2023年4月3日放送スタートの第108作となるNHK連続テレビ小説「らんまん」
主人公の植物学者・槙野万太郎(まきのまんたろう)は「神木隆之介」さん、ヒロイン・寿恵子(すえこ)は「浜辺美波」さんが演じます。あらすじは、以下の通りです。
江戸時代末期の高知県、酒造業を営む商家に待望の男の子・槙野万太郎が誕生。虚弱な子どもだが、植物のことが大好き。両親を早くに亡くした万太郎は祖母・タキの手で育てられる。幕末から昭和にかけ、愛する植物のため「日本独自の植物図鑑を編纂する」夢へと邁進する。
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主人公・万太郎の実家は、高知の造り酒屋「峰屋」です。日本酒造りのシーンなどで、ドラマ内でたびたび言葉を聞く「甑倒し(こしきだおし)」について紹介します。
「甑倒し(こしきだおし)」とは?
「らんまん」に登場する酒造「峰屋(みねや)」のモデルは、主人公の実在モデル・牧野富太郎さんの商家「岸屋」です。
ドラマ内でも「峰屋」の本家、分家、酒造りをする杜氏・蔵人が集まって「甑倒しの祝宴」を行うシーンがあります。
「甑倒し(こしきだおし)」とは、酒造りの最後に、もろみの仕込みを終えることを意味します。釜に据え付けていた甑(お米を蒸す道具)が不要となり、甑を横に倒して洗うこと「甑倒し」と呼ばれます。
その年の酒の仕込みを無事に終了したことを祝い「甑倒しの祝宴」を催すため、これも含めて「甑倒し」と呼ぶこともあります。
現在は「甑」ではなく機械を使って米を蒸す造り酒屋もあり、「甑」を倒して洗うという行為はない場合もあるようです。
ただし、酒蔵では今でも、もろみ仕込みを終えた日を「甑倒し」と呼ぶことが多いようです。
「甑倒し」は春の時期、「峰屋」では3月
造り酒屋によって「甑倒し」の日程は異なりますが、概ね春頃になります。
基本的に新米の収穫が始まる10月から「日本酒造り」が始まり、春頃に「甑倒し」が行われます。
ドラマ内に登場する、高知・佐川の造り酒屋「峰屋」では、3月に「甑倒し」が行われています。
まとめ
NHK朝ドラ「らんまん」ドラマ内でたびたび言葉を聞く「甑倒し(こしきだおし)」とは、酒造りの最後に、もろみの仕込みを終えることを意味します。
その年の酒の仕込みを無事に終了したことを祝い「甑倒しの祝宴」を催すため、これも含めて「甑倒し」と呼びます。
他にも「らんまん」の登場人物・キャスト一覧は、以下をチェックしてください。
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