2019年4月からスタートしたNHK連続テレビ小説「なつぞら」
広瀬すずさん主演の「なつぞら」は、1961年(昭和36年)から始まった、朝ドラの「100作目」です。
記念すべき100作目ということで「なつぞら」には、これまでのNHK朝ドラのヒロインを演じた豪快出演者が名を連ねています。
今回は、「なつぞら」に出演する豪華歴代ヒロインの女優を【まとめ】ました。
※「なつぞら」に歴代ヒロインが登場しだい、随時更新します!
- ”なつ”の母、柴田富士子役は「ひまわり」ヒロインの松嶋菜々子
- おでん屋の女将、岸川亜矢美役は「純ちゃんの応援歌」ヒロインの山口智子
- 東洋動画の先輩女性アニメーター、大沢麻子役は「ちりとてちん」ヒロインの貫地谷しほり
- ”天陽”の母、山田タミ役は「おしん」の幼少期の小林綾子
- 新宿「川村屋」のオーナー、前島光子役は「どんと晴れ」ヒロインの比嘉愛未
- ”なつ”の小学校の先生、花村和子役は「ふたりっ子」ヒロインの岩崎ひろみ
- 妹・千遥を養女に迎えた置屋の女将、光山なほ子役は「本日も晴天なり」でヒロインの原日出子
- 焼け野原で”なつ”に芋をあげる老女役は「娘と私」初代ヒロインの北林早苗
- 佐々岡信哉の妻、佐々岡道子役は「だんだん」ヒロインの三倉茉奈
- 坂場一久の母親、坂場サト役は「鳩子の海」ヒロインの藤田三保子
- 【123話】産婦人科の子連れの妊婦役は「天花」のヒロイン藤澤恵麻
- 産婦人科医師・高橋秀子役は「おしん」のヒロインの田中裕子
- 「大草原の少女ソラ」の語りに「まんぷく」ヒロイン安藤サクラ
- ”なつ”の実母役は「ええにょぼ」のヒロインの戸田菜穂
- ”なつ”の妹・千遥の義母役に「雲のじゅうたん」のヒロイン「浅茅陽子」
- まとめ
”なつ”の母、柴田富士子役は「ひまわり」ヒロインの松嶋菜々子
最初に取り上げるのは「松嶋菜々子」さんです。「なつぞら」ではメインキャストとして主人公”奥原なつ”の義母役「柴田富士子」を演じています。
主人公の”奥原なつ”の義母。柴田家で”なつ”を我が子のように育てるが、”なつ”と壁を感じて悩むことも。柴田家では、自分の父・泰樹に強く意見を言える唯一の存在。
「松嶋菜々子」さんは、第54作「ひまわり」のヒロイン南田のぞみを演じています。松嶋菜々子さんにとって朝ドラ「ひまわり」が女優としての出世作と言われています。
作品名 | ひまわり(第54作) |
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放送期間 | 1996年(平成8年)4月~10月 |
脚本 | 井上由美子 |
おでん屋の女将、岸川亜矢美役は「純ちゃんの応援歌」ヒロインの山口智子
おでん店「風車」の女将・岸川亜矢美を演じるのが、山口智子さんです。
新宿の「ムーランルージュ」の元踊り子、”なつ”の兄・咲太郎を親子のような関係。
「山口智子」さんは、第41作「純ちゃんの応援歌」のヒロインです。
作品名 | 純ちゃんの応援歌(第41作) |
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放送期間 | 1988年(昭和63年)10月~1989年4月 |
脚本 | 布勢博一 |
東洋動画の先輩女性アニメーター、大沢麻子役は「ちりとてちん」ヒロインの貫地谷しほり
”なつ”が、アニメーターを夢見て、東洋動画が入社した。その東洋動画にいた凄腕アニメーター・大沢麻子を演じるのが、の貫地谷しほりさんです。
美大を卒業後、東洋動画に入社したスゴ腕アニメーター。通称「マコ」。セカンドとして作画監督の仲をサポート、現場をまとめる。クールに見えるが内面は熱く、誰に対しても物おじしない性格から、社内で孤立することも・・・。派手な服装の”なつ”を最初見て「男を探しに来てるんだったら、目障り!」というほどの性格。
「貫地谷しほり」さんは、第77作「ちりとてちん」のヒロインです。
作品名 | ちりとてちん(第77作) |
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放送期間 | 2007年(平成19年)10月~2008年3月 |
脚本 | 藤本有紀 |
”天陽”の母、山田タミ役は「おしん」の幼少期の小林綾子
”なつ”の北海道の幼馴染・山田天陽の母を演じるのが、小林綾子さんです。
山田家は家族で東京から北海道に移住、”なつ”が家に遊びに来ると、東京育ちの”なつ”とタミは話が合う。
「小林綾子」さんは、第31作「おしん」の幼少期を演じています。
作品名 | おしん(第31作) |
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放送期間 | 1983年(昭和58年)4月~1984年3月 |
脚本 | 橋田壽賀子 |
新宿「川村屋」のオーナー、前島光子役は「どんと晴れ」ヒロインの比嘉愛未
新宿のベーカリー兼カフェ「川村屋」のオーナー、マダム光子を演じるのが「比嘉愛未」さんです。
”なつ”がアニメーターを夢見て新宿に上京、マダム光子は芸術家などの若者を応援する。
「比嘉愛未」さんは、第76作「どんと晴れ」のヒロインを演じています。
作品名 | どんと晴れ(第76作) |
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放送期間 | 2007年(平成19年)4月~9月 |
脚本 | 小松江里子 |
”なつ”の小学校の先生、花村和子役は「ふたりっ子」ヒロインの岩崎ひろみ
”なつ”の幼少期(粟野咲莉)が通う小学校の花村和子先生役を演じるのが、「岩崎ひろみ」さんです。
丸メガネをした先生役だったので、最初、ぜんぜん「岩崎ひろみ」さんだと気づきませんでした。
「岩崎ひろみ」さんは、第55作「ふたりっ子」のヒロインを演じています。
作品名 | ふたりっ子(第55作) |
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放送期間 | 1996年(平成8年)10月~1997年4月 |
脚本 | 大石静 |
妹・千遥を養女に迎えた置屋の女将、光山なほ子役は「本日も晴天なり」でヒロインの原日出子
”なつ”の生き別れの妹・千遥が18歳になり、”なつ”が育った北海道の柴田家を訪ねてきます。
千遥から”なつ”に宛てた手紙の回は、涙なしでは見られませんでしたが・・・千遥を養女として、育てたのが置屋の女将、光山なほ子です。
その”光山なほ子”を演じるのが「原日出子」さんです。
貫禄のある置屋の女将という感じでしたが、「原日出子」さんは、第28作「本日も晴天なり」のヒロインを演じています。
作品名 | 本日も晴天なり(第28作) |
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放送期間 | 1981年(昭和56年)10月~1982年4月 |
脚本 | 小山内美江子 |
焼け野原で”なつ”に芋をあげる老女役は「娘と私」初代ヒロインの北林早苗
”なつ”の幼少期の(粟野咲莉)、空襲で焼け野原になった東京で、”なつ”に芋をあげる老女役が「北林早苗」さんです。
朝ドラ1回目「娘と私」の初代ヒロインを演じた女優「北林早苗」さんが、58年ぶりに登場したということで、話題になりました。
作品名 | 娘と私(第54作) |
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放送期間 | 1961年(昭和36年)4月~1962年3月 |
脚本 | 原作:獅子文六 脚本:山下与志一 |
佐々岡信哉の妻、佐々岡道子役は「だんだん」ヒロインの三倉茉奈
”なつ”が坂場と結婚して、2人で十勝の実家に挨拶に行きます。その時、久しぶりにテレビ局で働く佐々岡信哉(工藤阿須加)と出会います。
自分の結婚を伝える”なつ”でしたが、ノブさんからも「1年前に結婚した」と伝えられます。
ノブさんの妻役として出演したのがマナカナの三倉茉奈(みくらまな)さんです。アナウンサー役としての出演でした。
三倉茉奈さんは1996年(平成8年)放送の第55作「ふたりっ子」では子役として、2008年(平成20年)に放送された第79作「だんだん」ではヒロインを演じています。
以下、「だんだん」の情報です。
作品名 | だんだん(第79作) |
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放送期間 | 2008年(平成20年)9月~2009年(平成21年)3月 |
脚本 | 森脇京子 |
坂場一久の母親、坂場サト役は「鳩子の海」ヒロインの藤田三保子
ヒロインの”なつ”と結婚した坂場一久(中川大志)。北海道の柴田家での挨拶を終えた後、東京に戻り、自分の両親のもとに”なつ”を連れて一緒に食事会をします。
その時、坂場一久の母親、坂場サト役で出演したのが「藤田三保子(ふじたみほこ)」さんです。
藤田三保子さんは1974年(昭和49年)放送の第14作「鳩子の海」でヒロインをを演じています。「鳩子の海」出演時は、「藤田美保子」の芸名で出演されていました。
以下、「鳩子の海」の情報です。
作品名 | 鳩子の海(第14作) |
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放送期間 | 1974年(昭和49年)4月~1975年(昭和50年)4月 |
脚本 | 林秀彦 |
【123話】産婦人科の子連れの妊婦役は「天花」のヒロイン藤澤恵麻
”なつ”が妊娠して、産婦人科の定期検診を受けに来ます。その待合室に居たのが、女の子を連れた妊婦さんです。
その妊婦役を演じているのが「藤澤恵麻(ふじさわえま)」さんです。
女の子は”なつ”がアニメーターとして製作しているテレビアニメ『魔法少女アニー』のファン。その子が藤澤恵麻さん演じる母親にアニーの呪文を、お腹の子にかけます。そのやり取りを見て、”なつ”は嬉しい気持ちになるのでした。
藤澤恵麻さんは2004年(平成16年)放送の第70作「天花」でヒロインをを演じています。
以下、「天花」の情報です。
作品名 | 天花(第70作) |
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放送期間 | 2004年(平成16年)3月~9月 |
脚本 | 竹山洋 |
産婦人科医師・高橋秀子役は「おしん」のヒロインの田中裕子
”なつ”が坂場と結婚して妊娠します。”なつ”が定期検診に行ったり、出産に立ち会う産婦人科医師・高橋秀子役を演じるのが「おしん」のヒロイン、田中裕子さんです。
出産してからすぐに働きたいと思う”なつ”を「私が産婆だったころは、1週間後に働き始めた」と、安心させたりした、働く女性に優しい産婦人科医師でした。
「田中裕子」さんは、朝ドラ第31作「おしん」のヒロインを演じています。
BSプレミアムでは、朝7時15分から「おしん」の再放送があり、続きて「なつぞら」が放送されています。田中裕子さんの「なつぞら」登場で、盛り上がる視聴者さんも多かったです。
作品名 | おしん(第31作) |
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放送期間 | 1983年(昭和58年)4月~1984年3月 |
脚本 | 橋田壽賀子 |
「大草原の少女ソラ」の語りに「まんぷく」ヒロイン安藤サクラ
「なつぞら」第24週から、”なつ”が手掛ける北海道の開拓民をアニメにした「大草原の少女ソラ」が放映されます。
劇中アニメ「大草原の少女ソラ」のナレーション、語りを担当しているのが「まんぷく」で立花福子を演じた「安藤サクラ」さんです。
「安藤サクラ」さんは、朝ドラ第99作「まんぷく」のヒロインを演じています。続けて朝ドラ出演は異例とのことですが、声だけの出演でした。
第99作「まんぷく」の作品情報は以下の通りです。
作品名 | まんぷく(第99作) |
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放送期間 | 2018年(平成30年)10月~2019年(平成31年)3月 |
脚本 | 福田靖 |
”なつ”の実母役は「ええにょぼ」のヒロインの戸田菜穂
”なつ”が生き別れの妹・千遥が嫁ぎ、女将として働いている料亭「杉の子」に、客として訪れます。千遥の割烹着姿、そして千遥が作った「天丼」の味から、母親を思い出すシーンがあります。
”なつ”の回想シーンで出てくる実母・母親を演じているのが戸田菜穂さんです。
「戸田菜穂」さんは、朝ドラ第49作「ええにょぼ」のヒロインを演じています。
第49作「ええにょぼ」の作品情報は以下の通りです。
作品名 | ええにょぼ(第49作) |
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放送期間 | 1993年(平成5年)4月~10月 |
脚本 | 東多江子 |
”なつ”の妹・千遥の義母役に「雲のじゅうたん」のヒロイン「浅茅陽子」
”なつ”の妹・千遥は、自分が戦災孤児だった過去や”なつ”たち兄弟いること隠して、料亭「杉の子」に嫁ぎます。
嫁ぎ先の義母役として出演するのが、「浅茅陽子(あさぢ ようこ)」さんです。浅茅陽子さんは「杉の子」女将の杉山雅子役として出演しています。
雰囲気のある怖い姑というという感じでしたが、最終的には千遥の離婚を認め、料亭「杉の子」も譲ります。
「浅茅陽子」さんは、第17作「雲のじゅうたん」のヒロインを演じています。
作品名 | 雲のじゅうたん(第17作) |
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放送期間 | 1976年(昭和51年)4月~10月 |
脚本 | 田向正健 |
まとめ
朝ドラ100作目となる「なつぞら」は記念的な作品です。これまで朝ドラのヒロインを演じた女優が多数出演しています。
プロデューサーの磯智明さんによると
「これはもう、ここまで続いた99作へのリスペクトです。素晴らしい作品を作ってきた先輩たちに対する尊敬の念と同時に、100作目まで続いたのは視聴者の皆さんがいらっしゃったからこそ。視聴者の皆さんへのカーテンコール(演劇などで終演後に出演者らがステージ上に現れ、あいさつ。観客の拍手や声援に応えること)という思いもあります」
よく見ていた朝ドラで、懐かしいヒロイン達も、いたのではないでしょうか?
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