2021年11月1日(月)スタートの第105作となるNHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」
朝ドラとしては初となる祖母・母・娘のヒロイン3人が登場します。「ラジオ英語講座」と共に生きた3世代のヒロインが紡ぐストーリーです。
3人のヒロイン、安子(上白石萌音)、るい(深津絵里)、ひなた(川栄李奈)と三世代の女性たちの100年に渡るファミリーストーリー。
安子(上白石萌音)の物語は日本でラジオ放送が始まった日1925(大正14)年から。るい(深津絵里)の物語は、昭和30年代の大阪。ひなた(川栄李奈)の物語は、昭和40年代の京都から始まります。
3人のそばにはいつも「ラジオ英語講座」があり、ラジオと共に生きた家族の物語です。
2代目ヒロイン・るい(深津絵里)の名前はジャズトランペッター「ルイ・アームストロング」が由来だったりと、ジャズに関連するエピソードが多く登場します。
【るい編】のテーマがジャズということで、実際にバンドによってジャズが演奏されたり、ジャズトランペッター大月錠一郎(オダギリジョー)が登場します。
ドラマ内で登場するジャズ喫茶「Night and Day」で開催された「ジャズトランペッターコンテスト」と、「サマーフェスティバル」に登場したバンド名と曲名を紹介します。
そして最終週で、るい(深津絵里)が「On The Sunny Side Of The Street」を歌うクリスマス・ジャズ・フェスティバルの曲目も合わせて紹介します。
また、ドラマ内の曲目・バンド名ではなく、ジャズバンドとして演奏を披露した実在のジャズメン達は、以下でまとめています。
最終週クリスマス・ジャズ・フェスティバル【セットリスト】岡山偕行社
2022年4月6日放送【第110回】の「カムカムエヴリバディ」のクライマックスシーン。
るいは母・安子のことを思い「クリスマス・ジャズ・フェスティバル」で「On The Sunny Side Of The Street」を歌います。
クリスマスライブは、岡山の【偕行社】で開催されています。偕行社は岡山に実際にある建物です。
クリスマス・ジャズ・フェスティバルの最初は「フラッシュ金子」さん率いるBIG HORNS BEEによる演奏でスタートします。
「金子隆博(フラッシュ金子)」さんはカムカムのサントラ・BGMを手掛けています。
ジョーとトミー北沢による演奏が始まった後の、セットリストは以下の通りです。
- ヘイ!レッド・ホット(トミーのテーマ)
- リズム・エクスチェンジ(丈とトミーのトランペットバトル)
- るい歌唱の「On The Sunny Side Of The Street」
最後は録音されたジョーのトランペット音源を使って、るい(深津絵里)が「On The Sunny Side Of The Street」を歌唱。アニー・ヒラカワ(安子)と再会するクライマックスシーンです。
るい歌唱以外の1曲目と2曲目は、発売中のサントラ「ジャズ・コレクション」のDisk2に収録されています。サントラは以下よりチェックしてください。
関西ジャズトランペッターニューセッションの【セットリスト】
2022年1月18日放送【第54回】で、東京のササプロ主催のジャズコンテストが開催されます。
関西イチのジャズトランペッターを決める音楽コンテストということで、ジョー(オダギリジョー)やトミー北沢(早乙女太一)など、ジャズ喫茶「Night and Day」にトランペッター&バンドが多数出演しています。
コンテストの司会者(演じるのは大久保ともゆき)の内容から、曲名と順番【セットリスト】は以下の通りです。
※音声を聞いての文字起こしなので間違いがありましたらご了承ください。
- エントリーNo.1 内山ゆうぞう「ビター・メロン・マン」
- エントリーNo.2 里見まさひこ(鰻谷スウィンガーズ)「スタンブリング」
- エントリーNo.3 歌手&曲紹介なし
- エントリーNo.7 トミー北沢「ヘイ!レッド・ホット」
- エントリーNo.8 大月錠一郎「On The Sunny Side Of The Street」
- 最後はトミー北沢と大月錠一郎のセッション「リズム・エクスチェンジ」
※「ヘイ!レッド・ホット」「リズム・エクスチェンジ」は、錠一郎とトミー北沢が再会を果たした(第98話2022/03/21)、岡山のジャズ喫茶「Dippermouth Blues」のレコードでも流れます。
1曲目は内山ゆうぞう「ビター・メロン・マン」
最初に登場したのは内山ゆうぞう(ウチヤマユウゾウ)で、曲名は「ビター・メロン・マン」です。
2曲目は里見まさひこ「スタンブリング」
2番目に登場したのは、サトミマサヒコ(鰻谷スウィンガーズ)で、曲名は「スタンブリング」です。
3曲目は歌手と曲名の紹介はなし
3番目に登場した歌手と曲名は、ドラマ内では紹介がありませんでした。
エントリーナンバー三番を演じたのは、トミー北沢を演じる #早乙女太一 さんのトランペット指導もしている #中村恵介 くん。急遽出演したそう。ハットの為かぱっと見わからなかった、失礼!^^; #カムカムエヴリバディ #カムカム pic.twitter.com/ffz2i5r7F7
— 武井努@メリー武田の中の人 (@masterKeotoco) January 18, 2022
「カムカムエヴリバディ」に関わりのあるサックス奏者「武井努」さんによると、エントリーNO.3は急遽の出演だったようです。
7曲目はトミー北沢「ヘイ!レッド・ホット」
エントリーNo.4からNo.6までドラマ内では飛ばされ、7番目に登場したのがトミー北沢(早乙女太一)で、曲名は「ヘイ!レッド・ホット」です。
早乙女太一さんが演じるトミー北沢については、以下でまとめています。
8曲目は大月錠一郎「On The Sunny Side Of The Street」
8番目に登場したのが大月錠一郎(オダギリジョー)で、曲名は「On The Sunny Side Of The Street(オン・ザ・サニー・サイド・オブ・ザ・ストリート)」です。
“るい”の名前の由来になる曲でもあり、戦災孤児のジョーにとっても思い出の曲です。オダギリジョーさんが演じる大月錠一郎については、以下でまとめています。
ジョーとトミー北沢のセッション「リズム・エクスチェンジ」
関西イチのジャズトランペッターを決める音楽コンテストで、大月錠一郎とトミー北沢の票が分かれたため、2人のセッションにより決着をつけることになります。
セッション対決の曲名は「リズム・エクスチェンジ」です。
金子隆博さんが手掛けたサントラ「オリジナル・サウンドトラック ジャズ・コレクション」2枚目に「リズム・エクスチェンジ(丈とトミーのトランペットバトル)」として、収録されています。
また、1曲目の「ビター・メロン・マン」、そしてトミー北沢の「ヘイ!レッド・ホット(トミーのテーマ)」も曲名にあります。サントラは以下よりチェックしてください。
「Night and Day」サマーフェスティバルのバンドと曲名
2022年1月6日放送【第46回】では、ジャズ喫茶「Night and Day」でサマーフェスタが開催されます。
“るい”はジョーに誘われたサマーフェスティバルで、ジャズトランペッター大月錠一郎が演奏する「On The Sunny Side Of The Street」を聞くことになります。
カムカム本日のマニアックポイント「ポスター」
出演になんと古谷充とザ・フレッシュメンが!!アツい!!特別出演のメリー武田さんもなんか見たことあるような、、、#カムカムエヴリバディ #カムカム #古谷充 #ジャズ pic.twitter.com/AtYnYncrLs— MITCH (@mitch6ward) January 5, 2022
※上記のMITCHさんは、「カムカムエヴリバディ」のトランペット指導としてクレジットされています。ドラマ内でもバンドメンバーとして登場しています。
「Night and Day」サマーフェスティバルの出演メンバーは以下の通りです。
- 鰻谷スウィンガーズ
- トミー北沢とブルーカメレオンズ
- ザ・ブラックアイス
- 大月錠一郎クインテット
- ビッグシックス
- メリー武田トリオ
- 古谷充とザ・フレッシュメン
メリー武田さんはサックス奏者「武井努」さんが演じているようです。古谷充さんは実在するジャズミュージシャンです(2020年に亡くなっています)。
トミー北沢とブルーカメレオンズの曲は「ヘイ!レッド・ホット」、大月錠一郎クインテットの曲は「On The Sunny Side Of The Street」です。関西ジャズトランペッターコンテストで披露した曲と同じです。
ジョーがレコーディング予定のオリジナル曲「ホワット・イズ・モダン?」
ササプロ主催のジャズコンテストで優勝した大月錠一郎は、発売するレコード(LP)の制作で上京します。
残念ながらレコーディングができなくなったジョーは、大阪に戻ることになります。
その時にジョーのオリジナル曲としてレコーディングされる予定だった曲が「ホワット・イズ・モダン?(丈のテーマ)」です。(※他にもドラマ内で、オリジナル曲を演奏しているシーンがあります)
発売中のサントラ「ジャズ・コレクション(2枚組)」のDisk2の1曲目に収録されています。
トミー北沢/単独コンサートの曲名「ペイン・オブ・ロス」
2月26日!
トミー北沢の単独コンサート!
はよチケット買いにいかんと!
でもどこに売ってるんやろ?
#カムカム#カムカムエヴリバディ #トミー北沢 #ブルーカメレオンズ#早乙女太一 pic.twitter.com/dXCXWi5Ggj— 大師陀羅尼錠 (@miyuupapapapapa) January 22, 2022
2022年1月24日放送【第58回】で、東京のレコーディング中にジョーがトランペットを吹けなくなったことを知ったトミー北沢(早乙女太一)。
その日に、ジャズ喫茶「Night and Day」でトミー北沢ブルーカメレオンズの単独コンサートが開かれます。(※確定の描写はなく「Night and Day」通常のコンサートかもしれません)
トミー北沢が気だるそうに椅子に座り、演奏していた曲は「ペイン・オブ・ロス」です。
こちらも発売中のサントラ「ジャズ・コレクション(2枚組)」のDisk2の14曲目に収録されています。
まとめ
2代目ヒロイン・るい(深津絵里)のテーマは「ジャズ」です。そのため様々なシーンでジャズのBGMが流れたり、実際にジャズミュージシャンが曲を演奏しています。
また、カムカムエヴリバディの音楽、BGMを手がけるのは米米CLUBのメンバーでもある「金子隆博」さんです。
金子さんが手がけるCDはオリジナル・サウンドトラック「劇伴コレクション Vol.1」と「ジャズ・コレクション」の2種類のバージョンが発売中です。
ここまでに紹介したジョーのオリジナル曲、トニー北沢などの曲は2枚組の「オリジナル・サウンドトラック ジャズ・コレクション」に収録されています。
また初代ヒロイン・安子(上白石萌音)の【岡山編】で、柳沢定一(世良公則)がジャズバンドをバックに「On The Sunny Side Of The Street」歌唱する場面がありました。
こちらも1枚目16曲目に「オン・ザ・サニー・サイド・オブ・ザ・ストリート (定一バージョン)」として収録されています。
通常のサントラとなるのが、「カムカムエブリバディ」オリジナル・サウンドトラック「劇伴コレクション Vol.1」です。
「カムカムエヴリバディ」のドラマ内でBGMとして流れる曲は、こちらに収録されています。
そして、「劇伴コレクション Vol.2」は2022年3月2日にリリースされています。
朝ドラ「カムカムエヴリバディ」は、有料の「NHKオンデマンド」で見放題です。
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