2023年10月2日放送スタートの、第109作となるNHK連続テレビ小説「ブギウギ」
ヒロイン・福来スズ子(花田鈴子)は、「趣里(しゅり)」さんが演じます。「ブギウギ」のあらすじは、以下の通りです。
大正の終わり、大阪・下町の小さな銭湯の看板娘・花田鈴子は、歌って踊るのが大好きな天真爛漫な女の子。鈴子は「歌と踊りでみんなを笑顔にしたい」と、道頓堀に新しくできた歌劇団に入団。生まれ故郷・香川への思い、大阪の華やかなステージ、そして夢を追いかけ東京へ・・・“ブギの女王”と呼ばれる戦後の大スター歌手となっていくヒロインの物語。
ヒロイン・スズ子が生まれたのは、香川県です。その後、父・梅吉(柳葉敏郎)と母・ツヤ(水川あさみ)と大阪に住んでいます。
スズ子には出生の秘密があります。実在モデルの「笠置シヅ子」さんの史実を元に紹介します。
実在モデル「笠置シヅ子」出生の秘密とは?
スズ子の実在モデルは「笠置シヅ子」さんです。まずは、「笠置シヅ子」さんの史実、出生の秘密を紹介します。
「笠置シヅ子」さんは、1914年8月25日、香川県大川郡相生村に生まれます。
その翌年に実父が病死、実母は母乳の出が悪かったため、ちょうど出産のため帰省していた「亀井うめ」に添え乳を頼みます。「亀井うめ」は同じ時期に男の子・正雄を生んでいます。
これが縁となり、「笠置シヅ子」さんは「亀井うめ」と「亀井音吉」の養女として大阪で育てられることになります。
大阪・梅田へ迎えにいった音吉は、赤ん坊を二人連れている「うめ」を見て「双子かいな、えらいこっちゃ」と驚いたそうです。
「笠置シヅ子」さんが自分の出生の秘密を知ったのは、18歳の頃です。もともと3歳で病死した弟・正雄とは、同じ歳なのに誕生日が1ヶ月しか違っていなかったので、自分の出生ついては薄々気が付いていたそうです。
参考文献:「ブギの女王・笠置シヅ子 心ズキズキワクワクああしんど」
「ブギウギ」のドラマ内では、「亀井うめ」は「花田ツヤ(水川あさみ)」、「亀井音吉」は「花田梅吉(柳葉敏郎)」という役名になっています。
※朝ドラ「ブギウギ」はモデルの実話をエピソードにしている場合もありますが、フィクションとして制作されたオリジナル作品です。
「ブギウギ」では双子の兄・武一の存在で出生の秘密を知るか?
スズ子(趣里)の花田家【家系図】は、上記になります。「ブギウギ」ドラマ内の設定では、スズ子の双子の兄「武一」が3歳で亡くなっています。
スズ子もドラマ内では、「武一」の存在(双子なのに誕生日が違うなど)により、何かしら自分の出生に疑問を持つのかもしれません。
(※追記※)「ブギウギ」では上記のエピソードは、ドラマ内に登場しませんでした。
また、第1週の【第2話】「回想シーン」で、スズ子の実母とされる西野キヌ(中越典子)が登場しています。
「回想シーン」では、ツヤ(水川あさみ)が赤ん坊のスズ子を抱き、わらべ歌「れんげ摘もか」を歌ってあやしていると、後ろから暗い表情でキヌが眺めています。ツヤの横では、双子の兄とされる武一(3歳で亡くなる)が寝ています。
「ブギウギ」では【香川編】が第4週(2023/10/23~)から始まり、スズ子が自分の出生の秘密を知ることになります。
【第21話】(2023/10/30)、「西野キヌ」に会いに行ったスズ子(趣里)は、キヌからも「れんげ摘もか」の子守唄を聞くことになります。
この歌を聞いたスズ子は、自分の生みの親は「西野キヌ」ということを確信したのでした。
まとめ
NHK朝ドラ「ブギウギ」ヒロイン・スズ子には、出生の秘密があります。ドラマ内でも、自分の出生の秘密を知る【香川編】が描かれます。
他にも「ブギウギ」の登場人物・キャスト一覧は、以下をチェックしてください。
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