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NHK朝ドラ「あぐり」元ネタ・原作、実在モデルは誰?美容師・吉行あぐり

NHK朝ドラ「あぐり」元ネタ・原作、実在モデルは誰?美容師・吉行あぐり

NHK連続テレビ小説「あぐり」は1997年4月7日にスタートして10月4日まで全156回放送されたドラマです。

朝ドラ56作目となる「あぐり」のヒロイン・あぐり役は田中美里さんが演じています。あぐりの夫は野村萬斎さん演じる望月エイスケです。

大正から昭和にかけてヒロイン・あぐりが美容師としての情熱を描いた物語です。

「あぐり」の元ネタ、実在モデルは90歳を過ぎても現役だった美容師「吉行あぐり」さんです。


ヒロイン・あぐりの実在モデルは「吉行あぐり(よしゆきあぐり)」

「吉行あぐり」さんは昭和から戦後の洋髪美容業界を牽引した美容師です。

「吉行あぐり」さんは1907年に岡山県生まれ、日本の美容を築いた山野千枝子さんに師事。90歳まで現役の美容師として働きます。2015年、107歳で亡くなるまで美容師の後継者を指導した存在です。

 

働く女性・働く母親の道をいち早く歩んだ吉行あぐり。98歳まで現役美容師を続けた。吉行淳之介、和子、理恵の3人の子どもを女手ひとつで育て上げ、その半生は朝の連続テレビ小説「あぐり」のモデルとなり、多くの人の共感を得た。

明治40年、岡山県岡山市生まれ。高等女学校在学中の大正12年、15歳で吉行エイスケと結婚する。16歳で長男・淳之介を出産し上京。「女性も職業を持つべし」というエイスケの勧めで、日本美容界の草分け、山野千枝子の内弟子となり最新の技術を学ぶ。昭和4年独立し、新進美容家として注目された。3人の子に恵まれ幸福を得たかに見えた矢先、昭和15年、夫・エイスケが33歳の若さで急死し生活は一変。さらに翌年、太平洋戦争が開戦し美容は悪徳視される中で、弱音を吐かずに働き続け、働く女の覚悟を娘たちに見せた。戦後、美容室を再建。70代になっても意欲は衰えず『理想の美容室』を追求、高齢者限定の美容室スタイルを樹立した。平成6年、最大の理解者・長男淳之介に先立たれ深い悲しみにくれるが心を立て直し、90歳からは娘・和子と海外旅行に出かけるなど好奇心と行動力を持ち続けた。『心は未だ老いず』を座右の銘とし常に前を向き生きる親の背中を見せ続けた107歳。しなやかな生き方が語られる。

出典:NHK公式HP

 

「吉行あぐり」さんの娘さんは、女優でエッセイストの「吉行和子」さんです。

 

「あぐり」の元ネタ・原作は「梅桃(ゆすらうめ)が実るとき」

1997年に放送された朝ドラ56作目「あぐり」は、1985年に出版された「吉行あぐり」さんの自伝「梅桃(ゆすらうめ)が実るとき」です。



自伝の内容は以下の通りです。

作家・故吉行淳之介、詩人・吉行理恵、女優・吉行和子。三人の特異な個性を伸ばし育てた母は、自身も美容界の草分けとしてひたすらに駆け抜け、89歳の今も美容師を続ける。15歳の結婚から始まった波瀾の人生。

 

「梅桃(ゆすらうめ)が実るとき」を原作として、朝ドラの脚本家・清水有生(しみずゆうき)さんが脚色しています。

 

「あぐり」という変な名前・変わった名前の理由

ちなみに「あぐり」という変わった名前が付いた理由は、長男が欲しかった「あぐり」の実家の川村家は、女の子の誕生が続いたからです。

ドラマ内でも解説がありましたが、三女として誕生した「あぐり」という名前には「もうこれ以上女の子はいらいない」「最後の女の子であってほしい」という願いが込められているそうです。

 

望月エイスケの実在モデルは「吉行エイスケ(よしゆきえいすけ)」

野村萬斎さんが演じたあぐり夫・望月エイスケの実在モデルは昭和初期に詩人・小説家として活躍した「吉行エイスケ(よしゆきえいすけ)」です。

 

昭和初期に活動したダダイスト詩人・小説家で、当時は厭世観・閉塞感から、ダダイスムが流行した既成の秩序や常識を否定する運動です。

ドラマと同様に20代後半には執筆活動を辞め、株式を生業とする。34歳にて急死します。

 

ちなみに淳之介を演じる子役として「生田斗真」さんが子役としてデビューしています。

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チェリー山岡の実在モデルは「山野千枝子(やまのちえこ)」

朝ドラ内のあぐりの師匠はチェリー山岡先生(演じるのは名取裕子)です。実在のモデルは「山野千枝子(やまのちえこ)」さんです。

山野千枝子さんはパーマネント・ウェーブやコールド・パーマなどの技術を広めた、日本の美容業界のパイオニアです。

ドラマの通り、あぐりの実在モデル「吉行あぐり」さんも、山野千枝子さんのお弟子さんの1人です。

 

婦人雑誌「婦人現代」は「婦人画報」がモデルかも?

喫茶店「カフェ・セラヴィ」のマダム・上原世津子(演じるのは草笛光子)は、文士を育て雑誌「婦人現代」を創刊します。

ドラマ内の「婦人現代」は1905年に創刊された「婦人画報」がモデルとされているかもしれません。※あくまで推測です※

「婦人画報」は現時点(2021年7月)でも発行されている日本最古の女性誌です。

「婦人画報」は1942年には太宰治の短編小説「恥」を掲載したり、ドラマのモデル「吉行あぐり」を、デビューの頃(昭和5年6月号)から特集するなどしていました。

 

まとめ

朝ドラ「あぐり」の実在モデルは、美容業界の草分け的存在だったは「吉行あぐり」さんです。

原作は「吉行あぐり」さんの自伝「梅桃(ゆすらうめ)が実るとき」です。


 

ヒロイン・あぐりには3人の子供がいます。時間の流れに合わせて、さまざまな子役が演じていますが、「生田斗真」さんも子役デビューとして長男・望月淳之介を演じています。

あぐりには子供を演じた子役・俳優は以下をチェックしてください。

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