2020年3月30日スタートのNHK連続テレビ小説「エール」
前作の「スカーレット」に続いて、カタカナのタイトルが付きました。
これまでNHK朝ドラにカタカナが付いたタイトルは、第63作「オードリー」、第91作「マッサン」などがあります。
それぞれ登場人物の愛称がタイトルに付くことが多かったです。
朝ドラ第102作の「エール」
果たして「エール」というタイトルにはどんな意味、由来があるのでしょうか?
ドラマのチーフプロデューサー「土屋勝裕」さんのインタビュー記事に、なぜ「エール」というタイトルを付けたのか?
具体的な理由がありました。
NHK朝ドラ「エール」のタイトルに込められた意味
「エール」を辞書で調べると、以下の意味があります。
学生のスポーツの試合などで、声をそろえて発する応援の掛け声。声援。「エールを交換する」
出典:goo辞書
「エール」は昭和を代表する作曲家、福島出身の古関裕而(こせき ゆうじ)さんをモデルとしています。
古関裕而さんをモデルとした主人公・古山裕一(こやま ゆういち)を演じるのは「窪田正孝(くぼた まさたか)」さんです。
朝ドラで男性が主演を務めるのは、2014年放送の『マッサン』の玉山鉄二さん以来、6年ぶりになります。
古関裕而さんは作曲家として「オリンピックマーチ」「栄冠は君に輝く」「六甲おろし」「モスラの歌」などを手掛けていて、応援をテーマにした名曲を多く手掛けています。
古山裕一・音のモデルとなった、古関裕而さんと奥さん・金子さんについては以下の記事をご覧ください。
NHKプロデューサー「土屋勝裕」さんのインタビュー記事に明確な理由
応援歌の名曲を数々残した古関裕而さんをモデルにした物語なので、「エール」というタイトルが付いたのは一つの理由だと推測されます。
「エール」のプロデューサー「土屋勝裕」さんのインタビューに以下の記事がありました。
「エールってなんだろう?」と考えたとき、私は思いやりのことだと感じています。相手への思いやりがあって初めて、「頑張れ!」という言葉が、本当に届くエールになる。裕一はまさに、相手を理解し、共感し、思いやることで、初めてエールを送ることができるキャラクターです。その思いやりが人を助ける。あるいは、誰かの思いやりで裕一が助けられる。ドラマを通じて視聴者の方々にもエールが届き、「今日も頑張ろう!」とか、「あの人を応援したい!」と思っていただけたらうれしいですね。
出典:NHK「エール」公式HP
たくさんの人を励ます応援歌を作る主人公・古山裕一の物語、そしてドラマを通じて、視聴者にエールを届けたい
・・・というのが、朝ドラ「エール」のタイトルについた理由です。
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