2024年1月7日スタートの第63作となるNHK大河ドラマ「光る君へ」
「光る君へ」の主人公・紫式部を演じるのは「吉高由里子」さんです。そして、大石静さんが脚本を担当、あらすじは以下の通りです。
平安時代(10世紀後半)に、千年の時を超える恋愛長編小説「源氏物語」を書き上げた女性・紫式部/まひろ(吉高由里子)の物語。
紫式部/まひろは藤原道長(柄本佑)への思い、そして秘めた情熱とたぐいまれな想像力で、光源氏(光る君)のストーリーを紡いでゆく。きらびやかな平安貴族の世界と、懸命に生きて書いて愛した女性の一生を描く大河ドラマ。
父・藤原為時は官職をもらい「越前」へ赴任、まひろ(紫式部)も父に従い、越前で一緒に暮らすことになります。
越前国守・藤原為時は、敦賀の「松原客館(まつばらきゃっかん)」に出入りします。
敦賀の松原客館(まつばらきゃっかん)とは?
マカロン店長歴史散歩
気比の松原、松原客館があったと言われる敦賀の海岸です。平安時代の渤海や宋など外国使節の迎賓館ですね。大河ドラマでもそろそろ出てきますかね? pic.twitter.com/eZdSaLpiwV— 京都一夢庵 大ふへん堂 壬生、嵐山膝丸茶屋、伏見稲荷小狐丸 (@kyoto1muan) May 12, 2024
「松原客館(まつばらきゃっかん)」は、平安時代前期の9世紀頃に越前国(現在の福井県敦賀市)に設置された迎賓・宿泊施設です。
中国の渤海国の使節団を迎えるために使用されました。敦賀市の気比の松原近辺にあったと考えられていますが、歴史的な裏付けはありません。渤海国の使節団は約200年間にわたり日本を訪れ、この客館で滞在した記録があります。
渤海国は698年から926年まで存在した北東アジアの国家で、現在の中国東北部、ロシアの沿海地方、そして朝鮮半島北部を含む地域に位置していました。
渤海滅亡後は、宋の商人や官人など敦賀を来訪、995年(長徳元年)には宋の商人・朱仁聡らを定め通り越前国へ移したという記録もあり、迎賓・宿泊施設として客館が機能していたとう説もあります。
※宋の商人・朱仁聡は、「光る君へ」でも登場します。
藤原為時が「越前守」に就任、松原客館を訪れる
藤原道長(柄本佑)が政治の権力を持つと、まひろ(吉高由里子)の父・藤原為時(岸谷五朗)は、長徳2年(996年)に「越前守」に就任します。
光る君へ【第22話】(2024/06/02)では、為時とまひろは、敦賀の松原客館を訪れます。
「光る君へ」【第22話】あらすじ
敦賀の松原客館に立ち寄ったまひろ(吉高由里子)と為時(岸谷五朗)は、宋人の朱(浩歌)、通事の三国(安井順平)らに迎えられる。浜辺に出かけたまひろは、そこで佇む周明(松下洸平)と出会う。その夜、国守を歓迎する宴が行われ、まひろは皆と楽しいひと時を過ごす。翌日、越前国府に到着し、大野(徳井優)、源光雅(玉置孝匡)に出迎えられるが、為時は早々に激務で体調を崩してしまう。医師として現れたのは…
出典:NHK番組表
まひろが、松原客館で出会う人々は以下の通りです。それぞれの人物の詳細は、リンク先をチェックしてください。
まとめ
NHK大河ドラマ「光る君へ」藤原為時は官職をもらい「越前」へ赴任、まひろも父に従い、越前で一緒に暮らすことになります。
越前国守・藤原為時が訪れる、敦賀の「松原客館(まつばらきゃっかん)」について紹介しました。
他にも「光る君へ」のキャスト・登場人物・スタッフ一覧は、以下をチェックしてください。
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