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「光る君へ」源氏物語とは?あらすじ・内容を分かりやすく簡単に紹介

「光る君へ」源氏物語とは?あらすじ・内容を分かりやすく簡単に紹介

2024年1月7日スタートのNHK大河ドラマ「光る君へ」

「光る君へ」の主人公・紫式部を演じるのは「吉高由里子」さんです。そして、大石静さんが脚本を担当、あらすじは以下の通りです。

平安時代(10世紀後半)に、千年の時を超える恋愛長編小説「源氏物語」を書き上げた女性・紫式部/まひろ(吉高由里子)の物語。

紫式部/まひろは藤原道長(柄本佑)への思い、そして秘めた情熱とたぐいまれな想像力で、光源氏(光る君)のストーリーを紡いでゆく。きらびやかな平安貴族の世界と、懸命に生きて書いて愛した女性の一生を描く大河ドラマ。

 

【第31話】まひろは、藤原道長から執筆を依頼され、「源氏物語」を書き始めます。

平安時代中期の11世紀初頭に紫式部が執筆した、世界最古の長編小説「源氏物語」の内容、あらすじを簡単に紹介します。

※この記事の内容は、当サイトが運営する「YouTube」で解説しています。動画でご覧になりたい方は、以下をご視聴ください。

 

光る君へ「第31話」藤原道長はまひろに「源氏物語」の執筆を依頼する

光る君へ「第31話」藤原道長はまひろに「源氏物語」の執筆を依頼する

藤原道長(柄本佑)は、まひろ(吉高由里子)が書いた物語に、一条天皇(塩野瑛久)が興味を示したことを利用します。

まひろを自分の娘、中宮・彰子(見上愛)が暮らす藤壺に女房として送り込み、そこで執筆させ、一条天皇の藤壺訪問が増えることで、中宮・彰子と天皇の仲を深めるきっかけを作ろうとします。

光る君へ【第31話】2024/08/18

ある日突然、道長(柄本佑)がまひろ(吉高由里子)を訪ねてくる。道長はまひろに、一条天皇(塩野瑛久)に入内するも、相手にされず寂しく暮らす娘・彰子(見上愛)を慰めるために物語を書いてほしいと頼み込む。しかし、真の目的は…。一方、宮中では年下の斉信(金田哲)に出世で先をこされた公任(町田啓太)が参内しなくなってしまった。事態を案じた斉信が公任の屋敷を訪ねてみると、思いがけない人物と遭遇する。

出典:NHK番組表

 

史実では、紫式部が藤原道長から直接執筆を依頼されたという記録はないため、大河ドラマ「光る君へ」での創作になります。

以下より、紫式部が書いた、「源氏物語」について、以下より分かりやすく簡単に紹介します。

 

「源氏物語」のあらすじ・内容を紹介

「源氏物語」のあらすじ・内容を紹介

日本の古典文学「源氏物語」は、平安時代に紫式部によって書かれた世界最古の長編小説とされ、日本文化に深く根付いた作品です。

当時、女性が文字を使い物語を書くことは珍しいことでしたが、紫式部は宮廷内で日常的に目にした恋愛や権力闘争を描き、その深い洞察力と美しい表現でこの作品を完成させました。

「源氏物語」は約70年にもわたる光源氏とその家族、恋人たちの人生を描いた長大な物語で、大きく第1部から第3部に分けられます。

以下より、「源氏物語」の主な登場人物、第1部から第3部のあらすじを紹介します。

 

「源氏物語」主な登場人物

  • 光源氏(ひかるげんじ): 物語の主人公で、桐壺帝の第二皇子。美貌と才能に恵まれ、多くの女性と恋愛関係を持ちますが、その生涯は波乱に満ちています。
  • 藤壺中宮(ふじつぼのちゅうぐう): 桐壺帝の寵妃であり、光源氏が恋した相手。彼との間に不義の子(冷泉帝)を産みます。
  • 紫の上(むらさきのうえ): 光源氏が幼少期から育てた女性で、生涯最も愛した相手。彼女は藤壺中宮に似ており、光源氏にとって理想的な女性。
  • 葵の上(あおいのうえ): 光源氏の最初の正室で、左大臣家の姫君。夫婦仲は冷え切っていましたが、息子・夕霧を出産後に亡くなります。
  • 六条御息所(ろくじょうのみやすどころ): 高貴な身分で教養もある女性ですが、嫉妬心から生霊となり他者に祟ります。
  • 夕顔(ゆうがお): 頭中将の元恋人であり、光源氏と恋に落ちますが、生霊に取り憑かれて命を落とします。

 

「源氏物語」第1部あらすじ:光源氏の誕生と幼少期

第1部では、主人公の光源氏が誕生し、彼の幼少期から成人にかけての成長が描かれます。

光源氏は、桐壺帝と桐壺帝の寵愛を受けた女性・桐壺更衣という母親の間に生まれます。しかし、母は位が低く、彼女が早くに亡くなったことで幼い光源氏は深い孤独と悲しみを抱えます。

その後、彼は皇位継承権を失い、貴族の『源氏』という姓を与えられて育てられます。

 

「源氏物語」第1部あらすじ:光源氏の恋愛と人間関係

第1部では、光源氏が成長し、宮廷で非常に美しい男性として名を馳せ、多くの女性たちと恋愛関係を持ちます。

最も有名なのが、母に似た藤壺との禁断の恋です。彼女は父・桐壺帝の妻でありながら、光源氏は彼女に惹かれ、二人の間に子供が生まれますが、これが大きな秘密となり、光源氏の人生に大きな影響を与えます。

また、光源氏は紫の上という若い女性を自分の理想の妻として育て、結婚します。彼女との関係は物語の中でも重要なエピソードで、紫の上は光源氏の心の支えとなり続けますが、彼の女性関係は複雑さを増していきます。

 

「源氏物語」第2部あらすじ:栄光と転落

第2部では、光源氏が宮廷での出世街道を歩み、強い影響力を持つようになります。恋愛だけでなく、政治的な駆け引きや陰謀にも巻き込まれながら、彼は権力の頂点に登り詰めます。しかし、その栄光も長くは続きません。

彼はやがて、自らの過ちや運命に打ちひしがれ、最愛の紫の上も亡くしてしまいます。物語の後半では、光源氏は孤独と後悔に苛まれ、ついには世を去るという悲劇的な結末を迎えます。

 

「源氏物語」第3部あらすじ:光源氏亡き後の物語

第3部は光源氏の死後に焦点が当てられ、『宇治十帖』と呼ばれる部分では、彼の息子たちや次の世代の物語が展開されます。

ここでは、光源氏の息子・薫と、義理の弟である匂宮の恋愛と苦悩が描かれ、さらなる人間ドラマが繰り広げられます。

また、「光る君」【第43話】まひろが再び書き始めた、「源氏物語」第3部「宇治十帖」の詳細については、以下の記事でまとめています。

「光る君へ」源氏物語・第3部「宇治十帖」とは?まひろが再び書き始めた最終章
「光る君へ」源氏物語・第3部「宇治十帖」とは?まひろが再び書き始めた最終章NHK大河ドラマ「光る君へ」【第43話】まひろ(藤式部)は、光源氏が亡くなった後の「源氏物語」を書き始めます。まひろが再び書き始めた「源氏物語」第3部「宇治十帖」の物語の内容・あらすじを紹介します。...

 

「源氏物語」は海外でも評価される

「源氏物語」は海外でも評価される

「源氏物語」は世界文学としても高く評価され、英語をはじめ多くの言語に翻訳されています。

特に、アーサー・ウェイリーによる英訳が1921年から1933年にかけて行われ、これが源氏物語が国際的に知られるきっかけとなりました。この翻訳は、「源氏物語」の豊かな文体と内容を多くの読者に伝える重要な役割を果たしています。

 

まとめ

NHK大河ドラマ「光る君へ」まひろは、藤原道長から執筆を依頼され、「源氏物語」を書き始めます。

まひろ(紫式部)が書いた「源氏物語」は、光源氏という美貌と才能を持つ貴公子の恋愛や人生の栄光と挫折を描いた物語です。平安時代の貴族社会を舞台に、愛と人間関係の複雑さが繊細に描かれています。

他にも「光る君へ」のキャスト・登場人物・スタッフ一覧は、以下をチェックしてください。

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大河ドラマ【再放送/見逃し】動画を見る方法
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