2022年10月3日放送スタートの第107作となるNHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」
ヒロイン・岩倉舞(いわくらまい)は、福原遥(ふくはらはるか)さんが演じます。あらすじは、以下の通りです。
ものづくりの町・東大阪で生まれたヒロイン岩倉舞。長崎・五島列島に住む祖母や様々な人との絆きずなを育みながら、パイロットとして空を飛ぶ夢に向かっていくストーリー。
舞の幼なじみ・梅津貴司(赤楚衛二)は、古本屋・デラシネを引き継ぎ、短歌を作り続けます。
貴司は舞と一緒に選んだ短歌を「長山短歌賞」に応募します。「長山短歌賞」と一体なんなのか?「長山短歌賞」のモデルとなった賞を推測しました。
短歌の芥川賞ともいわれる「長山短歌賞」とは?
梅津貴司が応募する「長山短歌賞」は、ドラマ内の架空の賞です。
ドラマでは短歌の芥川賞ともいわれる「長山短歌賞」として紹介されています。
短歌の最高峰の賞は「迢空賞」新人は「角川短歌賞」
芥川龍之介賞(あくたがわりゅうのすけしょう)、通称「芥川賞」は優れた純文学を書いた新人に送られる賞です。
エンタメに送られる「直木賞」と並び、純文学の「芥川賞」は知名度が高く、最高峰の文学賞です。
そして、短歌の世界にも大小多くの賞があります。その中でも最高峰と呼ばれるのが「迢空賞(ちょうくうしょう)」です。
歌人・釈迢空(しゃくちょうくう)の遺徳を敬慕して設立され、すぐれた短歌に送られるのが「迢空賞」です。主催は角川文化振興財団です。
ただし、「舞いあがれ!」の貴司は、まだまだ短歌界の新人です。短歌の最高峰の新人賞には「角川短歌賞」があります。
「角川短歌賞」は昭和30年に創設された、短歌に志を持つ新人の登竜門として目標とされ続けています。主催は角川文化振興財団です。
これらのことから考えると、貴司が応募した「長山短歌賞」は、新人としての短歌の最高峰「角川短歌賞」がモデルとなっていると推測しています。賞の名前もちょうど似ています。
貴司くんが挑戦する長山短歌賞…五十首ってことは角川短歌賞がモデルですね。歌を始めたころ、私も応募しました(3回目で受賞して、今は選考委員をしています)。貴司くん、ファイト〜! #舞いあがれ
— 俵万智 (@tawara_machi) January 22, 2023
そして、現在も短歌界の第一人者として活躍する女流歌人・俵万智さんもツイッターで反応されており、「角川短歌賞」がモデルなのは確かなようです。
ドラマの中で、貴司は見事に「長山短歌賞」を受賞します。その後、貴司を売り出そうと長山出版うさんくさい編集者・リュー北條(川島潤哉)が登場します。
まとめ
NHK朝ドラ「舞いあがれ!」梅津貴司(赤楚衛二)が応募した「長山短歌賞」の実在モデルは、短歌の最高峰の新人賞「角川短歌賞」と推測しています。
※あくまで推測なのでご了承下さい。
また、ドラマ内で登場する貴司の短歌・詩・言葉は以下で、まとめています。
他にも「舞いあがれ!」の登場人物・キャスト一覧は、以下をチェックしてください。
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