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朝ドラ「あんぱん」年表、のぶ・嵩は今何歳?年齢設定と時代背景まとめ

朝ドラ「あんぱん」年表、のぶ・嵩は今何歳?年齢設定と時代背景まとめ

NHK連続テレビ小説「あんぱん」のヒロイン・朝田のぶは、「今田美桜」さんが演じます。「あんぱん」のあらすじは、以下の通りです。

漫画家「やなせたかし」さんと妻「暢(のぶ)」さんをモデルにしたオリジナル作品。昭和初期、高知で明るく奔放な少女・朝田のぶと、父を亡くした少年・柳井嵩が出会う。

戦後、嵩と再会したのぶは夢を追い東京へ。彼女を追いかけた嵩と共に、六畳一間の貧しい生活を楽しみながら二人は結婚。どんな困難も笑いに変えた彼らの未来には、『アンパンマン』が誕生する希望の物語が続く。

 

ヒロイン・朝田のぶと、柳井嵩の年齢は今何歳なのか?シーン別に、出来事と年齢を【年表】にまとめて紹介していきます。

 

目次
  1. 「あんぱん」朝田のぶ・柳井嵩の生年月日と年齢差は?
  2. 【第1話】アンパンマン誕生シーン、のぶと嵩の年齢は?
  3. 【シーン別】のぶ・嵩の成長年表、年齢と時代設定まとめ
  4. まとめ

「あんぱん」朝田のぶ・柳井嵩の生年月日と年齢差は?

「あんぱん」朝田のぶ・柳井嵩の生年月日と年齢差は?

​朝ドラ「あんぱん」ヒロイン・朝田のぶと、柳井嵩の生年月日は公式には発表されていません。

しかし、実在モデルのアンパンマンの生みの親「やなせたかし」さんと、夫「小松暢」さんの生年月日から、以下のように推測されます。

  • 朝田のぶ:​1918年(大正7年)生まれ​
  • 柳井嵩:​1919年(大正8年)2月6日生まれ

※嵩の生年月日は、【第18話】に戸籍謄本が映るシーンがあり上記で確定

小松暢さんの生年月日は1918年とされていますが、具体的な誕生日は公表されていません。史実通りの設定であれば、のぶは嵩の1個上です。

ただし嵩は早生まれで、学年は同じため、同級生として描かれています。

朝田のぶは1918年(大正7年)生まれで、誕生日の詳細が不明(嵩とは同級生)なので、4月2日を起点に、年齢を加算していきます。

 

【第1話】アンパンマン誕生シーン、のぶと嵩の年齢は?

「あんぱん」第1話のオープニングは、柳井嵩が「あんぱんまん」の絵本を書いているシーンから始まります。

 

フレーベル館の月刊絵本「キンダーおはなしえほん」から「あんぱんまん」が出版されたのが1973年(昭和48年)10月です。

これが原点となる架空のキャラクターとしての「アンパンマン」の初登場です。(それより前は普通のおじさんアンパンマンの姿)

【第1話】のオープニング、1973年に2人が誕生日を迎えた時の年齢は、のぶが「55歳」、嵩が「54歳」になります。また、【第120話】でも【第1話】の同様のシーンとなります。

その後、ヒロインの幼少期を子役が登場、「あんぱん」は1927年(昭和2年)から物語が始まります。

 

【シーン別】のぶ・嵩の成長年表、年齢と時代設定まとめ

【シーン別】のぶ・嵩の成長年表、年齢と時代設定まとめ

ここからはヒロイン・のぶと嵩の年表を、シーンごとに紹介しています。

昭和初期は「数え年」の年齢の数え方が一般的です。「数え年」は、生まれた時点で1歳とし、その後は毎年1月1日に1歳ずつ加えていきます。

一方で、現代では「満年齢」が一般的で、これは誕生日ごとに1歳を加算していく方法です。本記事の年表では、分かりやすさを優先して、すべて「満年齢」で記載しています。

ただし、ドラマ内のセリフなどで登場人物の年齢が語られる場合、「数え年」で表現されている可能性があるため、年表と1歳のズレが生じることがあります。

出来事のぶの年齢嵩の年齢西暦
のぶが生まれる0歳1918年
嵩が生まれる1歳0歳​1919年2月
【第1週】嵩が高知へ転校、2人が出会う9歳8歳1927年9月
【第2週】朝田家は「あんぱん」を販売9歳8歳1927年10月
【第2週】成長した”のぶ”が登場16歳15歳1934年
【第3週】”のぶ”がパン食い競争に参加17歳16歳1935年春
【第4週】”のぶ”が教師を目指し受験17歳16歳1935年夏
【第5週】”のぶ”が師範学校入学18歳17歳1936年4月
【第6週】嵩が上京、芸術学校に入学19歳18歳1937年4月
【第7週】”のぶ”と嵩が夏休みで帰省19歳18歳1937年夏
【第8週】”のぶ”が教師となり1年半21歳20歳1939年秋
【第9週】嵩の伯父・寛が亡くなる22歳20歳1940年1月
【第10週】太平洋戦争が始まる23歳22歳1941年12月
【第11週】嵩は小倉連隊に転属24歳23歳1942年6月
【第12週】嵩は宣撫班で勤務26歳25歳1944年9月
【第13週】終戦後、のぶは教師を辞める28歳26歳1946年1月
【第14週】のぶは高知新報で働く28歳26歳1946年1月
【第15週】「月刊くじら」創刊28歳27歳1946年7月
【第16週】釜次が亡くなる28歳27歳1946年8月
【第17週】のぶが上京28歳27歳1946年9月
【第18週】嵩が上京、三つ星百貨店に収束29歳28歳1947年6月
【第19週】のぶと嵩が結婚、新居で生活30歳29歳1948年2月
【第19週】嵩が三星百貨店を退職35歳34歳1953年1月
【第20週】嵩が舞台美術を担当42歳41歳1960年3月
【第21週】「手のひらを太陽に」ヒット46歳45歳1964年春
【第22週】詩集「愛する歌」出版48歳47歳1966年8月
【第23週】嵩が漫画コンクール大賞受賞49歳48歳1967年7月
【第24週】「千夜一夜物語」が大ヒット51歳50歳1969年6月
【第120話】「あんぱんまん」が誕生55歳54歳1973年10月
【第25週】舞台「怪傑アンパンマン」58歳57歳1976年

 

【第1話】嵩が高知へ転校、のぶと出会う、1927年9月

【第1話】「昭和2年(1927)」のテロップが入り、ヒロインのぶが父・朝田結太郎(加瀬亮)を迎えるために駅舎にダッシュするシーンから物語は始まります。

NHKドラマ・ガイド「あんぱんPart1」のあらすじには、1927年9月の記載があるため、季節は秋です。

 

駅舎では、のぶは勢い余って少年・柳井嵩とぶつかり、ここで2人は初めて出会うことに。この時、のぶの年齢は「9歳」、嵩は「8歳」です。

ヒロインのぶの幼少期は子役「永瀬ゆずな」さん、嵩は子役「木村優来」さんが演じています。子役の詳細は以下の記事でまとめています。

朝ドラ「あんぱん」幼少期のヒロイン・のぶは子役「永瀬ゆずな」が演じる
朝ドラ「あんぱん」幼少期のヒロイン・のぶは子役「永瀬ゆずな」が演じるNHK朝ドラ「あんぱん」ヒロイン朝田のぶの幼少期を演じる子役は「永瀬ゆずな」さんです。...

 

【第6話】のぶの父・結太郎が亡くなりパン屋を始める、1927年10月

【第6話】のぶが父・朝田結太郎(加瀬亮)が1927年10月頃に亡くなり、朝田家は深い悲しみの中、生活するためにパン屋を始めます。

「昭和2年(1927)10月」”のぶ”の年齢は「9歳」、嵩は「8歳」です。

加瀬亮さんが演じる「朝田結太郎」の実在モデル、史実の詳細は以下でまとめています。

「あんぱん」のぶの父は病死(心臓発作)?朝田結太郎(加瀬亮)の史実、貿易商は実話
「あんぱん」のぶの父は病死(心臓発作)?朝田結太郎(加瀬亮)の史実、貿易商は実話朝ドラ「あんぱん」朝田結太郎(加瀬亮)は、のぶの実在モデル・小松暢さんの父親である「池田鴻志」さんがモデルと考えられます。...

 

【第10話】成長したヒロイン・朝田のぶ(今田美桜)が初登場、1934年

【第10話】のラスト、「昭和9年(1934)」のテロップが入り、成長した嵩とのぶが登場します。

ヒロイン朝田のぶを演じる「今田美桜」さんの初登場のシーンです。(※第1話のオープニングを除く)

「高等女学校4年生」となった”のぶ”は、幼少期と同じように、田舎のあぜ道を走り出します。この時の”のぶ”の年齢は「16歳」、嵩は「15歳」です。

 

【第11話】のぶは高等女学校五年生、嵩は中学校5年生、1935年

【第11話】「昭和10年(1935)」のテロップが入り、のぶは高等女学校5年生、嵩は中学校5年生、それぞれ最終学年になります。

のぶも嵩も将来の夢に迷う、この時の”のぶ”の年齢は「17歳」、嵩は「16歳」です。

「高等女学校5年生」「中学校5年生」が、現在の学年で何年生にあたるのかは、以下でまとめています。

朝ドラ「あんぱん」高等女学校5年生/小学校1年・中学校5年生は今の何年生?現在と比較
朝ドラ「あんぱん」高等女学校5年生/小学校1年・中学校5年生は今の何年生?現在と比較朝ドラ「あんぱん」で描かれる昭和10年の学年制度を、現代の小・中・高校に置き換えてわかりやすく解説します。...

 

【第16話】のぶは教師を目指し「女子師範学校」に向け受験勉強、1935年夏

【第16話】「昭和10年(1935)夏」のぶは教師を目指し「女子師範学校」に向けて受験勉強を始めます。その後、嵩は「高知第一高等学校」入学を目標にすることに。

この時の”のぶ”の年齢は「17歳」、嵩は「16歳」です。また、受験を迎えるときは「昭和11年(1936)」になります。

当時の「女子師範学校」「高知第一高等学校」の難易度や受験制度については、以下でまとめています。

「あんぱん」のぶと嵩が受験「師範学校/高知第一高等学校」難易度は?
「あんぱん」のぶと嵩が受験「師範学校/高知第一高等学校」難易度は?朝ドラ「あんぱん」で描かれる昭和10年の学年制度を、現代の小・中・高校に置き換えてわかりやすく解説します。...

 

【第21話】のぶは「女子師範学校」に入学、1936年4月

【第21話】「昭和11年(1936)4月」、のぶは「女子師範学校」に入学、受験に失敗した嵩は「絵を描いて生きていく」ために美術系の学校を目指します。

この時の”のぶ”の年齢は「18歳」、嵩は「17歳」です。

その後、【第24話】「昭和12年(1937)3月」嵩は、京都と東京の芸術学校を受験します。

 

【第26話】嵩は上京、「東京高等芸術学校」に入学、1937年4月

【第26話】「昭和12年(1937)4月」、嵩は上京して「東京高等芸術学校」に入学します。この時の”のぶ”の年齢は「19歳」、嵩は「18歳」です。

【第28話】「昭和12年(1937)7月」のテロップが入り、原豪(細田佳央太)に赤紙(召集令状)が届きます。

嵩が通う「東京高等芸術学校」の実在モデルについては、以下で詳細をまとめています。

「あんぱん」嵩が進学「東京高等芸術学校」のモデルは?「東京高等工芸学校」
「あんぱん」嵩が進学「東京高等芸術学校」のモデルは?「東京高等工芸学校」朝ドラ「あんぱん」嵩が進学する「東京高等芸術学校」図案科のモデルは、やなせたかしが学んだ東京高等工芸学校(現・千葉大学工学部)です。...

 

【第31話】のぶと嵩は夏休みに高知に帰省、1937年夏

【第31話】「昭和12年(1937)」のぶと嵩は夏休みに高知県御免与町に帰省します。この時の”のぶ”の年齢は「19歳」、嵩は「18歳」です。

そして【第35話】「昭和13年(1938)3月」、女子師範学校を卒業した”のぶ”は、母校の御免与尋常小学校の教師となります。

 

【第36話】のぶは教師として働き1年半、1939年秋

【第36話】「昭和14年(1939)10月」のテロップが入り、”のぶ”が教師となり1年が経ちました。

“のぶ”にはいくつもの縁談が持ちかけられ、若松次郎(中島歩)と初めてお見合いをすることに。この時の”のぶ”の年齢は「21歳」、嵩は「20歳」です。

“のぶ”の見合い相手「若松次郎」や実在モデルについては、以下の記事で詳細をまとめています。

「あんぱん」のぶの初婚・見合い相手「若松次郎(中島歩)」のモデル、小松総一郎とは?
「あんぱん」のぶの初婚・見合い相手「若松次郎(中島歩)」のモデルは誰?小松総一郎の史実NHK朝ドラ「あんぱん」ヒロイン・のぶの見合い相手で、最初の結婚相手・若松次郎は「中島歩」さんが演じます。若松次郎の実在モデルは、高知出身の船乗り「小松総一郎」さんです。...

 

【第41話】嵩の伯父・寛が亡くなる、1940年1月

【第41話】「昭和15年(1940)1月」東京で卒業制作に没頭していた嵩のもとに、伯父・寛(竹野内豊)の危篤を知らせる電報が届きます。

しかし嵩は卒業制作の完成を優先し、高知には戻らず、育ての父である寛の最期に立ち会うことができませんでした。この時の”のぶ”の年齢は「22歳」、嵩は「20歳」です。

伯父・寛(竹野内豊)の実在モデルについては、以下の記事で詳細をまとめています。

柳井寛(竹野内豊)のモデル「柳瀬寛」とは?「あんぱん」実在エピソード解説
柳井寛(竹野内豊)のモデル「柳瀬寛」とは?「あんぱん」実在エピソード解説朝ドラ「あんぱん」​柳井寛(竹野内豊)のモデル、「柳瀬寛」の生涯や、開業していた柳瀬医院の現在について解説します。...

 

【第47話】太平洋戦争が始まる、1941年12月

【第47話】「昭和16年(1941)12月8日」のテロップが入り、太平洋戦争が開戦します。

嵩は「東京高等芸術学校」卒業後、東京の製薬会社の宣伝部に就職、1年が経ちます。この時の”のぶ”の年齢は「23歳」、嵩は「22歳」です。

嵩のモデル「やなせたかし」さんは、戦前は実際に「東京田辺製薬・宣伝部」に就職しています。詳細は以下の記事でまとめています。

「あんぱん」嵩が卒業後に就職の製薬会社モデルは「東京田辺製薬・宣伝部」
「あんぱん」嵩が卒業後に就職の製薬会社モデルは「東京田辺製薬・宣伝部」朝ドラ「あんぱん」嵩が卒業後に就職する製薬会社は、やなせたかしさんが戦前に勤めた「東京田辺製薬・宣伝部」がモデルです。...

 

【第51話】嵩は小倉連隊に転属、1942年6月

【第51話】「昭和17年(1942年)6月」太平洋戦争が開戦してから半年、徴兵された嵩は高知連隊から小倉連隊に転属します。

この時の”のぶ”の年齢は「24歳」、嵩は「23歳」です。

高知連隊で嵩が出会う上等兵が「八木信之介(妻夫木聡)」です。八木の詳細、実在モデルについては、以下の記事でまとめています。

八木信之介(妻夫木聡)モデルは誰?【あんぱん解説】サンリオ辻信太郎、新屋敷上等兵
八木信之介(妻夫木聡)モデルは誰?【あんぱん解説】サンリオ辻信太郎、新屋敷上等兵朝ドラ「あんぱん」妻夫木聡さんが演じる「八木信之介」は、嵩の恩人として物語の重要な役割を担うキャラクターです。八木信之介のモデルとされる人物は2人います。...

 

【第53話】嵩は伍長に昇進、1944年7月

【第53話】「昭和19年(1944)7月」小倉連隊に入隊してから2年後、嵩は伍長に昇進します。この時の”のぶ”の年齢は「26歳」、嵩は「25歳」です。

嵩が小倉連隊で出会う上長や同僚、演じる役者のプロフィールは以下の記事でまとめています。

「あんぱん」小倉連隊の上長や先輩、古年兵/初年兵を演じる役者一覧
「あんぱん」小倉連隊の上長や先輩、古年兵/初年兵を演じる役者一覧NHK朝ドラ「あんぱん」徴兵された嵩(北村匠海)が小倉連隊で出会う上長や同僚、演じる役者を紹介します。...

 

【第56話】嵩は宣撫班に勤務、1944年9月

嵩たちが所属する小倉連隊は、中国・福建省に出動。【第56話】「昭和19年(1944)9月」のテロップが入ります。

嵩は絵の才能を買われ「宣撫班」に勤務することに。この時の”のぶ”の年齢は「26歳」、嵩は「25歳」です。

嵩が任務につく「宣撫班」の詳細については、以下の記事でまとめています。

「あんぱん」宣撫班(せんぶ)とは?「やなせたかし」史実は暗号手の任務と兼務朝ドラ「あんぱん」第56話では、嵩は宣撫班の任務を命じられます。嵩の実在モデル「やなせたかし」さんも、暗号手と宣撫班を兼務していました。...

 

【第57話】嵩の小倉連隊は食料不足に陥る、1945年3月

【第57話】「東京大空襲 昭和20年3月10日」のテロップが入り、「戦争が激化の一途をたどり、日本の敗戦は決定的になっていました」のナレーションがあります。

嵩たちが所属する小倉連隊は補給路を絶たれ、食糧不足に陥ります。この時の”のぶ”の年齢は「27歳」、嵩は「26歳」です。

 

【第60話】のぶは高知大空襲、嵩は中国・福建省で終戦を迎える、1945年7・8月

【第60話】「昭和20年(1945)7月4日」のテロップが入り、高知大空襲が”のぶ”を襲います。

そして「昭和20年(1945)8月15日」のテロップが入り、小倉連隊に所属する嵩は中国・福建省で終戦を迎えます。この時の”のぶ”の年齢は「27歳」、嵩は「26歳」です。

 

【第61話】終戦から5ヶ月、のぶは教師を辞める、1946年1月

【第61話】「昭和21年(1946)1月」日本が敗戦してから5ヶ月が経ちます。

海軍病院に入院する夫の次郎に、”のぶ”は教師を辞めたことを伝えます。この時の”のぶ”の年齢は「28歳」、嵩は「26歳」です。

そして【第63話】、嵩と”のぶ”は高知で4年ぶりの再会を果たします。

 

【第66話】のぶは高知新報で働く、1946年1月

【第61話】「昭和21年(1946)1月」のぶは高知新報で新聞記者として働き始めます。

この時の”のぶ”の年齢は「28歳」、嵩は「26歳」です。

 

【第73話】「月刊くじら」が創刊、1946年7月

【第73話】「昭和21年(1946)7月」のぶが記者として情熱を注ぐ雑誌「月刊くじら」が創刊されます。

その後、「月刊くじら」の編集部に嵩が異動してきます。この時の”のぶ”の年齢は「28歳」、嵩は「27歳」です。

雑誌「月刊くじら」のモデル「月刊高知」については、以下の記事で詳細をまとめています。

あんぱん「月刊くじら」のモデルは「月刊高知」、やなせたかし表紙デビュー
あんぱん「月刊くじら」のモデルは「月刊高知」やなせたかし表紙デビュー朝ドラ「あんぱん」に登場する「月刊くじら」は、高知新聞社が出版していた雑誌「月刊高知」がモデルとなっています。...

 

【第79話】釜次が亡くなる、のぶが上京を決意、1946年8月

【第79話】体調を崩した釜次(吉田鋼太郎)は、のぶたち3姉妹に「面白がって生きえ」と語り亡くなります。

釜次の話を聞いた”のぶ”は、東京の代議士・薪鉄子(戸田恵子)の元で働くため上京を決意します。テロップなどはありませんが夏の描写や「よさこい節」を3姉妹が歌うシーンがあるため「1946年8月」頃と推測されます。

この時の”のぶ”の年齢は「28歳」、嵩は「27歳」です。

戸田恵子さんが演じる「薪鉄子」の詳細については、以下の記事でまとめています。

あんぱん「戸田恵子」演じる"ガード下の女王"薪鉄子のモチーフは「てっかのマキちゃん」
あんぱん「戸田恵子」演じる"ガード下の女王"薪鉄子のモチーフは「てっかのマキちゃん」朝ドラ「あんぱん」にアンパンマン声優「戸田恵子(とだ・けいこ)」さんが「薪鉄子」役として顔出し出演します。...

 

【第81話】高知新報を退社したのぶは上京、1946年9月

【第81話】「昭和21年(1946)9月」のぶは高知新報を退社し、戦災孤児を助けたいという思いから上京します。

この時の”のぶ”の年齢は「28歳」、嵩は「27歳」です。

そして、嵩が上京するキッカケの一つ「昭和南海地震」が、1946年12月21日に起きます。この地震の史実、「やなせたかし」さん上京エピソードは以下の記事でまとめています。

あんぱん「昭和南海地震」とは?1946年・高知の被害と"やなせたかし"上京のキッカケ
あんぱん「昭和南海地震」とは?1946年・高知の被害と"やなせたかし"上京のキッカケ朝ドラ「あんぱん」第83話の地震は、1946年に実際に起きた「昭和南海地震」です。史実でもこの地震を経験した「やなせたかし」さんは、ジャーナリストの仕事に限界を感じ、上京を決意します。...

 

【第86話】嵩が上京、三星百貨店に就職、1947年6月

【第86話】大地震から3ヶ月後の「昭和22年(1947)4月」に薪鉄子(戸田恵子)が再選、「2人が会えない状態が2ヶ月…」といったナレーションが入り、嵩が上京します。

嵩が上京して、のぶと再会した時期は1947年6月頃です。この時の”のぶ”の年齢は「29歳」、嵩は「28歳」です。

嵩が上京後に就職する「三星百貨店」モデルは三越デパートです。嵩のモデル「やなせたかし」さんが三越・宣伝部で働いた史実は、以下の記事で詳細をまとめています。

あんぱん「三星百貨店」モデルは三越デパート、やなせたかしは包装紙ロゴをデザイン
あんぱん「三星百貨店」モデルは三越デパート、やなせたかしは包装紙ロゴをデザイン朝ドラ「あんぱん」嵩が就職する三星百貨店=三越がモデルです。史実でも「やなせたかし」さんは、三越宣伝部で働きながら、今でも使われている「包装紙」のデザインにも関わっています。...

 

【第91話】のぶと嵩が結婚、新居で生活、1948年2月

【第91話】「昭和23年(1948)2月」のぶと嵩は結婚後、新居で生活を始めます。

この時の”のぶ”の年齢は「30歳」、嵩は「29歳」です。

【第91話】では、嵩は後に「手のひらを太陽に」の作曲する「いせたくや」と出会います。

Mrs. GREEN APPLEの「大森元貴」さんが演じる「いせたくや」の役柄、モデルの「いずみたく」さんの史実については、以下の記事で詳細をまとめています。

ミセス大森元貴は"いせたくや"役「あんぱん」モデルは作詞家・いずみたく「手のひらを太陽に」誕生秘話
ミセス大森元貴は"いせたくや"役「あんぱん」モデルは作詞家・いずみたく「手のひらを太陽に」誕生秘話朝ドラ「あんぱん」に作曲家・いずみたくさんをモデルにした人物「いせたくや」が登場。演じるのは、Mrs. GREEN APPLEの「大森元貴」さんです。嵩のモデル「やなせたかし」さんと「いせたくや」さんとの関係性について紹介します。...

 

【第95話】嵩が三星百貨店を退職、創作活動に専念、1953年1月

【第95話】のぶと嵩が一緒に暮らし始めてから5年後の「昭和28年(1953)1月」、嵩は三星百貨店を退職、創作活動に専念します。

この時の”のぶ”の年齢は「35歳」、嵩は「34歳」です。

また、嵩は喫茶店で天才漫画家・手嶌治虫(眞栄田郷敦)と初対面、退職を決めるキッカケとなります。

嵩のモデル「やなせたかし」さんと「手塚治虫」さんの関係性、史実については以下の記事でまとめています。

手塚治虫と"やなせたかし"の関係は?【あんぱん】眞栄田郷敦が演じる“手嶌治虫”
手塚治虫と"やなせたかし"の関係は?【あんぱん】眞栄田郷敦が演じる“手嶌治虫”朝ドラ「あんぱん」に手塚治虫をモデルにした人物「手嶌治虫(てじま・おさむ)」が登場。手嶌治虫を演じるのは、若手俳優・眞栄田郷敦さんです。嵩のモデル「やなせたかし」さんと「手塚治虫」さんとの関係性を紹介します。...

 

【第98話】嵩は「見上げてごらん夜の星を」の舞台美術を担当、1960年3月

【第98話】「昭和35年(1960)3月」のテロップが入ります。

嵩は、ちょっと風変わりな演出家・六原永輔(藤堂日向)から、ミュージカル「見上げてごらん夜の星を」の舞台美術を任されることになります。

この時の”のぶ”の年齢は「42歳」、嵩は「41歳」です。

六原永輔の実在モデル「永六輔」さんと、嵩のモデル「やなせたかし」さんとの出会い史実については、以下の記事でまとめています。

「あんぱん」六原永輔(藤堂日向)のモデルは永六輔!嵩に「見上げてごらん夜の星を」の舞台美術を依頼
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【第101話】嵩が作詞「手のひらを太陽に」がヒット、1964年春

【第101話】「昭和39年(1964)春」のテロップが入ります。

嵩が作詞を手掛け、いせたくや(大森元貴)が作曲した「手のひらを太陽に」がヒット、子どもたちの間で大人気となります。

そして【第105話】、「アンパンマン」の原型となるキャラクターがついに誕生します。この時の”のぶ”の年齢は「46歳」、嵩は「45歳」です。

「手のひらを太陽に」を歌唱、嵩にコンサートの構成を頼む人気歌手・白鳥玉恵(久保史緒里)の実在モデルについては、以下の記事でまとめています。

「あんぱん」久保史緒里(乃木坂46)演じる「白鳥玉恵」モデルは宮城まり子
「あんぱん」久保史緒里(乃木坂46)演じる「白鳥玉恵」モデルは宮城まり子朝ドラ「あんぱん」嵩が作詞した「手のひらを太陽に」を歌う人気歌手が、乃木坂46の久保史緒里さんが演じる「白鳥玉恵」です。その実在のモデルとされる人物・宮城まり子さんについて紹介します。...

 

そして、嵩はNHKでディレクターをしている親友・辛島健太郎(高橋文哉)から依頼を受け、テレビの新番組「まんが教室」に出演します。

史実でも嵩のモデル「やなせたかし」さんは、NHKのテレビ番組「まんが学校」に出演、当時・若手落語家だった「立川談志」さんと共演しています。「まんが学校」の史実については、以下の記事をご覧ください。

「あんぱん」嵩はテレビ番組「まんが教室」出演!史実はNHK「まんが学校」で人気者に
「あんぱん」嵩はテレビ番組「まんが教室」出演!史実はNHK「まんが学校」で人気者に朝ドラ「あんぱん」嵩が出演したテレビ番組「まんが教室」のモデルは、実際に「やなせたかし」さんが出演したNHK番組「まんが学校」です。...

 

【第107話】嵩は詩集「愛する歌」出版、1966年8月

「昭和41年(1966)8月」八木が出版部門を作り、嵩が書いた詩集「愛する歌」を出版します。この時の”のぶ”の年齢は「48歳」、嵩は「47歳」です。

嵩のモデル「やなせたかし」が出版した処女詩集「愛する歌」の誕生秘話など、史実については以下の記事で解説しています。

「あんぱん」嵩の詩集「愛する歌」を八木が出版!モデルは"やなせたかし"処女詩集
「あんぱん」詩集「愛する歌」を八木が出版!モデルは「やなせたかし」処女詩集朝ドラ「あんぱん」嵩は八木の元で、詩集『愛する歌』を出版します。実在のモデル「やなせたかし」さんもまた、47歳で詩集『愛する歌』を出版、そこから数々の名作を生み出していきました。...

そして「昭和42年(1967)5月」”のぶ”の母・羽多子(江口のりこ)が上京、崇の家で同居することに。そして、嵩はラジオドラマ「やさしいライオン」を書き上げます。

「やなせたかし」さんが手掛けた「やさしいライオン」の史実については、以下の記事でまとめています。

あんぱん「やさしいライオン」ラジオから絵本・アニメ誕生秘話、やなせたかしの原点
あんぱん「やさしいライオン」ラジオから絵本・アニメ誕生秘話、やなせたかしの原点朝ドラ「あんぱん」第110話に登場した嵩が手掛けたラジオドラマ『やさしいライオン』は、史実でも「やなせたかし」さん絵本作家デビュー作です。...

 

【第114話】嵩は漫画コンクールで大賞受賞、1967年7月

【第114話】「昭和42年(1967)7月」嵩が描いた4コマ漫画「ボオ氏」が、漫画コンクールで大賞を受賞します。この時の”のぶ”の年齢は「49歳」、嵩は「48歳」です。

史実でも嵩のモデル「やなせたかし」さんは、「ボオ氏」で「週刊朝日漫画賞」を受賞しています。詳細は以下の記事で解説しています。

あんぱん「ボオ氏」漫画コンクール大賞は実話!やなせたかし受賞の史実とは?
あんぱん「ボオ氏」漫画コンクール大賞は実話!やなせたかし受賞の史実とは?朝ドラ「あんぱん」嵩が描いた「ボオ氏」は、やなせたかしの実体験が元に。週刊朝日漫画賞受賞や手塚治虫との関係など、史実を詳しく解説!...

 

【第117話】「千夜一夜物語」が大ヒット、1969年6月

【第117話】「昭和44年(1969)6月」、手嶌治虫から依頼され嵩がと美術監督とキャラクターデザインを担当した映画「千夜一夜物語」が大ヒットします。

この時の”のぶ”の年齢は「51歳」、嵩は「50歳」です。

 

【第120話】絵本「あんぱんまん」出版、1973年10月

【第120話】「昭和48年(1973)10月」、頭が「あんパン」でできている現在のアンパンマンにかなり近いキャラクターデザインで絵本「あんぱんまん」が出版されます。

この時の”のぶ”の年齢は「55歳」、嵩は「54歳」です。

 

【第25週】ミュージカル「怪傑アンパンマン」を制作、1976年

【第121話】「昭和51年(1976)」、いせたくや(大森元貴)が「怪傑アンパンマンをミュージカルにしよう」と嵩に持ちかけます。この提案が、アンパンマンが“動くキャラクター”として初めて舞台に立つキッカケに。

この時の”のぶ”の年齢は「58歳」、嵩は「57歳」です。

史実でも「いずみたく」さんと「やなせたかし」さんが16年以上にわたって制作したミュージカル『怪傑アンパンマン』の詳細については、以下の記事でまとめています。

ミュージカル「怪傑アンパンマン」とは?アニメ原型に【あんぱん第25週解説】朝ドラ「あんぱん」嵩は作曲家「いせたくや」と共に、ミュージカル『怪傑アンパンマン』を制作。史実でもアンパンマンの最初の“メディア化”は1976年のミュージカルです。...

 

 

※物語が進み次第、順次更新中です!

 

まとめ

朝ドラ「あんぱん」ヒロイン・朝田のぶと、柳井嵩のシーン別の年齢とエピソードをまとめました。

他にも「あんぱん」のキャスト・スタッフ一覧は、以下でまとめています。

朝ドラ「あんぱん」キャスト&相関図まとめ、出演俳優・子役・スタッフ一覧
朝ドラ「あんぱん」キャスト&相関図まとめ、出演俳優・子役・スタッフ一覧NHK朝ドラ「あんぱん」キャスト&相関図まとめ、出演者やスタッフ情報を一覧にて紹介します。...
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大森拓也
放送作家、物書き、フリーライター歴20年以上です。放送作家としての仕事についてはこちらで記載しています⇒https://note.com/hearty_takin9949
朝ドラ【再放送/見逃し】動画を見る方法
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