2025年1月5日(日)スタートの第64作となるNHK大河ドラマ「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」
「べらぼう」の主人公・蔦屋重三郎を演じるのは「横浜流星」さんです。そして、森下佳子さんが脚本を担当、あらすじは以下の通りです。
江戸の出版王と称された「蔦屋重三郎」の波乱万丈の生涯を描く。人口100万を超えた江戸、貧しい家庭に生まれた蔦重は養子として育ち、貸本屋から書籍編集・出版業へと進出。
田沼意次の時代に「黄表紙本」の大ヒットで文化の中心となり、喜多川歌麿や葛飾北斎ら後の巨匠たちを世に送り出す。笑いと涙、謎が交錯する物語を通じ、蔦重の自由と文化への情熱が時代を超えて描かれるエンターテインメントドラマ。
「べらぼう」には元ネタとなる原作があるのでしょうか?
他にも「べらぼう」の脚本を担当している、「森下佳子」さんについても紹介します。
大河ドラマ「べらぼう」は原作なし、森下佳子のオリジナル脚本
NHK大河ドラマ第64作「べらぼう」は脚本家・森下佳子(もりした・よしこ)さんのオリジナル作品です。
大河ドラマに原作がある場合は、NHKの公式サイトなどで公表されます。また、最近の大河ドラマの傾向では、原作がないオリジナル作品が多いです。
過去10作品の大河ドラマで、原作があるのは2018年の西郷隆盛(鈴木亮平)が主人公の「西郷どん」のみです。林真理子さんの小説「西郷どん!」を原作に、中園ミホさんが脚本を担当しました。
もちろん「べらぼう」の主人公・蔦屋重三郎は歴史上の人物なので、「蔦屋重三郎」に関する書籍は多く出版されています。
脚本家・森下佳子さんが「べらぼう」の脚本を執筆するにあたり、いくつかの文献、小説などを参考にしている可能性は高いでしょう。
蔦屋重三郎の主人公の歴史小説
大河ドラマ「べらぼう」はオリジナル作品ですが、蔦屋重三郎を主人公とした歴史小説はいくつか出版されています。
蔦屋重三郎の一番有名な歴史小説としては、「谷津矢車」さんの歴史長編小説「蔦屋」があります。
また、現代の人気作家が、蔦屋重三郎と彼と共に江戸の町人文化を熟成させた戯作者・絵師たちを描いたアンソロジー小説集「蔦屋重三郎と仲間たち」が発売されています。
森下佳子(もりした・よしこ)プロフィール、2017年「おんな城主 直虎」を担当
【東大OGインタビュー】
『わたしを離さないで』の脚本もつとめた森下佳子さん。脚本家の醍醐味ってなんですか?https://t.co/d6LA73NjQT pic.twitter.com/AHRKG9pCI4— 東京大学新聞|東大新聞オンライン (@UTNP) April 1, 2016
「べらぼう」の脚本を担当する「森下佳子(もりした・よしこ)」さんのプロフィール・略歴は以下の通りです。
生年月日 | 1971年1月24日 |
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出身 | 大阪府 |
2000年のドラマ「平成夫婦茶碗」で脚本家デビュー。「世界の中心で、愛をさけぶ」「JIN-仁-」「ごちそうさん」「義母と娘のブルース」などのヒット作を手がける。向田邦子賞や橋田賞など多数の賞を受賞し、日本を代表する脚本家として活躍。
NHKでは朝ドラ「ごちそうさん」、大河ドラマ「おんな城主 直虎」などを手掛けています。「べらぼう」は森下佳子さんにとって、2作目の大河ドラマになります。
「森下佳子」さんの脚本には「綾瀬はるか」さんがたびたび出演していて、タッグを組むことが多いです。
「べらぼう」では、「綾瀬はるか」さんはナレーションを担当しています。「綾瀬はるか」さんの役柄、劇中へのサプライズ登場については、以下の記事で詳細をまとめています。
まとめ
NHK大河ドラマ「べらぼう」は脚本家・森下佳子さんのオリジナル作品です。そのため原作はありません。
ただし、歴史上の人物なので、参考にした文献や小説はあるかと思います。
蔦屋重三郎の一番有名な歴史小説としては、「谷津矢車」さんの歴史長編小説「蔦屋」があります。
他にも「べらぼう」のキャスト・登場人物・スタッフ一覧は、以下をチェックしてください。
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