2024年4月1日(月)放送スタートの、第110作となるNHK連続テレビ小説「虎に翼」
ヒロイン・猪爪寅子は、「伊藤沙莉(いとう・さいり)」さんが演じます。「虎に翼」のあらすじは、以下の通りです。
寅子は戦前に日本初の女性弁護士となり、日本中から注目され憧れの的に。ところが、戦争へと突き進んでいく日本では法学を使える場は急速に消えてしまう。
戦後、寅子は裁判官になることを決意。寅子は困難な時代に道なき道を切り開き、弱者を救っていくリーガルエンターテインメント。
虎に翼【第42話】、猪爪家のラジオから「赤いリンゴに、くちびる寄せて~♪」と「リンゴの唄」が流れます。
「リンゴの唄」は戦後の大ヒット曲で、寅子のモデル「三淵嘉子」さんも好きで歌っていたそうです。
【第42話】ラジオから「リンゴの唄」三淵嘉子も懇親会の余興で歌った
虎に翼【第42話】「昭和二十一年(1946)十月」のテロップが入り、猪爪家のラジオから「赤いリンゴに、くちびる寄せて~♪」と「リンゴの唄」が流れます。
寅子(伊藤沙莉)の実在モデル「三淵嘉子」さんはこの曲が好きで、職場の懇親会の余興では、よく「リンゴの唄」を歌っていたそうです。
神野潔 (著)「三淵嘉子 先駆者であり続けた女性法曹の物語」に、以下の記載があります。
嘉子がにこやかに歌うと、まるで本当の赤いリンゴが歌っているかのような雰囲気だったそうで、皆が自然と唱和するような盛り上がりがありました。
出典:「三淵嘉子 先駆者であり続けた女性法曹の物語」P63
「虎に翼」ドラマ内で寅子は、戦前から「うちのパパとうちのママと並んだとき」の歌い出しで始まる「モン・パパ」を歌っているシーンがたびたび登場します。
もしかしたら戦後、寅子が「リンゴの唄」を歌うシーンがあるかもしれません。(※あくまで推測です)
並木路子「リンゴの唄」は戦後の大ヒット曲
「リンゴの唄」は、並木路子さんと霧島昇さんが歌い(霧島とのデュエットはオリジナル版のみ)、1946年1月にレコード発売され、戦後のヒット曲第1号となりました。
並木路子さんの歌声が、敗戦直後の日本の人々を元気づけた曲です。
作詞はサトウハチロー、作曲は万城目正。終戦直後に公開された、並木が主演の映画「そよかぜ」の主題歌および挿入歌として使用されました。
余談となりますが、前作「ブギウギ」の朝ドラ繋がりで、1948年1月には、福来スズ子(笠置シヅ子)が歌う戦後の大ヒット曲「東京ブギウギ」が発表されます。
まとめ
NHK朝ドラ「虎に翼」【第42話】、猪爪家のラジオから「リンゴの唄」が流れます。
「リンゴの唄」は戦後の大ヒット曲で、寅子のモデル「三淵嘉子」さんも好きで歌っていたそうです。寅子のモデルは、戦前に初の女性弁護士となった「三淵嘉子」さんです。
他にも「虎に翼」の登場人物・キャスト・スタッフ一覧は、以下でまとめています。
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