2021年5月17日スタートの第104作となるNHK連続テレビ小説「おかえりモネ」
ヒロイン・永浦百音(ながうらももね)を演じるのは「清原果耶(きよはらかや)」さんです。
「おかえりモネ」は宮城・登米で育ったヒロインが、気象予報士を目指して上京し、やがて故郷の島(亀島)へ戻り地域に貢献する姿を描くオリジナルストーリーです。
高校卒業後に宮城県気仙沼市にある離島・亀島を離れ、宮城県登米の米麻町森林組合で働くヒロインの百音。
「おかえりモネ」の登米編では宮城県登米市の郷土料理「はっと汁(はっとじる)」や「油麩丼(あぶらふどん)」が出てきます。
「おかえりモネ」に登場する郷土料理を紹介します。
宮城県登米市登米町の名物「油麩(あぶらふ)」
百音が働く宮城県登米は、「油麩(あぶらふ)」が名物です。
宮城県の有能食材を知らんとは(‘ω’`)油麩には無限の可能性があるんだ pic.twitter.com/WA5csGCH8U
— しぽ (@sippo_111) June 25, 2021
「油麩」は、登米がある宮城県北部や岩手県南部で食べられている、麩を油であげた食材です。高タンパクで低カロリーのヘルシー食材としても知られています。
宮城県登米市の郷土料理「はっと汁」は油麩を使う
#はっと汁 とは、古くから伝わる登米の郷土料理です。
小麦粉に水を加えてよく練り、熟成させて薄く伸ばした生地を、しょうゆ仕立ての汁に入れてゆで上げた料理🥢
ほかにも、お湯でゆでて、小豆やずんだなどに絡めたり、さまざまな食べ方があるそうです♪#おかえりモネ #朝ドラ #登米 pic.twitter.com/jfOciwL6ro
— 「おかえりモネ」5/17スタート! (@asadora_nhk) May 24, 2021
「はっと汁」は茨城県・福島県・岩手県・宮城県などに伝わる、小麦粉に水を加え、指で薄く伸ばして、醤油だしで仕上げた郷土料理です。
場所によって具材や作り方はいろいろあるようですが、練った小麦粉をうすぐ伸ばして、醤油仕立ての汁に入れ茹であげるのは共通のようです。
小麦粉に水を加え,耳たぶ程度のかたさになるまでよく練り,適当な時間(季節により異なります)寝かせる。そして,その熟成した生地を,指で薄~く延ばしながら醤油仕立ての汁に入れ茹であげます。
出典:宮城県公式Webサイト
百音が就職した宮城県登米の場合は、登米地方の名産の「油麩(あぶらふ)」をはっと汁に入れるのが特徴です。
はっと汁の「はっと」は”ご法度”が由来
「おかえりモネ」のドラマ内で、モネの上司の佐々木課長(浜野謙太)が【その昔、殿様があまりの美味しさに庶民が食べること禁じ「ご法度の汁」と呼ばれた】
と解説するシーンがありました。
はっと汁の「はっと」は”ご法度”というのは、いくつかある由来の中の一つのようです。
「おかえりモネ」に度々登場する「はっと汁」
百音が「登米夢想」にある米麻町森林組合で働いてときにも、カフェ「椎の実」の常連メンバーで「はっと汁」を作るシーンがありました。
他にも百音がお盆休みで地元・気仙沼亀島に帰った時に、妹・未知が祖父や家族と喧嘩をしたシーン【第4週】にありました。
カキ養殖の未来を真剣に考える未知。
これまで抱いてきた思いが爆発してしまいました。#おかえりモネ #朝ドラ#蒔田彩珠 #藤竜也 #内野聖陽 #鈴木京香 pic.twitter.com/AXb67bYT3R
— 「おかえりモネ」5/17スタート! (@asadora_nhk) June 9, 2021
家族が険悪なムードの中、モネが機転を利かせ、登米で教えてもらった「はっと汁」を作ろうと提案します。家族みんなで小麦粉を練って、仲直りする印象的なシーンがありました。
はっと汁は通販「楽天市場」「ヤフーショッピング」で購入可能
材料や出汁などがセットになった登米市の「はっと汁」は通販「楽天市場」「ヤフーショッピング」で購入することも可能です。
セットを利用すれば、簡単に「はっと汁」が料理できて、楽しめます。
※ただし、油麩などは付いていない場合は、より登米の「はっと汁」に近づけるためには別途用意する必要があります。
宮城県登米市登米町の名物「油麩丼(あぶらふどんぶり)」
夜ごはんは油麩丼にしました🥢油麩丼は宮城県登米市の飲食店で食べられるみたいです🥰宮城においでよってやつですねw pic.twitter.com/sw8SpiZcpC
— VURI系へいさま (@h_sy_c) June 28, 2021
宮城県登米の名物「油麩」を作ったどんぶりが「油麩丼(あぶらふどんぶり)」です。
仙台や登米でなどのお店などのメニューにあります。油麩があれば、家でも作れそうです。
※「油麩丼」は肉を使わずに、ボリュームのある丼になるヘルシーな人気料理です。
「おかえりモネ」に、たびたび登場する「油麩丼」
第1週でヒロインの百音が、無愛想な菅波先生の診療所に、お昼ごはんの「油麩丼」を届けるシーンがありました。
また第7週で、お天気キャスター朝岡覚(西島秀俊)が再び訪れた時、若い会社の気象予報士「野坂碧」「内田衛」を連れてきます。
その時の歓迎会でも「油麩丼」が振る舞われました。
「油麩丼」のレシピ・用意する食材
宮城県登米市登米町には「油麩丼の会」があるほどの郷土料理です。
用意する食材は以下の通りです。油麩さえ取り寄せれば、家でも作れそうです。
材料:1人前
- 油麸(1cm位の輪切りにしたものを6枚)
- 長ネギ 1/4本(又は、玉ネギでもよい)
- 卵 1個
- だし汁 75cc
- 砂糖 大さじ1/4
- しょうゆ 大さじ1
- みりん 大さじ1
出典:「油麩丼の会」HP
作り方は以下の通りです。
- 鍋にだし汁を入れ軽く沸騰させ、砂糖・しょうゆ・みりんを加え、 かき混ぜます。
- そこに、斜め薄切りにした長ネギと、輪切りにした油麩を入れます。
- 油麸を裏表しながら、煮汁をしみこませます。
- 一煮立ちしたら、溶き卵を回し入れ、半熟程度に火を通します。
- 丼に盛ったご飯の上にのせて、出来上がり。
- お好みで、紅ショウガ等をのせます。
出典:「油麩丼の会」HP
「油麩」「油麩丼セット」は通販「Amazon」「楽天市場」「ヤフーショッピング」で購入可能
油麩は、大手通販サイトで購入可能です。
他にも出汁がセットになった「油麩丼セット」もあります。
まとめ
「おかえりモネ」に登場する登米市の名物「油麩(あぶらふ)」がたびたび登場します。
「はっと汁」は茨城県・福島県・岩手県・宮城県などに伝わる小麦粉を練ってつくる郷土料理です。登米の場合は「油麩」を入れるのが特徴です。
「油麩丼」は油麩を使った高タンパクで低カロリーのヘルシー料理です。
他にも登米の名産「組手什(くでじゅう)」に関しては、以下でまとめています。
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