「ひよっこ」みね子の初任給1万2000円は現在いくら?昭和40年の物価・映画400円やラーメン75円と比較
「ひよっこ」の舞台は、東京オリンピックが開催された翌年の1965年(昭和40年)。奥茨城から集団就職で上京したみね子は、向島電機で働き始めます。
【第32話】では、当時の物価として映画400円、ラーメン75円、銭湯28円、ラムネ15円という具体的な金額が登場しました。
そして【第35話】では、みね子が初めての給料を受け取ります。みね子の給料は月1万2000円、手取りは6000円でした。
みね子の初任給1万2000円は、当時どのくらいの価値があったのでしょうか。ドラマに登場した昭和40年の物価や、現在のお金の価値と比較して紹介します。
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「ひよっこ」みね子の初任給は月1万2000円|手取り6000円
「ひよっこ」【第35話】では、東京に来て1か月が経ち、みね子たちが向島電機で初めての給料日を迎えます。ドラマのナレーションでは、みね子の給料について「1万2000円」と説明されています。
そこから食費や税金、保険料、積立金などが引かれ、実際に受け取る手取りは6000円でした。さらに、みね子は手取り6000円のうち5000円を奥茨城の実家へ仕送りします。
| みね子の給料 | 月1万2000円 |
|---|---|
| 手取り | 6000円 |
| 実家への仕送り | 5000円 |
| 手元に残る金額 | 1000円 |
手取りの約83%を実家へ送り、みね子自身に残るのは1000円です。
みね子は父・実(沢村一樹)が行方不明になった谷田部家を支えるために東京へ出てきましたが、給料の金額からも、家族のために働いていたことがよく分かります。
みね子・高島雄大の月給と大卒公務員の初任給を比較|昭和40年の給料は現在いくら?
みね子と同じ時代に働いている人物として比較できるのが、乙女寮の寮長・秋葉幸子(小島藤子)の婚約者高島雄大(井之脇海)です。
雄大は芝浦の大きな工場で働きながら音楽を勉強し、音楽家を目指しています。劇中で語られる雄大の給料は月1万5000円です。みね子の月1万2000円と比べると、雄大の方が月3000円高いことになります。
また、【第35話】のナレーションでは、1965年(昭和40年)の大卒公務員の初任給は2万1600円と紹介されています。みね子の給料は、大卒公務員の初任給の約56%にあたります。
1965年(昭和40年)の給料は、現在のお金ではどのくらいの価値になるのでしょうか。
日本銀行は、昭和40年と現在の物価を比較する目安として「消費者物価指数」を紹介しています。日本銀行によると、2025年(令和7年)の消費者物価は、昭和40年と比べて約4.8倍です。
この4.8倍を使って単純に換算すると、みね子の給料1万2000円は約5万7600円、雄大の給料1万5000円は約7万2000円、大卒公務員の初任給2万1600円は約10万4000円が現在価値の目安になります。
| 比較対象 | 昭和40年の月給 | 現在価値の目安 |
|---|---|---|
| 谷田部みね子 | 1万2000円 | 約5万7600円 |
| 高島雄大 | 1万5000円 | 約7万2000円 |
| 大卒公務員の初任給 | 2万1600円 | 約10万4000円 |
ただし、消費者物価指数による単純換算は、現在の給料水準を示すものではありません。賃金は物価とは別に大きく上昇しているため、「現在の給料感覚」に置き換えると単純な4.8倍では比較できません。
昭和40年の物価|映画400円・ラーメン75円・銭湯28円・ラムネ15円
「ひよっこ」【第32話】では、1965年(昭和40年)当時の物価として、具体的な金額が紹介されています。
| 商品・サービス | 昭和40年の値段 |
|---|---|
| 映画 | 400円 |
| ラーメン | 75円 |
| 銭湯 | 28円 |
| ラムネ | 15円 |
東京都浴場組合の記録でも、昭和40年6月7日から東京都内の銭湯の大人料金は28円となっており、ドラマに登場した金額と一致します。
みね子は手取り6000円のうち5000円を実家へ仕送りし、自分のために残したのは1000円でした。この1000円を基準にすると、それぞれ何回利用できたのかは以下の通りです。
| 商品・サービス | 値段 | 残り1000円なら |
|---|---|---|
| 映画 | 400円 | 2回 |
| ラーメン | 75円 | 13杯 |
| 銭湯 | 28円 | 35回 |
| ラムネ | 15円 | 66本 |
映画1回400円は、みね子が自分のために残した1000円の40%にあたります。
映画2回で800円を使うと、手元には200円しか残りません。みね子にとって映画は、気軽には楽しめない贅沢な娯楽になります。
まとめ
「ひよっこ」【第35話】で、みね子の初めての月給は1万2000円です。食費などが引かれた手取りは6000円で、そのうち5000円を実家へ仕送りします。
みね子が自分のために残した1000円は、映画なら2回、ラーメンなら13杯分に相当します。
給料だけを見ると少なく感じますが、当時の物価と比較すると、集団就職で東京へ出てきたみね子たちの暮らしぶりが見えてきます。
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