NHK連続テレビ小説「風、薫る」のダブルヒロインは、「見上愛」さんと「上坂樹里」さんです。ドラマのあらすじは、以下の通りです。

明治18年、日本初の看護婦養成所が誕生した時代。シングルマザーの一ノ瀬りん(見上愛)と、教会で育った大家直美(上坂樹里)は運命に導かれ同じ養成所へ入所する。

正反対のふたりは「看護とは何か」を問いながらぶつかり合い成長し、やがて最強のバディとして新たな時代を切り拓いていく。

 

りんと直美の年齢は今何歳なのか?シーン別に、あらすじと年齢を【年表】にまとめて解説します。

 

朝ドラ「風、薫る」りんと直美の年齢・生年月日・年齢差は?

朝ドラ「風、薫る」りんと直美の年齢・生年月日・年齢差は?

朝ドラ「風、薫る」の二人のヒロイン・一ノ瀬りんと大家直美の生年月日は、ドラマ内では公式に発表されていません。

【第1話】の時代設定は1882年(明治15年)で、このとき「りんも直美も17歳」という設定でドラマが始まっています。この設定から逆算すると、2人ともに1865年(慶応元年)ごろの生まれと推測されます。

また、2人の年齢差はありません。実在モデルとなった大関和さんと鈴木雅さんも同い年であり、ドラマでも同年代の設定になっていると考えられます。

それぞれ、モデルとなった人物の生年月日は以下になります。

  • りんの実在モデル⇒大関和(1858年5月23日)
  • 直美の実在モデル⇒鈴木雅(1858年2月9日)

史実では、大関和さんと鈴木雅さんはともに1858年生まれで、生まれ月は約3か月違いです。【第1話】の時代設定である1882年(明治15年)時点では、2人とも23〜24歳ごろにあたります。

一方、ドラマ「風、薫る」第1話では、りんも直美も17歳として描かれています。つまり、ドラマでは実在モデルより6歳ほど若い設定になっていることになります。これはドラマとしての演出上の設定であり、実在モデルの史実とは異なります。

そのため、ドラマの設定では、りんと直美は2人とも1865年(慶応元年)ごろの生まれと推測できます。

また、実在モデルの大関和と鈴木雅、それぞれの史実や生涯については、以下の記事で詳しくまとめています。

 

「風、薫る」りんと直美の年表・あらすじ|年齢と時代背景を一覧で解説

「風、薫る」りんと直美の年表・あらすじ|年齢と時代背景を一覧で解説

りんと直美の年齢を、シーンごとの出来事とあらすじに沿って年表で紹介します。前述の通り、2人ともに1865年(慶応元年)生まれと仮定して紹介します。

また、当時は「数え年」が一般的です。「数え年」は生まれた時点で1歳とし、その後は毎年1月1日に1歳を加えていきます。以下の年表では、わかりやすさを優先してすべて「満年齢」で記載しています。

ただし、ドラマ内のセリフで登場人物の年齢が語られる場合は「数え年」で表現されている可能性があるため、年表と1歳のズレが生じることがあります。

出来事 りん&直美の年齢 西暦
りん&直美が生まれる 0歳 1865年(慶応元年)
【第1週】りんは那須、直美は東京で暮らす 17歳 1882年(明治15年)
【第2週】りんの娘・環が3歳 21歳 1886年(明治19年)
【第3週】りんが瑞穂屋で働く 21歳 1886年(明治19年)
【第4・5週】看護婦を目指す 21歳 1886年(明治19年)12月
【第6週】バーンズに看護を学ぶ 22歳 1887年(明治20年)6月
【第7週】帝都大学で見習い実習 22歳 1888年(明治21年)冬

 

【第1週】りんは那須、直美は東京で暮らす|1882年(明治15年)

【第1週】の舞台は、1882年(明治15年)の栃木県那須と東京です。那須では、元筆頭家老の家の長女・一ノ瀬りん(見上愛)が妹の安(早坂美海)とすごろくに興じています。父・信右衛門(北村一輝)は明治維新後に農家に転じた穏やかな人物で、家族4人でつましくも幸せな暮らしを送っていました。

一方、東京では身寄りのない大家直美(上坂樹里)が、マッチ箱の工場で日銭を稼ぐ日々。「みなし子で耶蘇(やそ)の貧乏女」と啖呵(たんか)を切るほど気が強く、逆境のなかで生き抜いてきた女性です。

そんなりんの暮らす那須の村に、コレラ(コロリ)の感染者が出始め、父・信右衛門も病に倒れます。看病を通じて、りんは自分の無力さを痛感します。この頃の2人の年齢は「17歳」です。

【第1週】りんが出会った大山捨松(多部未華子)の史実、実在モデルについては以下の記事で解説しています。

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【第2週】りんの娘・環が3歳|1886年(明治19年)

【第2週】りんは運送業を営む18歳年上の奥田亀吉(三浦貴大)と結婚し、娘・環を出産。第1週から4年ほどが経過した1886年(明治19年)時点で、環は3歳(宮島るか)になっていました。

しかし夫・亀吉は大酒飲みで学あるりんを気に入らず、生まれた子が娘だったことにも落胆を示す人物でした。ある夜、酔った亀吉が騒いだことで火事が起こり、りんは環を背負って奥田家を脱出。実家に逃げ込み「奥様をやめる」と宣言します。

一方、直美もマッチ工場の仕事を追われ、職探しの日々を送っていました。そんな折、環の持つ風車が風で飛ばされてしまい、それを拾ったのが直美でした。これが2人のヒロインの記念すべき出会いの場面です。この頃の2人の年齢は「21歳」です。

 

【第3週】りんが瑞穂屋で働く|1886年(明治19年)

【第3週】りんが東京で清水卯三郎(坂東彌十郎)が経営する洋書・輸入雑貨店「瑞穂屋(みずほや)」に住み込みで働き始めます。

ある日、外国人の客の対応に困っていたりんを、常連客の島田健次郎(佐野晶哉)が助けてくれます。これをきっかけに、りんは接客のために英語の勉強を始めます。そんな折、美津(水野美紀)と安(早坂美海)がりんを頼って上京し、家族4人での暮らしが始まります。

時代設定は引き続き1886年(明治19年)と推測されるため、この頃の2人の年齢は「21歳」です。

瑞穂屋・清水卯三郎の史実、実在モデルについては以下の記事で解説しています。

「風、薫る」瑞穂屋・清水卯三郎(坂東彌十郎)の史実モデルは?実在人物の生涯を解説
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【第4・5週】りんと直美はトレインドナースを目指す|1886年(明治19年)12月

【第4週】大山捨松が開催した炊き出しの場に、直美とりんがそれぞれ別に訪れます。炊き出しの場で体調不良の男の子が現れると、りんと直美は迷わず男の子を助けようとし、その姿を見た捨松は2人を見初め、トレインドナース(正規に訓練された看護婦)にならないかと声をかけます。

1886年(明治19年)12月、りんと直美はトレインドナースをめざして「梅岡女学校付属看護婦養成所」へ入学することになります。この頃の2人の年齢は「21歳」です。

トレインドナースとは、正規の教育・訓練を受けた看護婦のことです。当時の看護婦は「賤業(せんぎょう)」と呼ばれ、社会的な地位が非常に低い仕事とみなされていました。トレインドナースの詳細については以下の記事で解説しています。

トレインドナースとは?「風、薫る」看護婦・看病婦との違いと実在モデルとの関係
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【第5週】「梅岡女学校付属看護婦養成所」の一期生として集まったのは、りんと直美をはじめ、玉田多江(生田絵梨花)、泉喜代(菊池亜希子)など7人、年齢も生い立ちも異なるメンバーで、勉強と寮生活が始まります。

指導にあたるバーンズ先生(エマ・ハワード)の来日が遅れており、看護の授業はまだ開始されず、先生の到着を待つあいだに、ある課題が出されます。時代設定は第4週と同じく1886年(明治19年)12月頃で、この頃の2人の年齢は「21歳」です。

看護婦養成所のキャスト、登場人物については以下の記事で解説しています。

梅岡女学校キャスト一覧「風、薫る」登場人物と俳優プロフィールまとめ
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【第6週】バーンズ先生の元で看護を学ぶ|1887年(明治20年)6月

【第6週】では、来日が遅れていたバーンズ先生(エマ・ハワード)がようやく梅岡女学校付属看護婦養成所に到着し、看護の授業が本格的に始まります。

バーンズ先生の授業は、すぐに答えを教えるのではなく、生徒たち自身に考えさせるような内容で、りんたちは戸惑いながら学んでいきます。

そして入学から半年後、りんと直美の同窓生・多江(生田絵梨花)は、実家でお見合いをする日取りを決められ、看護婦をやめさせられることになっていました。その後、高熱で倒れ、声が出なくなってしまった多江は、看護の重要性を身をもって知り、家から反対されていた「看護婦」になることを宣言します。

ドラマ内で多江のお見合いの日取りが「6月19日(日)」と語られているため、この時期は1887年(明治20年)6月です。りんと直美の年齢は、満年齢で「22歳」です。

バーンズ先生を演じるキャスト、その史実モデルについては、以下の記事で詳しく解説しています。

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【第7週】帝都医科大学附属病院で看護婦見習い実習|1888年(明治21年)

【第7週】りんや直美など看護養成所メンバーが、看護婦見習として帝都医科大学附属病院での実習を始めます。

梅岡女学校付属看護婦養成所で学んだことを実践しようとしますが、病院の現場ではベテラン看病婦のフユ(猫背椿)たちから煙たがられてしまいます。

そんな中、りんは足の手術を終えたばかりの患者・園部(野添義弘)を担当することになります。養成所で学んできた看護と、実際の病院で求められる看護の違いに、りんと直美は戸惑いながらも向き合っていきます。

時代設定は1888年(明治21年)冬頃と考えられるため、この頃の2人の年齢は「22歳」です。

帝都医科大学附属病院の実在モデルについては、以下の記事で解説しています。

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まとめ

「風、薫る」のダブルヒロイン・一ノ瀬りんと大家直美の年齢をシーン別にまとめました。

他にも「風、薫る」のキャスト・スタッフ一覧は、以下の記事でまとめています。

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大森拓也
放送作家、物書き、フリーライター歴20年以上です。放送作家としての仕事については、以下のブログに記載しています。
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