「風、薫る」に原作はある?原案・元ネタは「明治のナイチンゲール 大関和物語」
NHK連続テレビ小説「風、薫る」のダブルヒロインは、「見上愛」さんと「上坂樹里」さんです。ドラマのあらすじは、以下の通りです。
明治18年、日本初の看護婦養成所が誕生した時代。シングルマザーの一ノ瀬りん(見上愛)と、教会で育った大家直美(上坂樹里)は運命に導かれ同じ養成所へ入所する。
正反対のふたりは「看護とは何か」を問いながらぶつかり合い成長し、やがて最強のバディとして新たな時代を切り拓いていく。
朝ドラ「風、薫る」には原作本はありません。ただし、原案となった著書があります。
「風、薫る」の原案本・元ネタは『明治のナイチンゲール 大関和物語』
「風、薫る」の原案となったのは、田中ひかるさんが著した『明治のナイチンゲール 大関和物語』(中央公論新社)です。
明治時代、当時は「賤業(せんぎょう/いやしい仕事と見なされた職業)」と見なされていた看護婦の仕事に人生をかけた女性・大関和(おおぜき・ちか)の生涯を描いたノンフィクションです。
和と、彼女を支え続けた鈴木雅という二人のシングルマザーが、日本の近代看護の礎を築いていく物語です。
コロナ禍が「風、薫る」ドラマ化のきっかけに
制作統括の松園武大さん(NHK)のインタビュー記事によると、コロナ禍の朝ドラ「エール」制作時に、困難な状況でも患者に寄り添う看護師たちの姿を目にして、看護の歴史に興味を持ったことがきっかけだったとのことです。
その後、日本の看護のパイオニア・大関和と鈴木雅の存在を知り、ドラマ化へとつながっていきました。
出典:NHKドラマ・ガイド「風、薫る」P120
「風、薫る」は原作なし・原案ありのオリジナルストーリー
ただし、『明治のナイチンゲール 大関和物語』はあくまで「原案」であり、ドラマの「原作」ではありません。
ドラマ「風、薫る」は、田中ひかるさんの作品を原案としながら、フィクションとして制作されています。主人公の名前や設定はオリジナルですが、物語には実在モデルや原案のエッセンスが取り入れられており、朝ドラとして再構成されています。
「風、薫る」の実在モデルは大関和・鈴木雅
「風、薫る」には2人のヒロインが登場します。それぞれの実在モデルは、以下の通りになります。
一ノ瀬りん(見上愛)の実在モデルは大関和(おおぜき・ちか)
見上愛さんが演じる「一ノ瀬りん(いちのせ・りん)」のモチーフは、大関和(おおぜき・ちか)です。
大関和は「日本のナイチンゲール」とも呼ばれる、近代看護の先駆者として知られています。
実在モデル・大関和さんの史実、経歴については以下の記事で解説しています。
大家直美(上坂樹里)の実在モデルは鈴木雅(すずき・まさ)
上坂樹里さんが演じる「大家直美(おおや・なおみ)」のモチーフは、鈴木雅(すずき・まさ)です。
鈴木雅は、大関和とともに近代看護の草創期を支えた人物として知られています。
実在モデル・鈴木雅さんの史実、経歴については以下の記事で解説しています。
まとめ
朝ドラ「風、薫る」は、田中ひかるさんが書いた『明治のナイチンゲール 大関和物語』を原案に、オリジナルストーリーとして展開されます。
他にも「風、薫る」のキャスト・スタッフ一覧は、以下でまとめています。
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