人を迎える、まひろ15歳、道長19歳
- 【第6話~第8話】ききょうと出会う、まひろ16歳、道長20歳
- 【第9話~第12話】直秀で処刑、まひろ17歳、道長21歳
- 【第13~15話】一条天皇即位、まひろ21歳、道長25歳
- 【第16話】【第17話】まひろ25歳、道長29歳
- 【第17~20話】「長徳の変」まひろ26歳、道長30歳
- 【第21~22話】越前国へ、まひろ27歳、道長31歳
- 【第23~24話】藤原宣孝から求婚、まひろ28歳、道長32歳
- 【第25話】藤原宣孝と結婚、まひろ29歳、道長33歳
- 【第26~27話】娘・賢子を出産、まひろ30歳、道長34歳
- 【第28話】道長は「一帝二后」を実現、まひろ31歳、道長35歳
- 【第29話】藤原宣孝が死去、まひろ32歳、道長36歳
- 【第30~31話】まひろが「カササギ語り」「源氏物語」を執筆、まひろ35歳、道長39歳
- 【第32話】まひろが出仕、道長の娘・彰子の女房になる、まひろ36歳、道長40歳
- 【第33話】まひろは「藤式部」として「源氏物語」の続きを執筆、まひろ37歳、道長41歳
- 【第34~35話】道長は金峰山寺へ参拝、まひろ38歳、道長42歳
- まとめ
紫式部(まひろ)と道長の年齢差は「4歳」
「光る君へ」【第1話】のオープニングは「貞元二(977)年」のテロップが入り、物語が始まります。
藤原道長(柄本佑)は966年生まれですが、紫式部の正確な生没年は不明です。
「NHKドラマ・ガイド 光る君へ 前編」の【略年譜】によると、紫式部(まひろ)は、970年「この頃、誕生(※諸説あり)」と記載があります。
そのため【第1話】オープニングは「数え年」では、まひろは8歳、道長は12歳、「年齢差は4歳」となります。
平安時代は「数え年」で表現するのが普通です。「数え年」は生まれた時点で1歳とし、1月1日のたびに1歳ずつ加えていく年齢の数え方です。
二人が初めて出会うの「正月明けの春」なので、まひろは9歳、道長は13歳の時になります。
紫式部の年表・史実とドラマの話数
紫式部(まひろ)を中心に、年表と出来事、年齢を紹介しています。表記は「数え年」です。
※歴史的な事実は史実に基づきますが、「光る君へ」での出来事も紹介します。
西暦 | 出来事 | 話数 | 紫式部の年齢 |
970年 | 紫式部(まひろ)が生まれる※諸説あり | 1歳 | |
978年 | まひろと道長が出会う | 1話 | 9歳 |
984年 | まひろ成人 | 2、3話 | 15歳 |
984年11月 | 花山天皇即位、父・為時が式部省に任官 | 4、5話 | 15歳 |
985年 | 漢詩の会で、清少納言(ききょう)と出会う | 6~8話 | 16歳 |
986年 | 花山天皇退位、父・為時が散位、一条天皇即位 | 9~12話 | 17歳 |
990年 | 一条天皇が元服、藤原定子が入内 | 13~15話 | 21歳 |
994年 | 平安京で疫病が流行 | 16、17話 | 25歳 |
995年 | 藤和道隆が死去、道兼が関白に、「長徳の変」 | 17~20話 | 26歳 |
996年 | 「越前守」の父・為時と共に越前へ | 21~23話 | 27歳 |
997年 | まひろ単身で帰京 | 23~25話 | 28歳 |
998年 | まひろ、藤原宣孝と結婚 | 25、26話 | 29歳 |
999年 | まひろ、娘・賢子を生む | 26、27話 | 30歳 |
1000年 | 道長が「一帝二后」を実現 | 28話 | 31歳 |
1001年 | 宣孝死去 | 29話 | 32歳 |
1004年 | まひろ「カササギ語り」「源氏物語」執筆 | 30、31話 | 35歳 |
1005年 | まひろ、道長の娘・中宮彰子に出仕 | 32話 | 36歳 |
1006年 | まひろは藤式部として「源氏物語」執筆 | 33、34話 | 37歳 |
1007年 | 道長、金峰山寺へ参拝 | 34、35話 | 38歳 |
1008年 | 「源氏物語」が途中まで完成し流布 | 39歳 | |
1010年 | 「紫式部日記」を執筆 | 41歳 | |
1013年 | 歌集「紫式部集」を編集 | 44歳 | |
1027年 | 道長が死去(享年62歳) | 58歳 | |
1031年 | 紫式部が亡くなる(※諸説あり) | 62歳 |
※年齢は「数え年」で表記
【第1話】少女時代に出会う、まひろ9歳、道長13歳
「光る君へ」【第1話】978年、幼少期のまひろと三郎(道長)が、京の都で初めて出会います。まひろは9歳、道長は13歳の時です。
幼少期を演じる子役については、以下をチェックしてください。
【第2話~第5話】成人を迎える、まひろ15歳、道長19歳
「光る君へ」【第2話】984年、母の死から6年、まひろ(吉高由里子)は15歳となり、成人の儀式を迎えます。そして19歳の藤原道長(柄本佑)と再会を果たします。
【第3話】【第4話】【第5話】も、同じ歳で進みます。
【第3話】では、まひろは左大臣・源雅信(益岡徹)の娘・源倫子(黒木華)が開く、貴族の姫たちが集う「和歌の勉強会」に参加することに。
【第4話】円融天皇(坂東巳之助)が退位し、984年11月に花山天皇(本郷奏多)が即位します。花山天皇の教育係だった、まひろの父・藤原為時(岸谷五朗)は、式部丞・六位蔵人の官職に任じらます。
【第6話~第8話】ききょうと出会う、まひろ16歳、道長20歳
【第6話】985年4月、藤原道隆(井浦新)邸で開かれた「漢詩の会」で、まひろは清原元輔(大森博史)の娘・ききょう(ファーストサマーウイカ)と出会います。
この時、まひろ16歳、道長20歳です。【第7話】【第8話】も、同じ歳で進みます。
【第9話~第12話】直秀で処刑、まひろ17歳、道長21歳
【第9話】986年、東三条殿に入った盗賊の正体は直秀(毎熊克哉)を含む散楽一座で、藤原道長(柄本佑)の命令で検非違使に引き渡されます。
この時、まひろ17歳、道長21歳です。
【第10話】も、同じ歳で進みます。【第10話】では、藤原兼家(段田安則)によるクーデター「寛和の変」が起こります。「寛和の変」の詳細は、以下でまとめています。
【第11話】【第12話】も、同じ歳で進みます。【第11話】花山天皇(本郷奏多)の退位により、986年8月1日、わずか7歳で一条天皇が即位します。
【第12話】では、道長(柄本佑)と、源雅信の娘である倫子(黒木華)の婚姻が描かれます。
【第13~15話】一条天皇即位、まひろ21歳、道長25歳
【第13話】990年、一条天皇が元服、藤原道隆(井浦新)の娘・定子(高畑充希)が入内します。
この時、まひろ21歳、道長25歳になります。【第14話】【第15話】も、同じ歳で進みます。
【第16話】【第17話】まひろ25歳、道長29歳
【第16話】994年、藤原道隆(井浦新)が嫡男・伊周(三浦翔平)を内大臣に任命、道長など上席3人抜いた強引な人事を行います。
さらに、994年から翌年にかけては平安京では疫病が流行します。この時、まひろ25歳、道長29歳になります。
【第17~20話】「長徳の変」まひろ26歳、道長30歳
【第17話】994年、道長の看病により、まひろは病から回復いします。その翌年995年、父・兼家(段田安則)の後を継き権力をを握っていた藤原道隆(井浦新)が亡くなります。
【第18話】995年、道隆が亡くなった後、藤原道兼(玉置玲央)が関白に就任します。
ところが、疫病にかかった道兼は倒れなくなります。その後、右大臣に藤原道長(柄本佑)の座に就き、公家のトップに。
【第19話】【第20話】では、伊周(三浦翔平)と道長が対立し、花山院に矢を射かける「長徳の変」が起こります。この時、まひろ26歳、道長30歳になります。
「長徳の変」の史実は、以下でまとめています。
【第21~22話】越前国へ、まひろ27歳、道長31歳
【第21話】藤原道長(柄本佑)が政治の権力を持つと、まひろの父・為時(岸谷五朗)はに位階「従五位下」官職「越前守」に任じられます。
【第22話】から長徳2年(996年)に、為時は「越前」へ赴任、まひろも父に従い、越前で一緒に暮らすことになります。
この時、まひろ27歳、道長31歳になります。
藤原為時が訪れる、敦賀の「松原客館(まつばらきゃっかん)」については、以下でまとめています。
【第23~24話】藤原宣孝から求婚、まひろ28歳、道長32歳
【第23話】まひろは越前国で過ごし、長徳3年(997年)を迎えます。越前国を訪ねてきた、藤原宣孝(佐々木蔵之介)から、まひろは求婚されます。
【第24話】まひろは、宋の見習い医師・周明(松下洸平)に、「一緒に宋へ行こう」と誘われます。
この時、まひろ28歳、道長32歳になります。
【第25話】藤原宣孝と結婚、まひろ29歳、道長33歳
【第25話】長徳3年(997年)まひろは単身で都へ帰郷、翌年の長徳4年(998年)に、藤原宣孝(佐々木蔵之介)と、まひろは結婚します。
この時、まひろ29歳、道長33歳になります。
【第26~27話】娘・賢子を出産、まひろ30歳、道長34歳
【第26話】長保元年(999年)の正月、一条天皇(塩野瑛久)が定子(高畑充希)を内裏に招き入れます。そして道長は、自分の娘・藤原彰子(見上愛)を一条天皇に入内させることを決めます。
【第27話】長保元年(999年)の暮、まひろは娘・賢子を出産します。この時、まひろ30歳、道長3歳になります。
【第28話】道長は「一帝二后」を実現、まひろ31歳、道長35歳
【第28話】長保2年(1000年)2月、藤原道長は、藤原定子を一条天皇の皇后にしたまま、自分の娘・藤原彰子を中宮とする「一帝二后(いっていにこう)」を実現させます。
この時、まひろ31歳、道長35歳になります。
この政策により、藤原道長は天皇家との血縁関係を強め、その結果、道長は摂政・関白として実権を握り続けます。「一帝二后」の史実については、以下で解説しています。
【第29話】藤原宣孝が死去、まひろ32歳、道長36歳
【第29話】長保3年(1001年)、まひろの夫・藤原宣孝(佐々木蔵之介)が急病で亡くなります。
この時、まひろ32歳、道長36歳になります。
【第30~31話】まひろが「カササギ語り」「源氏物語」を執筆、まひろ35歳、道長39歳
【第30話】寛弘元年(1004年)、まひろは自分でも物語を書こうと思い「カササギ語り」を執筆します。
そして、まひろは、四条宮の和歌を学ぶ会で、恋多き華やかな女性・和泉式部(あかね)と出会います。和泉式部を演じるのは「泉里香」さんです。
その後【第31話】、道長から執筆を依頼され、まひろは「源氏物語」を書き始めます。この時、まひろ35歳、道長39歳になります。
【第32話】まひろが出仕、道長の娘・彰子の女房になる、まひろ36歳、道長40歳
【第32話】寛弘二年(1005年)、一条天皇(塩野瑛久)が、まひろが書いた「源氏物語」に興味を示します。
まひろは道長の娘・彰子(見上愛)が暮らす藤壺へあがり、女房として働きながら「源氏物語」を執筆します。この時、まひろ36歳、道長40歳になります。
【第33話】まひろは「藤式部」として「源氏物語」の続きを執筆、まひろ37歳、道長41歳
【第33話】藤壺へ出仕すると、まひろは「藤式部(とうしきぶ)」の呼び名を与えられます。
寛弘三年(1006年)五月、まひろは「源氏物語」を執筆、一条天皇(塩野瑛久)に献上します。この時、まひろ37歳、道長41歳になります。
その後【第33話】から【第34話】では、寛弘三年(1006年)七月に興福寺の別当・定澄(赤星昇一郎)が藤原道長を訪ね、正しい裁定がなければ大規模な報復を行うと脅迫します。
道長と興福寺の抗争の詳細は、以下でまとめています。
【第34~35話】道長は金峰山寺へ参拝、まひろ38歳、道長42歳
寛弘四年(1007年)藤原道長(柄本佑)は中宮・彰子(見上愛)の懐妊祈願のため、息子の頼通(渡邊圭祐)と共に金峯山寺に向います。
この時、まひろ38歳、道長42歳になります。
また、道長が行った「御嶽詣(みたけもうで)」とは何なのか?詳細は以下でまとめています。
※物語が進みしだい、順次更新中です!
まとめ
NHK大河ドラマ「光る君へ」主人公・紫式部と(まひろ)を中心にした年表と、歴史的な出来事を【まとめ】ました。
他にも「光る君へ」のキャスト・登場人物・スタッフ一覧は、以下をチェックしてください。
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