NHK連続テレビ小説「あんぱん」のヒロイン・朝田のぶは、「今田美桜」さんが演じます。「あんぱん」のあらすじは、以下の通りです。
漫画家「やなせたかし」さんと妻「暢(のぶ)」さんをモデルとしたオリジナル作品。昭和初期、高知で明るく奔放な少女・朝田のぶと、父を亡くした少年・柳井嵩が出会う。
戦後、嵩と再会したのぶは夢を追い東京へ。彼女を追いかけた嵩と共に、六畳一間の貧しい生活を楽しみながら二人は結婚。どんな困難も笑いに変えた彼らの未来には、『アンパンマン』が誕生する希望の物語が続く。
「あんぱん」のヒロインのぶ、のちの夫・嵩は、高知県長岡郡御免与町(※架空の町の名前)で育ちます。
高知のシーンでは聞き馴染みのない高知の方言が登場します。ドラマ内に登場する特徴的な「土佐弁」と意味をまとめました。
「あんぱん」土佐弁とは?高知の方言の特徴

坂本龍馬でお馴染みの「土佐弁」は高知県で話される方言で、語尾に「〜ちゅう」「〜やき」「〜ぜよ」などがつくのが特徴です。ただし、「ぜよ」は現在では日常的に使われることは少なく、一部地域や年配層で使われることがあります。
語気が強く豪快に聞こえる反面、親しみやすさや人情味も感じられるのが魅力です。イントネーションは関西弁に似ている部分もありますが、独特のリズムがあり、語尾を伸ばす話し方も多く、表現が豊かです。
「あんぱん」ドラマ内で出てくる印象的な土佐弁一覧

朝ドラ「あんぱん」で出てくる印象的な土佐弁と意味を紹介します。
ハチキン
「ハチキン」は土佐弁で、男勝りで芯の強い女性の意味。高知県女性の快活さや負けん気の強さを象徴する言葉です。

ヒロインの朝田のぶ(今田美桜)は、幼少期に「ハチキンおのぶ」と呼ばれ、ヒロインを象徴する言葉として使われます。
反対に、頑固で気骨のある男性を土佐弁で「いごっそう」と言います。
〜ぜよ
語尾に付く「〜ぜよ」は、断定の男らしい言い回しで、「〜だよ」「〜なんだ」にの意味です。
たまるかー
「たまるかー」は土佐弁で、驚いた時に使う言葉。「すごい」「ひどい」といったように、良い時、悪い時にも使う。
いね
「いね」は土佐弁で、「帰れ」という意味です。
しゃんしゃん
「しゃんしゃん」は土佐弁で、「さっさとしろ」「早くしろ」という意味です。
こじゃんと
「こじゃんと」は土佐弁で、「たくさん」「とても」という意味です。
おんちゃん
「おんちゃん」は土佐弁で、「おじさん」の意味です。
たっすい
「たっすい」は土佐弁で、「弱々しい」「頼りない」「薄っぺらい」の意味です。
もんてきてよ
「もんて」とはは土佐弁で、「戻って」「帰って」という意味です。「もんてきてよ」は、「帰ってきてよ」「戻ってきてよ」の意味になります。
※「土佐弁」が登場次第、順次更新中です!
まとめ

NHK朝ドラ「あんぱん」に登場する、印象的な「土佐弁」の意味を紹介しました。
他にも「あんぱん」のキャスト・スタッフ一覧は、以下でまとめています。
