2022年10月3日放送スタートの第107作となるNHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」
ヒロイン・岩倉舞(いわくらまい)は、福原遥(ふくはらはるか)さんが演じます。あらすじは、以下の通りです。
ものづくりの町・東大阪で生まれたヒロイン岩倉舞。長崎・五島列島に住む祖母や様々な人との絆きずなを育みながら、パイロットとして空を飛ぶ夢に向かっていくストーリー。
ヒロイン舞は父の工場「IWAKURA」の経営を建て直すため、パイロットの夢を諦めます。
その後、IWAKURAの子会社「こんねくと」の社長となった舞は、東大阪の技術を使い「空飛ぶクルマ」の開発に関わっていきます。
ドラマのクライマックスは「空飛ぶクルマ」がキーワードになります。
「なにわバードマン」刈谷(高杉真宙)玉本(細川岳)が再登場
航空学校に通ってパイロットを目指した舞でしたが、父・浩太(高橋克典)が倒れたため株式会社IWAKURAを引き継ぐことになります。
パイロットの夢を叶えるストーリーがメインと思われた「舞いあがれ!」でしたが、舞の終盤の夢は「島を行き来できる電動小型飛行機を飛ばす」ことに変わります。
NHK番組表に、以下の記述があります。
「舞いあがれ!」第25週【未来を信じて】
(福原遥)は、刈谷(高杉真宙)と玉本(細川岳)が開発している「空飛ぶクルマ」と関わっていく。一方、貴司(赤楚衛二)は新しい短歌を作れなくなり、苦悩する。
「なにわバードマン」で設計担当だった刈谷博文(高杉真宙)と、プロペラ班だった玉本淳(細川岳)が再登場します。
「舞いあがれ!」物語終盤は「なにわバードマン」の仲間と一緒に「空飛ぶクルマ」を開発する夢がクライマックスになるかと思います。
空飛ぶクルマとは?ドローンのような電動垂直離着陸(eVTOL)機
実際に「空飛ぶクルマ」は、2025年大阪・関西万博で日本初の商用運航を目指して開発が進められています。「舞いあがれ!」の中でも2025年の大阪万博の話題が出ていました。
「空飛ぶクルマ」は車とは言っても、ドローンのような形状でヘリコプターにも見える有人の電動垂直離着陸(eVTOL)機です。
日本初 パイロットが乗り込む「空飛ぶクルマ」実証実験 大阪 https://t.co/oMfLQNPy5J #空飛ぶクルマ #Osaka #大阪関西万博 (Yahoo!ニュース オリジナル THE PAGE) #thepage_jp pic.twitter.com/8xJ7FfMsDi
— THE PAGE 大阪 (@osaka_thepage) March 14, 2023
ちょうど「丸紅」が2023年3月14日、「空飛ぶクルマ」の有人飛行を日本で初めて成功させています。
また、「空飛ぶクルマ」に期待されていることは、以下などがあります。
- 都市部の渋滞軽減
- 過疎地域への交通手段
- 離島への交通手段
- フライトドクター
③に関してはドラマの中でも、ばんばが住む島「五島列島」が頻繁に出てきます。また、④に関して舞の幼なじみ・望月久留美(山下美月)はフライトナースを目指して長崎の病院で働き始めています。
「舞いあがれ!」物語終盤は、離島「五島列島」への交通手段や、久留美の夢なども含めて舞が「空飛ぶクルマ」の開発を進めて行くのかと思います。
ABIKILU(アビキル)は「株式会社SkyDrive」がモデルか?
ドラマの中で刈谷は「空飛ぶクルマ」の開発会社である「株式会社ABIKILU(アビキル)」の代表取締役です。
ABIKILU(アビキル)の名前は江戸時代に飛行機を作ろうとしていた日本人・国友一貫斎の設計図「阿鼻機流 大鳥秘術(あびきる・おおとりひじゅつ)」から取られています。
前述の「空飛ぶクルマ」の飛行実験に成功した会社は「丸紅」でしたが、刈谷と玉本の会社はスタートアップ起業かと思います
【プレスリリース】
SkyDriveは、2025 年日本国際博覧会(大阪・関西万博)『未来社会ショーケース事業出展』のうち、「スマートモビリティ万博」における空飛ぶクルマの運航に係る事業者に選定されたことをお知らせいたします。https://t.co/hKhqTDeDRQ#SkyDrive #空飛ぶクルマ #EXPO2025 pic.twitter.com/LaQKiUNJtm— SkyDrive Inc. (@Skydrive_jp) February 21, 2023
「空飛ぶクルマ」を開発しているスタートアップ起業に2018年に設立の「株式会社SkyDrive」があります。
大阪万博にも「空飛ぶクルマの運行事業」として「ANA」「JAL」「丸紅」、米国の「Joby Aviation」の大手と並んで「SkyDrive」が参加しています。
また、オープニングでは以下の2人が「空飛ぶクルマ開発部分・原案」としてクレジットされています。
- 福澤知浩(株式会社SkyDrive/代表取締役)
- 中井佑(テトラ・アビエーション株式会社)
テトラ・アビエーションは2018年創業、代表の中井佑さんが中心となり「空飛ぶクルマ」を開発しているスタートアップ企業です。
もしかしたら「舞いあがれ!」の中で刈谷と玉本が起業した会社「ABIKILU」は「SkyDrive」「テトラ・アビエーション」などがモデルとなっているもしれません。
※あくまで推測なのでご了承ください。
まとめ
NHK朝ドラ「舞いあがれ!」物語終盤になると舞は「なにわバードマン」の仲間だった刈谷、玉本と「空飛ぶクルマ」を開発していきます。
もしかしたらドラマの中では大阪万博が開かれる2025年まで描かれるのかもしれません。2025年と仮定すると舞は39歳になります。
他にも「舞いあがれ!」の登場人物・キャスト一覧は、以下をチェックしてください。
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