2022年1月9日(日)スタートの第61作となるNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」
「鎌倉殿の13人」の主人公・北条義時を演じるのは「小栗旬」さんです。そして、三谷幸喜さんが脚本を担当、あらすじは以下の通りです。
平安末期から鎌倉初期が舞台。源平合戦の勝利で源頼朝が鎌倉幕府を樹立。源頼朝の死後に発足した集団指導体制である「十三人の合議制」を構成した、有力御家人の一人となる北条義時の物語。
3代目鎌倉殿・源実朝は、頼家の子供である公暁(こうぎょう)によって暗殺されます。
公暁が実朝を暗殺しようと計画したキッカケ、誰が黒幕なのか?・・・「鎌倉殿の13人」では、どのようにドラマで描かれるか紹介していきたいと思います。
実朝暗殺事件とは?史実の紹介
建保7年(1219年)1月27日、源実朝は八幡宮拝賀を迎えた後、頼家の子供・公暁に暗殺されます。
1219年1月27日の八幡宮拝賀は、左大臣任命に続き、右大臣の官職を与えられた実朝の拝賀式です。
「親の敵はかく討つぞ」と叫ぶ公暁に襲われ、実朝は命を落とします(享年28)。
実朝を討ち取った後、公暁はさらに源仲章を斬り殺します。歴史書「愚管抄」によると、これは北条義時と誤ったもの、そして「吾妻鏡」では、北条義時が体調の不良を訴え、源実朝の太刀持ちを源仲章に譲ったとされます。
また、「鎌倉殿の13人」では、脚本家の三谷幸喜さんは「吾妻鏡」を参考にしています。
ここから大河ドラマ「鎌倉殿の13人」における、実朝暗殺事件について紹介していきます。
公暁が実朝を暗殺しようと計画したキッカケは?
公暁(寛一郎)の父・頼家(金子大地)は北条氏により修禅寺に幽閉され、後に暗殺されています。
公暁は、実朝が鎌倉殿を退くことを聞いて「自分が鎌倉殿になろう」と思いますが、父・頼家が北条家によって殺されていることは知りませんでした。
第43話(2022/11/13)、三浦義村(山本耕史)が公暁に、「北条義時(小栗旬)が頼家を殺し、実朝を3代目鎌倉殿にした」・・・と告げるシーンがあります。
これをキッカケに怒りを爆発させた公暁は、源実朝(柿澤勇人)の暗殺を計画します。
公暁を演じるのは、佐藤浩市さんの息子・寛一郎さんです。
実朝暗殺の黒幕は誰?
公暁を焚き付けたのは三浦義村(山本耕史)で間違いありません。ただし、いろいろな人物の思惑が重なっています。
実朝暗殺に関わる、以下の人物について解説します。
- 三浦義村
- 比企尼
- 北条義時
焚き付けた三浦義村
前述の通り公暁に実朝暗殺のキッカケを与えたのは、公暁の乳母夫で貢献の三浦義村です。
洗脳した比企尼
「比企能員の変」により、北条家により比企一族は滅ぼされます。比企家の中でも、生き残ることができたのが「比企尼(草笛光子)」です。「比企尼」は源頼朝の乳母でした。
北条家に恨みがある「比企尼」はその後、幼少期の公暁に接触しています。
第32話では一人で遊んでいる善哉(のちの公暁)の前に、変わり果てた比企尼が現れるシーンがありました。
小さい時に「北条を許してはなりませぬぞ。あなたの父を追いやり、あなたの兄を殺した北条を」を告げられたの公暁は、比企尼に洗脳されていたとも言えます。
黙認した北条義時
北条義時(小栗旬)は、三浦義村が何か企てていることを、薄々わかっていました。源実朝や源仲章に、八幡宮拝賀の警備を強化することを進言しますが一蹴されます。
自分の言うことを聞かないこと実朝が邪魔になり、やがて義時は暗殺計画を黙認するようになります。
まとめ
NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」公暁の実朝暗殺計画には、いろいろな人物の思惑が重なっています。
さらに「曾我兄弟の仇討ち」のように、もう一波乱もう二波乱ありますが、ドラマを楽しむため、ここまでにしたいと思います。
「鎌倉殿の13人」の登場人物・キャスト一覧は、以下をチェックしてください。
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