2022年4月11日放送スタートの第106作となるNHK連続テレビ小説「ちむどんどん」
ヒロイン・比嘉暢子(ひがのぶこ)は、黒島結菜(くろしまゆいな)さんが演じています。
2022年の沖縄本土復帰50年を記念した、沖縄本島北部「やんばる」と呼ばれる地方を中心にしたドラマ。沖縄料理に夢を懸けるヒロイン・比嘉暢子と、強い絆で結ばれた四人兄妹の「家族」と「ふるさと」のストーリーです。
ヒロイン暢子が料理人を目指し、上京後に働くレストランが、東京・銀座のイタリア料理店「アッラ・フォンターナ」です
「アッラ・フォンターナ」はイタリア語ですが、日本語でどんな意味でしょうか?また、イタリア料理店の実在モデルはあるのか?調べました。
アッラ・フォンターナ(alla Fontana)は「噴水へ」の意味
暢子が上京して働くレストランは、イタリアレストランなので「アッラ・フォンターナ(alla Fontana)」という名前が付いています。ドラマ内の設定では東京・銀座にお店があります。
第36話(2022/05/30)では、常連客・淀川春夫(本田博太郎)が登場、接客する暢子に対し「アッラ・フォンターナ」の店名の意味を聞く場面もあります。

「アッラ・フォンターナ(alla Fontana)」の「Fontana」はイタリア語で「噴水」「泉」を表します。「alla」とは前置詞と定冠詞の結合形です。英語だと「in the」「to the」にあたります。
「アッラ・フォンターナ(alla Fontana)」は、日本語で「噴水へ」「泉にて」の意味になります。
イタリア料理にも、「alla pescatora」は漁師風、「alla genovese」はジェノバ風といったように「alla」は「○○風」というメニューに使われます。
店名の由来は、オーナーの思い入れ?

「アッラ・フォンターナ」は「噴水へ」という意味ですが、イタリアの有名な噴水といえばローマにある「トレヴィの泉」があります。
オーナー大城房子(原田美枝子)は、横浜生まれの沖縄二世です。戦後の闇市から身を起こし一膳飯屋から、和食や中華、洋食と、さまざまな料理を勉強します。
そして本場イタリアで料理修行、女手一つで銀座に「アッラ・フォンターナ」をオープンさせています。
もしかしたら、オーナー大城房子がイタリア料理を修行した際の思い出などが、店名の由来になっているかもしれません。(※今後のドラマ内で明かされるかと思います)

アッラ・フォンターナのモデル、実在店舗はある?
ドラマ内では東京・銀座にあるイタリア料理店「アッラ・フォンターナ」ですが、モデルになったお店はあるのでしょうか?
NHK朝ドラのヒロインには、モデルなった歴史上の人物がいることが、多くあります。
ただし、「ちむどんどん」は、脚本家・「羽原大介」さんによるオリジナルストーリーです。そのため黒島結菜さん演じるヒロイン・比嘉暢子には、実在モデルはいません。

暢子の実在モデルはいないため、料理人として働く東京銀座の「アッラ・フォンターナ(alla Fontana)」の実在モデルもないと思われます。
「google map」で「アッラ・フォンターナ」を検索しても、日本にはお店は存在しません。
ただし、イタリアには「alla Fontana」「Trattoria Alla Fontana」というお店などが実在します。
また、ドラマ内の「アッラ・フォンターナ」の外観や建物内部は、すべてスタジオセットで撮影されています。
お店の外観だけを、実際のお店を使って撮影するといったことは行われていません。

まとめ
NHK朝ドラ「ちむどんどん」暢子が上京後に働く料理店「アッラ・フォンターナ」の店名の意味は、日本語で「噴水へ」です。
「ちむどんどん」はオリジナルストーリーのため、イタリア料理店「アッラ・フォンターナ」の実在モデルもないと思われます。
「アッラ・フォンターナ」のオーナー、料理人、ホールスタッフは以下でまとめています。

「ちむどんどん」には沖縄料理、イタリアンなど多く料理が登場します。ドラマ内で登場した料理・レシピは以下でまとめています。


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