2023年10月2日放送スタートの、第109作となるNHK連続テレビ小説「ブギウギ」
ヒロイン・福来スズ子(花田鈴子)は、「趣里(しゅり)」さんが演じます。「ブギウギ」のあらすじは、以下の通りです。
大正の終わり、大阪・下町の小さな銭湯の看板娘・花田鈴子は、歌って踊るのが大好きな天真爛漫な女の子。鈴子は「歌と踊りでみんなを笑顔にしたい」と、道頓堀に新しくできた歌劇団に入団。生まれ故郷・香川への思い、大阪の華やかなステージ、そして夢を追いかけ東京へ・・・“ブギの女王”と呼ばれる戦後の大スター歌手となっていくヒロインの物語。
ヒロイン花田鈴子の父・梅吉(柳葉敏郎)が経営する銭湯「はな湯」には、実在モデルがあるのか?・・・紹介します。
「はな湯」は大阪の下町「福島」にある
花田梅吉(柳葉敏郎)がツヤ(水川あさみ)と始めて銭湯「はな湯」です。「ブギウギ」のドラマ内の設定ですが、「はな湯」は大阪の下町「福島」にあります。
現在は「大阪市福島区」となっており、繁華街・梅田から西へ1kmの場所にあります。幹線道路から少し奥に入ると、古くからの下町の住宅地が広がっています。
「はな湯」の個性豊かな常連客・従業員を演じるキャストは、以下でまとめています。
また、「はな湯」の店の外観から、番台と脱衣所まではスタジオの美術セットです。(ソースはNHKドラマ・ガイド「ブギウギ Part1 P64」)
「はな湯」内部の湯船のシーンは、大阪市弁天町にある「寿温泉」で撮影されています。「ブギウギ」の「はな湯」撮影場所については、以下をチェックしてください。
「はな湯」のモデルは大阪・十三の銭湯「錦湯(にしきゆ)」か?
花田梅吉(柳葉敏郎)の実在モデルは、「笠置シヅ子」さんの父・亀井音吉です。
「亀井音吉」は、大阪で米・薪炭商をしていましたが、子供(笠置シヅ子)が小学校へ入った年に廃業して、銭湯を始めました。
花田梅吉を演じる「柳葉敏郎」さんと、モデル「亀井音吉」については以下でまとめています。
「笠置シヅ子」さんの自叙伝によると、亀井音吉さんは米騒動に嫌気が差して、銭湯を始めています。
最初の銭湯が大阪・十三で始めた「錦湯(にしきゆ)」です。
ただし、銭湯の商売は一つのところで続かず、「十三」「川口」「恩加島」「鶴町」「南田辺」などを転々としたそうです。
大阪・十三は地図で見ると、「梅田」より淀川を挟んで北側にあります。ドラマ設定とは場所が違いますが、「はな湯」のモデルは「錦湯」なのではないか?と考えています。
※あくまで推測なので、ご了承ください。
「笠置シヅ子」のルーツは銭湯?幼少期に銭湯で歌や踊りを披露
「ブギウギ」ドラマ内でも、幼少期の鈴子(澤井梨丘)は、銭湯「はな湯」の客を前にして、歌を披露しています。
鈴子のモデル「笠置シヅ子」さんも、芸事を好む両親、亀井音吉・うめの影響で幼い頃から日本舞踊や三味線を習います。
そして、音吉が「銭湯」を経営すると、幼少期の「笠置シヅ子」さんは脱衣所で歌や踊りを披露して近所の評判となりました。
もしかしたら、ブギの女王と呼ばれた「笠置シヅ子」さんのルーツは、実家が営む「銭湯」だったのかもしれません。
「笠置シヅ子」さんのプロフィール・史実については、以下でまとめています。
まとめ
NHK朝ドラ「ブギウギ」ヒロイン花田鈴子の父・梅吉が経営する銭湯「はな湯」の実在モデルは、大阪・十三の銭湯「錦湯」と推測しています。
他にも「ブギウギ」の登場人物・キャスト一覧は、以下をチェックしてください。
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