2023年4月3日放送スタートの第108作となるNHK連続テレビ小説「らんまん」
主人公の植物学者・槙野万太郎（まきのまんたろう）は「神木隆之介」さん、ヒロイン・寿恵子（すえこ）は「浜辺美波」さんが演じます。あらすじは、以下の通りです。
江戸時代末期の高知県、酒造業を営む商家に待望の男の子・槙野万太郎が誕生。虚弱な子どもだが、植物のことが大好き。両親を早くに亡くした万太郎は祖母・タキの手で育てられる。幕末から昭和にかけ、愛する植物のため「日本独自の植物図鑑を編纂する」夢へと邁進する。
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ヒロイン・西村寿恵子（浜辺美波）の実家、菓子屋「白梅堂（はくばいどう）」には実在モデルはあるのでしょうか？調査しました。
東京根津の菓子屋「白梅堂（はくばいどう）」とは？
ヒロイン・西村寿恵子（浜辺美波）が、母・まつ（牧瀬里穂）と営む菓子屋が「白梅堂（はくばいどう）」です。
「らんまん」に登場する「白梅堂」は東京の下町・根津にあり、万太郎（神木隆之介）が上京後に暮らす「十徳長屋」と同じ町内にあります。
こじんまりとした店内には、その日に作られた和菓子が並んでいます。店内は白梅(はくばい)をイメージしたセットになっています。
まつ（牧瀬里穂）の右腕として働くのは、無骨な菓子職人・阿部文太（池内万作）です。
「白梅堂」実在モデルは飯田町・小川小路にある「菓子屋」
神木隆之介さん演じる主人公「槙野万太郎」の実在モデルは、植物学の父「牧野富太郎」さんです。
「らんまん」に登場する万太郎の実家「峰屋（みねや）」のモデルは牧野富太郎さんの商家「岸屋」です。
ヒロイン西村寿恵子（浜辺美波）の実在モデルは、富太郎さんの妻「小澤寿衛子（おざわすえこ）」さんです。
富太郎さんは、菓子屋で働く11歳年下の寿衛子さんに恋をし、1888年（明治21年）に2人は結婚しています。
小澤寿衛子さんが働く「菓子屋」は、牧野富太郎さんの下宿（麹町）から本郷・帝国大学理科大学に通う道、飯田町の小川小路にありました。
寿衛子さんが働く「菓子店」の場所は、書籍「牧野富太郎 草木を愛した博士のドラマ」P41に記載があります。
「白梅堂」実在モデルの菓子屋の名前は「小沢」
飯田町は、現在の東京都千代田区「飯田橋全域」にあたります。
牧野富太郎さんの自叙伝にも「飯田町で小さな菓子屋を営んでいた娘を見染め」と記載があるため飯田町にあるのは間違いありません。
また、小澤寿衛子さんの実家の菓子店は、そのまま「小沢」という名前のようです。
まとめ
NHK朝ドラ「らんまん」ヒロイン・西村寿恵子の実家「白梅堂」の実在モデルは、飯田町・小川小路にある「菓子屋」です。
他にも「らんまん」のキャスト・役者・スタッフ一覧は、以下をチェックしてください。
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