「てぃんさぐぬ花」2022年4月11日放送スタートの第106作となるNHK連続テレビ小説「ちむどんどん」
ヒロイン・比嘉暢子(ひがのぶこ)は、黒島結菜(くろしまゆいな)さんが演じています。
2022年の沖縄本土復帰50年を記念した、沖縄本島北部「やんばる」と呼ばれる地方を中心にしたドラマ。沖縄料理に夢を懸けるヒロイン・比嘉暢子と、強い絆で結ばれた四人兄妹の「家族」と「ふるさと」のストーリーです。
ヒロイン比嘉暢子の妹・歌子(上白石萌歌)は、父親・賢三(大森南朋)から三線を習う、歌が大好きな女の子です。「ちむどんどん」のドラマ内では、賢三や歌子が沖縄の楽器・三線で弾き語りするシーンがあります。
また、比嘉家の近くにある共同売店では、ラジオから歌謡曲が流れるシーンが多くあります。
「ちむどんどん」の劇中歌、歌子が歌唱する沖縄民謡や、ラジオから流れる懐かしい歌謡曲を紹介します。
また、印象的なシーンでは女性ボーカルの曲が入ります。英語のような歌詞(架空の言語)を歌っているのは「Emi Evans(エミ・エヴァンス)」さんです。
サントラを手掛けるのは音楽制作クリエイター集団「MONACA」の3人です。
- 歌子の唄三線など【沖縄民謡】まとめ
- 幼少期の歌子「椰子の実」第2話(2022/04/12)など
- 「唐船ドーイ(とーしんドーイ)」第4話(2022/04/14)第29話(2022/05/19)最終話(2022/09/30)
- 「てぃんさぐぬ花」第5話(2022/04/15)第27話(2022/05/17)
- 上白石萌歌(歌子)が歌う「椰子の実」第5話(2022/04/15)など
- 上白石萌歌(歌子)が歌う「翼をください」第13話(2022/04/27)など
- 合唱曲「あの素晴しい愛をもう一度」第14話(2022/04/28)
- 「芭蕉布(ばしょうふ)」第25話(2022/05/13)
- 上白石萌歌(歌子)が歌う「てぃんさぐぬ花」第60話(2022/07/01)など
- 上原照賢(大工哲弘)が歌う八重山民謡「月ぬ美しゃ」第64話(2022/07/07)
- 上白石萌歌(歌子)が歌う「娘ジントヨー」第65話(2022/07/08)など
- 歌子が実家で聞いていたレコード「安里屋ユンタ」第96話(2022/08/22)
- 上白石萌歌(歌子)が歌う「浜千鳥」第122話(2022/09/27)
- 共同売店のラジオなどから流れた歌謡曲・懐メロ
- まとめ
歌子の唄三線など【沖縄民謡】まとめ
ヒロイン比嘉暢子の妹・歌子(上白石萌歌)が、唄三線で披露した曲(沖縄民謡)を中心に紹介していきます。
唄三線(うたさんしん)とは、沖縄の楽器・三線を弾きながら歌う、いわゆる弾き語りスタイルのことです。
※「ちむどんどん」のオリジナルサウンドトラック第一弾「ちむ編」は2022年6月29日発売です!
※歌子(上白石萌歌)が歌唱する「芭蕉布」「翼をください」が収録されたサントラ第二弾「ちむどん編」は2022年8月28日発売です!
※サントラ第三弾「ちむどんどん編」は2022年9月21日発売です!
幼少期の歌子「椰子の実」第2話(2022/04/12)など
幼少期の歌子(布施愛織)が、父親・賢三(大森南朋)と一緒に歌ったのが「椰子の実」です。
「名も知らぬ遠き島より 流れ寄る椰子の実一つ」と、歌い出しを聞けば、誰もがわかる曲です。
歌詞は、小説家・島崎藤村が明治時代に創作した歌詞をもとに、昭和に入って曲が付けられたのが「椰子の実」です。
愛知県の伊良湖岬に滞在した民俗学者・柳田國男が、「恋路ヶ浜」で拾った椰子の実の話を、親友の島崎藤村に伝え、それをキッカケに島崎藤村が作詞した曲です。
※沖縄民謡ではありませんが、第2次大戦中に「国民歌謡」として、全国で流行った曲のようです。
第10話(2022/04/22)、幼少期の暢子(稲垣来泉)が、東京の親戚の家に行く前日の夜、歌子が三線を弾き、皆で「椰子の実」を歌うシーンがあります。
「唐船ドーイ(とーしんドーイ)」第4話(2022/04/14)第29話(2022/05/19)最終話(2022/09/30)
第4話(2022/04/14)、比嘉家に招かれた青柳史彦(戸次重幸)が、「1曲お願いします」というリクエストに答えて、賢三(大森南朋)が披露したのが「唐船ドーイ(とーしんドーイ)」です。
「唐船ドーイ」は沖縄民謡の代表的な速弾きの曲。エイサーのトリの定番で祝い歌です。ドラマ内でも、父親の演奏に合わせて子どもたちが踊っていました。
第29話(2022/05/19)、暢子が上京後に移り住む・鶴見の居酒屋「あまゆ」で、沖縄県人会会長・平良三郎(片岡鶴太郎)も「唐船ドーイ」を演奏しています。
最終話(2022/09/30)、202X年・令和X年に母・優子(仲間由紀恵)の誕生日を祝うために、4兄妹家族が山原村の実家に集まります。
和彦(宮沢氷魚)の三線と、歌子(上白石萌歌)が唄う「唐船ドーイ」に合わせて、家族みんなで「カチャーシー」を踊ります。
「カチャーシー」は沖縄民謡に合わせて、頭の上に両手をあげ、手首を回しながら左右に振る踊りです。
ドラマ内で登場する、沖縄用語などは以下でまとめています。
「てぃんさぐぬ花」第5話(2022/04/15)第27話(2022/05/17)
青柳史彦(戸次重幸)にレストランに招待された夜、四人兄妹が寝たあとに、父・賢三(大森南朋)が歌った曲が「てぃんさぐぬ花」です。
沖縄民謡の代表曲で、沖縄県民でなくても、歌を聞いただけで分かる曲です。
「親の言うことを、家族を大切にしなさい」と子供に向けた教訓の歌になっています。
この後、父・賢三の行く末を暗示した曲でもあります
鶴見をさまよっていると“#てぃんさぐぬ花”が聞こえてきました。
音をたどってみると、そこは沖縄県人会の会長・平良三郎の家でした。#ちむどんどん #朝ドラ#黒島結菜 #片岡鶴太郎#長野里美
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— 連続テレビ小説「ちむどんどん」 (@asadora_nhk) May 16, 2022
第27話(2022/05/17)、暢子は料理人を目指して上京、頼りにしていた兄・賢秀が失踪していて途方にくれます。
その時に、沖縄県人会の会長・平良三郎が歌う「てぃんさぐぬ花」が聞こえてきて、暢子は三郎に助けられます。
上白石萌歌(歌子)が歌う「椰子の実」第5話(2022/04/15)など
第1話で取れなかったシークワーサーの実を、ヒロイン暢子(稲垣来泉)が取れるようになります。暢子が、一つ大人になったことを表現しているシーンです。
その場面で流れたのが三女・歌子(上白石萌歌)が歌う「椰子の実」です。その後、父・賢三(大森南朋)がサトウキビ畑で倒れることになります。
※上白石萌歌さんが歌う「椰子の実」はドラマの中で、何度も流れます。
NHKドラマ・ガイド本「ちむどんどん Part1」に、サントラを担当するMONACAの3人(岡部啓一/高田龍一/帆足圭吾)の、以下のインタビュー記事があります。
歌子役の上白石萌歌さんの歌声がすばらしい。試しに録音をした「椰子の実」「翼をください」を聴いた時、歌子としてのカラー、曲のコンセプトも全て出来上がっていた。
上記の記事があるため、このシーンで流れた「椰子の実」のボーカルは、上白石萌歌さんの歌声です。
「ちむどんどん」のサントラを担当するMONACAについては、以下でまとめています。
第22話(2022/04/22)、バーガー店で暴れた賢秀(竜星涼)を追っかけて、下地響子が比嘉家にやって来ます。歌子が「椰子の実」を歌唱し、賢秀は許されることになります。
第30話(2022/05/20)では、海が見える崖で歌子が「椰子の実」を歌唱するシーンがあります。
第39話(2022/06/02)、良子(川口春奈)が出産に苦しみ「怖い、歌って」と歌子に頼むシーンがあります。この場面でも、歌子は「椰子の実」を歌います。
第49話(2022/06/16)、歌子(上白石萌歌)が東京の病院で検査、待合室で検査結果を待つシーンで「椰子の実」が流れます。
第58話(2022/06/29)、歌子(上白石萌歌)と良子(川口春奈)の娘・晴海が、山原村の実家の縁側で一緒に「椰子の実」を一緒に歌うシーンがあります。
第90話(2022/08/12)暢子と和彦の結婚式にて、歌子(上白石萌歌)が唄三線で「椰子の実」を披露します。
第90話(2022/08/12)暢子と和彦の結婚式にて、歌子(上白石萌歌)が唄三線で「椰子の実」を披露します。
第116話(2022/09/19)暢子と和彦は息子・健彦を連れて沖縄に里帰りします。幼少期の和彦との回想シーンで「椰子の実」が流れます。
※歌子(上白石萌歌)が歌唱する「椰子の実」は、ちむどんどんサントラ第一弾「ちむ編」に収録されています。
上白石萌歌(歌子)が歌う「翼をください」第13話(2022/04/27)など
第13話のオープニングで、洗濯物をたたみながら歌子が、「翼をください」を口ずさみます。
「翼をください」はフォークグループ「赤い鳥」が、1971年にリリースした曲です。歌子が「翼をください」を歌った高校1年生の時も、時代設定は1971年です。
前述のMONACAインタビューでもありますが、上白石萌歌さんが歌う「翼をください」も録音していて、劇中歌としてたびたび流れます。
第15話(2022/04/29)では、音楽室で弾けないピアノの椅子に座り、歌子が「翼をください」をアカペラで歌うシーンがあります。
第16話(2022/05/02)では共同売店のラジオから、第20話(2022/05/09)では山原高校のヤング大会の会場で、「翼をください(赤い鳥の?)」が流れました。
第23話(2022/05/11)では挿入歌として、上白石萌歌さんの「翼をください」が流れました。
第38話(2022/06/01)、歌子が新人歌手オーディションを受け「翼をください」を披露しています。※ちなみに、歌子の前にオーディションを受けた人は「わたしの彼は左きき」を振り付きで歌っていました。
第70話(2022/07/15)、大野愛(飯豊まりえ)が恋人の青柳和彦(宮沢氷魚)に手紙で別れを告げる時、「翼をください」が流れていました。
第89話(2022/08/11)、歌子(上白石萌歌)が暢子の披露宴に出発する前、一人で自宅にいる時に「翼をください」が流れます。
※歌子(上白石萌歌)が歌唱する「翼をください」は、ちむどんどんサントラ第二弾「ちむどん編」に収録されています。
合唱曲「あの素晴しい愛をもう一度」第14話(2022/04/28)
第14話、山原高校に通う歌子の音楽授業で、「あの素晴しい愛をもう一度」を合唱するシーンがあります。
北山修さんが作詞、加藤和彦さん作曲の「あの素晴しい愛をもう一度」は、1971年にレコードがリリースされています。
恥ずかしがり屋の歌子が、小さい声で歌っていると・・・音楽教師・下地響子(片桐はいり)から、「比嘉歌子!ちゃんと歌え!」と注意されます。
下地響子は、歌子の音楽の才能を見抜いているモーレツ音楽教師です。
第16話(2022/05/02)でも、歌子が誰もいない音楽室で「あの素晴しい愛をもう一度」を歌うシーンがあります。その後、下地響子に見つかり、追いかけ回されます。
「芭蕉布(ばしょうふ)」第25話(2022/05/13)
音楽教師・下地響子(片桐はいり)が山原高校を転任することになり、歌子に「芭蕉布」を歌ってみてと言います。
最後に「男も女も関係ない、音楽にちむどんどんするか、どうか」と伝えます。下地響子の三線で、歌子が「芭蕉布」を歌います。
「芭蕉布」とは、沖縄の特産品で、糸芭蕉 (イトバショウ) の繊維で作られる織物です。
作詞/吉川安一、作曲/普久原恒男に1965年に発表された沖縄歌謡が「芭蕉布」です。倍賞千恵子さん、夏川りみさんなどが歌っています。
そして、暢子が上京する前夜、歌子の三線で母・優子(仲間由紀恵)と三姉妹が「芭蕉布」を一緒に歌うシーンがあります。
第75話(2022/07/22)のオープニング、歌子(上白石萌歌)が歌う「芭蕉布」が流れるシーンがあります。
第89話(2022/08/11)、結婚式をあげる暢子が控室で、母親・優子に感謝を伝えるシーンで「芭蕉布」が流れます。
第124話(2022/09/26)、暢子が沖縄の実家に開店した「やんばるちむどんどん」がオープン。三線奏者・上原照賢(大工哲弘)と歌子が2人で歌い上げたのが「芭蕉布」です。
※上原照賢が持ってきた下地響子(片桐はいり)の手紙を、歌子が読んでいる時に流れた曲も「芭蕉布」です。
※歌子(上白石萌歌)が歌唱する「芭蕉布」は、ちむどんどんサントラ第二弾「ちむどん編」に収録されています。
上白石萌歌(歌子)が歌う「てぃんさぐぬ花」第60話(2022/07/01)など
第60話(2022/07/01)、山原村の比嘉家の縁側で歌子(上白石萌歌)が、唄三線で「てぃんさぐぬ花」を歌います。
その後、歌子は母・優子(仲間由紀恵)に、父・賢三(大森南朋)と出会った理由を聞きます。
第74話(2022/07/21)、母・優子(仲間由紀恵)の再婚話を聞いた暢子は、沖縄の山原村に緊急帰郷!賢秀を含めた四人兄妹が、久しぶりに実家に揃います。
優子から賢三(大森南朋)と出会った理由を聞き、四人兄妹は涙を流して母に感謝します。
その夜(ウークイの夜)、家族全員でウチカビを焚く儀式を行い、歌子(上白石萌音)は「てぃんさぐぬ花」を歌います。
第122話(2022/09/27)、大里五郎(草刈正雄)が、沖縄戦で優子の姉・与那城時恵(大城ゆう紀)の最後を看取ったことを話すシーンでも流れます。
上原照賢(大工哲弘)が歌う八重山民謡「月ぬ美しゃ」第64話(2022/07/07)
突然、比嘉家を訪ねてきたのが三線奏者・上原照賢(うえはらしょうけん)です。上原照賢を演じるのはプロミュージシャンであり、八重山民謡の第一人者・大工哲弘(だいくてつひろ)さんです。
上原照賢は歌子(上白石萌歌)の前で八重山民謡「月ぬ美しゃ」を披露、歌子は涙を流して感動します。
「月ぬ美しゃ」は「つきぬかいしゃ」と読みます。標準語だと「月の美しさ」というタイトルです。
そして、父・賢三(大森南朋)が民謡歌手を目指していた過去を聞いた歌子は、自分ももう一度、歌の夢に向かって、民謡歌手を目指すことになります。
上白石萌歌(歌子)が歌う「娘ジントヨー」第65話(2022/07/08)など
民謡歌手を目指す歌子(上白石萌歌)が沖縄の海で1人歌っていたのが、沖縄民謡「娘ジントヨー」です。
「ジントーヨー」「ジントヨー」は、沖縄の方言で、「本当だよ」の意味です。「本当に好き」と女性の恋心を歌った曲です。
「娘ジントーヨー」は久原恒勇さん作曲、我如古より子さんが1978年にリリースしたヒット曲です。
第99話(2022/08/25)、民謡歌手を目指す歌子のために、智(前田公輝)は唄三線を披露できる場所を探します。
智の得意先の居酒屋「珊瑚礁」で歌子は人生初ライブを開催、「娘ジントヨー」を披露しますが、緊張してうまく歌えませんでした。
第101話(2022/08/29)、歌の練習会でみんなの前で歌子は「娘ジントヨー」を披露します。練習では堂々と人前で歌えるようになった歌子でした。
第116話(2022/09/19)、人まで唄三線を披露できるようになった歌子は、居酒屋で「娘ジントヨー」を歌い上げます。
第119話(2022/09/22)、暢子の息子・健彦に唄を歌ってと言われた歌子、そこに智がやって来ます。歌子は「娘ジントヨー」を歌い、智からプロポーズされるのでした。
第123話(2022/09/28)、暢子が沖縄県山原村の実家でオープンする料理店に、カラキを練り込んだ麺が届かないと連絡来ます。家族全員で、100人分のカラキ麺を作る時に流れていた曲が「娘ジントヨー」です。
歌子が実家で聞いていたレコード「安里屋ユンタ」第96話(2022/08/22)
民謡歌手を目指す歌子(上白石萌歌)が実家で聞いていたレコードが、沖縄民謡「安里屋ユンタ(あさとやユンタ)」です。
「安里屋ユンタ」沖縄県・八重山諸島の「竹富島」に伝わる古謡です。
ドラマ内のレコードには歌手は「川満花枝」とクレジットされています。実在人物ではなく、ドラマ内の架空の人物かと思います。
上白石萌歌(歌子)が歌う「浜千鳥」第122話(2022/09/27)
最終週、大里五郎(草刈正雄)が、沖縄戦で優子の姉・与那城時恵(大城ゆう紀)の最後を看取ったことを伝えるために、山原村に来ました。
優子は最後を看取ってくれたことを感謝したあと、歌子の唄三線に合わせて、姉・時恵に教わった琉球舞踊を披露します。
歌子が唄った曲は沖縄民謡「浜千鳥(チジュヤー)」です。
共同売店のラジオなどから流れた歌謡曲・懐メロ
ヒロイン暢子が暮らす家の近所には、共同売店があります。
やんばる地域など、小さな集落には欠かせない存在が共同売店です。共同出資・共同運営で食料品や日用雑貨が販売されています。
共同売店にはラジオがあり、暢子が「やんばる」で生活する1960年代から1970年代の曲がドラマ内で流れます。
前作「カムカムエヴリバディ」も、ラジオから懐かしいJ-POP・歌謡曲が流れるシーンが多くありました。
「ちむどんどん」も引き続き、その年代を象徴するヒット曲がよく流れます。
ザ・ピーナッツ「恋のバカンス」第1話(2022/04/11)
比嘉家が共同売店を訪れ、歌子がラジオをかけると流れてきた曲が、ザ・ピーナッツ「恋のバカンス」です。1963年に発表された曲です。
舟木一夫「高校三年生」第3話(2022/04/13)
青柳和彦(田中奏生)が、共同売店でジュースを買っていた時、ラジオから流れていた曲が、舟木一夫「高校三年生」です。
1963年6月にリリースされた舟木一夫さんのデビューシングルです。
ザ・ピーナッツ「ふりむかないで」第6話(2022/04/18)
良子が共同売店で新品の体操服を見ていた時、ラジオから流れていた曲が、ザ・ピーナッツ「ふりむかないで」です。1962年にリリースされた曲です。
藤山一郎「青い山脈」第15話(2022/04/29)
第15話のラスト、真境名商事への就職を断った暢子。落ち込んだ暢子が帰ってくると、比嘉家の兄妹と智が出迎えます。
ラジオではありませんが、共同売店でレコードプレーヤーを借りて、皆でフォークダンスを踊ります。
そのシーンで流れたレコードの曲が、藤山一郎さんが歌う「青い山脈」です。
石坂洋次郎原作の日本映画「青い山脈」の主題歌として、1949年に発表された曲が「青い山脈」です。当初は、藤山一郎さんと、奈良光枝さんが歌ったものが発表されています。
マイク眞木「バラが咲いた」第21話(2022/05/09)
賢秀(竜星涼)が投資詐欺にあった「サンセットバーガー」で、ライブが開かれます。
ライブにはミュージシャン・テルヤリョウタロウが「バラが咲いた」を歌います。結局は賢秀が暴れ始めて、歌うことができませんでした。
マイク眞木さんが歌った「バラが咲いた」は、1966年にシングル盤レコードが発売されています。
テルヤリョウタロウを演じているのは「大橋典之」さんです。大橋典之さんは「魔進戦隊キラメイジャー(2021年3月~)」のスピンオフ作品に、人ブルーン役で出演しています。
また、「ちむどんどん」には仮面ライダー、スーパー戦隊に出演していた役者が、多く登場しています。
山本リンダ「どうにもとまらない」第31話(2022/05/23)
良子(川口春奈)が共同売店で店番をしていると、喜納金吾(渡辺大知)から猛烈に求婚されます。
良子が逃げながら答えているときに、共同売店で流れていたのが、山本リンダさんの「どうにもとまらない」です。1972年にリリースされた、山本リンダさんのシングルです。
ラブ&ピース男「喜納金吾」を演じる渡辺大知さんについては、以下でまとめています。
南沙織「17歳」第36話(2022/05/30)
妹・歌子(上白石萌歌)が「新人歌手オーディション」のチラシを眺めている時、実家のラジオから流れた曲が、南沙織さんの「17歳」です。
「17歳」は、1971年6月1日発売された南沙織さんのデビューシングルです。
今後の進路を悩んでい歌子も「17歳」ということで、選曲されたのかもしれません。
キャンディーズ「微笑がえし」第98話(2022/08/24)
智(前田公輝)は、レコード歌手を目指す歌子(上白石萌歌)が唄三線を披露できる場所を探します。
智が得意先の居酒屋「珊瑚礁」の店長と交渉しているお店のBGMとして流れていたのが、キャンディーズの「微笑がえし」です。
「微笑がえし」はキャンディーズが、活動期間内の1978年2月25日にリリースしたラスト・シングルです。オリコンで最初で最後の1位を獲得、最大のヒット曲となりました。
まとめ
NHK朝ドラ「ちむどんどん」ヒロイン比嘉暢子の妹・歌子は、父親から沖縄の楽器・三線を習い、歌が大好きな女の子です。
比嘉家の近くにある共同売店では、ラジオなどから歌謡曲が流れるシーンが多くあります。「ちむどんどん」のドラマ内では、多くの沖縄民謡や歌謡曲が流れます。
※「ちむどんどん」のオリジナルサウンドトラック第一弾「ちむ編」は2022年6月29日発売です!
※歌子(上白石萌歌)が歌唱する「芭蕉布」「翼をください」が収録されたサントラ第二弾「ちむどん編」は2022年8月28日発売です!
※サントラ第三弾「ちむどんどん編」は2022年9月21日発売です!
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