2024年1月7日スタートのNHK大河ドラマ「光る君へ」
「光る君へ」の主人公・紫式部を演じるのは「吉高由里子」さんです。そして、大石静さんが脚本を担当、あらすじは以下の通りです。
平安時代(10世紀後半)に、千年の時を超える恋愛長編小説「源氏物語」を書き上げた女性・紫式部/まひろ(吉高由里子)の物語。
紫式部/まひろは藤原道長(柄本佑)への思い、そして秘めた情熱とたぐいまれな想像力で、光源氏(光る君)のストーリーを紡いでゆく。きらびやかな平安貴族の世界と、懸命に生きて書いて愛した女性の一生を描く大河ドラマ。
「光る君へ」【第33話】のラストから【第34話】では藤原道長と、藤原氏の氏寺・興福寺の抗争が描かれます。
興福寺の別当・定澄(じょうちょう)はベテラン俳優「赤星昇一郎」さんが演じます。また、藤原道長と興福寺の抗争の史実を紹介します。
※この記事の内容は、当サイトが運営する「YouTube」で解説しています。動画でご覧になりたい方は、以下をご視聴ください。
藤原道長と興福寺の対立とは?
阿修羅像で有名な奈良の「興福寺」は、7世紀後半に創建されました。
創建以来、藤原氏の祖である藤原鎌足とその子息・藤原不比等にゆかりの寺院として、興福寺は平安時代以降も重要な役割を果たしました。
藤原道長(柄本佑)と興福寺の抗争の史実は以下の通りです。
1006年(寛弘3年)、源頼親の家臣・当麻為頼と興福寺との間で所有権争いが発生。興福寺・蓮聖が僧兵3000人を率いて為頼邸を襲撃、藤原道長は興福寺側に非があると判断します。
興福寺別当・定澄が道長を訪れ、正しい裁定がなければ大規模な報復を行うと脅迫。興福寺の僧兵が入京する事態となりますが、道長は検非違使に命じて、京から退去させます。
道長は興福寺の要求のほとんどを退け、自身の権力を示しました。
藤原道長と興福寺の抗争は、道長の勝利で終結します。この抗争の勝利により、道長は自身の政治的影響力をさらに強化させました。
「光る君へ」で道長の元を訪れる、興福寺の別当が定澄(じょうちょう)です。別当とは、寺院や神社の長のことです。
定澄(じょうちょう)を演じるベテラン俳優「赤星昇一郎」
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興福寺の別当・定澄を演じるのは、俳優「赤星昇一郎(あかぼし・しょういちろう)」さんです。プロフィールは以下の通りです。
生年月日 | 1955年11月25日 |
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出身 | 東京都 |
1983年、お笑いトリオ「怪物ランド」を結成し、日本テレビの「お笑いスター誕生!!」で10週連続チャンピオンとなり、デビュー。その後、「スキンヘッドに口ひげ」という独特の風貌を生かした役柄で俳優として活動し、特撮番組やテレビドラマに多数出演。
2002年からは劇団鳥獣戯画の「三人でシェイクスピア」に出演し、長年にわたり舞台でも活躍。
NHK大河ドラマは、2006年「功名が辻」安国寺恵瓊役や、2020年「麒麟がくる」高僧役など多数出演、「光る君へ」が8作目の出演となる大河ドラマ常役者です。
まとめ
NHK大河ドラマ「光る君へ」興福寺の別当・定澄(じょうちょう)はベテラン俳優「赤星昇一郎」さんが演じます。
また、藤原道長と興福寺の抗争の史実を紹介しました。
他にも「光る君へ」のキャスト・登場人物・スタッフ一覧は、以下をチェックしてください。
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