2024年4月1日(月)放送スタートの、第110作となるNHK連続テレビ小説「虎に翼」
ヒロイン・猪爪寅子は、「伊藤沙莉(いとう・さいり)」さんが演じます。「虎に翼」のあらすじは、以下の通りです。
寅子は戦前に日本初の女性弁護士となり、日本中から注目され憧れの的に。ところが、戦争へと突き進んでいく日本では法学を使える場は急速に消えてしまう。
戦後、寅子は裁判官になることを決意。寅子は困難な時代に道なき道を切り開き、弱者を救っていくリーガルエンターテインメント。
寅子は戦後、「東京家庭裁判所判事補」に任じられ、女性裁判官となります。寅子は「裁判官」としてだけでなく、「家庭局」の仕事も兼務します。
「家庭裁判所」の存在を広く知ってもらうために、寅子は多岐川(滝藤賢一)と一緒にラジオ番組に出演することに。
実際に、多岐川のモデル「宇田川潤四郎」さんは、NHKのラジオ番組に出演、村岡花子さん(朝ドラ「花子とアン」のモデル)と対談した史実があります。
「家庭裁判所」の広報活動で寅子はラジオ番組に出演
寅子(伊藤沙莉)は「特例判事補(裁判官)」になり仕事が増えますが、引き続き「家庭局」の仕事も兼務します。
「家庭局」の仕事として寅子は、上司の多岐川(滝藤賢一)、代議士・立花幸恵(伊勢志摩)と一緒にラジオ番組に出演します。
NHK番組表に、以下のあらすじがあります。
【虎に翼】第64話(2024/06/27)
寅子(伊藤沙莉)と多岐川(滝藤賢一)は代議士・立花幸恵(伊勢志摩)と共にラジオ番組に出演。家庭裁判所の存在は広く知られるようになる。
出典:NHK番組表
実際に、多岐川幸四郎(滝藤賢一)のモデル「宇田川潤四郎」さんはラジオ番組に出演して、朝ドラ「花子とアン」のモデル・村岡花子さんと対談してます。
「虎に翼」で、寅子がラジオ番組に出演するエピソードは、このラジオ出演がモチーフになっている可能性があります。(※あくまで推測です)
「宇田川潤四郎」がNHKラジオ番組でパーソナリティ「村岡花子」と対談
1949年(昭和24年)4月19日の午後1時、NHKラジオ「婦人の時間」で家庭裁判所が特集されます。
「家庭裁判所」の広報活動のため、「婦人の時間」のゲストに当時、最高裁家庭局長の「宇田川潤四郎」さんが出演しています。
「婦人の時間」のパーソナリティは、翻訳家・村岡花子さんが担当しています。村岡花子さんは、朝ドラ「花子とアン」の実在モデルです。
二人のラジオのやりとりは最高裁の記録に残っており、宇田川さんは家裁を「愛の裁判所」と伝え、調停の申し立て手数料などをテレビショッピングさながらに紹介しています。
二人の会話、ラジオについては以下の「家庭裁判所物語」に詳細が記載されています。
参考文献:清水聡 著「家庭裁判所物語」
寅子は「愛のコンサート」後のラジオをキッカケに有名人に?
NHK番組表に、以下のあらすじがあります。
【虎に翼】第66話(2024/07/01)
ひょんなことから有名人になった寅子(伊藤沙莉)はますます仕事に追われるように。加えて、星朋彦(平田満)の本の改稿作業の手伝いを依頼される。
出典:NHK番組表
寅子はこのラジオ番組出演ではありませんが、「愛のコンサート」後に「茨田りつ子(菊地凛子)」がラジオで「佐田寅子」の名前を出し、褒めたことで有名人になります。
「虎に翼」の前作「ブギウギ」の登場人物・茨田りつ子(菊地凛子)が出演した「愛のコンサート」については、以下で詳細をまとめています。
まとめ
NHK朝ドラ「虎に翼」寅子は「家庭裁判所」の存在を広く知ってもらうために、多岐川(滝藤賢一)と一緒にラジオ番組に出演することに。
多岐川のモデル「宇田川潤四郎」さんは、実際にラジオ番組に出演して、朝ドラ「花子とアン」のモデル・村岡花子さんと対談しています。
他にも「虎に翼」の登場人物・キャスト・スタッフ一覧は、以下でまとめています。
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