2024年1月7日スタートの第63作となるNHK大河ドラマ「光る君へ」
「光る君へ」の主人公・紫式部を演じるのは「吉高由里子」さんです。そして、大石静さんが脚本を担当、あらすじは以下の通りです。
平安時代(10世紀後半)に、千年の時を超える恋愛長編小説「源氏物語」を書き上げた女性・紫式部/まひろ(吉高由里子)の物語。
紫式部/まひろは藤原道長(柄本佑)への思い、そして秘めた情熱とたぐいまれな想像力で、光源氏(光る君)のストーリーを紡いでゆく。きらびやかな平安貴族の世界と、懸命に生きて書いて愛した女性の一生を描く大河ドラマ。
「光る君へ」には、藤原姓の人物が多く登場するため混乱します。少しでも物語の理解がしやすいように、藤原道長(柄本佑)の【家系図】と、主人公・紫式部(吉高由里子)の【家系図】を作成しました。
また、藤原道長の紫式部の家柄・身分の違いについても紹介します。
藤原道長(柄本佑)の家系図、家族一覧
※役名と、カッコ内は演じる役者名です。リンクをクリックすると詳細に飛びます。
- 藤原道長(柄本佑)…藤原兼家の四男、紫式部(まひろ)のソウルメイト、幼少期「三郎」子役(木村皐誠)
- 藤原兼家(段田安則)…道長の父
- 時姫(三石琴乃)…兼家の嫡妻
- 藤原寧子(財前直見)…兼家の妾
- 藤原道隆(井浦新)…兼家の長男、道長の兄
- 藤原道綱(上地雄輔)…兼家の次男、道長の異母兄、寧子の子供
- 藤原道兼(玉置玲央)…兼家の三男、道長の兄
- 藤原詮子(吉田羊)…道長の姉、円融天皇に入内、一条天皇の母
上記が藤原道長(柄本佑)の主な家族関係です。道長の異母兄・道綱(上地雄輔)を含めると、「光る君へ」では道長は四男になります。
以下は、道長の妻や子供、兄弟の結婚相手や子供、従者になります。
- 藤原繁子(山田キヌヲ)…兼家の妹、懐仁親王の乳母
- 高階貴子(板谷由夏)…道隆の妻
- 藤原定子(高畑充希)…道隆の長女、のちに一条天皇に入内、子役(木村日鞠)
- 藤原伊周(三浦翔平)…道隆の嫡男
- 源幾子(松田るか)…伊周の妻
- 藤原道雅(福崎那由他)…伊周と幾子の嫡男、幼名「松」子役(小野桜介)
- 藤原隆家(竜星涼)…道隆の次男
- 源倫子(黒木華)…道長の嫡妻
- 藤原彰子(見上愛)…道長の長女
- 藤原妍子(倉沢杏菜)…道長の次女、子役(原春奈/秋山加奈)
- 藤原頼通(渡邊圭祐)…道長の長男、幼名「田鶴(たづ)」子役(小林篤弘/三浦綺羅/大野 遥斗/吉田隼)
- 隆姫女王(田中日奈子)…頼通の妻、62代・村上天皇の第七皇子・具平親王の長女
- 藤原教通…道長の五男、幼名「せ君(せぎみ)」子役(加藤侑大/北尾いくと)
- 藤原威子(佐月絵美)…道長の四女、子役(栢森舞輝)
- 藤原嬉子…道長の六女、子役(平尾瑛茉/太田結乃)
- 源明子(瀧内公美)…道長の妾、源高明の娘
- 藤原頼宗(上村海成)…道長の次男、母は源明子、幼名「巌君(いわぎみ)」子役(渡邉斗翔)
- 藤原顕信…道長の三男、母は源明子、幼名「苔君(こけぎみ)」子役(佐藤遙灯)
- 藤原能信…道長の四男、母は源明子、幼名「は君(はぎみ)」子役(平山正剛)
- 平惟仲(佐古井隆之)…兼家に仕える家司(秘書の役割)
- 百舌彦(本多力)…道長の従者
紫式部(吉高由里子)の家系図、家族一覧
- 紫式部/まひろ(吉高由里子)…主人公、「源氏物語」の作者、子役(落井実結子)
- 藤原為時(岸谷五朗)…紫式部(まひろ)の父
- ちやは(国仲涼子)…紫式部(まひろ)の母
- 藤原惟規(高杉真宙)…紫式部(まひろ)の弟、幼少期「太郎」子役(湯田幸希)
- 藤原宣孝(佐々木蔵之介)…為時の親戚、まひろの夫
- 藤原賢子(南沙良)…まひろの娘、子役(永井花奈/福元愛悠/梨里花)
上記がまひろ(吉高由里子)の主な家族関係です。以下は、乳母や従者、親戚になります。
- いと(信川清順)…藤原惟規の乳母
- 乙丸(矢部太郎)…紫式部(まひろ)の従者
- はる(島田桃依)…紫式部(まひろ)家の下女
- 熊丸(志村光貴)…紫式部(まひろ)家の下女
- なつめ(藤倉みのり)…為時の妾
- 福丸(勢登健雄)…いとの恋人
- きぬ(蔵下穂波)…乙丸の恋人
「藤原道長」と「紫式部」の家柄・身分の違いは?
藤原道長(柄本佑)、そして父親が藤原為時(岸谷五朗)の主人公・まひろ(吉高由里子)のルーツは、どちらも「大化の改新」を行った中臣鎌足(藤原鎌足)にたどり着きます。
平安時代初期から「藤原氏」は天皇に自分の娘を入内させ、朝廷との結びつきが強め、他の有力な貴族をしりぞけていきます。これにより朝廷では「藤原姓」が増えていきます。
そして、平安時代は位階によって身分の差がはっきりしていて、道長の父親・藤原兼家(段田安則)は位が高く、藤原氏の中でも「摂政・関白」を輩出する名門「摂関家」出身です。
一方、紫式部の父親・藤原為時は藤原一門ですが、位が低い下級貴族です。もともとは名門でしたが、為時はなかなか官職を得られません。
藤原為時は和歌や漢籍に通じる文人で才知に長けていますが、出世のために器用に立ち回ることができない様子が「光る君へ」第1話で描かれていました。
ただし、下級貴族だったとしても紫式部(まひろ)には従者がいたり、一般庶民に比べれば裕福な生活を送れていたのは確かです。
「光る君へ」でも、藤原道長の家や食事は豪華で、紫式部(まひろ)の家や食事は質素に描かれています。
紫式部(まひろ)の家でドラマ撮影すると、足の裏が真っ黒(汚れていて)になると、「光る君へ」に出演している俳優さん達がインタビューで答えています。(それぐらいスタジオのセットがリアルに作られているということでしょう)
また、「光る君へ」には、なぜ「藤原」の名前の登場人物が多いのか?なぜ平安時代に「藤原姓」が増えたのか?・・・については、以下で詳細をまとめています。
まとめ
NHK大河ドラマ「光る君へ」藤原道長(柄本佑)と紫式部の家系図、家族一覧を紹介しました。
また、藤原道長は藤原氏の名門出身、紫式部は藤原一門ですが下級貴族の家柄です。
他にも「光る君へ」のキャスト・登場人物・スタッフ一覧は、以下をチェックしてください。
「NHKプラス」は放送後1週間分の、「光る君へ」の見逃し視聴が可能です。ただし、過去1週間以上前の大河ドラマを見るためには、有料の「NHKオンデマンド」の契約が必要です。
動画配信サービス「U-NEXT」経由で契約すれば、「31日間無料トライアル」「初月1,000ポイント」もらえるので、ポイント利用で「NHKオンデマンド」のお試し視聴が可能です。過去作「どうする家康」「鎌倉殿の13人」なども見放題です。
\ お試し視聴可能 /
※「U-NEXT」は2024/11/10時点の情報です。最新情報は「U-NEXT」公式サイトで、ご確認ください。会員登録に「光る君へ」と検索してください。
また、「U-NEXT」をオススメしている理由、注意点などは以下で解説しています。