2025年後期放送のNHK連続テレビ小説「ばけばけ」のヒロイン・松野トキは、「髙石あかり」さんが演じます。ドラマのあらすじは、以下の通りです。
外国人教師「小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)」と、その妻「セツ」をモデルにしたオリジナル作品。
舞台は明治時代の松江。没落士族の娘・松野トキ(髙石あかり)は、怪談を愛する外国人教師・ヘブン(トミー・バストウ)と出会い、心を通わせていく。
言葉も文化も異なるふたりは、怪談に込められた人々の想いを通じて、互いを支え合いながら、目には見えない“人の情”に寄り添って生きていく。
ヒロイン・トキの松野家は武家屋敷が建ち並ぶ「橋北」を追われ、「天国町」の長屋で貧乏な暮らしをしています。
「ばけばけ」でトキが暮らす舞台となっている「天国町」が実在するのか、そしてそのモデルと考えられる地域について解説します。
「ばけばけ」天国町とは?トキが暮らす長屋の場所と設定

父・司之介(岡部たかし)が商いに失敗して多額の借金を抱えた松野家は、それまで暮らしていた武家屋敷が建ち並ぶ島根・松江の「橋北」を追われることになります。
その後、一家は松江大橋を越えた先の「橋南」にある「天国町」の長屋へと移り住み、4人で肩を寄せ合いながら暮らしています。
「天国町」の長屋は、遊郭の裏手にあるという設定。劇中では、遊郭の客が長屋の井戸端に迷い込むシーンも登場します。
トキが暮らす長屋は、橋を挟んで対岸には武家屋敷の世界が広がり、すぐ近くには遊郭があるという“瀬戸際”の町として描かれています。
「ばけばけ」天国町のモデルはどこ?名前の由来「天神町」か?

「天国町」は、朝ドラ「ばけばけ」のために設定された架空の地名で、島根県松江市に実在する町名ではありません。
ただし、現在の松江市内には「天神町」という地名が存在しており、「天国町」の名称はこの地名に着想を得た可能性も考えられます。「天神町」は松江大橋を渡った南側にあります。
明治時代の松江では、松江大橋の南側(橋南)に町人や庶民の暮らす長屋が多く、大橋川沿いや城下町の裏手には遊郭があったことも知られています。
また、ヘブンの実在モデル・小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)が実際に暮らしていたのは、松江城周辺の武家屋敷が建ち並ぶ「橋北」エリアです。現在の「小泉八雲旧居」も、この橋北に位置しています。
まとめ

朝ドラ「ばけばけ」に登場する「天国町」は架空の地名で、島根県松江市に実在する町名ではありません。
ただし、松江市には現在も「天神町」という地名が存在しており、「天国町」という名称は、この「天神町」から着想を得た可能性もあると考えられます。
他にも「ばけばけ」のキャスト・スタッフ一覧は、以下でまとめています。

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