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「光る君へ」中宮・藤原彰子の生涯とは?「見上愛」が演じる

「光る君へ」中宮・藤原彰子の生涯とは?「見上愛」が演じる

2024年1月7日スタートのNHK大河ドラマ「光る君へ」

「光る君へ」の主人公・紫式部を演じるのは「吉高由里子」さんです。そして、大石静さんが脚本を担当、あらすじは以下の通りです。

平安時代(10世紀後半)に、千年の時を超える恋愛長編小説「源氏物語」を書き上げた女性・紫式部/まひろ(吉高由里子)の物語。

紫式部/まひろは藤原道長(柄本佑)への思い、そして秘めた情熱とたぐいまれな想像力で、光源氏(光る君)のストーリーを紡いでゆく。きらびやかな平安貴族の世界と、懸命に生きて書いて愛した女性の一生を描く大河ドラマ。

 

「光る君へ」父・藤原道長(柄本佑)は自分の娘、藤原彰子を一条天皇に入内させます。

藤原彰子の史実、演じる女優「見上愛(みかみ・あい)」さんのプロフィールを紹介していきます。

※この記事の内容は、当サイトが運営する「YouTube」で解説しています。動画でご覧になりたい方は、以下をご視聴ください。

 

「第35話」一条天皇と藤原彰子が結ばれる

大河ドラマ「光る君へ」では一条天皇(塩野瑛久)は、最初の妻である藤原定子(高畑充希)を深く愛しており、彰子が入内した後も、定子への寵愛は変わりませんでした。

定子が亡くなった後も、一条天皇は中宮・彰子に心を開くことはなく、距離を置いていました。

まひろ(吉高由里子)は中宮・彰子(見上愛)に仕えるようになり、「光る君へ」第35話で、まひろは率直な気持ちを天皇に伝えるよう彰子に助言します。

涙を流しながら彰子は「お上、お慕いしております!」と、自らの想いを天皇に告げる場面が描かれます。彰子の真摯な言葉を聞いた一条天皇は、彼女の純粋な心に心を動かされます。

そして、寛弘4年(1007年)の暮れ、彰子が20歳の時に、入内から8年を経て一条天皇と初めて結ばれます。

「光る君へ」では最初、一条天皇が彰子を遠ざけるという設定でしたが、一条天皇は彰子を寵愛していたとされ、これはフィクションの要素が強いです。彰子は一条天皇と定子の間に生まれた第一皇子・敦康親王の養育を任されており、これは天皇の信頼の表れと考えられています。

藤原彰子は、一条天皇の中宮として非常に重要な役割を果たしました。以下より、中宮・藤原彰子の史実を紹介していきます。

 

藤原彰子(ふじわらのあきこ)とは?史実を紹介

藤原彰子(ふじわらのあきこ)とは?史実を紹介

藤原彰子(ふじわらのあきこ/しょうし、988年-1074年)は、平安時代中期の日本の貴族であり、第66代一条天皇の中宮です。「彰子」は「あきこ」とも「しょうし」とも読まれます。

彰子は藤原道長の長女として生まれ、後に第68代「後一条天皇」と第69代「後朱雀天皇」の生母となります。

 

彰子の生い立ちから入内

藤原彰子は988年、藤原道長と源倫子の間に生まれました。道長は政治的な権力を強化するため、12歳で彰子を一条天皇に入内させました。

当時、一条天皇にはすでに藤原定子という后がいましたが、道長は定子を「皇后」、彰子を「中宮」として並立させることでこの状況を正当化します。

藤原道長が実現させた「一帝二后(いっていにこう)」については、以下でまとめています。

「光る君へ」一帝二后(いっていにこう)とは?歴史的背景、史実を解説
「光る君へ」一帝二后(いっていにこう)とは?歴史的背景、史実を解説NHK大河ドラマ「光る君へ」でも描かれる、藤原道長の政策「一帝二后(いっていにこう)」について解説します。...

 

彰子の政治的役割と家庭

彰子は知的で正義感が強く、公平な性格で知られていました。(ただし、具体的な性格描写は後世の解釈によるところが大きい)

彰子はライバルであった定子の遺児である敦康親王を養母として育て、一条天皇との間に敦成親王(後一条天皇)と敦良親王(後朱雀天皇)をもうけます。

 

彰子が生んだ皇子により藤原道長の権力基盤が強化

中宮・彰子が一条天皇の子供を生んだことにより、藤原道長の権力基盤が強化されました。彰子が生んだ敦成親王(後一条天皇)と敦良親王(後朱雀天皇)はいずれも天皇となり、道長はその祖父として政治的な影響力を持ちます。

道長は「一家立三后」という状況を実現し、自分の娘たちを三人も天皇の后にすることで、藤原家の権威を高めました。これにより、道長は政治的な力を維持し、さらには拡大することができました。

 

宮中の文芸サロンと紫式部との関係

彰子は宮中で文芸サロンを開き、紫式部や赤染衛門、和泉式部など、多くの才能ある女性たちを招きました。

特に「源氏物語」の作者・紫式部とは、深い関係があったと言われています。紫式部は、彰子にこっそりと漢文を教えていたことでも知られています。

 

彰子の晩年と影響

彰子は出家後も国母として政治に影響力を持ち続けました。彼女は87歳という平安時代としては非常に長寿を全うし、その生涯を通じて平和と安定を願い続けました。

藤原彰子の生涯は、平安時代の摂関政治や文化に大きな影響を与え、後世の和歌文化や文学にも大きな影響を及ぼしました。

 

藤原彰子を演じる「見上愛」プロフィール

藤原彰子を演じるのは、女優の「見上愛(みかみ・あい)」さんです。プロフィールは以下の通りです。

生年月日 2000年10月26日
出身 東京都

2019年、ドラマ「ボイス 110緊急指令室」で初出演し、女優デビュー。ドラマ「恋はつづくよどこまでも」でレギュラー出演。

2022年にはドラマ「liar」で初主演、2024年の映画「不死身ラヴァーズ」で単独初主演を果たす。

NHK大河ドラマへの出演は、「光る君へ」が初めてになります。

 

まとめ

NHK大河ドラマ「光る君へ」中宮・藤原彰子は、女優の「見上愛」さんが演じます。

他にも「光る君へ」のキャスト・登場人物・スタッフ一覧は、以下をチェックしてください。

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大河ドラマ【再放送/見逃し】動画を見る方法
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