NHK連続テレビ小説「カーネーション」は2011年10月3日にスタートして2012年3月31日まで全151回放送されたドラマです。
「カーネーション」は2021年10月25日よりBS12で再放送です。※現在は放送終了しています。
朝ドラ85作目となる「カーネーション」のヒロイン・小原糸子役は尾野真千子さんが演じています。(幼少期は二宮星さん、晩年は夏木マリさんが演じています)
大正2(1913)年、大阪・岸和田を舞台に呉服屋の長女・小原糸子が幼少時に初めて見た洋服に一目惚れ。ミシンとも運命的な出会いを果たし、21歳で自らの洋裁店を開店。店を切り盛りしつつ、女手一つで3姉妹を育てるパワフルな女性の一代記です。
「カーネーション」の元ネタ、実在モデルは世界的に活躍するデザイナー「コシノヒロコ」「コシノジュンコ」「コシノミチコ」3姉妹の母親「小篠綾子(こしの あやこ)」さんです。
朝ドラ「カーネーション」に実在モデル、原作などについて解説していきます。
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「カーネーション」の元ネタ・原作は「コシノ洋装店ものがたり」
朝ドラ「カーネーション」は脚本家・渡辺あやさんが手掛けた、実在モデル・小篠綾子さんの実話に基づくフィクションストーリーです。
原作についての明確な記述はありませんが、小篠綾子さんはいくつかの著書を残しています。その著書などを参考に脚色されて「カーネーション」が描かれています。
その中でも2001年出版された「やんちゃくれ コシノのお母ちゃんと三姉妹の奮闘記」が「カーネーション」の元となる自叙伝と思われます。
この書籍は「カーネーション」の2011年の放送時期に合わせてに「コシノ洋装店ものがたり」として文庫化されています。
尾野真千子演じるヒロイン小原糸子の実在モデルは「小篠綾子」
【今日の墓碑銘】
2006年3月26日。小篠綾子が死去。ファッションデザイナー。大阪・岸和田市でミシン一台からコシノ洋装店を開業。世界的なデザイナーとして知られるコシノ三姉妹を女手一つで育て上げた。1988年には「アヤコ・コシノ」ブランドを創設し生涯現役を貫いた
(92歳・脳梗塞) #生寄死帰 pic.twitter.com/o0CG8Lbx6W— 義視💸 (@kamo1868) March 25, 2019
前述の通り、尾野真千子さんが演じるヒロイン・小原糸子の実在モデルは「小篠綾子(こしのあやこ)」さんです。
世界的に活躍するデザイナー「コシノヒロコ」「コシノジュンコ」「コシノミチコ」3姉妹を女で一人で育てあげました。
綾子の名前には、一生糸に関わる仕事に就けるようにと名付けられたそうです。そのためドラマの役名には「糸子」となっています。
実在モデル「小篠綾子」さんのプロフィールは以下の通りです。
1913年(大正2年)、呉服屋の長女として生まれる。綾子という名前は、一生糸に関わる仕事に就けるようにと名付けられた。15才でミシン踏みの修行から洋裁の道に進み、岸和田にコシノ洋装店を開業。その後結婚し、24歳で長女ヒロコを出産、以後終戦までに次女ジュンコ、三女ミチコが誕生し、その間オートクチュールの草分け的ヒットを生む。30歳のとき、紳士服のテーラーだった夫が出征し戦地で病死。戦後は女手一つで娘3人を育てる。三姉妹が世界的なデザイナーとして活躍するようになった後も岸和田で洋装店を続けた。2006年、脳梗塞で帰らぬ人に。享年92歳。
出典:NHK公式HP
朝ドラの中の役名は、実在のコシノとは違い以下のように、「小原」に変わっています。母親と3姉妹との役名は以下のとおりです。
- 小篠綾子 ⇒ 小原糸子(尾野真千子)※ヒロイン
- コシノヒロコ ⇒ 小原優子(新山千春)※長女
- コシノジュンコ ⇒ 小原直子(川崎亜沙美)※次女
- コシノミチコ ⇒ 小原聡子(安田美沙子)※三女
実在モデルとは、微妙に名前が変わった役名になっています。
「カーネーション」のタイトルの意味・由来は?
「カーネーション」と言えば、母の日に贈る花として有名です。NHKの朝ドラとしては一般名がタイトルになるのは珍しい方かと思います。
「カーネーション」のタイトルの意味は、製作発表資料に以下のように記述されています。
母の日に贈る花として世界中で愛されているカーネーション。花言葉は「情熱」と「母の愛情」。この物語のヒロインの人生はカーネーションにたとえられます。女性を美しくする洋服を作ることに打ち込んだ「情熱」の青春時代。そして仕事にほんろうされながらも三人の子育てに奮闘した「母の愛情」の後半生。昭和という時代の荒波をかき分けて必死に生きてきた日本の母親たち、そして母親を慕うすべての人たちに贈る、家族の絆の物語。それが連続テレビ小説「カーネーション」です。
ヒロインの人生ドラマが、カーネーションの花言葉の「情熱」と「母の愛情」に合っているのでタイトルとして付いたようです。
また、朝ドラ「カーネーション」の各週ごとのサブタイトルは花言葉から取られています。
第1週は「ひまわり」の花言葉「あこがれ」、そして第2週は「プリムラ」の花言葉「運命を開く」といったように第26週までサブタイトルが付いています。最終回を迎える第26週は「カーネーション」の花言葉「あなたの愛は生きています」です。
まとめ
朝ドラ「カーネーション」のヒロイン・小原糸子(尾野真千子)の実在モデルは、世界的デザイナー「コシノヒロコ」「コシノジュンコ」「コシノミチコ」3姉妹を女で一人で育てた母親「小篠綾子」さんです。
原作についての明確な記述はありませんが、小篠綾子さんはいくつかの著書を残しています。
その中でも2001年出版された「やんちゃくれ コシノのお母ちゃんと三姉妹の奮闘記」が「カーネーション」の元となる自叙伝と思われます。
この書籍は「カーネーション」の2011年の放送時期に合わせてに「コシノ洋装店ものがたり」として文庫化されています。
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