2021年11月1日（月）スタートの第105作となるNHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」
それぞれの時代に合わせて、朝ドラとしては初となる祖母・母・娘のヒロイン3人が登場します。3人のヒロインは以下の通りです。
- 祖母・橘安子（たちばなやすこ）⇒上白石萌音
- 母・雉真るい（きじまるい）⇒深津絵里
- 娘・ひなた⇒川栄李奈
「カムカムエヴリバディ」は、「ラジオ英語講座」と共に生きた3世代のヒロインが紡ぐ100年のファミリーストーリーです。
安子（上白石萌音）の物語は日本でラジオ放送が始まった1925（大正14）年から。るい（深津絵里）の物語は、昭和30年代の大阪。ひなた（川栄李奈）の物語は、昭和40年代の京都から始まります。
ひなた（川栄李奈）が条映太秦映画村で働き始めた時に、スタジオ見学する時代劇が「破天荒将軍」です。
破天荒将軍・星川凛太朗を演じるのは「徳重聡」さんです。
「破天荒将軍Ⅲ」の元ネタは「暴れん坊将軍」か？
ひなた（川栄李奈）が条映太秦映画村で、スタジオ見学する時代劇が「破天荒将軍Ⅲ」です。
“ひなた”がアルバイトを始めるのは1983年頃、ドラマ内の条映の実在モデルは「東映」になります。
1980年代から「東映」で制作された人気時代劇が、松平健さん主演の「暴れん坊将軍」です。
「暴れん坊将軍」は第8代将軍・徳川吉宗が、貧乏旗本の三男坊として庶民の暮らしに紛れ、江戸にはびこる悪を斬る勧善懲悪の時代劇です。
松平健さんが主演の「暴れん坊将軍」は、1978年にテレビ放送開始されました。最初のシリーズは「吉宗評判記 暴れん坊将軍」のタイトルでテレビ朝日で放送されています。
「破天荒将軍」の放送年代やタイトルを考慮すると、モデルとなったドラマは「暴れん坊将軍」の可能性が高いです。
「カムカムエヴリバディ」のドラマ内の「破天荒将軍」はパート３ですが、ちょうど”ひなた”が条映で働き始めた時期は、「暴れん坊将軍パート2」の開始と重なります。
※あくまで推測なのでご了承ください。
破天荒将軍・星川凛太朗、後に「美咲すみれ」と結婚
ドラマ内に登場する人気テレビ時代劇「破天荒将軍」の主演は、「星川凛太朗（演：徳重聡）」です。
後に、条映の女優「美咲すみれ」と結婚記者会見を開きます。「美咲すみれ」を演じるのは「安達祐実」さんです。
その他の条映作品の「江戸を蹴る」「金太郎侍」の元ネタは？
他にも「カムカムエヴリバディ」のドラマ内でポスターや香盤表（撮影スケジュール）に登場した、時代劇作品の元ネタを推測します。
- 江戸を蹴る ⇒ 江戸を斬る
- 金太郎侍 ⇒ 桃太郎侍
※左がドラマ内に登場した「作品名」、右がその元ネタと推測される「実在ドラマ」です。
徳重聡（とくしげ・さとし）プロフィール
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破天荒将軍・星川凛太朗を演じる「徳重聡（とくしげ・さとし）」さんのプロフィールは以下の通りです。
| 生年月日 | 1978年7月28日 |
|---|---|
| 出身地 | 静岡県 |
| 特技 | 乗馬、殺陣/古武道、サッカー |
| 趣味 | ビリヤード、スポーツ観戦、ラーメン屋巡り、酒蔵巡り |
2000年に『21世紀の石原裕次郎を探せ！』オーディションでグランプリを獲得し、芸能界入り。翌年、『弟』で俳優デビュー。主な出演ドラマは『西部警察 SPECIAL』『戦力外捜査官』『下町ロケット』など。
徳重聡さんの朝ドラ出演は、「カムカムエヴリバディ」が初になります。「カムカムエヴリバディ」のドラマ内でも、破天荒将軍として見事な殺陣を披露していました。
まとめ
3代目ヒロイン・大月ひなた（川栄李奈）が働き始めた「条映太秦映画村」で、スタジオ見学する時代劇が「破天荒将軍」です。
モデルとなったドラマは年代やタイトルから、「東映」制作でテレビ朝日で放送された時代劇「暴れん坊将軍」と推測されます。
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