2022年4月11日放送スタートの第106作となるNHK連続テレビ小説「ちむどんどん」
ヒロイン・比嘉暢子(ひがのぶこ)は、黒島結菜(くろしまゆいな)さんが演じています。
2022年の沖縄本土復帰50年を記念した、沖縄本島北部「やんばる」と呼ばれる地方を中心にしたドラマ。沖縄料理に夢を懸けるヒロイン・比嘉暢子と、強い絆で結ばれた四人兄妹の「家族」と「ふるさと」のストーリーです。
朝ドラ第106作となる「ちむどんどん」の音楽、BGM、サントラを手がけるのは「MONACA(モナカ)」の岡部啓一さん、高田龍一さん、帆足圭吾さんです。
NHK朝ドラの音楽は、1人の音楽家が手掛ける(クレジットされる)ことが多いですが、「ちむどんどん」では3人の作曲家が音楽制作を担当します。
また、心地よい歌声のボーカルが入った曲が、たびたび「ちむどんどん」の印象的なシーンで流れます。挿入歌を歌うのは「Emi Evans(エミ・エヴァンス)」さんです。
※「ちむどんどん」のサントラ発売日の情報は、まだありません。情報が入り次第、更新します!
他にも「ちむどんどん」の主題歌は三浦大知さんが歌う「燦燦(さんさん)」になります。

歌子(上白石萌歌)さんが歌う「椰子の実」や、ドラマ内で流れる「沖縄民謡」に関しては、以下でまとめています。

音楽制作クリエイター集団「MONACA(モナカ)」の3人
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#ちむどんどん 音楽担当チーム
🎵┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈🎹#岡部啓一 さん#高田龍一 さん#帆足圭吾 さんすてきな音楽チームのみなさんが、ドラマの世界を彩ります♪
🔻詳細はこちら🔻https://t.co/EbWL0kg7LW
— 連続テレビ小説「ちむどんどん」 (@asadora_nhk) January 17, 2022
「MONACA(モナカ)」は、岡部啓一さんが設立した音楽制作クリエイター集団です。
主にゲーム・テレビアニメ・ドラマや映画のBGMなど、多くの作品に楽曲を提供しています。元ナムコ社員が多く、ゲームやアニメ系のBGM制作に強いようです。
代表作にPS4ゲーム「NieR:Automata」のBGM、テレビアニメ「結城友奈は勇者である」の劇伴などがあります。
「ちむどんどん」の楽曲は「MONACA」に所属する、以下の3人メンバーで制作されます。
- 岡部啓一(おかべけいいち)
- 高田龍一(たかだりゅういち)
- 帆足圭吾(ほあしけいご)
岡部啓一(おかべけいいち)プロフィール
「MONACA」の設立者が岡部啓一(おかべけいいち)さんです。プロフィールは以下の通りです。
神戸芸術工科大学芸術工学部・視覚情報学科に入学。映像・CGアニメーションに音をつけることにおもしろさを見いだし、株式会社ナムコ(当時)にサウンドクリエーターとして入社。
(中略)
2004年に有限会社モナカを設立、同代表取締役に就任。主にゲーム・映像を中心としたサウンド制作プロデュースを手がける。主な作品に、プレムアムドラマ「真夜中のパン屋さん」(NHK)、科学アドベンチャー「西之島へ」(NHK)テーマ曲、アクションRPG「NieR」シリーズ、TVアニメ「結城友奈は勇者である」シリーズなど。The Game Awards 2021において、楽曲制作を担当した「NieR Replicant ver.1.22474487139…」がBest Score and Musicを受賞。出典:NHK公式HP
音楽制作クリエイター集団「MONACA」の代表が、岡部啓一さんです。
高田龍一(たかだりゅういち)プロフィール
「MONACA」に所属する高田龍一(たかだりゅういち)さんのプロフィールは以下の通りです。
5歳よりヴァイオリン、7歳よりピアノを学ぶ。5歳より独学にて作曲を始めるも、基礎を身につけるべく高校より和声法・対位法および作曲の基礎技法を高橋 裕の下で学ぶ。東京藝術大学音楽学部に入学後、作曲を専攻する傍ら、副科実技としてピアノ、ヴァイオリン、パイプオルガンを学ぶ。
(中略)
主な作品に、TVアニメ「池袋ウエストゲートパーク」、「落ちこぼれフルーツタルト」、「サマータイムレンダ」各劇伴、TVアニメ「Vivy -Fluorite Eye’s Song-」劇伴及び挿入歌など。出典:NHK公式HP
帆足圭吾(ほあしけいご)プロフィール
「MONACA」に所属する帆足圭吾(ほあしけいご)さんのプロフィールは以下の通りです。
ピアニストである母親の影響で、3歳よりクラシックピアノを始める。高校卒業後、かねてより興味のあった映画音楽やプログレッシブ・ロックの世界へ。プログレッシブ・ロックバンド「DREAM THEATER」のキーボーディスト・Jordan Rudessの演奏にほれ込み20歳で渡米。アメリカ・ボストンのバークリー音楽院へ入学、映画音楽学科へと進む。バークリー音楽院を卒業後も、アメリカ東海岸を中心にバンドでライブ活動を続ける。
(中略)
主な作品に、プレミアムドラマ「真夜中のパン屋さん」(NHK)、科学アドベンチャー「西之島へ」(NHK)テーマ曲編曲、TVアニメ「アイカツ!」シリーズ劇伴及びEDテーマ等、アクションRPG「NieR」シリーズなど。出典:NHK公式HP
「ちむどんどん」楽曲制作裏話、3人の分担
NHKドラマ・ガイド「ちむどんどん Part1」に3人のインタビュー記事があります。
(高田)僕は、朝ドラといえば、ヒロインがいろいろな問題にぶつかりながら前向きに困難を乗り越えていくイメージがあったので、そんなヒロインを後押しするような音楽にできればいいなと、そこから考え始めました。
出典:NHKドラマ・ガイド「ちむどんどん Part1」P100
誰もが知っているドラマのため、最初はどんな音楽にするのが良いか、迷ったそうです。「ちむどんどん」は四人兄妹の「家族」と「ふるさと」のストーリーです。
ヒロイン比嘉暢子、そして兄妹を後押しするような楽曲作りとなっています。
また、NHKドラマ・ガイドによると3人の楽曲制作の担当としては、以下の楽曲を担当しています。
- 高田⇒食卓のシーンなど、芝居に寄り添うような雰囲気の曲
- 帆足⇒オーケストラを使った気持ちの高揚感が伝わる曲
- 岡部⇒ボーカルが入った曲、パーカッションやドラムなどリズムで感情を盛り上げる曲
「ちむどんどん」メインテーマは「元気の使者(暢子のテーマ)」
「ちむどんどん」ドラマ内でよく流れる「パッパッ、パラッパ~♪」と、はっきりした明るいメロディの曲がメインテーマだと思います。
曲のタイトルは「元気の使者(暢子のテーマ)」です。
ボーカル曲を歌う女性は「Emi Evans(エミ・エヴァンス)」
「ちむどんどん」のドラマ内で流れる、女性ボーカルが入った印象的な曲が流れます。
ボーカル曲を歌う女性は「Emi Evans(エミ・エヴァンス)」さんです。エミ・エヴァンスさんは、ロンドン生まれのシンガーでイギリス人と日本人とのハーフです。
芝居の邪魔をしないように、あえて架空の言語で作詞をしてます。
今日から始まったNHK朝ドラ「ちむどんどん」で歌わせて頂いています!
Singing more beautiful music by @MONACA_okabe for this heartwarming drama! https://t.co/fkHC6kImOE— Emi Evans (@emirevans) April 11, 2022
サントラを担当している「MONACA」とはNieRシリーズ、結城友奈シリーズなどのボーカル曲も担当しています。
「ちむどんどん」CD、サウンドトラック発売はいつ?
※「ちむどんどん」のサントラ発売日の情報は、まだありません。情報が入り次第、更新します!
まとめ
NHK朝ドラ第106作「ちむどんどん」の音楽、BGM、サントラを手がけるのは音楽制作クリエイター集団「MONACA」に所属する岡部啓一さん、高田龍一さん、帆足圭吾さんの3人です。
NHK朝ドラの音楽は、1人の音楽家が手掛ける(クレジットされる)ことが多いですが、第106作「ちむどんどん」では3人の作曲家が音楽制作に携わります。

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