2025年1月5日(日)スタートの第64作となるNHK大河ドラマ「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」

「べらぼう」の主人公・蔦屋重三郎を演じるのは「横浜流星」さんです。そして、森下佳子さんが脚本を担当、あらすじは以下の通りです。

“江戸の出版王”と呼ばれた「蔦屋重三郎」の波乱万丈の生涯を描く。人口100万を超えた江戸、貧しい家庭に生まれた蔦重は養子として育ち、貸本屋から書籍編集・出版業へと進出。

田沼意次の時代に「黄表紙」の大ヒットで文化の中心となり、喜多川歌麿や葛飾北斎など、後の巨匠たちを世に送り出す。笑いと涙、謎が交錯する物語を通じ、蔦重の自由と文化への情熱が時代を超えて描かれるエンターテインメントドラマ。

 

「べらぼう」の主人公、江戸のメディア王と呼ばれる「蔦屋重三郎」の年表と年齢、ドラマで描かれる歴史的な出来事を【まとめ】ました。

 

目次
  1. 「べらぼう」蔦屋重三郎の年表・史実【ドラマ各話の対比表】
  2. まとめ

「べらぼう」蔦屋重三郎の年表・史実【ドラマ各話の対比表】

「べらぼう」蔦屋重三郎の年表・史実【ドラマ各話の対比表】

蔦屋重三郎の年表と出来事、年齢を紹介します。表記は「数え年(生まれた日を1歳として、元日を迎えるたびに1歳ずつ加算)」です。

また、蔦重の生涯や功績については、以下の記事でまとめています。

「べらぼう」主人公・蔦屋重三郎の史実/生涯とは?「横浜流星」が演じる
「べらぼう」主人公・蔦屋重三郎の史実/生涯とは?「横浜流星」が演じるNHK大河ドラマ「べらぼう」主人公・蔦屋重三郎は、俳優の「横浜流星」さんが演じます。江戸のメディア王と呼ばれる蔦重の生涯を紹介します。...

 

年表は蔦屋重三郎の史実に基づきます。

西暦 出来事 各話 蔦重の年齢
1750年 新吉原で誕生 1歳
1756年 駿河屋市右衛門の養子となる 1話 7歳
1772年 明和の大火、吉原大門口に書店「耕書堂」を開業 1話 23歳
1773年 吉原案内書「吉原細見」の小売を開始 1話 24歳
1774年 「吉原細見」を改訂、遊女評判記「一目千本」を初出版 2、3話 25歳
1775年 錦絵「雛形若菜初模様」を刊行、唐丸が失踪 4、5話 26歳
1775年 鱗形屋が無断複製で逮捕、新「吉原細見」制作 6、7話 26歳
1775年 鱗形屋が「金々先生栄花夢」を出版 8話 26歳
1775年夏 鳥山検校が瀬川を身請け 9話 26歳
1775年末 瀬川最後の花魁道中、「青楼美人合姿鏡」刊行 10話 26歳
1776年 蔦重が富本豊志太夫(午之助)に接触 11話 27歳
1777年 午之助が2代目「富本豊前太夫」を襲名、「俄」で雀踊り対決 12話 28歳
1777年秋 田沼意次が座頭金の実情を探るよう命じる 13話 28歳
1778年 鳥山検校が処罰、瀬川と離縁 14話 29歳
1779年4月 将軍・徳川家治の嫡男・家基が急逝 15話 30歳
1779年12月 平賀源内が獄死 16話 30歳
1780年 黄表紙の出版で成功 17~19話 31歳
1781年 狂歌師・大田南畝と出会う 20話 32歳
1782年 田沼意次が蝦夷の上知を検討 21話 33歳
1782年 田沼意知が松前藩の抜け荷を探る 22話 33歳
1783年 「耕書堂」が名が江戸中に知れ渡る 23~24話 34歳
1783年 天明大噴火、「耕書堂」を日本橋へ移転 25話 34歳
1783年 ていが「品の系図」を作成 26話 34歳
1784年3月 田沼意知の襲撃事件 27~28話 35歳
1784年秋 蔦重「江戸生艶気樺焼」を構想 29話 35歳
1786年 歌麿が鳥山石燕に弟子入り 30話 37歳
1786年 10代将軍・家治が亡くなる 31話 37歳
1787年 家斉が11代将軍に就任 32話 38歳
1787年5月 「天明の打ちこわし」が発生 33話 38歳
1787年6月 松平定信が老中首座に就任 34話 38歳
1788年 定信を風刺した「文武二道万石通」出版 35話 39歳
1789年 定信を風刺した「鸚鵡返文武二道」出版 36話 40歳
1790年 京伝が「心学早染艸」執筆 37話 41歳
1790年 定信が「出版統制令」を発布 38話 41歳
1791年 蔦重が財産の一部を没収される 39話 42歳
1792年 歌麿が「美人大首絵」を書き始める 40~41話 43歳
1793年 ていが妊娠、子供を死産 42~43話 44歳
1793年 蔦重が「源内生存説」を追う 44話 44歳
1793年 東洲斎写楽が誕生 45話 44歳
1794年 写楽の浮世絵(役者絵)を刊行 46話 45歳
1794年 一橋治済が阿波に幽閉 47話 45歳
1797年 脚気により死去 48話 48歳

※年齢は「数え年」で表記

 

【第1話】明和の大火、蔦重は貸本業を始める、1772年(明和9年)

【第1話】1772年(明和9年)に起こった「明和の大火」から、物語が始まります。

燃えさかる吉原から花魁・花の井(小芝風花)や女郎、九郎助稲荷(語り「綾瀬はるか」)を助け出します。

そして1773年(安永2年)、蔦重は義兄・次郎兵衛(中村蒼)の軒先を借りて、貸本業を営んでいます。この時の蔦重の年齢は数え年で「24歳」です。

【第1話】から劇中にサプライズ出演した、語りを担当する「綾瀬はるか」さんの正体については、以下でまとめています。

「べらぼう」ナレーション/語りは「綾瀬はるか」何役?サプライズ登場ある?
「べらぼう」ナレーション/語りは「綾瀬はるか」何役?サプライズ出演ある?NHK大河ドラマ「べらぼう」ナレーション・語りを担当するのは、「綾瀬はるか」さんです。大火を逃れて吉原に戻ってきた「九郎助稲荷」としてナレーションを担当します。...

 

【第2話】蔦重は遊廓案内書「吉原細見」を改訂、序文を平賀源内に依頼、1774年(安永3年)

【第2話】1774年(安永3年)、蔦重は遊廓案内書「吉原細見」で客を呼び寄せる案を思いつきます。

蔦重は序文の執筆を依頼するため平賀源内(安田顕)を探して奔走、改訂版「嗚呼御江戸」を出版します。この時の蔦重の年齢は数え年で「25歳」です。

蔦重の出版業界進出の第一歩となる「吉原細見」の史実については、以下の記事でまとめています。

「べらぼう」吉原細見(嗚呼御江戸)とは?平賀源内が序文を執筆
「べらぼう」吉原細見(嗚呼御江戸)とは?平賀源内が序文を執筆NHK大河ドラマ「べらぼう」主人公・蔦屋重三郎の出版業の初期の重要な取り組みの一つ「吉原細見」の史実を紹介します。...

 

【第3話】蔦重は遊女評判記「一目千本」を初出版、1774年(安永3年)

【第3話】1774年(安永3年)、「吉原細見」の改訂が終わった後、蔦重は客が少なくなった吉原の復興と宣伝のため遊女評判記「一目千本」を初出版します。

この時の蔦重の年齢は数え年で「25歳」です。

蔦重がオリジナルで初出版した記念すべき書籍「一目千本」の史実については、以下の記事でまとめています。

「べらぼう」入銀本「一目千本(ひとめせんぼん)」とは?蔦重の初出版
「べらぼう」入銀本「一目千本(ひとめせんぼん)」とは?蔦重の初出版NHK大河ドラマ「べらぼう」主人公・蔦屋重三郎がオリジナルで初出版した入銀本「一目千本(ひとめせんぼん)」の史実を紹介します。...

 

【第4話】蔦重は錦絵「雛形若菜初模様」作りに奔走、1775年(安永4年)

【第4話】1775年(安永4年)、遊女評判記「一目千本」で成功した蔦重は次に、「錦絵(多色木版画の浮世絵)」の出版を計画します。

蔦重と共同制作する西村屋(西村まさ彦)は、礒田湖龍斎の錦絵「雛形若菜初模様(ひいながたわかなのはつもよう)」を出版します。

この時の蔦重の年齢は数え年で「26歳」です。

また、絵師・礒田湖龍斎はお笑い芸人「鉄拳」がノーメイク、素顔のままで演じています。礒田湖龍斎の詳細、演じる「鉄拳」については、以下の記事でまとめています。

「べらぼう」鉄拳が素顔で出演!礒田湖龍斎(いそだこりゅうさい)とは?
「べらぼう」鉄拳が素顔で出演!礒田湖龍斎(いそだこりゅうさい)とは?NHK大河ドラマ「べらぼう」絵師「礒田湖龍斎」を演じるのは、お笑い芸人「鉄拳」です。「べらぼう」にはノーメイク、素顔で「礒田湖龍斎」を演じています。...

 

【第5話】唐丸が失踪、蔦重は「鱗形屋孫兵衛」の改となる、1775年(安永4年)

【第5話】1775年(安永4年)、過去の人物を知る男に脅された唐丸は、蔦重の前から失踪します。

そして、なかなか版元になれない蔦重は、鱗形屋孫兵衛(片岡愛之助)の「改(書籍の情報を更新)」となります。この時の蔦重の年齢は数え年で「26歳」です。

 

【第6・7話】鱗形屋孫兵衛が無断複製の問題、新たな「吉原細見」を制作、1775年(安永4年)

【第6話】1775年(安永4年)、改となった蔦重は鱗形屋孫兵衛(片岡愛之助)と共に「青本」のアイデアを考え、ネタ集めに奔走。ところが、鱗形屋孫兵衛が無断複製の問題を引き起こし、奉行所に捕らえられます。

【第7話】この好機を逃すまいと、蔦重は「今の倍売れる新たな『吉原細見』を作る」ことを条件に、地本問屋の仲間入りを約束させます。

この時の蔦重の年齢は数え年で「26歳」です。

江戸の娯楽本「赤本」「青本」「黄表紙」の違いについては、以下で解説しています。

「べらぼう」江戸の娯楽本「赤本/青本/黄表紙」の違いとは?
「べらぼう」江戸の娯楽本「赤本/青本/黄表紙」の違いとは?NHK大河ドラマ「べらぼう」庶民向けの書籍「赤本」「青本」「黄表紙」の違いを解説します。...

 

【第8話】吉原が賑わう、鱗形屋孫兵衛が「金々先生栄花夢」で攻勢をかける、1775年(安永4年)

【第8話】1775年(安永4年)、蔦重が出版した新しい吉原細見「籬(まがき)の花」は5代目瀬川(小芝風花)の名跡襲名でも話題となります。この本をキッカケに、吉原は活気を取り戻します。

一方、偽板の罪を償った鱗形屋(片岡愛之助)は、新作「金々先生栄花夢(きんきんせんせいえいがのゆめ)」を出版、江戸庶民の間に流行します。

この時の蔦重の年齢は数え年で「26歳」です。

鱗形屋が出版した黄表紙としての最初の書籍「金々先生栄花夢」の史実、内容の詳細については、以下の記事でまとめています。

「べらぼう」鱗形屋の本「金々先生栄花夢」とは?史実・あらすじを紹介
「べらぼう」鱗形屋の本「金々先生栄花夢」とは?史実・あらすじを紹介NHK大河ドラマ「べらぼう」江戸の庶民の間で流行った黄表紙の最初の書籍『金々先生栄花夢』の史実、あらすじを紹介します。...

 

【第9話】鳥山検校が「5代目瀬川」を身請け、1775年(安永4年)

【第9話】1775年(安永4年)、盲目の富豪・鳥山検校が「5代目瀬川」を身請けします。

この時期に吉原の夏の年中行事「玉菊燈籠」が描かれているため、1775年・夏というのが分かります。この時の蔦重の年齢は数え年で「26歳」です。

瀬川を見受けした「鳥山検校」の史実については、以下の記事で詳細をまとめています。

「べらぼう」瀬川を身請け、盲目の富豪・鳥山検校は「市原隼人」が演じる
「べらぼう」瀬川を身請け、盲目の富豪・鳥山検校は「市原隼人」が演じるNHK大河ドラマ「べらぼう」盲目の大富豪・鳥山検校を演じるのは「市原隼人(いちはらはやと)」さんです。「鳥山検校」の史実、生涯を紹介します。...

 

【第10話】蔦重は錦絵「青楼美人合姿鏡」を出版、1775年(安永4年)

【第10話】蔦屋重三郎は、瀬川最後の花魁道中に合わせて錦絵「青楼美人合姿鏡(せいろうびじんあわせすがたかがみ)」を出版します。

瀬川最後の花魁道中は1775年(安永4年)の年末に行われたため、この時の蔦重の年齢は数え年で「26歳」です。

また、「青楼美人合姿鏡」の内容、史実については以下の記事で詳細をまとめています。

べらぼう「青楼美人合姿鏡」とは?江戸市中の本屋に流通できた理由
べらぼう「青楼美人合姿鏡」とは?江戸市中の本屋に流通できた理由NHK大河ドラマ「べらぼう」錦絵「青楼美人合姿鏡」とは何なのか?また、「べらぼう」で市中の本屋で流通できた理由を解説します。...

 

【第11話】蔦重は富本豊志太夫(午之助)に接触を試みる、1776年(安永5年)

【第11話】蔦重が流行している富本節を正本(浄瑠璃の正本)を出版しようと、接触を試みる富本の二代目が「富本豊志太夫<午之助>」です。

この時は1776年(安永5年)、蔦重の年齢は数え年で「27歳」です。

俳優「寛一郎」さんが演じる「富本豊志太夫」の史実は、以下で詳細をまとめています。

「べらぼう」馬面太夫「富本豊志太夫」は寛一郎が演じる、富本豊前太夫の史実とは?
「べらぼう」馬面太夫・富本豊志太夫は「寛一郎」が演じる、富本豊前太夫の史実とは?NHK大河ドラマ「べらぼう」蔦重が接触を試みる富本の二代目「富本豊前太夫」を演じるのは、「寛一郎」さんです。...

 

【第12話】吉原俄で「雀踊り」が大盛り上がり、蔦重は「明月余情」を出版、1777年(安永6年)

【第12話】1777年(安永6年)の年明け、午之助(寛一郎)が2代目「富本豊前太夫」を襲名します。

そして、8月の吉原の祭り「俄(にわか)」で、女郎屋の大文字屋(伊藤淳史)と若木屋(本宮泰風)が「雀踊り」で対決し、観客は盛り上がります。

蔦重は、この「俄」の熱狂を本にするため、絵を勝川春章(前野朋哉)、序文を平沢常富(尾美としのり)に依頼し、「明月余情」を出版します。この時の蔦重の年齢は数え年で「28歳」です。

吉原の祭り「俄」の「雀踊り」の史実、詳細については以下の記事でまとめています。

「べらぼう」雀踊りとは?吉原俄で大文字屋(伊藤淳史)と若木屋(本宮泰風)が対決
「べらぼう」雀踊りとは?吉原俄で大文字屋(伊藤淳史)と若木屋(本宮泰風)が対決NHK大河ドラマ「べらぼう」江戸の庶民の間で流行った黄表紙の最初の書籍『金々先生栄花夢』の史実、あらすじを紹介します。...

 

【第13話】田沼意次が平蔵に「座頭金」の実情を探るよう命じる、1777年(安永6年)

【第13話】綾瀬はるかさんのナレーションで、「安永6年の秋」という語りが入ります。

江戸城では田沼意次(渡辺謙)が長谷川平蔵宣以(中村隼人)に、旗本を苦しめている高利貸し「座頭金」の実情を探るよう命じます。1777年(安永6年)の蔦重の年齢は数え年で「28歳」です。

「座頭金(ざとうがね)」の詳細については、以下でまとめています。

「べらぼう」座頭金(ざとうがね)とは?江戸時代の高利貸し制度の闇
「べらぼう」座頭金(ざとうがね)とは?江戸時代の高利貸し制度の闇NHK大河ドラマ「べらぼう」座頭金(ざとうがね)は、江戸時代の高利貸し制度です。盲人たちの経済的自立を支える一方で、社会の歪みや不平等を浮き彫りにする制度でもありました。...

 

【第14話】鳥山検校が処罰、瀬川と離縁、1778年(安永7年)

【第14話】1778年(安永7年)、「座頭金」の高利貸しの罪で捕らえられた鳥山検校が処罰されます。

そして、鳥山検校は瀬川と離縁、蔦重と瀬川は幸せな時間を過ごし、年明けに一緒に本屋をやる約束をしますが・・・

1778年(安永7年)年末の蔦重の年齢は数え年で「29歳」です。

 

【第15話】将軍・徳川家治の嫡男・家基が急逝、1779年(安永8年)4月

【第15話】将軍・徳川家治(眞島秀和)の嫡男である家基(奥智哉)が、鷹狩りの最中に急死します。

家基が亡くなったのは1779年(安永8年)4月です。この時の蔦重の年齢は数え年で「30歳」です。

「べらぼう」【第15話】で描かれる徳川家基の急死、暗殺の真相については、以下で詳細をまとめています。

「べらぼう」家基は暗殺?黒幕の正体は誰?「死を呼ぶ手袋」の意味と史実を解説
「べらぼう」家基は暗殺?黒幕の正体は誰?「死を呼ぶ手袋」の意味と史実を解説NHK大河ドラマ「べらぼう」第15話「死を呼ぶ手袋」で描かれた徳川家基の急死と暗殺説、そして田沼意次との関係や“謎の手袋”の意味、史実との違いなどを紹介します。...

 

【第16話】平賀源内が刀傷事件で捕えられ獄死、1779年12月(安永8年)

【第16話】「不吉の家」に住んでいた平賀源内が、”刃傷事件”を起こして捕えられ、1779年12月(安永8年)に獄死します。この時の蔦重の年齢は数え年で「30歳」です。

「べらぼう」【第16話】で描かれる、平賀源内の最期と、“不吉の家”と”刃傷事件”の謎については、以下の記事で詳細をまとめています。

「べらぼう」平賀源内の最期は実話?「七ツ星の龍」「不吉の家」の用語解説
「べらぼう」平賀源内の最期は実話?「七ツ星の龍」「不吉の家」の用語解説NHK大河ドラマ「べらぼう」【第16話】で描かれる平賀源内(安田顕)の最後と事件の謎、「七ツ星の龍」「不吉の家」の用語について解説します。...

 

【第17話】蔦重は青本など10冊の新作を刊行、1780年(安永9年)

【第17話】1780年(安永9年)の年明け、蔦重は青本など10冊の新作を刊行し、耕書堂の認知度は急上昇します。

そして、蔦重は子どもが読み書きを覚えるための往来物と呼ばれる手習い本に目を付けます。この時の蔦重の年齢は数え年で「31歳」です。

蔦重が目を付けた「往来物」の本の詳細は、以下の記事でまとめています。

「べらぼう」往来物(おうらいもの)とは?蔦重が手習い本・教科書に着目
「べらぼう」往来物(おうらいもの)とは?蔦重が手習い本・教科書に着目NHK大河ドラマ「べらぼう」【第17話】では、蔦重が新たに「往来物」に興味をもつ姿が描かれました。「往来物(おうらいもの)」とは、江戸時代に普及した、読み書きや礼儀作法を教えるための手習い本のことを指します。...

 

【第18話】蔦重は唐丸と再び出会い蔦屋に居候させる、1780年(安永9年)

【第18話】1780年(安永9年)、蔦重は成長した唐丸こと「捨吉(演:染谷将太)」と再会、彼を自分の家に居候させます。唐丸は後の喜多川歌麿です。

この時の蔦重の年齢は数え年で「31歳」です。

 

【第19話】鱗形屋が店をたたみ、恋川春町が蔦重のもとで出版、1780年(安永9年)

【第19話】1780年(安永9年)、鱗形屋孫兵衛(片岡愛之助)は経営難で店をたたみます。

そして、鱗形屋は戯作者・恋川春町(岡山天音)が蔦重のもとで本を書けるように裏で動きます。この時の蔦重の年齢は数え年で「31歳」です。

 

【第20話】蔦重は狂歌師・大田南畝と出会う、1781年(天明元年)

【第20話】1781年(天明元年)頃、蔦重は狂歌師・大田南畝(桐谷健太)と出会います。この時の蔦重の年齢は数え年で「32歳」です。

俳優「桐谷健太」さんが演じる「大田南畝」の史実は、以下で詳細をまとめています。

「べらぼう」大田南畝(桐谷健太)とは?狂歌師・四方赤良の史実を解説
「べらぼう」大田南畝(桐谷健太)とは?狂歌師・四方赤良の史実を解説NHK大河ドラマ『べらぼう』桐谷健太さんが演じる「大田南畝」は、江戸時代に「天明狂歌」の一大ブームを起こす、狂歌師です。大田南畝の史実を紹介します。...

 

【第21話】田沼意次が蝦夷の上知を検討、1782年(天明2年)

【第21話】1782年(天明2年)、田沼意次は幕府の財政を立て直すため、蝦夷地の松前藩の上知(あげち)を検討します。この時の蔦重の年齢は数え年で「33歳」です。

田沼意次による松前藩の領地没収計画の史実については、以下の記事で詳細をまとめています。

「べらぼう」蝦夷の上知(あげち)とは?松前藩の天領政策、田沼意次の未遂事件
「べらぼう」蝦夷の上知(あげち)とは?松前藩の天領政策、田沼意次の未遂事件NHK大河ドラマ『べらぼう』江戸幕府の老中・田沼意次が松前藩の領地を上知(あげち)しようとした史実を解説。蝦夷地の直轄化計画とその背景とは?...

 

【第22話】田沼意知が松前藩の抜け荷の証拠を探る、1782年(天明2年)

【第22話】1782年(天明2年)、田沼意次は蝦夷地にある松前藩を上知(領地の没収)するための理由を探していました。

嫡男・田沼意知(宮沢氷魚)は、松前藩が行っている抜け荷(密貿易)の証拠を押さえ、それを上知の口実にしようとします。意知は花魁・誰袖(福原遥)を使って松前藩に接近させる計画を立てます。この時の蔦重の年齢は数え年で「33歳」です。

また、「抜け荷」についての詳細は以下の記事でまとめています。

「べらぼう」抜け荷(ぬけに)とは?江戸時代・松前藩は密貿易をしていた?
「べらぼう」抜け荷(ぬけに)とは?江戸時代・松前藩は密貿易をしていた?NHK大河ドラマ『べらぼう』、「抜け荷(ぬけに)」とは、江戸時代に行われたの密貿易のことです。田沼意次政権は松前藩の「抜け荷」を問題視し、松前藩の「上知」を試みた史実があります。...

 

俳優「宮沢氷魚」さんが演じる田沼意知の生涯、史実については以下の記事でまとめています。

田沼意知(宮沢氷魚)悲劇の史実とは?「べらぼう歴史解説」NHK大河ドラマ「べらぼう」、宮沢氷魚さん演じる「田沼意知」は幕政の大転換を招いた悲劇の人物です。悲劇のプリンス「田沼意知」の史実を紹介します。...

 

【第23・24話】耕書堂は江戸で大注目の本屋となる、1783年(天明3年)

【第23話】1783年(天明3年)、狂歌で大田南畝(桐谷健太)の名が江戸中に知れ渡り、蔦重(横浜流星)の耕書堂は江戸で大注目の本屋となります。

【第24話】吉原の親父たちの支援のもと、日本橋に出店準備を始める蔦重ですが、地本問屋・丸屋のてい(橋本愛)から店舗売却を拒まれます。

この時の蔦重の年齢は数え年で「34歳」です。

女優「橋本愛」さんが演じる、のちの蔦重の妻・ていの史実、詳細については、以下の記事でまとめています。

「べらぼう」蔦重の妻・てい(橋本愛)は実在?家族・妻と娘の史実を紹介
「べらぼう」蔦重の妻・てい(橋本愛)は実在?家族・妻と娘の史実を紹介NHK大河ドラマ『べらぼう』蔦屋重三郎に妻がいたことは史実ですが、名前など詳細は不明です。蔦重の妻、娘、家族について解説します。...

 

【第25話】「天明大噴火」と耕書堂が日本橋に移転、1783年(天明3年)

【第25話】1783年(天明3年)8月5日、現在の群馬県と長野県の県境にある浅間山が大噴火、江戸の町にも火山灰が降り注ぎます。

蔦重は出版事業への情熱、火山灰の片づけなどで鶴屋(風間俊介)など日本橋の本屋に認められ、ついに日本橋通油町に耕書堂を移転します。この時の蔦重の年齢は数え年で「34歳」です。

浅間山の「天明大噴火」の史実については、以下の記事で詳細をまとめています。

「べらぼう」江戸に火山灰が降る?浅間山の「天明大噴火」とは?【第25話史実解説】
「べらぼう」江戸に火山灰が降る?浅間山の「天明大噴火」とは?【第25話史実解説】NHK大河ドラマ「べらぼう」第25話では、江戸に火山灰が降る場面が登場。史実に基づく1783年の浅間山大噴火と、田沼意次の失脚につながる影響を紹介します。...

 

【第26話】蔦重の妻・ていが「品の系図」を作成、1783年(天明3年)

【第26話】蔦重の妻・ていが本のつながりを示した「品の系図」を作成、そして蔦重と”てい”は本当の夫婦になります。

ドラマ内での正確な年代の表記はありませんが、1783年(天明3年)冬(年末)頃と推測されます。この時の蔦重の年齢は数え年で「34歳」です。

 

【第27・28話】田沼意知が佐野政言に襲撃される、1784年3月(天明4年)

【第27・28話】1784年(天明4年)3月、江戸城内・松之廊下にて、田沼意知(宮沢氷魚)は、旗本の佐野政言(矢本悠馬)から突然刃物で襲撃されます。

この時の蔦重の年齢は数え年で「35歳」です。

28話のラストでは北尾政演(古川雄大)が、蔦重に洒落本「手拭合(たなぐいあわせ)」の“手拭いの男”の絵を見せます。それを見た蔦重は、新しい黄表紙の企画を思いつきます。

パロディ本「手拭合」と“手拭いの男”に関する解説は、以下の記事で詳細をまとめています。

「べらぼう」手拭合(たなぐいあわせ)とは?“手拭いの男”の絵を解説
「べらぼう」手拭合(たなぐいあわせ)とは?“手拭いの男”の絵を解説NHK大河ドラマ「べらぼう」に登場した「手拭合(たなぐいあわせ)」は、実際に江戸時代に出版されたパロディ本です。...

 

【第29話】蔦重が北尾政演と黄表紙「江戸生艶気樺焼」を構想、1784年秋(天明4年)

北尾政演(古川雄大)が蔦重に見せた“手拭いの男”の絵がきっかけで、蔦重は新しい黄表紙『江戸生艶気樺焼』を出版することになります。

1784年(天明4年)秋、笑顔を失った誰袖(福原遥)のもとに、黄表紙『江戸生艶気樺焼』を持っていきます。この本を世に送り出すことで、誰袖が蔦重に言った「田沼意知の仇を取ってほしい」という思いにもつながっていきます。

この時の蔦重の年齢は数え年で「35歳」です。

蔦重流の仇討ちなど、北尾政演と出版した『江戸生艶気樺焼』については以下の記事で解説しています。

【べらぼう29話解説】蔦重流の仇討ちとは?北尾政演と「江戸生艶気樺焼」出版
【べらぼう29話解説】蔦重流の仇討ちとは?北尾政演と「江戸生艶気樺焼」出版NHK大河ドラマ「べらぼう」第29話、蔦重流の仇討ちを解説。「田沼意知の敵を討ってほしい」という“誰袖”の思いに応えるため、蔦重は黄表紙『江戸生艶気樺焼』を世に送り出します。...

 

【第30話】歌麿が鳥山石燕に弟子入り、1786年(天明6年)

1786年(天明6年)、蔦重は「歌麿(染谷将太)ならではの絵」を描いてほしいと新たに依頼するも歌麿は描き方に苦しみ…

幼い頃、歌麿に絵を教えた鳥山石燕(片岡鶴太郎)に弟子入りします。この時の蔦重の年齢は数え年で「37歳」です。

片岡鶴太郎さんが演じる妖怪画の巨匠「鳥山石燕」については、以下の記事で詳細をまとめています。

「べらぼう」片岡鶴太郎が演じる妖怪画の巨匠・鳥山石燕とは?歌磨が弟子入りの史実は?NHK大河ドラマ『べらぼう』片岡鶴太郎さんが演じる「鳥山石燕」は、江戸時代に妖怪のビジュアルを定着させた大きな功績を持つ絵師です。...

 

【第31話】10代将軍・徳川家治が急死、1786年(天明6年8月25日)

1786年(天明6年8月25日)、第10第将軍・徳川家治(眞島秀和)が差し入れの「醍醐(だいご)」を食べた後に体調を崩し、そのまま命を落とします。

この時の蔦重の年齢は数え年で「37歳」です。

側室・知保の方(高梨臨)が差し入れた乳製品「醍醐(だいご)」とは何なのか?そこに隠させた陰謀については、以下の記事で解説しています。

【べらぼう第31話】醍醐(だいご)とは?将軍・家治が急死!毒殺説もあり
【べらぼう第31話】醍醐(だいご)とは?将軍・家治が急死!毒殺説もありNHK大河ドラマ「べらぼう」第31話では、将軍・家治が「醍醐」を食べたあと急死。その背景にあった陰謀とは?醍醐の正体や史実との違いを解説します。...

 

【第32話】徳川家斉が11代将軍に就任、1787年(天明7年)

1787年(天明7年)、15歳で徳川家斉(城桧吏)が11代将軍に就任します。

江戸の市中では、天明の大飢饉のさなかに米価が高騰し、「田沼意次の政治」への不満がいっそう強まっていきます。この時の蔦重の年齢は数え年で「38歳」です。

「天明の大飢饉」の史実については、以下の記事でまとめています。

「べらぼう」天明の米騒動とは?「天明の大飢饉」で田沼意次の失脚に繋がる
「べらぼう」天明の米騒動とは?「天明の大飢饉」で江戸庶民が直面した混乱NHK大河ドラマ「べらぼう」で描かれる「天明の大飢饉」について紹介します。...

 

【第33話】「天明の打ちこわし」が発生、1787年(天明7年)5月

1787年(天明7年)5月、江戸市中では「天明の打ちこわし」が発生します。この時の蔦重の年齢は数え年で「38歳」です。

 

【第34話】松平定信が老中首座に就任、1787年(天明7年)6月

1787年(天明7年)6月、松平定信(井上祐貴)が老中首座(※政権トップ)に就任します。

これにより田沼派は一掃され、定信は「寛政の改革」を断行し、質素倹約を掲げて厳しい統制を敷き始めます。この時の蔦重の年齢は数え年で「38歳」です。

松平定信の「寛政の改革」と、蔦重が受けた出版統制と処罰については、以下の記事でまとめています。

「べらぼう」質素倹約の「寛政の改革」とは?蔦重が受けた出版統制の史実
「べらぼう」質素倹約の「寛政の改革」とは?蔦重が受けた出版統制の史実NHK大河ドラマ「べらぼう」【第34話】からは「寛政の改革」が描かれます。「寛政の改革」は、秩序回復を名目に風紀や出版への統制を強化し、町人文化にとっては弾圧の時代でした。...

 

【第35話】定信を風刺した黄表紙「文武二道万石通」出版、1788年(天明8年)

1788年(天明8年)、蔦重は松平定信(井上祐貴)を風刺した黄表紙「文武二道万石通」を出版します。

そして1788年8月25日、「田沼意次」が亡くなります。この時の蔦重の年齢は数え年で「39歳」です。

江戸時代の風刺本「文武二道万石通」の史実についていは、以下の記事で解説しています。

「べらぼう第35話」“文武二道万石通”とは?松平定信を風刺した黄表紙を解説
「べらぼう第35話」“文武二道万石通”とは?松平定信を風刺した黄表紙を解説NHK大河ドラマ「べらぼう」【第35話】に登場した江戸時代の風刺本『文武二道万石通』は、武士の堕落を笑った黄表紙です。のちに松平定信の寛政の改革への皮肉とも受け取られ、発禁処分と作者の追放を招いた背景を解説します。...

 

【第36話】定信を風刺した黄表紙「鸚鵡返文武二道」出版、1789年(天明9年)

1789年(天明9年)正月、蔦重は松平定信を風刺した黄表紙の続編、「鸚鵡返文武二道」を出版します。

本の内容が政治を風刺していると知った定信は激怒。蔦重に絶版(発禁)を命じる事態に。そして朋誠堂喜三二(尾美としのり)、恋川春町(岡山天音)など文化人たちが次々と追い詰められていくことに……この時の蔦重の年齢は数え年で「40歳」です。

「鸚鵡返文武二道」の史実、発禁処分と作者の追放を招いた背景についていは、以下の記事で解説しています。

【べらぼう36話】黄表紙「鸚鵡返文武二道」の風刺とは?恋川春町の悲劇を解説
【べらぼう36話】黄表紙「鸚鵡返文武二道」の風刺とは?恋川春町の悲劇を解説NHK大河ドラマ「べらぼう」第36話に登場した黄表紙『鸚鵡返文武二道』とは?松平定信を風刺した内容や作者・恋川春町の処分の史実を解説します。...

 

【第37話】山東京伝が黄表紙の教訓書「心学早染艸」執筆、1790年(寛政2年)

1790年(寛政2年)、山東京伝では、蔦重とは違う版元・大和田安兵衛から黄表紙仕立ての教訓書『心学早染艸(しんがくはやぞめぐさ)』を出版します。この時の蔦重の年齢は数え年で「41歳」です。

蔦重とともに“攻めた”作品を世に送り出してきた京伝が黄表紙の教訓書を、しかも別の版元から出版したのかについては、以下の記事で解説しています。

「べらぼう」心学早染艸(しんがくはやぞめぐさ)とは?善玉・悪玉の起源
「べらぼう」心学早染艸(しんがくはやぞめぐさ)とは?善玉・悪玉の起源NHK大河ドラマ「べらぼう」第37話、山東京伝が刊行した『心学早染艸(しんがくはやぞめぐさ)』とは?黄表紙形式で善玉・悪玉を描き、石門心学の教えを庶民に伝えた教訓書を解説。...

 

【第38話】松平定信が「出版統制令」を発布、1790年(寛政2年)

1790年(寛政2年)、松平定信が「出版統制令」を発布します。蔦重は地本問屋や戯作者・絵師、彫師を集めて対策を考えます。この時の蔦重の年齢は数え年で「41歳」です。

そして、最愛の妻”きよ”を亡くした歌麿が亡骸に寄り添いながら、彼女の顔を何枚も描き続ける姿が描かれます。

このシーンは、歌麿が後に「美人大首絵」を完成させる史実に、ドラマとしてのフィクションを巧みに融合させた象徴的な演出だったと考えられます。「美人大首絵」完成の背景は、以下の記事で解説しています。

【べらぼう38話解説】喜多川歌麿の「美人大首絵」は妻・きよの死で完成?
【べらぼう第38話】喜多川歌麿の「美人大首絵」は妻・きよの死がキッカケに?NHK大河ドラマ「べらぼう」第38話、きよの死を前に絵筆を走らせる歌麿。美人画の革新「大首絵」へとつながるシーンの意味を考察しました。...

 

【第39話】蔦重と山東京伝が重罰を受ける、1791年(寛政3年)

1791年(寛政3年)、版元の蔦屋重三郎と戯作者の山東京伝が発売した洒落本『教訓読本』で幕府に重罰を受けます。この時の蔦重の年齢は数え年で「42歳」です。

処罰された洒落本『仕懸文庫』『青楼昼之世界錦之裏』『娼妓絹籭』や、蔦重と京伝の処罰について、以下の記事で解説しています。

【べらぼう第39話】教訓読本(仕懸文庫など)蔦重と山東京伝の処罰の史実とは?
【べらぼう第39話】教訓読本(仕懸文庫など)で処罰!蔦重と山東京伝の処罰の史実NHK大河ドラマ「べらぼう」第39話、「寛政の改革」下で、蔦重と京伝の受難が描かれます。洒落本『仕懸文庫』などが出版規制に触れ、京伝は手鎖50日、蔦重は財産半減の処罰を受けました。...

 

【第40・41話】歌麿が「美人大首絵」を書き始める、1792年(寛政4年)

【第40話】1792年(寛政4年)、蔦重の提案により喜多川歌麿が「美人大首絵」を書き始めます。

そして【第41話】、喜多川歌麿は美人画浮世絵『婦人相学十躰・婦女人相十品』を出版します。

この時の蔦重の年齢は数え年で「43歳」です。

 

【第42・43話】蔦重の妻・ていが妊娠、1793年(寛政5年)

1793年(寛政5年)、蔦重の妻・てい(橋本愛)が妊娠します。ところが産み月より早く産気づき、子供は死産に。この時の蔦重の年齢は数え年で「44歳」です。

蔦重には子どもがいたのか?史実、詳細については、以下の記事でまとめています。

「べらぼう」蔦重の妻・てい(橋本愛)は実在?家族・妻と娘の史実を紹介
「べらぼう」蔦重の妻・てい(橋本愛)は実在?家族・妻と娘の史実を紹介NHK大河ドラマ『べらぼう』蔦屋重三郎に妻がいたことは史実ですが、名前など詳細は不明です。蔦重の妻、娘、家族について解説します。...

 

【第44話】蔦重と妻・ていが「平賀源内生存説」の謎を追う、1793年(寛政5年)

1793年(寛政5年)、重田七郎貞一(井上芳雄)は「源内が作った」とされる“相良凧(さがらだこ)”を蔦重に見せ、平賀源内が実は生きていると語ります。

この一言をきっかけに、蔦重と妻・ていは「平賀源内生存説」の真偽を探り始めます。調べを進めるうちに、蔦重は“源内生存”という噂を意図的に広めている者たちの存在へと徐々に近づいていきます。この時の蔦重の年齢は数え年で「44歳」です。

源内が作ったとされる「相良凧」の伝承、「平賀源内生存説」の史実については、以下の記事で解説しています。

相良凧・平賀源内生存説とは?【べらぼう44話】田沼意次の領地・牧之原に残る伝説
相良凧・平賀源内生存説とは?【べらぼう44話】田沼意次の領地・牧之原に残る伝説NHK大河ドラマ「べらぼう」第44話に登場した平賀源内生存説と相良凧の伝承を史実と照らして解説。牧之原に残る平賀源内の謎とは?...

 

【第45話】架空の絵師「東洲斎写楽」が誕生、1793年(寛政5年)

1793年(寛政5年)、松平定信(井上祐貴)から呼び出された蔦重は、かつての将軍世子・徳川家基暗殺の黒幕である一橋治済(生田斗真)をおびき出す策として、「平賀源内が実は生きている」という噂を世間に広めるよう命じられます。

蔦重は戯作者や絵師たちを集め、架空の絵師「東洲斎写楽」という画号を使って、源内が描いたように見せかけた役者絵の出版計画を進めていきます。この時の蔦重の年齢は数え年で「44歳」です。

劇中での写楽誕生の経緯とともに、史実に登場する浮世絵師・東洲斎写楽の正体や作品については、以下の記事で解説しています。

写楽の正体とは?【べらぼう第45話】“しゃらくさい”から誕生した架空絵師とその史実
写楽の正体とは?【べらぼう第45話】“しゃらくさい”から誕生した架空絵師とその史実NHK大河ドラマ「べらぼう」第45話に登場した“写楽”は、蔦重が一橋治済をおびき寄せるために仕組んだ架空の絵師です。他にも史実の東洲斎写楽の正体や史実を紹介します。...

 

【第46話】写楽の役者絵を売り出し「曽我祭」が開催、1794年(寛政6年)

1794年(寛政6年)5月、蔦重は一橋治済(生田斗真)をおびき出すため、歌舞伎の興行に合わせて、絵師・東洲斎写楽の名で役者絵を売り出します。この時の蔦重の年齢は数え年で「45歳」です。

写楽のうわさは、徐々に江戸市中、江戸城中にも広まっていき「曽我祭」が開催されると…

「曽我祭」は、実際に江戸時代に存在した芝居町の行事です。その由来や歴史については、以下の記事で解説しています。

「べらぼう」曽我祭とは?江戸時代・実在の祭とドラマの繋がりを解説
「べらぼう」曽我祭とは?江戸時代・実在の祭とドラマの繋がりを解説NHK大河ドラマ「べらぼう」第45話に登場した「曽我祭」とは?江戸時代に実在した祭りの史実や曽我兄弟との関係、役者たちの素顔が見られる祭りの見どころを解説します。...

 

【第47話】一橋治済が阿波に幽閉、1794年(寛政6年)

1794年(寛政6年)、松平定信は治済に瓜二つの能役者・斎藤十朗兵衛(演:生田斗真)を“替え玉”として使い、治済本人を無き者にするという計略を実行します。

ところが、仇討ち計画に気づいた治済は、大崎(映美くらら)を毒まんじゅうで手にかけるなど、定信や平蔵(中村隼人)らを圧倒します。

追い詰められた定信は、蔦重が提案した11代将軍・徳川家斉(城桧吏)を巻き込んだ策に賭けます。そして、治済は斎藤十朗兵衛と「入れ替わり劇」のような展開で、治済は権力の座から引きずり降ろされ、阿波へ幽閉されることに。

この時の蔦重の年齢は数え年で「45歳」です。

また、一橋治済が斎藤十朗兵衛と入れ替わり、阿波に送られたという事実は存在しません。このエピソードはあくまでドラマ『べらぼう』のフィクションです。

 

最終回【第48話】蔦重は脚気により死去、1797年(寛政9年)

写楽の役者絵を世に送り出した後も、蔦重は精力的に活動を続けていました。しかし、やがて脚気を患い、病に倒れてしまいます。

“江戸のメディア王”とも称された蔦屋重三郎は、1797年5月31日(寛政9年5月6日)、波乱に満ちた生涯に幕を下ろします。数え年で享年「48歳」でした。

【最終回】明確な描写はありませんが、蔦重と妻・ていのセリフの中で手代・みの吉(中川翼)が「二代目・蔦屋重三郎」として耕書堂を継ぐことが語られる場面がありました。

実際に耕書堂を継いだ「ニ代目・蔦屋重三郎」の史実については、以下の記事で解説しています。

ニ代目・蔦屋重三郎はみの吉(中川翼)?【べらぼう最終回】耕書堂を託された人物
ニ代目・蔦屋重三郎はみの吉(中川翼)【べらぼう最終回】耕書堂を託された人物NHK大河ドラマ「べらぼう」最終回、耕書堂を託されたのは手代・みの吉(中川翼)です。史実で蔦屋を継いでニ代目・蔦屋重三郎となったのは耕書堂の番頭だった「勇助」という人物です。...

 

まとめ

NHK大河ドラマ「べらぼう」主人公・蔦屋重三郎の年表と、歴史的な出来事を【まとめ】ました。

他にも「べらぼう」のキャスト・登場人物・スタッフ一覧は、以下をチェックしてください。

「べらぼう」キャスト・登場人物、スタッフ一覧
大河ドラマ「べらぼう」キャスト・登場人物、スタッフ一覧NHK大河ドラマ「べらぼう」のキャスト・登場人物・子役、制作しているスタッフをまとめました。...
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大森拓也
放送作家、物書き、フリーライター歴20年以上です。放送作家としての仕事については、以下のブログに記載しています。
大河ドラマ【再放送/見逃し】動画を見る方法
NHK大河ドラマ【再放送/見逃し】動画を見る方法

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