2025年後期放送のNHK連続テレビ小説「ばけばけ」のヒロイン・松野トキは、「髙石あかり」さんが演じます。ドラマのあらすじは、以下の通りです。
外国人教師「小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)」と、その妻「セツ」をモデルにしたオリジナル作品。
舞台は明治時代の松江。没落士族の娘・松野トキ(髙石あかり)は、怪談を愛する外国人教師・ヘブン(トミー・バストウ)と出会い、心を通わせていく。
言葉も文化も異なるふたりは、怪談に込められた人々の想いを通じて、互いを支え合いながら、目には見えない“人の情”に寄り添って生きていく。
朝ドラ「ばけばけ」で語り・ナレーションを担当するのは「蛇と蛙」のキャラクター。そしてこのユニークな語りを務めるのが、お笑いコンビ「阿佐ヶ谷姉妹(渡辺江里子・木村美穂)」です。
阿佐ヶ谷姉妹が演じる「蛇と蛙」の役どころや、語りに抜擢された背景、脚本家・ふじきみつ彦さんの思いをご紹介します。
朝ドラ「ばけばけ」阿佐ヶ谷姉妹が演じる“蛇と蛙”の役どころとは?

阿佐ヶ谷姉妹が声を担当する「蛇と蛙」は、ヒロイン・トキ(高石あかり)と夫・ヘブン(トミー・バストウ)の暮らしを、そっと優しく見守る存在です。
仲の良い二匹は、トキがヘブンに語る怪談をよく聞いていますが、見た目に反して実は怖がりな一面もあります。
なぜ「蛇と蛙」が語り?阿佐ヶ谷姉妹を語りにキャスティングした理由

松江の小泉八雲邸の庭には「蛇と蛙」がいて、八雲(ラフカディオ・ハーン)は蛇が蛙を食べないように、八雲が蛇に自分のおかずを分け与えていたという逸話が残っています。
この逸話をもとに脚本家・ふじきみつ彦さんが、「蛇と蛙」を朝ドラ「ばけばけ」の語りとして登場させています。
「ばけばけ」の語りについて、制作サイドに唯一、脚本家・ふじきみつ彦さんがお願いしたのが「阿佐ヶ谷姉妹に”蛇と蛙”の語りを担当してほしい」ということだったそうです。
NHKドラマ・ガイド「ばけばけ Part1」では、ふじきみつ彦さんが「蛇と蛙」を語りにした思いを以下のように答えています。
語りを「蛇」と「蛙」にして、阿佐ヶ谷姉妹に演じていただいています。つらいシーンでもお2人の声が穏やかで笑える空気を作ってくれたらいいなと思います。
出典:NHKドラマ・ガイド「ばけばけ Part1」P101
「ばけばけ」土曜日・総集編の語り・ナレーションは現時点では不明
毎週土曜日に放送される「ばけばけ」の1週間総集編に関しては、ナレーション担当が現時点では発表されていません。
過去作では、NHKアナウンサーが務めるケースもあれば、「エール」のようにバナナマン日村さんがナビゲーターとして登場したこともあります。
※詳細が入り次第、当サイトでも随時更新予定です。
お笑いコンビ「阿佐ヶ谷姉妹」プロフィール、朝ドラ初出演
【決定】阿佐ヶ谷姉妹、次期朝ドラ『ばけばけ』に蛇と蛙役で朝ドラ初出演https://t.co/MFkKNslje3
ヒロイン・松野トキと小泉八雲がモデルとなったヘブンの家の庭に住む「蛇」と「蛙」の声を務める。二人の歩みを優しく見守る。阿佐ヶ谷姉妹は「大役にビックリした」「うれしかったです」と喜んだ。 pic.twitter.com/IOZQXVXFbH
— ライブドアニュース (@livedoornews) August 27, 2025
「ばけばけ」で語りを担当するのは、お笑いコンビ「阿佐ヶ谷姉妹」です。右が姉役のツッコミ担当「渡辺江里子」さん、左が妹役のボケ担当「木村美穂」さんです。
プロフィールは以下の通りです。
劇団東京乾電池研究所で出会い、2007年にコンビを結成。2016年「細かすぎて伝わらないモノマネ選手権」、2018年「THE W」で優勝。独特の空気感と親しみやすさが人気で、自伝的エッセイはNHKよるドラ「のほほんふたり暮らし」の原作にもなる。
「阿佐ヶ谷姉妹」にとって、「ばけばけ」が朝ドラ初出演となります。
まとめ

朝ドラ「ばけばけ」で語りを務めるのは、お笑いコンビの阿佐ヶ谷姉妹が演じる「蛇と蛙」です。
他にも「ばけばけ」のキャスト・スタッフ一覧は、以下でまとめています。
