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「虎に翼」寅子は戦後「裁判官」を目指す、「判事」との違いは?

「虎に翼」寅子は戦後「裁判官」を目指す、「判事」との違いは?

2024年4月1日(月)放送スタートの、第110作となるNHK連続テレビ小説「虎に翼」

ヒロイン・猪爪寅子は、「伊藤沙莉(いとう・さいり)」さんが演じます。「虎に翼」のあらすじは、以下の通りです。

日本初の女性弁護士で、後に裁判官となったヒロイン・猪爪寅子(いのつめ・ともこ)の物語。

寅子は戦前に日本初の女性弁護士となり、日本中から注目され憧れの的に。ところが、戦争へと突き進んでいく日本では法学を使える場は急速に消えてしまう。

戦後、寅子は裁判官になることを決意。寅子は困難な時代に道なき道を切り開き、弱者を救っていくリーガルエンターテインメント。

 

寅子は新しい「日本国憲法」が公布された戦後、再び法律家の道を進み始めます。寅子は家庭裁判所設立に尽力し、東京家庭裁判所判事補となり「裁判官」になります。

 

「虎に翼」寅子は戦後「裁判官」を目指す

「虎に翼」寅子は戦後「裁判官」を目指す

戦前に女性初の弁護士となった寅子ですが、妊娠後、周りからの圧力もあり弁護士をやめることになります。

さらに、太平洋戦争の戦局が悪化すると、寅子は多くの悲劇に見舞われます。

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そして戦後、新しい「日本国憲法」が公布されると、寅子は法律家の道を再び志し、法曹会館・人事課で働く桂場等一郎(松山ケンイチ)に会いに行きます。

男女平等となった法律の下で、戦前は女性がなることができなかった「裁判官」としての採用を願い出ます。

そして、寅子は家庭裁判所設立に尽力、1949年(昭和24年)に、東京家庭裁判所判事補となり、女性として「裁判官」になります。

寅子の実在モデル「三淵嘉子」さんも、1947年「裁判官採用願い」を司法省に提出。

そして、1949年6月4日に初の女性判事補となった石渡満子さんに次いで、「三淵嘉子」さんは6月28日に「東京地裁判事補」、1952年には「名古屋地方裁判所」で判事となってます。

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「裁判官」と「判事」の違いは?

虎に翼「裁判官」と「判事」の違いは?

ドラマにたびたび出てくる「判事」とは、基本的に「裁判官」の役職の一つです。

日本の「裁判所法」によると裁判官は「最高裁判所長官、最高裁判所判事、高等裁判所長官、判事、判事補、簡易裁判所判事」に分かれます。

「裁判官」は、裁判所において裁判業務を行う法律の専門家全体を指す総称です。このため「裁判官」には、「判事」という言葉の意味が含まれます。

「裁判官」という言葉は、「判事」を含む、裁判所内のさまざまなポジションにある法律の専門家を包括する用語です。

 

まとめ

NHK朝ドラ「虎に翼」寅子は新しい「日本国憲法」が公布された戦後、再び法律家の道を進み「裁判官」になります。

ドラマにも出てくる「判事」と「裁判官」の違いについても紹介しました。

他にも「虎に翼」の登場人物・キャスト・スタッフ一覧は、以下でまとめています。

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