2024年1月7日スタートの第63作となるNHK大河ドラマ「光る君へ」
「光る君へ」の主人公・紫式部を演じるのは「吉高由里子」さんです。そして、大石静さんが脚本を担当、あらすじは以下の通りです。
平安時代(10世紀後半)に、千年の時を超える恋愛長編小説「源氏物語」を書き上げた女性・紫式部/まひろ(吉高由里子)の物語。
紫式部/まひろは藤原道長(柄本佑)への思い、そして秘めた情熱とたぐいまれな想像力で、光源氏(光る君)のストーリーを紡いでゆく。きらびやかな平安貴族の世界と、懸命に生きて書いて愛した女性の一生を描く大河ドラマ。
「光る君へ」の第19話(2024/05/12)から、「長徳の変(ちょうとくのへん)」が描かれます。
「長徳の変」の歴史上の事実について紹介します。
長徳の変(ちょうとくのへん)の史実とは?藤原道長が政権を掌握
「長徳の変(ちょうとくのへん)」は、長徳元年(995年)4月10日の藤原道隆の死後に起きた政変です。
「長徳の変」は「花山院闘乱事件(かざんいんとうらんじけん)」とも呼ばれます。「長徳の変」の歴史的な事実は以下の通りです。
「長徳の変」の内容
藤原伊周は道長の昇進を妨害するが失敗。道長が右大臣に昇進すると、道長と伊周の権力争いが激化します。
995年、伊周が勘違いして「花山法皇」に矢を射かける事件が発生。これを藤原道長が利用、藤原道隆の一族(中関白家)が、朝廷から排斥されることになります。
「長徳の変」が起きた経緯、伊周が花山法皇に矢を射かけた理由
藤原伊周は、たびたび三の君・藤原光子のもと通っており、同じ時期に花山法皇は、「三の君」と同じ屋敷に住む「四の君」に通っていました。
伊周は「三の君」に自分と違う男が通っていると勘違いし激怒、従者の武士を連れて法皇の一行を襲い、法皇の衣の袖を弓で射抜く事件を起こします。
藤原道長が事件を利用して、公家の頂点に
伊周が起こした事件を、政敵の藤原道長が利用、伊周を含む弟の隆家など中関白家が処分されます。
「長徳の変」により藤原道長が摂関政治の頂点に立ち、以後、道長の子孫が長期間にわたり政権を掌握します。
「光る君へ」長徳の変は第19話、第20話で描かれる、関連人物紹介
大河ドラマ「光る君へ」では「長徳の変」は、第19話、第20話に描かれます。
「光る君へ」第20話【望みの先に】のあらすじは、以下の通りです。
第20話「望みの先に」あらすじ
為時(岸谷五朗)が淡路守に任命され、惟規(高杉真宙)、いと(清川清順)も大喜び。しかしまひろ(吉高由里子)は、宋の言葉を解する父は越前守の方が適任だと考え…。一方内裏では、花山院(本郷奏多)の牛車に矢を放った一件で、一条天皇(塩野瑛久)が伊周(三浦翔平)と隆家(竜星涼)に厳しい処分を命じた。さらに、定子(高畑充希)は兄弟の不祥事により、内裏を出ることを命じられる。絶望のふちに立った定子は…
「長徳の変」に関連する主な登場人物と、演じる役者は以下の通りです。それぞれの人物の詳細は、リンク先をチェックしてください。
- 藤原道長(柄本佑)…兼家の四男
- 藤原伊周(三浦翔平)…道隆の嫡男
- 藤原道隆(竜星涼)…伊周、定子の弟
- 花山上皇(本郷奏多)…「寛和の変」で退位
- 藤原光子(竹内夢)…三の君、斉信の異母妹
- 一条天皇(塩野瑛久)…66代天皇、道長の甥
- 藤原定子(高畑充希)…道隆の長女、一条天皇に入内
まとめ
NHK大河ドラマ「光る君へ」、第19話【放たれた矢】から「長徳の変」が描かれます。
他にも「光る君へ」のキャスト・登場人物・スタッフ一覧は、以下をチェックしてください。
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