2024年4月1日(月)放送スタートの、第110作となるNHK連続テレビ小説「虎に翼」
ヒロイン・猪爪寅子は、「伊藤沙莉(いとう・さいり)」さんが演じます。「虎に翼」のあらすじは、以下の通りです。
寅子は戦前に日本初の女性弁護士となり、日本中から注目され憧れの的に。ところが、戦争へと突き進んでいく日本では法学を使える場は急速に消えてしまう。
戦後、寅子は裁判官になることを決意。寅子は困難な時代に道なき道を切り開き、弱者を救っていくリーガルエンターテインメント。
「虎に翼」【第4週・第5週】、寅子の父・猪爪直言が逮捕される「共亜事件」が描かれます。
「共亜事件」の判決文「あたかも水中に月影を掬い(すくい)あげようとするかのごとし」について紹介します。
第25話「共亜事件」の判決文が読み上げられる
汚職事件「共亜事件」により、帝都銀行の経理課長だった寅子の父・猪爪直言(岡部たかし)は警察に逮捕されます。
一年半に及んだ直言の「共亜事件」は、【第25話】に結審の日を迎え、判決文が読み上げられます。
「虎に翼」【第25話】2024/05/03
昭和11年12月。一年半に及んだ直言(岡部たかし)の「共亜事件」がいよいよ結審の日を迎えた。寅子(伊藤沙莉)とはる(石田ゆり子)は傍聴席から直言を見守り、法廷の外では優三(仲野太賀)やよね(土居志央梨)たちが待っていた。裁判長の武井(平田広明)が言い渡した判決は―。判決後、穂高(小林薫)は桂場(松山ケンイチ)と酒を酌み交わし、判決文に込められた思いを絶賛する。
出典:NHK番組表
桂場等一郎(松山ケンイチ)が作成した判決文を、裁判長・武井(平田広明)が読み上げます。
「あたかも水中に月影を掬いあげようとするかのごとし」
水に映った月影をすくいあげようとするように、事件は検察の「でっちあげ」で、証拠不十分ではなく犯罪の事実が存在しないと、裁判で認めるものでした。
この判決により直言を含め、全員が無罪となります。
実際の事件「帝人事件」で「石田和外」裁判官が判決文を作成
「共亜事件」のモチーフとされる汚職事件は、「帝人事件」です。
実際に、桂場等一郎(松山ケンイチ)の実在モデル「石田和外」さんが、「帝人事件」の第一審裁判を担当しています。
「石田和外」さんは「帝人事件」の判決で「水中に月影を掬(きく)が如し」の名文句で、全員に無罪を言い渡し、「司法界に石田あり」と注目されました。
「帝人事件」の詳細については、以下をチェックしてください。
また、松山ケンイチさん演じる実在モデル「石田和外」さんについては、以下で詳細をまとめています。
まとめ
NHK朝ドラ「虎に翼」汚職事件「共亜事件」の判決文「あたかも水中に月影を掬いあげようとするかのごとし」について紹介しました。
他にも「虎に翼」の登場人物・キャスト・スタッフ一覧は、以下でまとめています。
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