2022年1月9日(日)スタートの第61作となるNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」
「鎌倉殿の13人」の主人公・北条義時を演じるのは「小栗旬」さんです。そして、三谷幸喜さんが脚本を担当、あらすじは以下の通りです。
平安末期から鎌倉初期が舞台。源平合戦の勝利で源頼朝が鎌倉幕府を樹立。源頼朝の死後に発足した集団指導体制である「十三人の合議制」を構成した、有力御家人の一人となる北条義時の物語。
NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」、第37話(2022/09/25)のサブタイトルは「オンベレブンビンバ」でした。
サブタイトルが発表された前週の予告では、「どんな意味?」「何語なの?」「検索しても出てこない」と、世間の話題を呼んだタイトルとなりました。
サブタイトル「オンベレブンビンバ」はイタリア語?
サブタイトル「オンベレブンビンバ」が発表された時は、イタリア語ではないか?・・・という予測がたくさんありました。
「オンベレブンビンバ」とはイタリア語で「子供のための影」と訳されるため、第37話(2022/09/25)の放送前は、イタリア語だと勘違いする人が多かったようです。
ただし、脚本家・三谷幸喜さんはダブルミーニングとして、イタリア語の意味も利用しているように思います。(※後述します)
第37話1シーン、対立する時政と義時の仲が良い最後の晩餐
「鎌倉殿の13人」第37話(2022/09/25)「オンベレブンビンバ」が放送され、やっと謎のサブタイトルの意味が明かされました。
元久2年(1205年)、畠山重忠(中川大志)を謀反人として討伐した北条時政(坂東彌十郎)と、息子・義時(小栗旬)は対立を深めます。
時政は次に3代目鎌倉殿・実朝(柿澤勇人)を排して、娘婿の平賀朝雅(山中崇)を鎌倉殿にしようと企てます。
時政VS義時・雅子となり北条家は分裂しますが、ある夜に時政が酒と肴を持って突然現れます。北条家の仲の良い最後の晩餐が開かれます。
「オンベレブンビンバ」大姫の呪文「オンタラクソワカ」の覚え間違い
時政(坂東彌十郎)、義時(小栗旬)、政子(小池栄子)だけでなく実衣(宮澤エマ)と時房(瀬戸康史)も呼ばれ、楽しい最後の宴会に。
その酒宴の最中に、時政が「オンベレブンビンバー」と妙な呪文を唱えます。
過去に頼朝と政子の娘・大姫(南沙良)が“元気になるおまじない”として「オンタラクーソワカー」と、時政に教えます。(後述します)
大姫の”おまじない”を、時政は間違えて覚えていて、「オンベレブンビンバー」と言い間違えたのが、サブタイトル「オンベレブンビンバ」となりました。
ちなみに他の北条家の面々も間違えて覚えていて・・・
大姫が教えてくれたおまじないの呪文を思い出そうにも、全員がうろ覚え
実衣がいい線行ったのに、北条の遺伝子が邪魔をする
結局「ボンダラクーソワカー」に着地したけど、正解は「オンタラクソワカ」
北条一族の親子の証は適当な記憶力
#鎌倉殿の13人 pic.twitter.com/8ccSXvIAZ6
— akir (@arien0727) September 25, 2022
政子「ウンダラホンダラゲー」
義時「ピンタラホンチンガー」
実衣「ウンタラクーソワカー」
全員「ボンタラクーソワカー」と言い始め
ナレーションを担当する長澤まさみに『正しくは、「オンタラクソワカ」である』とツッコまれていました。
由来は第21話「仏の眼差し」(2022/05/29)大姫が教える
昨日の #鎌倉殿の13人 では、久しぶりの北条家の楽しい団欒で「#オンベレブンビンバ」の謎が解けました。#おんたらくそわか は、第21回りくの出産祝いの集いの場で #大姫 が時政に教えた、元気になるおまじない。北条家が紛失してしまったらしい大姫作の紙は #鎌倉 の #大河ドラマ館 にあります😉 pic.twitter.com/NtXSI0YHXA
— 鎌倉殿の13人 大河ドラマ館【公式】 (@taiga13_museum) September 26, 2022
大姫の許嫁・源義高(市川染五郎)が亡くなると、大姫は呪文や魔除けに傾倒します。
第21話「仏の眼差し」(2022/05/29)の1シーン、りく(宮沢りえ)が産んだ北条政範(中川翼)の誕生を祝い、当時は絆が強かった北条家のメンバーが集まります。
大姫は祖父・時政に「赤ちゃんに命を吸い取られている」と言い、“元気になるおまじない”として「オンタラクーソワカー」を教えたシーンがありました。
大姫を演じたのは「南沙良」さんです。
三谷幸喜が仕掛けたダブルミーニングか?ゴッドファーザーがモチーフ
第37話のサブタイトル「オンベレブンビンバ」は、大姫のまじないを間違えて覚えていた北条時政が、「オンベレブンビンバー」と言い間違えた言葉というのは間違いありません。
ただし、「鎌倉殿の13人」の脚本家・三谷幸喜さんは、イタリア系アメリカ人マフィアの一族を描いた「ゴッドファーザー」をモチーフにしていると公言しています。
「ゴッドファーザー」は、家族の愛憎とファミリーを守ろうとする男たちの姿がテーマです。「鎌倉殿の13人」における北条家と似ているところも多いようです。
そのため、イタリア語「オンベレブンビンバ」の「子供のための影」という言葉の意味もかかっているのでは?と思います。
ダブルミーニング(2つ以上の意味をもたせた言葉)として、三谷幸喜さんが仕掛けたサブタイトルとも推測しています。
また、三谷幸喜さんが脚本の参考にしているのは、当時のことが克明に記述された歴史書「吾妻鏡(東鑑)」になります。
まとめ
NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」第37話(2022/09/25)のサブタイトル「オンブレブンビンバ」とは大姫のまじないを、北条時政が「オンベレブンビンバ」と間違えて覚えていたことが由来です。
対立を深める時政と義時が、仲良く酒盛りする最後のシーンになります。
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