2024年4月1日（月）放送スタートの、第110作となるNHK連続テレビ小説「虎に翼」
ヒロイン・猪爪寅子は、「伊藤沙莉（いとう・さいり）」さんが演じます。「虎に翼」のあらすじは、以下の通りです。
寅子は戦前に日本初の女性弁護士となり、日本中から注目され憧れの的に。ところが、戦争へと突き進んでいく日本では法学を使える場は急速に消えてしまう。
戦後、寅子は裁判官になることを決意。寅子は困難な時代に道なき道を切り開き、弱者を救っていくリーガルエンターテインメント。
寅子は戦後、「家庭裁判所」の設立に尽力します。その後、東京家庭裁判所判事補に任じられ、裁判官となった寅子はスリの少年のリーダー・道男と出会います。
戦災孤児・道男は、若手俳優「和田庵（わだ・いおり）」さんが演じます。
スリの少年たちのリーダー・道男（みちお）
🐯 #トラつば人物紹介 🪽#虎に翼 第12週～相関図より新たに追加！
≪戦災孤児≫
道男 ✎ #和田庵生きていく為に犯罪に手を染めている戦災孤児。
「轟法律事務所」に出入りしている。＼#追いつける虎に翼／
🔻第1～11週 2分ダイジェスト動画https://t.co/MmNedUNyEt pic.twitter.com/I1SjIBr3ir— 朝ドラ「虎に翼」公式 (@asadora_nhk) June 15, 2024
猪爪寅子（伊藤沙莉）は戦後、東京家庭裁判所判事補に任じられ、女性裁判官になります。寅子は裁判官だけでなく、家庭局の仕事も兼務します。
ある日、寅子は上野の路上で、戦災孤児でスリの少年たちのリーダー・道男（みちお）と出会います。道男の役どころは、以下の通りです。
生きていく為に犯罪に手を染めている戦災孤児。「轟法律事務所」に出入りしている。
山田よね（土居志央梨）と、轟太一（戸塚純貴）はカフェー「燈台」で、戦災孤児たちの相談にも乗っています。
ある時、行くところがなくなった道男は寅子の家に泊まることに。寅子の家族が嫌がる中、寅子の母・はる（石田ゆり子）は「泊めてあげなさい」と道男に手を差し伸べます。
道男と寅子の母・はるは交流を深めますが、はるには”ある悲劇”が・・・詳細は以下でまとめています。
そして、”はる”との交流などで更生した道男は、傍聴マニアの寿司職に笹山（田中要次）の元で、住み込みで働くことになります。
道男の実在モデル誰？昭和24年（1949年）は戦災孤児で溢れていた
第二次世界大戦後の日本は、戦災孤児が街に溢れていました。戦争で親を失った子供たちは、生きるために厳しい環境に置かれ、多くが街頭で物乞いや窃盗などの犯罪に手を染めることを余儀なくされました。
警視庁は「浄化作戦」として、定期的に一斉摘発を行っています。警視庁は捕らえた戦災孤児を、発足したばかりの家庭裁判所に送致しています。
家庭裁判所で扱うのは14歳以上の少年であり、それ以下の子供は児童相談所に送られます。ただし、警察は一人ひとり調査する時間はなく、逮捕した戦災孤児は、とにかく家庭裁判所に連れて行ったそうです。
参考文献：清水聡 著「家庭裁判所物語」
「虎に翼」に登場する道男の実在モデルはなく、上記のような戦後のエピソードをもとに、スリの少年・道男のキャラクターを作ったのかと思います。（※あくまで推測なのでご了承ください）
若手俳優「和田庵（わだ・いおり）」プロフィール
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戦災孤児・道男を演じるのは「和田庵（わだ・いおり）」さんです。プロフィールは以下の通りです。
| 生年月日 | 2005年8月22日 |
|---|---|
| 出身 | 東京都 |
| 特技・資格 | スケボー、ロッククライミング |
8歳から芸能活動開始し、2017年「ミックス。」で映画初出演。主な出演ドラマは「隣の家族は青く見える」「フォークロア：TATAMI」、映画は「茜色に焼かれる」など。
NHK朝ドラは「虎に翼」が、初出演になります。
まとめ
NHK朝ドラ「虎に翼」スリの少年たちのリーダー・道男は若手俳優「和田庵」さんが演じます。
他にも「虎に翼」の登場人物・キャスト・スタッフ一覧は、以下でまとめています。
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