2023年10月2日放送スタート、第109作となるNHK連続テレビ小説「ブギウギ」
ヒロイン・福来スズ子(花田鈴子)は、「趣里(しゅり)」さんが演じます。「ブギウギ」のあらすじは、以下の通りです。
大正の終わり、大阪・下町の小さな銭湯の看板娘・花田鈴子は、歌って踊るのが大好きな天真爛漫な女の子。鈴子は「歌と踊りでみんなを笑顔にしたい」と、道頓堀に新しくできた歌劇団に入団。生まれ故郷・香川への思い、大阪の華やかなステージ、そして夢を追いかけ東京へ・・・“ブギの女王”と呼ばれる戦後の大スター歌手となっていくヒロインの物語。
スズ子は「東京ブギウギ」を歌い、”ブギの女王”として戦後の大スターとなります。
「東京ブギウギ」大ヒットの後、スズ子が出会う、夜の女・ラクチョウのおミネを演じるのは、「田中麗奈(たなか・れな)」さんです。
娼婦のリーダー「ラクチョウのおミネ」とは?
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スズ子が出会う夜の女たちを仕切るリーダーが、「ラクチョウのおミネ」です。ラクチョウとは、東京・有楽町の通称です。
「おミネ」の役どころは、以下の通りです。
有楽町界隈を取り仕切っている夜の女たちのリーダー。通称「ラクチョウのおミネ」。ある雑誌記事を見て、スズ子に腹を立て楽屋に乗り込んでくることに・・・
スズ子は、芸能記者・鮫島の雑誌「真相婦人」の取材を受けます。すると、鮫島(みのすけ)が書いた記事に腹を立てたリーダー「おミネ」を含む、夜の女性達がスズ子の楽屋に乗り込んできます。
リーダー「おミネ」のもとに集う夜の女・三人組を演じる役者は、以下でまとめています。
おミネのモデル「ラクチョウのお米」パンパンガールとは?
「ラクチョウのおミネ」の実在モデルは、「ラクチョウのお米(およね)」と推測されます。
戦後の日本は、夫や親を亡くした女性たちが、娼婦として働かざるを得ない場合もありました。有楽町界隈でパンパンと呼ばれる娼婦のリーダーが、「ラクチョウのお米」です。
「パンパンガール」とは?
スズ子の付き人・小夜(富田望生)がアメリカ兵と出会った頃、「パンパン」という単語がドラマ内でも登場しました。
娼婦でも、特に進駐軍のアメリカ兵を相手にする女性は「パンパンガール(略してパンパン)」と呼ばれました。
娼婦たちは「笠置シヅ子」の熱狂的ファンに
シングルマザーとして子供を育てながら、懸命に歌って踊り続ける「笠置シヅ子」さんの姿は、当時「夜の女」「パンパン」と呼ばれた娼婦たちにとって希望の存在でした。
「ラクチョウのお米」を含む娼婦たちが会いたがっている事を知った「笠置シヅ子」さんは忙しい中、彼女たちとの対面を果たします。以後、「笠置シヅ子」さんと娼婦の関係も続いていきます。
1950年、笠置シヅ子さんが渡米する際、有楽町の日劇で「特別講演」が行われます。「ラクチョウのお米」の掛け声で、娼婦たちが日劇1階の半分の席を埋めた程、熱狂的なファンでした。
参考文献:「ブギの女王・笠置シヅ子 心ズキズキワクワクああしんど」
※「ブギウギ」は実話をエピソードにしている場合もありますが、フィクションとして制作されたオリジナル作品です。
田中麗奈(たなか・れな)プロフィール、朝ドラ初出演
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夜の女・おミネを演じるのは、「田中麗奈(たなか・れな)」さんです。プロフィールは以下の通りです。
生年月日 | 1980年5月22日 |
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出身 | 福岡県久留米市 |
高校在学中にサントリーのジュース「なっちゃん」のCMで人気を集める。1998年に映画「がんばっていきまっしょい」の初主演でデビュー。主な出演ドラマは「猟奇的な彼女」「真昼の悪魔」、映画は「はつ恋」「幼な子われらに生まれ」など。
意外ですが、「田中麗奈」さんにとってNHK朝ドラは、「ブギウギ」が初出演になります。
まとめ
NHK朝ドラ「ブギウギ」夜の女「ラクチョウのおミネ」を演じるのは「田中麗奈」さんです。
他にも「ブギウギ」の登場人物・キャスト一覧は、以下をチェックしてください。
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