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「あんぱん」のぶの初婚・見合い相手「若松次郎(中島歩)」のモデルは誰?小松総一郎の史実

「あんぱん」のぶの初婚・見合い相手「若松次郎(中島歩)」のモデル、小松総一郎とは?

NHK連続テレビ小説「あんぱん」のヒロイン・朝田のぶは、「今田美桜」さんが演じます。「あんぱん」のあらすじは、以下の通りです。

漫画家「やなせたかし」さんと妻「暢(のぶ)」さんをモデルにしたオリジナル作品。昭和初期、高知で明るく奔放な少女・朝田のぶと、父を亡くした少年・柳井嵩が出会う。

戦後、嵩と再会したのぶは夢を追い東京へ。彼女を追いかけた嵩と共に、六畳一間の貧しい生活を楽しみながら二人は結婚。どんな困難も笑いに変えた彼らの未来には、『アンパンマン』が誕生する希望の物語が続く。

 

朝ドラ「あんぱん」に、中島歩さん演じる「若松次郎」が、ヒロイン・のぶの見合い相手、最初の結婚相手として登場します。

実はこの若松次郎にはモデルが存在します。それが、高知出身の男性・小松総一郎さんです。

ヒロインのぶの実在モデル「小松暢」は、アンパンマンの生みの親「やなせたかし」さんの奥さんとして知られていますが、実は初婚ではなく「やなせたかし」さんとは再婚だったという史実があります。

※この記事の内容は、当サイトが運営する「YouTube」で解説しています。動画でご覧になりたい方は、以下をご視聴ください。

 

朝ドラ「あんぱん」のぶの最初の結婚相手・若松次郎とは?

朝ドラ「あんぱん」のぶの最初の結婚相手・若松次郎とは?

若松次郎は、ヒロイン”のぶ”(今田美桜)の最初の結婚相手です。次郎の役柄は以下の通りです。

“のぶ”にとって初めてのお見合いで結婚相手。次郎の母・節子(神野三鈴)が”のぶ”の存在を知り、朝田家に次郎とのお見合い話をもってくる。

郎は商船学校を卒業し、一等機関士として船で働く海の男で、まじめで誠実な青年。カメラが趣味。

次郎の父親は、のぶの父・結太郎(加瀬亮)の知人で、次郎自身も結太郎と船上で会ったことがあります。

 

若松次郎の実在モデル・小松総一郎とは?妻・小松暢との結婚エピソード

若松次郎の実在モデル・小松総一郎とは?妻・小松暢との結婚エピソード

若松次郎のモデルとなった「小松総一郎」さんとは、どのような人物だったのでしょうか?妻・小松暢さんとの結婚生活を中心に、史実をもとにわかりやすく紹介します。

 

高知出身の海運エリート・小松総一郎の人物像と経歴

「小松総一郎」さんは高知県高知市出身で、昭和初期に活躍した海運会社勤務のエリート技術者です。

神戸高等商船学校(現在の神戸大学海事科学部)を卒業し、当時日本の最大手である日本郵船に勤務。一等機関士として、商船のエンジニアを務めていました。

見た目は背が高く凛々しく、都会的な雰囲気のある紳士。趣味は写真撮影で、ドイツ製の高級カメラ「ライカ」を愛用していたというハイカラな一面もあります。後に妻となる暢さんにもカメラをプレゼントし、一緒に写真を楽しんだといいます。

また、暢さんが速記を学ぼうとするときも、それを応援するなど、女性の学びや仕事にも理解がある先進的な男性でした。

 

小松暢(のぶ)と出会い、お見合いから戦争までの結婚生活

小松暢(のぶ)と出会い、お見合いから戦争までの結婚生活

小松暢さんは高知県出身の女性で、後にアンパンマンの作者となるやなせたかしの妻となる人物。朝ドラ『あんぱん』のヒロイン・のぶ(今田美桜)のモデルです。

総一郎さんと暢さんが結婚したのは、昭和14年(1939年)ごろ。当時、暢さんは20歳前後でした。

お見合いによる結婚で、郷里のつながりから生まれた縁談で。家柄や職業的にも非常に「釣り合いがとれた」結婚だったようです。

新婚生活は大阪や東京など、総一郎さんの転勤に合わせて二人は生活します。写真を撮り、共に学び合い、穏やかで仲睦まじい夫婦でした。

朝ドラ「あんぱん」では、ヒロイン・のぶと嵩(北村匠海)が高知で幼少期に出会っています。二人が幼なじみなのは、朝ドラのオリジナル設定です。

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戦争による別れと、総一郎の死

しかし、暢さんと総一郎さんの幸せな結婚生活は長くは続きません。総一郎さんは海軍に徴兵され、軍属として戦地に出征。その間、暢さんは高知の実家に戻り、帰りを待ち続けます。

終戦後、ようやく復員して帰ってきた総一郎さんでしたが、戦地で患った病が悪化。体調が戻ることはなく、昭和21年(1946年)1月、わずか33歳でこの世を去りました。

二人の間に子どもはいませんでした。暢さんにとっては、若くして夫に先立たれるという大きな悲しみを抱えることになります。

 

暢の新聞記者としての再出発、やなせたかしとの出会いと再婚

夫の死後、暢さんは高知新聞に載った「婦人記者募集」の広告を見て応募。見事採用され、高知新聞初の女性記者の一人となりました。

このとき、暢さんが持っていたのが、亡き夫・総一郎から贈られたライカのカメラ。彼女はそのカメラを武器に、戦後の高知で記者として活躍し始めます。

暢の新聞記者としての再出発、やなせたかしとの出会いと再婚

そして、高知新聞社で出会うのが、のちの夫となる「やなせたかし」さんでした。これが再婚につながる運命の出会いとなります。

嵩のモデル「やなせたかし」さんの史実、生涯については以下の記事で詳細をまとめています。

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「中島歩」プロフィール、朝ドラ「花子とアン」に続く2回目の出演

のぶの結婚相手・若松次郎を演じるのは「中島歩(なかじま・あゆむ)」さんです。プロフィールは以下の通りです。

生年月日1988年10月7日
出身地宮城県

2013年、美輪明宏演出・主演の舞台『黒蜥蜴』で約200人の中から雨宮潤一役に選ばれ、俳優デビュー。翌年、NHK連続テレビ小説『花子とアン』で宮本龍一役を演じ、注目を集める。

主な出演ドラマは『不適切にもほどがある!』大河ドラマ『青天を衝け』、映画は『グッド・ストライプス』『偶然と想像』『愛なのに』など。

朝ドラは「花子とアン」に続く、「あんぱん」が2回目の出演になります。

 

まとめ

朝ドラ「あんぱん」ヒロイン・のぶの見合い相手で、最初の結婚相手・若松次郎は「中島歩」さんが演じます。若松次郎の実在モデルは、高知出身の船乗り「小松総一郎」さんです。

他にも「あんぱん」のキャスト・スタッフ一覧は、以下でまとめています。

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朝ドラ【再放送/見逃し】動画を見る方法
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