NHK連続テレビ小説「あんぱん」のヒロイン・朝田のぶは、「今田美桜」さんが演じます。「あんぱん」のあらすじは、以下の通りです。
漫画家「やなせたかし」さんと妻「暢(のぶ)」さんをモデルとしたオリジナル作品。昭和初期、高知で明るく奔放な少女・朝田のぶと、父を亡くした少年・柳井嵩が出会う。
戦後、嵩と再会したのぶは夢を追い東京へ。彼女を追いかけた嵩と共に、六畳一間の貧しい生活を楽しみながら二人は結婚。どんな困難も笑いに変えた彼らの未来には、『アンパンマン』が誕生する希望の物語が続く。
朝ドラ「あんぱん」【第11話】、昭和10年(1935年)春の時点で、ヒロイン・のぶは「高等女学校5年生」、メイコは「高等小学校1年生」、嵩は「中学校5年生」です。
「高等女学校」や「中学校5年生」という表現は、戦前の旧制教育制度に基づくもので、現代の学校制度とは違っています。
それぞれの学年や年齢を、今の小学校・中学校・高校に置き換えて紹介します。
昭和10年の学年と、現在の学年の対応表

昭和10年(1935年)、のぶ・メイコ・嵩の学年をそれぞれ、現在の学年に置き換えると以下の通りです。
登場人物 | 当時の学年 | 現在の学年相当 | 年齢 |
のぶ | 高等女学校5年生 | 高校2年生相当 | 16歳~17歳 |
メイコ | 高等小学校1年生 | 中学1年生相当 | 12歳~13歳 |
嵩 | 旧制中学校5年生 | 高校2年生相当 | 16歳~17歳 |
のぶは高等女学校5年生、現在の学年で「高校2年生」相当

高等女学校は明治期から昭和にかけて存在した女子の中等教育機関です。通常5年制で、尋常小学校を卒業した12歳頃から入学。現在の中学1年生〜高校2年生にあたる期間を過ごします。
のぶ(今田美桜)が高等女学校5年生=最終学年ということは、現代で言えば高校2年生に相当します。
メイコは高等小学校1年生、現在の学年で「中学1年生」相当
メイコ(原菜乃華)が通う高等小学校とは、尋常小学校(現在の小学校1〜6年)を終えた児童が進学する教育機関で、2年制または4年制です。
現在では廃止され、中学校に統合されました。メイコの高等小学校1年は、現代の中学1年生に相当します。
嵩は旧制中学校5年生、現在の学年で「高校2年生」相当

中学校5年生は男子の中等教育機関で、5年制です。12歳で入学し、17歳で卒業。現在の中学・高校を合わせた制度に近いです。
嵩(北村匠海)が中学校5年生=最終学年であることから、現代の高校2年生に相当します。
のぶと嵩の年齢の推移、年表と出来事については、以下の記事で詳細をまとめています。

まとめ

戦前の旧制教育制度は現代の6・3・3制とは異なり、学年や学校の呼び方も違います。
- のぶ(高等女学校5年生)は、今の高校2年生(16~17歳)
- メイコ(高等小学校1年生)は、今の中学1年生(12~13歳)
- 嵩(中学校5年生)は、今の高校2年生(16~17歳)
他にも「あんぱん」のキャスト・スタッフ一覧は、以下でまとめています。


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