2025年後期放送のNHK連続テレビ小説「ばけばけ」のヒロイン・松野トキは、「髙石あかり」さんが演じます。ドラマのあらすじは、以下の通りです。
外国人教師「小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)」と、その妻「セツ」をモデルにしたオリジナル作品。
舞台は明治時代の松江。没落士族の娘・松野トキ(髙石あかり)は、怪談を愛する外国人教師・ヘブン(トミー・バストウ)と出会い、心を通わせていく。
言葉も文化も異なるふたりは、怪談に込められた人々の想いを通じて、互いを支え合いながら、目には見えない“人の情”に寄り添って生きていく。
ヒロイン・トキとヘブンの年齢は今何歳なのか?シーン別に、出来事と年齢を【年表】にまとめて紹介していきます。
朝ドラ「ばけばけ」トキとヘブンの生年月日と年齢差は?

朝ドラ「ばけばけ」ヒロイン・松野トキと、レフカダ・ヘブンの生年月日は公式には発表されていません。
しかし、実在モデルの「小泉セツ」さんと、夫「小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)」さんの生年月日から、以下のように推測されます。
- 松野トキ(モデル:小泉セツ)1868年2月26日生まれ
- レフカダ・ヘブン(モデル:小泉八雲)1850年6月27日生まれ
2人の年齢差は、トキがヘブンより約18歳年下になります。ドラマでも、生年月日や史実などは実在モデルに沿って描かれていると考えられます。
【第1話】「耳なし芳一」を語る冒頭シーンの年齢は?明治30年代後半

第1話の冒頭シーンは、明治30年代後半の東京市・大久保が舞台です。トキがヘブンに「耳なし芳一」の怪談話を語り聞かせる場面から物語がスタートしました。
小泉八雲とセツが、西大久保の家に転居したのは1902年(明治35年)頃です。明治35年と仮定すると、セツは34歳、八雲は53歳となります。
そして、物語はトキの幼少期へとさかのぼります。トキが生まれたのは江戸の末期、子ども時代を過ごしたのは明治の初めです。
【トキとヘブンの年表】年齢・時代背景を一覧で解説

ここからはトキとヘブンの年表と年齢を、シーンごとに紹介しています。
昔は「数え年」の年齢の数え方が一般的です。「数え年」は、生まれた時点で1歳とし、その後は毎年1月1日に1歳ずつ加えていきます。
現代では「満年齢」が一般的で、誕生日ごとに1歳を加算していく方法です。本記事の年表では、分かりやすさを優先して、すべて「満年齢」で記載しています。
ただし、ドラマ内のセリフなどで登場人物の年齢が語られる場合、「数え年」で表現されている可能性があるため、年表と1歳のズレが生じることがあります。
| 出来事 | トキの年齢 | ヘブンの年齢 | 西暦 |
| ヘブンが生まれる | 0歳 | 1850年 | |
| トキが生まれる | 0歳 | 18歳 | 1868年 |
| 【第1話】小学生時代 | 7歳 | 24歳 | 1875年 |
| 【第5話】成長したトキ | 18歳 | 36歳 | 1886年 |
| 【第2週】トキが婿を迎える | 18歳 | 36歳 | 1886年 |
| 【第3週】トキが傅を看病 | 18歳 | 36歳 | 1886年 |
| 【第4週】トキが上京 | 18歳 | 36歳 | 1886年 |
| 【第5週】ヘブンと出会う | 22歳 | 40歳 | 1890年 |
| 【第6・7週】トキが女中に | 22歳 | 40歳 | 1890年 |
【第1話】島根・松江の小学校に通うトキ、1875年(明治8年)

【第1話】トキ(髙石あかり)がヘブンに「耳なし芳一」を語る場面から物語が始まり、時代は1875年(明治8年)へと遡ります。
トキの家族は、島根・松江藩で下級藩士を務めていた松野家の出身。明治に入り武士の世が終わったことで、一家は世の中を恨み、呪術的な「丑の刻参り」を行うシーンが描かれます。小学校に通うトキの年齢は「7歳」です。
また、トキの幼少期を演じる子役は「福地美晴」さんです。プロフィールや代表作は以下の記事をご覧ください。
【第5話】成長したトキは織物工場で働く、1886年(明治19年)
【第5話】「髙石あかり」さん演じる18歳のヒロイン・トキが本格的に登場。
トキは家族の借金を返済するため、親戚・雨清水傳(演:堤真一)が営む織物工場で働いています。この時代のトキの年齢は「18歳」です。
トキが働く織物工場の史実、セツの実父・小泉湊が起業した工場については以下の記事で解説しています。
【第2週】トキは山根銀二郎を婿に迎える、1886年(明治19年)
【第2週】トキは、山根銀二郎とお見合いをし、松野家の婿養子として迎えます。
銀二郎の趣味は浄瑠璃や怪談で、トキの「物語好き」と通じる一面もあります。この時代のトキの年齢は「18歳」です。

俳優・寛一郎さんが演じる「山根銀二郎」の役どころや、実在モデルについては以下の記事で解説しています。
【第3週】トキは雨清水傅を看病、1886年(明治19年)

【第3週】織物工場を経営する雨清水傅が病に倒れます。トキは、日頃から世話になっている傅への恩返しの思いから、看病を申し出ます。この時代のトキの年齢は「18歳」です。
トキの松野家と雨清水家の関係、そして史実については以下の記事で解説しています。
【第4週】トキは銀二郎を追って上京、1886年(明治19年)
トキの夫・銀二郎が東京へ出奔(失踪)します。「明治19年 東京市本郷区」のテロップが入り、トキは銀二郎を追って上京。この時代のトキの年齢は「18歳」です。
やがて銀二郎の下宿先を訪ね、松江随一の秀才「錦織友一(演:吉沢亮)」と出会います。

錦織友一の実在モデルは、小泉八雲の親友として知られる「西田千太郎」さんです。西田千太郎さんの生涯・史実については、以下の記事でまとめています。
【第21話】トキがヘブンに出会う、1890年(明治23年)
銀二郎(寛一郎)との別れから4年後、「1890年(明治23年)8月30日」トキは松江に英語教師として赴任した西洋人「レフカダ・ヘブン(演:トミー・バストウ)」と出会います。この時代のトキの年齢は「22歳」です。

「レフカダ・ヘブン」の役どころや、実在モデル「小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)」については以下の記事で解説しています。
【第6・7週】トキがヘブンの女中になる、1890年(明治23年)
「1890年(明治23年)」ヘブンは「花田旅館」を出て家を借りて暮らすことを望み、女中探しを頼まれた錦織(吉沢亮)は、武家の娘トキに依頼します。
最初は断ったトキでしたが、家族のためにヘブンの女中として仕えることを決めます。この時代のトキの年齢は「22歳」です。
当時は女性が外国人の家に住み込みで働くこと自体、「ラシャメン(洋妾)」扱いされる恐れがあり、家族や周囲の理解を得るのは難しい時代でした。「ラシャメン」の詳細は以下の記事で解説しています。
まとめ

朝ドラ「ばけばけ」ヒロイン・松野トキと、レフカダ・ヘブンの年齢をシーン別に紹介しました。
他にも「ばけばけ」のキャスト・スタッフ一覧は、以下でまとめています。

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